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16004、大阪維新の会,塾生募集、予想の2.7倍、最終合格者は”志士”劇画的?

2012年02月11日 15時02分28秒 | thinklive

このくらいの人数にはなるだろうと想定していた、塾生は立候補予定者でもあり、政治家志望はいまやアーティストと志望と同じレベル、よしもとの「お笑いの学校」でも、東京で1000人、大阪で500人を募集する、という、天下の代議士候補となれば、3000人の応募もナチュラルだ

維新政治塾:2750人が応募 元国会議員や弁護士も

 大阪維新の会が3月開講する「維新政治塾」の塾生募集について、中国出張中の維新幹事長、松井一郎大阪府知事は締め切り日の10日夜の時点で約2750人から応募があったと明らかにした。維新は当初、1000人程度の応募と見込み、400人に絞り込む予定だったが、急きょ800人程度でスタートする方針に。その後に「試験」で塾生を絞り込み、最終合格者を事実上の国政選挙立候補予定者にあたる「志士」と認定する方向で検討を始めている。

 先月11日から始めた塾生募集は、論文提出を義務づけ、提出期限を「今月10日必着」とした。維新本部にはこの日、書類を持参する人が続々と。東京都在住の無職男性(35)は「今は政治家になるつもりはないが、自分が肌で感じる閉塞感を打破するため、知恵を出せたら」。大阪府内の大手家電メーカーに勤務する男性(40)は「経済の落ち込みは政治の停滞が原因。関西が立ち上がれるよう力を尽くしたい」と政界進出に意欲を見せた。

 応募者には元国会議員、地方議員、弁護士なども。維新代表の橋下徹市長は「ここまでとは思っていなかった。今の政治はだめだ、それなら自分で、と思っている方がいて心強い。でも、船中八策を出したら、ぱあっと引いていきますよ。そんな案には乗れないという人がいっぱい出てくるはず」と述べた。

 維新幹部によると「中間試験」で塾生を絞り込み、最終的に「卒業試験」の合格者を「志士」と認定して事実上の候補者と位置付け。実際の候補者選定には公募も導入し、落選した塾生も挑戦できる仕組みにするという。

 ただし出馬は「自己負担」が原則。一般的には衆院小選挙区の場合、2000万円を超える選挙費用がかかるが、維新幹部は「工夫次第で安上がりにできる」と自信を見せる。

各党は警戒を強める。民主党の中村哲之助府議団幹事長は「2000人超という数字は並大抵でない」と漏らし、自民党府連幹部は「中身のない政治家がいっぱい誕生しかねない」とけん制した。公明党の山口那津男代表は国会内で記者団に、橋下市長がかつて出演していたテレビ番組名に触れ「『行列』を作らせることには大変な手腕をお持ちだ。大事なことは行列を作った人々にどう応えていくか。注視したい」と語った。

*毎日新聞【上海・堀文彦、林由紀子、佐藤慶、岡崎大輔】

維新塾

大阪維新の会が3月24日から開講する政治塾。塾長は橋下徹・大阪市長、副塾長は松井一郎・大阪府知事。年会費12万円(交通費などは自己負担)。毎月第2・第4土曜日に開講する。講師は名誉塾長でもある堺屋太一・元経済企画庁長官や元経済産業省官僚の古賀茂明氏ら。維新の次期衆院選に向けた事実上の政権公約「船中八策」の各項目について議論し、公約を策定する。


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