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海外インフラ、JR東、インド高速鉄道、ボンベイ~アメダバド、の事業化計画調査受注

2013年12月14日 14時58分30秒 | thinklive

インド高速鉄道の事業化調査、日本勢が落札

*日経、13/12/11

 東日本旅客鉄道(JR東日本)など鉄道事業者10社が出資する日本コンサルタンツ(東京・千代田)を中心とする日本連合は13日、インドの最大都市ムンバイと西部の工業都市アーメダバードを結ぶ高速鉄道整備計画の事業化調査を受注したと発表した。インドで最初に建設される高速鉄道計画の調査を受注したことで、日本の新幹線技術の輸出につながる可能性がある。

 受注したのは、両都市を結ぶ約500キロメートルの路線の調査。費用は約6億円で、日本から約30人を派遣して2015年7月まで調査する。需要予測や概算事業費の算出、基本計画の策定などを進める。

 同路線の事業化調査では、国際協力機構(JICA)がインド鉄道省と10月に覚書を交わしていた。インドでは全部で7路線の高速鉄道計画があり、日本勢は今回の受注も含め3路線で調査を受注している。

 

JICA「インド高速鉄道開発計画プロジェクト」の受注・契約について

日本コンサルタンツ株式会社(本社:東京都千代田区)、株式会社オリエンタルコンサルタンツ(本社:東京都渋谷区)、日本工営株式会社(本社:東京都千代田区)は、この度、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)が行う「インド高速鉄道開発計画プロジェクト」を受注し、2013 年 12 月 11 日に同機構と契約を締結しました。
インドでは、近年急速な経済成長に伴い都市間の交通網整備の必要性が高まっており、インド鉄道省によって高速鉄道を整備する候補7路線のプレ・フィージビリティ調査が順次着手されています。
このような状況下、2013 年5月の日印共同声明において、両国が「ムンバイ~アーメダバード間」の高速鉄道整備の共同調査を行うことが決定され、同年 10 月に JICA とインド鉄道省が共同調査に関する覚書に調印しています。
本調査では、「ムンバイ~アーメダバード間」の高速鉄道整備に関して、基本計画や建設計画の策定、需要予測、概算事業費の算出、事業スキームの検討などを含む調査を日本とインドの共同調査形式で実施し、インドの鉄道整備・開発に寄与します。

<本調査の概要>
○ 調査実施期間(契約期間):2013 年 12 月~2015 年 7 月まで
○ 調査内容:基本計画や建設計画の策定、需要予測、概算事業費の算出、事業スキー ムの検討、事業実施及び運行・維持管理に関わる体制の検討、経済財務 分析、法制度・技術基準類の検討、環境アセスメント報告



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