硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

葛藤の日々

2013-05-31 12:30:02 | 日記
新聞を読むとき必ず目に通すのが地方版の「事件事故」の記事。なぜだかわからないが、知らぬ間に此処だけはしっかり読むようになっていた。

今日も目を通ししばらく考える。人は成長できないものなのだろうかと。

今日の事件は80歳の男性のストーカー事件から50~40歳代の飲酒がらみのトラブル、30代の淫行事件まで様々であるが、どれも少しばかり自制すれば発生しなかった事件である。

でも、衝動を抑える事が出来ず、自身の心の動きに対して素直に行動したのである。皆、そこそこに生きてきたいいおっさん達である。なぜだろうか。心が頑ななのであろうか。

素直に生きていると言えば聞こえがいいけれども、他者に迷惑を掛けてまで素直に生きる事はよい事ではないように思う。

感情に流されず耐える事は、損をする事が多い。反する意見をもつ対象に腹を立てず気持ちを受け入れる事は大変困難である。

なかには、道を踏み外す気持ちも分かる事件もあるけれど、踏み外す前に自身の中で葛藤し批判しなければ生きている意味に意味を持たせることができないのではとも思うのです。

答えはないけれども、明日も目を通し、考え、思い、自分ならどうであるかを吟味しようと思います。


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