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18224、電話市場、ドコモ1人負けの構図。12/4月から2年間で10万円の割引き導入?

2012年06月15日 11時16分49秒 | thinklive

ソフトバンク独走、ドコモ苦戦まだ続く? 顧客争奪戦さらに激化 (1/2ページ)
2012.4.7 05:00

国内携帯電話市場の事業者別シェア

国内携帯電話市場の事業者別シェア【拡大】

*ソフトバンクと並行して、イーアクセスのシェアの伸びに注目、高速機能に集中、低料金を訴求!
 電気通信事業者協会などが6日まとめた2011年度の携帯電話契約数によると、ソフトバンクモバイルの純増数(契約数から解約数を引いた数字)が354万300件と同社として過去最高を記録し、契約数も前年度比13.9%増の2894万9000件に達した。この結果、全体の市場シェアは前年度末の21.3%から22.6%に伸長。2位のKDDIとの差を4.7ポイントまで縮めた。米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」やタブレット型端末「iPad(アイパッド)」の人気を追い風に独り勝ちした形で、今年度も上位2社を食いそうだ。

 米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」搭載スマホで新機種攻勢をかけたNTTドコモの純増数は211万9700件、昨年10月にアイフォーンを発売したKDDIが211万100件で両社がほぼ横並びとなり、ソフトバンクが独走した形。

 ソフトバンクは06年10月に携帯電話市場に参入したが、それ以来、5年半で全体シェアを6.3ポイント伸ばした。逆に、この間でドコモは55.4%から46.9%まで大幅に下げた。市場調査会社のMM総研は「(ドコモのシェアは)まだ高すぎる。スマホの需要増で販売競争が続けば、首位のドコモが減る状況は2年くらい続きそうだ」(横田英明取締役)と予想する。

今年度の携帯市場を占うと、総務省の周波数再編で900メガヘルツ帯を取得したことで、孫正義ソフトバンク社長の「電波改善宣言」も今夏以降、具体化してくる見通し。ドコモに後れを取っていた高速データ通信サービス「LTE」の本格展開も動き出し、ソフトバンクの攻勢は続きそうだ。

 一方、3月単月の純増数はアイフォーンの根強い人気が追い風となり、ソフトバンクが60万3000件で、同社としては過去最高。ドコモは3月末でサービスを終了した第2世代規格「mova(ムーバ)」の契約減が約16万件に達し、純増は25万2700件にとどまった。ドコモは、11年度の他社への転出が80万件強となったことで、4月から新規契約者を対象に2年で最大10万円規模の割り引きを導入しており、顧客争奪戦はさらに激化しそうだ。(芳賀由明)



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