みちのくの山野草

みちのく花巻の野面から発信。

調子に乗ると痛い目に遭うぞと友人から忠告

2017-12-09 10:00:00 | 三陸
〈11月28日消印「あなたがいてくれてありがとうふ」絵葉書、大槌町教育委員会様より〉
 先に投稿したことだが、友人からの次のような
 一回目のクレーマーの場合には、お前が「第一人者からの出版慫慂」という切り札を出したので相手はすごすご退散せざるを得なかったし、二回目の「賢治学会幹部」の関係者の場合もお前の反撃に遭って尻切れトンボで終わった。そして今度が三度目になる訳だが、前の二回で懲りているし、とりわけ今回の理不尽は誰が見ても「賢治学会の幹部がそのようなことをするということはあまりにも情けないことだし、そもそも本来あり得ないことだ」と指弾されるようなことだったということを実は自分たちも気付いているから、もはや彼等に残された選択肢は「無視」という選択肢しかないということなのさ。下手に反論などしようものなら、却って世間に今回のことが知れ渡ってしまってしまうことを恐れているのだ。だから沈黙せざるを得ないだろう。
という見解を教えてもらい、なるほどそうかも知れないと思ったのだが、ますますそう思えてきた。たしかに、前回、前々回と違って、今回はその後も相変わらず彼等からの反論等は一切ないからだ。
 
 振り返って見れば、「賢治学会代表理事」から先ずは、
と催促があった(私からすれば、それは「事実誤認」でも何でもなくまさに事実だ)。
 次には、
があった(同じく、クレームをつけてくる根拠がわからない。なお、このことによって、全国規模の『賢治学会』が地方の小さな組織を監視していることもこれで明らかになった)。
 そして最後は、同理事から、
という通達を寄越して、「三陸支援募金活動」を止めさせた(同じく、力の非対称性を振りかざしながら)。

 つまり、
 「市民の会」の会報の中の「理事会は門前払い」や「後ろ向きな姿勢」という表現等によって「賢治学会正副代表理事」の名誉を傷つけた。そのことに対する謝罪文が届かないから、代表理事は三陸支援募金活動を認めない。
というのが彼等の論理だったのだが、
 何のことはない、「賢治学会正副代表理事」の一方的な認識を基に、理不尽な無茶振りを「市民の会」に押しつけてきただけのことに過ぎない、としか私には見えない。なぜならば、その認識は立場の違いによるものでしかないからである。
 そしてこのようなことでさえも「名誉を傷つけた」と言うのであれば、次のことに対してはなおさらに彼等は「名誉を毀損した」と息巻いて、私のところに怒鳴り込んでくるような内容のはずだ。もしそれが事実でなかったとしたならば。
 
 その「次のこと」とは、この度私が〝『三陸被災地支援募金を押し潰した賢治学会幹部』〟において公にしたことである。とりわけ「「賢治精神」の実践を圧殺した「賢治学会幹部」」という投稿は、まさにその最たるものであろう。私から見ても、もしここで私が述べた事柄が事実でなければそれこそ名誉毀損そのものであり、先の「理事会は門前払い」等の名誉毀損の比ではない。しかも、こちらの場合についてはもちろん立場の違いによる認識の差などない。
 にもかかわらず、裁判沙汰にするぞということも、謝罪文を寄越せということもないし、反論すらない。「今回の顚末については私のブログに経過等を載せます」と、直接副代表理事に伝えたところ、「いいですよ」という返事だったし、同理事は、以前の私の一連の投稿〝『「2017年春期セミナー」におけるある憂い』〟を見ていて、その不満を私に直接言っていた方だったのに。

 そこで昨日、先の「見解を披露」してくれた友人に、その後の報告をしたならば、彼は次のように忠告をしてくれた。
 それはどういうことかというと、謝罪文を寄越せと息巻いていた彼等だが、今になって謝罪をせねばならぬのは自分たちの側だったということを認めざるを得ないのだが、それは立場上できないから、もはや為す術がない。お前に言いたい放題言われてもさ。彼等だって面目丸つぶれだろう。こうやってお前はweb上で彼等の実態を公に顕わにしたのだから。だから、もうこれ以上「賢治学会幹部」を追い詰めるな。もう充分だろう。そろそろ武士の情けをかけてやれ、あの二人に。
 こんなことをしているよりも、お前にはやらねばならぬことが他にあるだろう。このまま調子に乗ってお前が彼等を追い詰めると、そのうちお前も痛い目に遭うぞ。
と忠告された。

 たしかに、これ以上続けたところで得るものはあまり期待できないし、理不尽な経験をさせられたことによって少しだけだが自分もちょっとだけ成長できたのだから、改めて、
    理不尽な対応ありがとうふ、賢治学会幹部様。
と感謝し、これで今回の件はもう終わりにしよう。
 そしてそうすることが、平塚市の「サンデー先生の教え子」さんや埼玉の女性の方、そして横浜の匿名の若者の心温まる三陸支援に応えることだ、ということに気付いた。この方々の純粋さに比べて、私の気持ちには邪なところがあったことを恥じた。

 もう今後はこんなことにエネルギーを費やすのではなく、これからは
《三陸支援の呼びかけ》
 東日本大震災によって罹災したが、それにも負けずに健気に頑張っている(花巻から見て東に位置する)大槌町の子どもたちを支援したいという方がおられましたならば、下記宛先に図書カードを直接郵送をしていただければ、大槌町教育委員会が喜んで受け付けて下さるはずです。新設された小中一貫校・大槌町立『大槌学園』の図書購入のために使われますので、大槌の子どもたちを支援できることになります。
 〒 028-1121
   岩手県上閉伊郡大槌町小鎚第32地割金崎126
        大槌町教育委員会事務局
                  教育長 様
   なお、大槌町教育委員会事務局の電話番号は
        0193-42―6100
   です。

 そして、高瀬露の濡れ衣を晴らすための活動を地道にやっていこう。

 なお、ブログ『みちのくの山野草』にかつて投稿した
   ・「聖女の如き高瀬露」
   ・『「羅須地人協会時代」検証―常識でこそ見えてくる―』
や、現在投稿中の
   ・『「羅須地人協会時代」再検証-「賢治研究」の更なる発展のために-』
がその際の資料となり得ると思います。


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