逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

「われ世界の破壊者たる死とならん」

2024年04月07日 | 社会

世界で初めて原子爆弾(プルトニウム型)を開発したロバート・オッペンハイマーの伝記映画「オッペンハイマー」の原作本。著名な歴史家マーティン・シャーウィン(2021年没)とカイ・バードの共著(2005年発刊)

マーティン・シャーウィンは原爆開発の経過を描いた「破滅への道」を出した後、25年をかけて、この本を出した。当初「4~5年で完成すると思ったが、オッペンハイマーの個人史は複雑で、当時の米国史(表の政治と軍事だけではなく諜報機関など闇権力)と深く結びついているので時間がかかった」といいます。

2023年公開の映画は製作費1億ドル、上映時間は3時間もの大作でアカデミー賞作品賞や監督賞、主演男優賞など7部門を受賞する。2023年7月21日に全米で公開。興行収入は公開から16日後に推定5億ドルを突破する大成功を収める。韓国は日本の「玉音放送」(植民地解放の祝日)の8月15日に初公開し歴史的大成功したが、実際に原爆を投下された日本公開は大幅に遅れて今年(3月29日)になってからだった。

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町山智浩とDr.マクガイヤーの『オッペンハイマー』復習篇 そもそもオッペンハイマーは本当に「原爆の父」と言えるのか? 広島に投下された原爆は「オッペンハイマーが作った」と言えるのか? オッペンハイマーは果たして「天才」なのか? https://youtube.com/live/JUWr2SDZ4u4?si=UHnfSqrqyratr2RC
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町山智浩とDr.マクガイヤーの『オッペンハイマー』復習回
3/29より映画『オッペンハイマー』が公開されます。「原爆の父」として知られる理論物理学者ロバート・オッペンハイマーの生涯

【配信】町山智浩とDr.マクガイヤーの『オッペンハイマー』復習回

3/29より映画『オッペンハイマー』が公開され「原爆の父」として知られる理論物理学者ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた伝記映画です。クリストファー・ノーランが監督と脚本、共同制作を務め、上映時間180分の大作です。 本作はアメリカで昨年7/21に公開され、しかし日本では公開が遅れ、世界的な評価が定まった後にやっと上映され、 また本作は登場人物が多い上、複数の時系列が絡み合う、難解な映画。原爆開発は科学史と物理学の知識も必要で、映画評論家の町山智浩さんと一緒に『オッペンハイマー』の内容を復習できるような放送を行います(抜粋)

映画宣伝ではなく典型的な悪意の「ディスインフォメーション」???

なんと、1時間11分もの超長尺の映画解説には呆れるやら驚くやら。世界で初めての原子爆弾を開発(トリニティ実験)しただけではなく実際に人類に使用した「オッペンハイマー」をアメリカのカルフォルニア州バークレー在住の映画評論家の町山智浩が(終始一貫。最初から最後まで意味なく笑いながら)一方的に喋りまくるのですから不思議。しかも、何時もと違い少しも話が面白くないだけでは無く「故意の間違い」(不都合の事実の隠蔽)が不愉快の極み。

私は「これも修行の一環だ」と割り切って苦痛に耐えて最後まで見終わったが、いわゆるリベラルメディアや有識者の典型的な「フェイクニュース」のオンパレードの連続に、余計に不思議が増えただけだった。もちろん映画の素人ファンなら原作と出来上がった作品との間に多くの違いがあるのは不満だろうが町山智浩はプロの映画解説者ですよ。(★注、映画の「出来上がり」は原作本よりも脚本家の演出の方がはるかに影響するし、もし活字(原作本)の「オッペンハイマー」を忠実に映像化すれば3時間どころか数十時間でも足りないことは映画の常識。イロハのイである)

町山智浩の解説で一番不思議だったのは8月6日未明のソ連軍対日参戦が行われた当日に、日本の広島市に世界で初めて実戦で使用されたウラン型原子爆弾(リトルボーイ)を開発したのが映画の主人公ロバート・オッペンハイマーでは無かったことを殊更大事件であるかのごとく大騒ぎしていたこと。(★注、マンハッタン計画のウラン濃縮は1939年ノーベル物理学賞受賞アーネスト・ローレンスが主導した)

オッペンハイマーは主にプルトニウム型原子爆弾(ファットマン)やトリニティ(世界最初の核実験)の爆縮レンズ開発を主導したので世間から「原爆の父」と言われている。ところが、ウラン型核爆弾は人類の歴史上、後にも先にもヒロシマの悲劇のリトルボーイただ1発である事実は最初から最後まで町山智浩は黙ったままだったのである。(★注、そもそもソ連軍対日参戦こそが、周到に本土決戦を準備していた大日本帝国降伏の決め手だった)2023年08月18日 | 軍事、外交 対ロ平和(講和)条約未締結の日本の不幸

二番目の町山智浩の不思議が「オッペンハイマーはノーベル賞を受賞していない」(だから科学者としては1流とは言えない)との解説だが、そもそも最高度の軍事機密の「マンハッタン計画」が公開が原則のノーベル賞を受賞しなかったのは当然で少しも不思議ではない。コンピューターの元祖アラン・チューニングはドイツ軍の暗号機エニグマを解読して連合国を勝利に導いたが英チャーチル首相は全ての功績を封印しただけではなく同性愛者として摘発して自殺に追い込んだ。

マンハッタン計画でも爆縮レンズ製造目的のコンピューターを開発した(その意味では世界を変えた)天才数学者ジョン・フォン・ノイマンは死の前年の1956年に初代エンリコ・フェルミ賞を受賞しているがノーベル賞には縁遠い。賞金375,000ドルのエンリコ・フェルミ賞1962年は水爆の父エドワード・テラー。翌1963年は赤狩りから名誉回復したばかりのオッペンハイマーが受賞している(★注、当時の科学知識は放射性物質による健康被害に鈍感でキュリー夫妻を筆頭に多くが放射性障害で死んでいる)ウラン型(リトルボーイ)原子爆弾のアーネスト・ローレンスは57歳、ノイマンは53歳で、オッペンハイマーは癌により62歳で生涯を終える。

高濃縮ウランは一定重量が集まると必ず爆発する

起爆装置が無くても自動的に爆発する(核実験が不必要な)ウラン型原子爆弾が広島のリトルボーイ以外に作られない理由は簡単で、ウラン濃縮に使われるエネルギー総量が核分裂で得られるエネルギー量を大きく上回る。エネルギーの収支決算がウラン型原子爆弾はマイナスなのである。純粋に馬鹿馬鹿しいので80年前のアメリカ(オークリッジのアーネスト・ローレンス)以外、世界中で誰も行うものが無いだけ。

もしオッペンハイマーの爆縮レンズのアイデアが無ければ猛毒の放射性重金属プルトニュウムは無用の長物であり、原子爆弾はノーベル賞学者アーネスト・ローレンスのヒロシマの悲劇が最初で最後。トリニティも無ければナガサキも無く、今のように人類が全面核戦争の恐怖に晒されることは無かったのである。

朝鮮戦争1年前に起きた国鉄総裁暗殺「下山事件」の5年前(ヒロシマ原爆の1年前、ジーン・タトロック暗殺)

オッペンハイマーの愛人で元婚約者。精神科医のジーン・タトロック(フローレンス・ピューが演じた)は アメリカ合衆国共産党(CPUSA)党員だった。妻のキティよりオッペンハイマーに最も影響を与えたジーン・タトロックは、1944年に薬物の過剰摂取で死亡しているが他殺から自殺、事故死説まで結論が出ていない。CIAがマンハッタン計画に従事しているオッペンハイマーに対する共産主義の影響を抑制するために、共産主義者だったジーン・タトロックを殺害した可能性が高いが、映画「オッペンハイマー」でもタトロック謀殺を強く示唆しているのが不気味。(★注、NHK「映像の世紀」バタフライエフェクトでは朝鮮戦争開戦前夜の1949年GHQ全面占領下の日本に起きた国鉄総裁下山定則変死事件を、朝鮮戦争開戦を前提にした軍事物資を速やかに運ぶ目的で在日アメリカ軍情報部(G2)の組織的謀殺であると携わった軍情報部の軍人たちを顔ぶれまで解明している)

町山智浩はアメリカの原子爆弾開発マンハッタン計画は軍事機密でありオッペンハイマーを含め全員が軍情報部やCIAなどの厳重な監視下に置かれていた事実をユーチューブの映画解説で繰り返し指摘している。

「バービー」「オッペンハイマー」大ヒット! 市場全体では「アベンジャーズ エンドゲーム」公開週以来の好成績【全米映画ランキング】

2023年7月26日 映画ニュース

7月第4週の週末、北米映画市場では、「バービー人形」と「原子爆弾の開発者」という正反対のトピックが、人々を映画館に呼び戻し、映画業界が待ち望んでいた興行面での大成功をおさめました。週末3日間の市場全体の累計興収は、3億ドルを突破。コロナ禍以前の「アベンジャーズ エンドゲーム」(2019)の公開週以来となる好成績をおさめ、米脚本家組合(WGA)と米俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキに揺れるハリウッドに、活気をもたらしました(抜粋)

オッペンハイマーの背景は炎に包まれるプルトニュウム型核爆弾の要である爆縮レンズ

R指定の「オッペンハイマー」は、週末3日間で興収8050万ドルをあげ、2位にランクイン。クリストファー・ノーラン監督が、第二次世界大戦中にマンハッタン計画を指揮し、原子爆弾の開発に成功したロバート・オッペンハイマーの栄光と挫折、苦悩と葛藤を描きました(抜粋)

映画「オッペンハイマー」はスクリーンが炎に包まれるシーンからスタートするが、その時に流れるテロップが、Prometheus stole fire from the gods and gave it to man. For this he was chained to a rock and tortured for eternity.プロメテウスは神々から火を盗み、それを人間に与えました。そのために彼は岩に縛られ、永遠に拷問されました

中西寛・京都大教授=玉城達郎撮影

 映画「オッペンハイマー」が米アカデミー作品賞を受賞し、日本でも公開されたのを機に改めて核兵器について関心が高まっている。広島、長崎を経験した日本人に核兵器に関して特別の感情があるのは自然なことである。しかし、核兵器開発に従事した科学者たちの軌跡を振り返ると、科学と人間の関係という今日に通じる根源的な課題が横たわっていたことに思い至る。

 改めて印象づけられるのは、原子力という先端的な科学的知見が戦争という状況に巻き込まれて実用化に突進していく過程である。19世紀後半の電磁気学の確立からアインシュタインの相対性理論、量子力学の発見などを経て1930年代までに物理学は大きく進歩した。その過程で原子核の分裂に伴い巨大なエネルギーが放出される可能性が示され、38年にドイツ人のオットー・ハーンらによって核分裂現象が確認された。

有料記事 残り1378文字(全文1755文字)

続きを文字起こしすると、インドのヒンズー教の教典内にある不気味な「私は死となり、世界の破壊者となった」との言葉が紹介されている。
 

渡邉英徳‏ @hwtnv
73年前の1945年7月16日,世界初の核実験「トリニティ実験」が実施された。爆縮型(プルトニウム型)の原子爆弾「ガジェット」が炸裂,約20キロトンの核出力を発揮した。写真は,カラーフィルムで撮影された,爆発直後のきのこ雲。8月6日,広島原爆投下の21日前。2018年07月19日 | 東アジア共同体 
北朝鮮の「非核化」の意味とは、
 
 
ヒロシマの大虐殺が起きる3週間前、アメリカ合衆国は1945年7月16日に人類最初の核実験であるプルトニウム爆縮型トリニティ(Trinity)をニューメキシコ州の砂漠で行って成功させる。トリニティ(Trinity)とはキリスト教の根本原理である『三位一体』(神と子と聖霊)のことであり、写真はトリニティの核爆発(神の矢)を塹壕から見つめる動員された米軍兵士たち。★注、不可解な多数の照明弾のような画像の傷は核爆発で発生した強烈な電磁パルスの影響 2022年10月28日 | 軍事、外交 核威嚇のなれの果て (^_^;)
 
1945年7月16日に初の核兵器の爆発(トリニティ実験)を目撃したとき、ロバート・オッペンハイマーの脳裏を「われは死神なり、世界の破壊者なり」(Now I am become Death, the destroyer of worlds)とのヒンズー教教典バガヴァッド・ギーターの一節がよぎった。

余録

「われ世界の破壊者たる死とならん」…

「われ世界の破壊者たる死とならん」。1945年7月16日に米ニューメキシコ州で行われた人類初の核実験「トリニティ」。天空にのぼる巨大なキノコ雲に核開発を主導したオッペンハイマーはヒンズー教の経典の一節を思い浮かべたという

▲ロスアラモス研究所所長だった物理学者は戦後、数奇な運命をたどる。水爆に反対し、赤狩り旋風に巻き込まれて公職追放された。伝記映画「オッペンハイマー」が7月下旬から米国など各国で公開されている

▲「手が血で汚れているように感じる」。オッペンハイマーは原爆投下後に会談したトルーマン大統領にこう語りかけ、相手を怒らせたという。映画にはこの場面も登場するそうだ

▲ただ「バーベンハイマー」現象には首をかしげる。同時公開されたバービー人形の実写化映画と合わせた造語で、髪形をキノコ雲のように見せる画像まで出回っているという。日本から批判の声が上がったのも当然だろう

▲原爆への認識の違いがあるのかもしれない。「オッペンハイマー」は広島、長崎の惨禍を取り上げていない。だが、欧米でも「日本の犠牲者の声も取り上げるべきだ」などの意見が出て論争が起きたという。心強い

▲78回目の「原爆の日」が近づく。世界的に高い評価を受ける映画が日本で未公開なのは政治的に微妙な時期を避けたためか。だが、鑑賞の機会がなくては評価もできない。被爆国の見方を発信することが彼我の認識の違いを埋め、理解を深めることにつながると思うのだが……。

“矛盾の人”オッペンハイマー

NHKドキュメンタリー番組「映像の世紀バタフライエフェクト」2月19日午後10時から10時45分(NHKプラス)

マンハッタン計画 オッペンハイマーの栄光と罪

ニューヨークのユダヤ人家庭に生まれ、ハーバード大学を飛び級しながら首席で卒業、「原爆の父」と呼ばれるオッペンハイマーは、アメリカ国内で「戦争を終わらせた英雄」と称えられたが、自分自身は深い罪の意識に苦しんでいた。戦後は、一転してアメリカの水爆開発に異議を唱える。そして赤狩りの対象となり、公職から追放された。

アメリカの原爆開発を指揮した科学者オッペンハイマー。人類初の核実験トリニティで「我は死となり、世界の破壊者となった」と悟った

オッペンハイマーが開発したトリニティの爆縮レンズ(起爆装置)


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4 コメント

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核の均衡論の自論が無視された映画 (ローレライ)
2024-04-09 10:07:03
核の均衡理論による平和論が無視されているオッペンハイマー映画!死刑にされたローザンバーク夫妻萌活躍しない!
Unknown (知廉)
2024-04-12 09:55:34
なぜ今「オッペンハイマー」のような映画がハリウッドで製作されアカデミー賞を取り、それなりの興業成績もあげてるのでしょか。前年のバービーもそうでしたが、トランプが振り撒くような意味での古き良きアメリカへの憧れの反映なのでしょうか?
今の若者は無駄に長い映画などは見ないし、最近のハリウッドと違い黒人など有色人種が出てこないのはバービーとも共通します。もしかしたら、反リベラルなトランプにリベラルの牙城ハリウッドまでが靡き始めてるのでしょうか。
民主党野田佳彦内閣が、3カ月間も隠していたレベル7未曾有の核事故メルトダウンを認めた記念日 (宗純)
2024-04-13 15:49:26
日本では原子爆弾投下(ヒロシマナガサキ)は禁句で初代防衛大臣(それまでは内閣府の外局の防衛庁長官)の久間 章生が「原子爆弾の投下は仕方がない」と言っただけでも首が飛んだ。
ところが、アメリカでは逆に今でもトルーマン大統領の「原爆で100万人の米兵の命を救った」日本降伏の切り札との神話が信じられている。若者層では若干低いがそれでも半数は信じているが、米兵100万人とは予定されていた本土決戦が実行されたなら日本側は2000万人が死ぬ勘定
ですから映画「オッペンハイマー」の公開が全米では去年7月、韓国では解放記念日である去年の8月15日だったが、我が日本国の公開日は8カ月遅れの3月29日までずれ込んだ。

オッペンハイマー公開日とは、実は誰も言わないが工事進捗率が現時点では15%しかないので開業は100%無理なリニア新幹線「2027年開業」をJR東海が中止(先送り)発表したとの曰く因縁の記念すべき日付なのです。
ところが、そもそもリニア新幹線構想とは13年前の3月11日の未曾有のレベル7の核事故フクシマを、「メルトダウンしていない」爆発したが日本の原発は安全安心・何の心配もないと3カ月も隠し続けていたが、とうとう隠し切れなくなって民主党野田佳彦内閣が渋々認めて、
その衝撃を弱める政治判断で2020年東京オリンピック開催と合わせて、2027年リニア新幹線営業開始を発表するとの逆「猫だまし」の赤いニシンのインチキな代物。全ては八百長プロレスで出来レース
3月29日リニア新幹線開業先送りの2日後の4月1日にTBSテレビ論説委員が言い出しっぺで「川勝静岡県知事が、職業差別発言」と言っているメディアの報道が何か変。そもそも「野菜売ったり」「牛の世話したり」に続く言葉が「モノを作る人」で、モノづくり大国の日本国の根本を否定するお馬鹿妄言だが。
そもそも教育の憲法ともいえる教育基本法をあっさり葬った第一次安倍内閣のブレーン(教育改革審議会など各種委員)がイギリスの名門オックスフォード大学大学院出の今の川勝静岡県知事なのですからゴリゴリの特権意識と階級差別の右翼思想の持ち主で、差別リベラルだと錯覚していた方が大馬鹿なのですよ。まさに記憶力が3歩あるけば過去を忘れる鳥頭。

たった一つの政策の違いで政敵扱いした小泉純一郎のワンイシューの郵政民営化と同じでリニア新幹線建設の障害になっているから左翼リベラル扱いする今の風潮が不思議。そもそもリニアは上海空港アクセスとして短距離用には実現しているが、成田新幹線が「採算割れ」で着工さえされていないの現実なので、東海道リニア構想は妄想の範囲であり、猫だましの「赤いニシン」。

半世紀前の1960年代には連日連夜テレビで放送するど流行っていたアメリカのハリウッド製の本物の西部劇が再放送されないのはイスラエル軍パレスチナ自治区ガザ・ジェノサイドと瓜二つだから日本国のテレビで放送したくても出来ないのですが、
半世紀前ではなくてフクシマの大爆発は13年前で、今も大量の冷却水で冷やし続けているのですから、本来なら誰一人忘れるはずがない。
川勝知事では、県議会の自民党にはヤクザもいる。ゴロツキもいる。と断言しているが誰も言わないが素晴らしい大名言
オッペンハイマーの公職追放の根拠となった法案が、 (宗純)
2024-04-14 17:01:49
オッペンハイマーは聴聞会で、機密情報を得られる「保安許可」を奪われ、公職追放される。
記事に書き加えたが、
「保安許可」とは「セキュリティー・クリアランス」の事だが、なんと、ピッタリのタイミングで日本でも衆議院で可決していた(なんと、民間人相手に、しかも機密範囲が曖昧で、何が秘密化が機密の機密保護法の民間版)がメディアが重要性を報じていない。参議院でどれだけ審議できるか不安がいっぱい

赤旗日曜版4月14日号には映画「オッペンハイマー」と核廃絶の道とのタイトルの記事が掲載され、山崎正勝東京工業大学名誉教授が今までの通説を覆す驚きの事実がてんこ盛り。久々のクリーンヒットの出来上がりは素晴らしい。残念ながらネットで全文掲載されていないので、メイン部分だけ文字起こしして掲載しました。
マーティン・シャーウィンは原爆開発の経過を描いた「破滅への道」を出した後、25年をかけて、この本を出した。当初「4~5年で完成すると思ったが、オッペンハイマーの個人史は複雑で、当時の米国史(表の政治と軍事だけではなく諜報機関など闇権力)と深く結びついているので時間がかかった」といいます。

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