逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

カルトとヤクザが支配する危険な日本

2021年10月12日 | 東アジア共同体

「拉致被害者、生きていない」 立憲・生方議員 抗議受け撤回、おわび

2021年10月12日 5時00分 朝日新聞デジタル

立憲民主党の生方(うぶかた)幸夫・衆院議員(比例南関東ブロック)が、北朝鮮による拉致問題について「もう生きている人はいない」などと発言したとして、拉致被害者家族会と支援団体「救う会」が11日、抗議声明を出した。生方氏は同日、発言の撤回とおわびを表明した。

生方氏は9月23日、千葉県松戸市で開いた「生方幸夫市民フォーラム」で発言。横田めぐみさんについて「生きているとは誰も思っていない。生きているなら帰すのではないか」などと語った動画がネットに投稿された。

家族会と救う会は声明で「拉致被害者家族と支援者、被害者自身の生命に対する重大な侮辱であり冒涜(ぼうとく)だ」と抗議し、発言の取り消しと謝罪を求めた。

生方氏は11日、「発言を撤回するとともに、拉致被害者の家族の皆様及び関係者の皆様にお詫び申し上げます」とツイート。事務所によると、県連幹部によると、生方氏は県連代表を辞任する意向を示している。

立憲民主党は11日、生方氏を厳重注意し、党としておわびする緊急声明を発表した。
(抜粋)

立民・枝野氏、生方氏の発言に「大変驚愕し激怒」

配信 産経新聞

立憲民主党の枝野代表は11日、生方議員が「生きている人はいない」などと発言した問題を受け、「大変間違った発言。私も大変驚愕(きょうがく)し、激怒している」と述べ、拉致被害者や被害者家族、関係者に「党を代表し深くおわび申し上げる」と謝罪した。国会内で記者団に語った。(抜粋)

立民・枝野代表、拉致被害者巡る生方議員の発言を謝罪…「断じて許されない」

 
立憲民主党の枝野代表は11日、北朝鮮による日本人拉致問題に関して、同党の生方幸夫衆院議員が不適切な発言を行ったとして、「被害者の皆さんや家族、関係者の心を深く傷つけるもので、断じて許されない」と謝罪した。
立民は生方氏を厳重注意した。具体的な発言内容は公表していないが、拉致被害者の支援組織「救う会」によると、生方氏は9月、千葉県内の集会で「拉致被害者に生存者はいないと思う」などと発言したという。(抜粋)
 
 
「放射能は食べても直ぐに健康に影響しない」
 
立憲民主党生方幸夫議員の横田めぐみさんについて「生きているとは誰も思っていない。生きているなら帰すのではないか」発言は10年前の民主党菅直人政権の官房長官だった枝野幸男がテレビで何回も繰り返していた「放射能は食べても直ぐに健康に影響しない」と同じで、いくら我々日本人の全員が「驚愕し激怒」しようが「断じて許されない」と厳しく非難しようが、科学的な客観的事実は1ミリも動かないのである。
いくら腹立たしくとも枝野幸男が言うように「放射能は食べても直ぐに健康に影響しない」(電離作用がある放射能はDNAを傷付けるので影響は遅れて出てくる)し、生方幸夫が言うように関係者は全員同じで「生きているとは誰も思っていない。」死んだ者は決して生きかえらないのである。
 
細野豪志 10月11日 Twitter
「拉致被害者は生きていない」と立民・生方氏。私は処理水なども含め生方氏のこうした発言を受け入れることができない。(★注、福島第一原発がメルトダウンして大爆発してから10年経った現在でも原子炉圧力容器内に冷却水を大量抽入して、1日当たり140トンの放射能汚染水がたまり続けている絶望的な日本の現実。それと同じ種類の話だと言い切るとは絶句。まさに危険物そのものである)
 
 
地下鉄に乗ると拉致問題の啓発ポスターを眼にしました。「必ず、救い出す」がメインの主張で「必ず生きている」とある。願望はわかるが、虚偽はダメ。「必ず生きている」証拠を日本政府は持っていない。韓国筋のまったく根拠ない情報を振りまいて家族を翻弄する「救う会」幹部の言動は無責任の極みだ。
 
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米は「日本が強硬」と認識=韓国大使が主張 

韓国の聯合ニュースによると、李秀赫駐米大使は米東部時間13日、「米政府は韓日関係改善に関し、日本が非常に強硬だという認識を持っている」と強調した。ワシントンの在米大使館で開かれた韓国国会の国政監査で与党議員の質問に答えた。

大使は、米政府には「(日韓関係)悪化の原因が韓国にあるという認識はない」と主張。米高官が日韓両政府の高官と接触するなど関係改善を促していると説明した上で、「日本は米国の積極的介入を不愉快に思っている節もある」と述べた。

北朝鮮に対して、弾道ミサイルなどを相手の領域内で阻止する能力を持つ(★注、2021年総選教自民党公約)とする思考自体が宣戦布告無き戦争を意味する。問題解決に必要な平壌との国交樹立は視野になく、外交交渉すら放棄して抑止力を語る自民党の狂気こそ指弾されるべきだ。拉致問題解決は永遠に不可能になる。

蘇る大日本帝国陸海軍の亡霊(青バッジ)
 
ICBM級の人工衛星打ち上げロケットは液体燃料なので何日も前から衛星で確認できるが飛んでいるのは宇宙空間なので世界最強最大のアメリカ軍でも撃ち落とせない。北朝鮮は現在も朝鮮戦争の真っ最中で普通の大砲でも頑丈な岩山に洞窟を掘って隠しているし、虎の子のミサイルは攻撃されないよう移動式やら地下深くのサイトに隠している。(★注、ちなみに、米軍は何度も奇襲攻撃をシミュレーションしているがミサイル全部を破壊することは不可能で、北朝鮮の反撃で多数の犠牲が出ることから断念している)
先制攻撃が得意なアメリカ軍でも無理だが、日本の自衛隊による「敵基地攻撃」云々など夢のまた夢。

カルトとヤクザの不可解な混合物。青バッジ岸田文雄総裁の自民党選挙公約「北朝鮮に対して、弾道ミサイルなどを相手の領域内で阻止する」とは、丸っきり80年前の山本五十六元帥率いる日本海軍連合艦隊による真珠湾奇襲攻撃と同じ発想で、別々に生まれた一卵性双生児である。優秀な軍事官僚だったが到底政治家とは呼べない優柔不断で空気を読み時流に流されるだけだった東条英機と岸田文雄は瓜二つ。それなら結果も同じになる可能性が高い。(★注、朝鮮戦争の最高司令部があるのは日本の首都東京のアメリカ軍横田基地だが、もし、北朝鮮からの報復攻撃が予想される政治情勢なら今年7月のアフガニスタン最大のバグラム空軍基地のように一切の引継ぎ無しで「夜逃げ」。朝になったら米兵が一人残らず逃亡していて傀儡軍だけが危険な前線に取り残される)

社会科学で一番大事なのは正誤でも善悪でもない。社会で何が一番大事であるかとの判断基準「物事の優先順位」が狂った日本
 
自民党(青バッジの岸田文雄総裁)の衆議院選挙公約に「北朝鮮に対して、弾道ミサイルなどを相手の領域内で阻止する」と書いてあることはNHKなど既存のマスコミが報じている。ところが何故か野党も有識者も誰一人、賛成も反対も何も言っていない不思議。政界最左翼の日本共産党を含め挙国一致で、見ざる聞かざる言わざる「知らぬ存ぜぬ」で押し通す中で今回の「アジア記者クラブ」4月14日Twitterがほぼ唯一の反応だった。
(★注、80年前に戦争に反対して投獄された日本共産党まで挙国一致の愛国右翼になっていたカルトとヤクザの青バッジが支配する狂った日本国の喜劇的悲劇。ほぼ第二次大日本帝国と化した異様なカルト国家には破滅の未来しかない)

 

山本太郎のれいわ新選組から2019年参議院選挙に出馬した拉致家族会元事務局長の蓮池徹氏ですが、ズバリ、「青バッジ」は極右の「日本会議バッジ」であり、人権団体を偽装するカルトとヤクザの連合組織の「救う会」の活動実態について、「集会のたびに戦争だ、復讐だと叫ぶ有様を映像公開までする今の有り様は全く異常で、あれでは生存者がいても救えるわけがない」、と明確に言い切っている。

英科学誌ネイチャーの追求から逃げ回る哀れな青バッジ日本政府を挙国一致で必死で庇うマスコミ有識者
 
問題の北朝鮮から返還された横田めぐみさんの遺骨ですが、日本政府が依頼した遺骨鑑定の素人の帝京大学の吉井講師が火葬された遺骨をPCR検査「ポリメラーゼ連鎖反応」(Polymerase Chain Reaction)で無限大に増幅を繰り返したら第三者と思われるDNAを検出したことを根拠にして「北朝鮮が偽の遺骨を返還した」と日本政府を牛耳るカルトとヤクザの連合体{青バッジ)グループが大々的な北朝鮮バッシングのキャンペーンを始めて日本は病的な右傾化の泥沼に堕ち込む。もしも日本が火葬された遺骨からのDNA抽出に成功したなら科学史に残る偉業なのですが、ネイチャーの質問から逃げ回っているのですからインチキは明らか。PCR検査「ポリメラーゼ連鎖反応」の増幅を無制限に繰り返せばコンタミを起こす程度は誰でも知っている初歩的な手続きミス。
 
科学的正誤(客観)と政治的善悪(主観)は同じではない(★注、短期間なら政治が勝つが、長期間なら必ず科学が勝つ)
 
科学的に正しいことを言った生方幸夫発言を「断じて許されない」と無理やり撤回させた枝野幸男が根本的に間違っていて、これでは青バッジの自民党政府に逆立ちしても到底勝てないのである。(政界最左翼の日本共産党を含め野党全員で自民党政府の悪事を必死で隠して善良だが愚かな日本人を騙しているのですから、これでは負けて当然で日本の右傾化は果てしなく続く)大日本帝国が崩壊した1945年8月15日の「玉音放送」前に、うっかりと人前で「日本が負ける」と正直に喋ったら全員で袋叩きしていた76年前の喜劇的悲劇の再来である。
 

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5 コメント

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横田遺骨の別人扱いファンタジー¡ (ローレライ)
2021-10-12 11:24:33
横田めぐみ遺骨別人扱いファンタジーに基づく拉致者生存説が国家的真実扱いされるファンタジー国家の日本!
政治的に正しい枝野の声明 (橋本)
2021-10-12 18:45:18
 
拉致被害者の多くが生存していないことは公然の秘密です。
健康状態の悪い金正恩や横田めぐみの母が死んで、状況の変転が無い限り解決の目処はありません。
歴史的にみて異様な金王朝の崩壊によるベトナムや中国のような新たな北の集団指導体制との対話が現実的解決なアプローチです。
 
総選挙も近い現在、枝野のパフォーマンス的な声明は正しいと思う。
やっぱり枝野はあかんね (ルンバよりは賢い積り)
2021-10-12 23:05:54
 枝野氏は「むにゃむにゃ」と話すのが得意なのだから、企業が不祥事の後よく言う「ご心配とご迷惑をかけ申し訳ございません」でごまかしておけばいいのだ。
 なのに、カルト連中にシッポを振る。これでは「蹴鞠野党」といわれても仕方あるまい。
【重鎮・輿石氏が立憲に注文 「枝野個人商店ではダメだ」】
2021年10月10日 18時00分 朝日新聞DIGITAL
同感。 (遍照飛龍)
2021-10-13 10:06:52
拉致被害者と想定されている人には、結構「警察が調べ損ねた犯罪の被害者」が居る。ってこともありますよね。

「死体が見つかったら、実は拉致被害者とされた人だった」
て殺人事件が、時々ありましたよね。

そんな日本の警察の失態まで、北朝鮮は、到底被れませんよ。

生存していたら、あっちの政府の重要人物になっているでしょうから、帰れないし。

そもそも「拉致被害」自体が、結構帝政日本と北朝鮮の共同の茶番でもあるし。
北は降りたがっても、帝国日本は断固「劇を続ける」で。

一番の拉致の主犯は、天皇国だって。ことかもね。
必ず最後に科学は勝つ? (セコイアの娘)
2021-10-15 03:41:37
必ず最後に愛は勝つという歌がありましたが、必ず最後に科学は勝つのでしょうか。

NY知事「ワクチン拒否は神の意思に反く」
(これじゃ、まだクオモの方がマシだった。)

https://abcnews.go.com/Health/wireStory/lawyer-york-governor-god-unfairly-vaccine-fight-80312373

もう、科学などかなぐり捨てて、ワクチンカルト化したアメリカ、カルトの教えに従わない者は、働くことも、学ぶことも、医療を受けることも文字通りできなくなりつつあります。

ワクチン派も反ワクチン派も、双方が「自分たちこそが科学的だ」と主張し、ついには双方とも「神」を持ち出す。これじゃ、一体何が科学的なのか。

本当に、最後に科学(真実)が勝つのだろうか、不安でいっぱいです。

ヨーロッパで吹き荒れる反ワクチン義務化デモの映像を眺めながら、かすかに残った希望の火を消すまいと自分を励ます日々。

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