*フィアットの13年の業績は販売台数の減少に苦悩の連続であったが、12/12月期は、売り上10兆円、純利益4000億円、クライスラーは6.7兆円、純利、1700億円、統合すれば、シナジーさらに拡大する、イイタイミングである、
クライスラー、フィアットと経営統合へ 上場方針転換
*日経、2014/1/2
【ニューヨーク=杉本貴司】イタリア・フィアットは米クライスラーを完全子会社化し、実質的に経営統合する。クライスラーは株式を公開し上場する計画を進めていたが、方針を転換する。両社合計の2012年の世界販売台数は約420万台。ホンダを上回り7位となる欧米連合が誕生する。
クライスラー株はフィアットが58.5%を、全米自動車労組(UAW)の医療保険基金が41.5%をそれぞれ保有している。フィアットは1日、同基金からクライスラー株をすべて買い取ることで合意したと発表した。1月20日に買収を完了する。
買収額は36億5千万ドル(約3800億円)。クライスラーが19億ドル、フィアットが17億5千万ドルを拠出する。いずれも手元資金で支払う。
フィアットはクライスラーが米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した2009年に同社に出資し、その後、段階的に出資比率を高め子会社化した。両社のCEO)を兼ねるセルジオ・マルキオーネ氏はクライスラー株を完全に買い取り経営統合することを目指してきたが、UAW系基金との買収交渉が難航。13年9月にいったん買収を断念し、クライスラー株の上場を米証券取引委員会(SEC)に申請した。上場時期は14年1~3月期内と設定していた。SECへの提出資料によるとUAW系基金が一定の保有株を売却する計画だった。フィアットと同基金はその後も交渉を続けており、最大の争点だった買収額で折り合った。上場計画は白紙となる方向だ。
フィアットとクライスラーはこれまでも車台を共有したり、相互に生産拠点を活用するなど連携を深めてきた。実質統合にこぎ着けたことで一体運営を加速する。マルキオーネ氏は1日に出した声明で「グローバルな自動車メーカーを創り上げるという我々のビジョンを完全に達成できる」と強調した。
* Bloomberg、
総額43億5000万ドル(約4600億円)規模のこの合意により、米3位の自動車メーカーであるクライスラーは経営破綻から5年足らずでフィアットの完全子会社となる。
発表資料によれば、クライスラー株58.5%をすでに保有するフィアットは未保有の41.5%買い取りのため、VEBAに現金17億5000万ドルを支払う。またクライスラーは特別配当を通じ19億ドルをVEBAに提供する。買収完了は20日の予定。
これに加えクライスラーはVEBAに7億ドルを拠出、4年に分けて支払うことでも合意した。最初の支払いは買い取り完了時となる。フィアットは手元資金で支払いを賄うとしており、支払総額は多くのアナリストらの予想を下回った。
クライスラー業績
Products Automobiles
Commercial Vehicles
Automotive parts
Revenue US$ 65.78 billion (2012)[1]
Operating income US$ 1.942 billion (2012)[1]
Net income US$ 1.668 billion (2012)[1]
Total assets US$ 40.97 billion (2012)[1]
Total equity US$ -7.259 billion (2012)[1]
Owner(s) Fiat S.p.A. (58.5%)
VEBA Trust (41.5%)[1][1]
Employees 65,535 (December 2012)[1]
Divisions Chrysler、Dodge、Jeep、Ram
Fiat (USA)、Mopar、SRT
Website ChryslerGroupLLC.com
フィアット業績
production systems
Production output 4.2 million units (mass market brands - new cars and LCVs)(2012)[1]
Revenue €83.957 billion (2012)[1]
Operating income €3.677 billion (2012)[1]
Profit €3.814 billion (2012)[1]
Total assets €82.119 billion (end 2012)[1]
Total equity €13.173 billion (end 2012)[1]
Employees 214,836 (end 2012)[1]
Subsidiaries
List[2]