逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

「分かれ道」米連邦議会議事堂事件3年目

2024年01月06日 | 存在脅威管理理論

記事の中身よりも「日付」が大問題だった謎の毎日新聞専門編集委員伊藤智永の驚きの1月6日「土記」の極限まで劣化した79年ぶり2回目の「玉音放送」の愚劣さ オワタらしい(★注、ソ連軍対日参戦で即座にポツダム宣言受諾「無条件降伏」を連合国に打電したが、5日後の「玉音放送」まで一般市民には隠し続ける。アメリカ軍も8月14日まで閉店バーゲンセールの無差別絨毯爆撃で日本人虐殺を続けるアリバイ工作を行って、意味不明の日本側の姑息で卑劣な隠蔽に全面的に協力する)

分かれ道=伊藤智永

良きユダヤ人であることとイスラエル国家を非難することは両立しうるか。人ごとと思ったあなたが日本人なら、日本人と日本国に置き換えて同じ問いをつぶやいてみてほしい。ましてユダヤ人には、1900年近い民族離散の歴史がそこにのしかかる。

ジュディス・バトラー氏(67)は、ドイツ・東欧圏から米国に移住したユダヤ人の家に生まれた。母方の親族の多くは第二次大戦中、ハンガリーで殺された。

幼少よりユダヤ教信者の集会所に熱心に通い、ユダヤ思想を深く学ぶ。二十歳のころは「イスラエルなんて人種差別政策の南アフリカと同じだ」と難じる友人に夜通し反論する学生だった。

有料記事 残り735文字(全文1017文字)

続きの一番大事な部分を文字起こしすると、

それが今、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦を求めて昨年10月、米連邦議会議事堂を一時占拠した団体「平和のためのユダヤ人の声」に加わっている。(★注、今年最初の土曜日(1月6日)は2021年1月6日トランプ大統領支持派のデモ隊によるアメリカ連邦議会議事堂占拠事件の3周年目だった)

写真・図版
2023年10月18日、米ワシントンにある連邦議会の建物内で、イスラエルとハマスの間での停戦を訴える人たち=ロイター
 
写真・図版
写真・図版
2023年10月18日、米ワシントンにある連邦議会の建物内で、イスラエルとハマスの間での停戦を訴える人たち=AP

「虐殺止めよう」米議会で座り込み ユダヤ系デモ参加者ら多数が逮捕

2023年10月19日 朝日新聞デジタル

米ワシントンで18日、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦を訴えるユダヤ系の団体が、連邦議会議事堂の周辺でデモを繰り広げた。一部の参加者が議会の建物内でも抗議活動をしたことで、多数の逮捕者が出る事態になった。

デモを呼びかけたのは、「平和のためのユダヤ人の声(Jewish Voice for Peace)」という団体。イスラエルによる違法な占領が背景にあるとして、「ガザ地区での虐殺を止めよう」と呼びかけている。

この団体や米メディアの報道によると、デモは議事堂の外で実施されたが、うち数百人が議会の委員会などが実施される建物内にも入り、座り込んで停戦を訴える抗議活動をした。

警察は「デモをやめるよう警告したが、従わなかったので逮捕した」と説明した。逮捕者のうち3人には警察官に対する暴行の容疑がかけられているという。団体がSNSに投稿した動画には、黒いTシャツ姿の参加者らが、建物内の広間を占拠するように座り込み、手をたたきながら「停戦! 停戦!」と声を上げる姿が映っている。米メディアによると、逮捕者は300人にのぼった。デモ参加者は通常の保安検査を受けて入館したが、建物内のデモ活動は禁じられていたために逮捕されたという。(ワシントン=高野遼)

写真・図版
2023年10月18日、米ワシントンにある連邦議会の議事堂前で、イスラエルとハマスの間での停戦を訴える人たち=AP

アメリカ版挙国一致の大本営発表(噓八百の出鱈目)
 
何よりも秩序を重んじる日本とは大きく違いアメリカでは普通に一般市民や団体が連邦議会議事堂を占拠して抗議行動を行うことは日常茶飯事。3年前のアメリカ民主党やリベラルメディアが言う「国家テロだ」「政権転覆だ」と大騒ぎする方が異常なのである。
客観的事実は180度マスコミ報道の反対で、3年前の1月6日に突如リベラルメディア知識人などが発狂、アメリカの歴史を忘れて、ミニクーデターを起こして全権を奪取していたらしい。今回、近代史の泰斗毎日新聞専門編集委員の伊藤智永の土記は「揺り戻し」か「分かれ道」。何れにしろ大事件である

今週の本棚

ジョエル・ヨース評 『実験の民主主義 トクヴィルの思想からデジタル…』=宇野重規・著、聞き手・若林恵


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2024年は『さらにクレイジー... | トップ | 米連邦議会議事堂事件3年目... »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
無題。 (遍照飛龍)
2024-01-07 18:15:34
>日本人的な常識では『人の噂も75日』で、何があっても大抵のものは数ヶ月で、長くても数年で忘れられる。
我が国では、どんな重大なミスも犯罪も、解決していても解決していなくても、しばらくたてば『そんなのもあったよねぇ』程度の小さな扱いになり忘れ去られる。
>直接の関係者を除けば、突き詰めれば大抵の人にとって『どうでもいい』ことなので、『過ぎてしまえば みな美しい』と美化されるか『無かった』ことになる。苦しみがつきまとう『記憶力』よりも、生残る為には『不都合な事実』を無かった事にする『忘却力』こそが精神衛生上は大事なのだ。『先送り』および『美辞麗句』との合せワザで使われる場合が多い、日本人の最終兵器である『忘却』の力は凄まじい。


これは「通俗道徳」の効能も絡んでいると思う。

「被害に合ったのは自己責任」
「被害からの回復も自己責任」
「それを助けて自分たちを損耗したら、それも自己責任で悪にされる」

なら「忘れてなかったこと」にするのは、自己防衛上有効になります。

「助け合わない」ので、過去の経験・教訓などたいして価値が無い。
自分だけ逃げ延びたらいい・・・ですよね。

「通俗道徳」「自己責任論」「ムラ社会」で見ると、この「忘却力」の強さもわかりますし、「過去の教訓をそれほど重視しない」近代日本の習性もなんとなくわかります。

コメントを投稿

存在脅威管理理論」カテゴリの最新記事