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第二章 「倒産直前の筑摩書房は腐りきっていました」
やはりどうもおかしい。というのは、ここまでの考察によって、私からすれば筑摩書房らしからぬ杜撰な幾つかのことが昭和52年に起こっていた、ということに気付いたからだ。ちなみに、ここまでのことを振り返ってみれば以下のとおりだ。
⑴ 昭和52年出版の『校本宮澤賢治全集第十四巻』における、昭和2年7月19日の記載、
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《用語について》
・〈悪女・高瀬露〉:〈悪女〉にされた高瀬露のこと。
・「羅須地人協会時代」:宮澤賢治が下根子桜の宮澤家別宅に住んでいた二年四カ月
・「旧校本年譜」:『校本宮澤賢治全集第十四巻』(筑摩書房)所収の「賢治年譜」
・『新校本年譜』:『新校本宮澤賢治全集第十六巻(下)補遺・資料 年譜篇』(筑摩書房)
・ 帰花:花巻に帰ること。
・「定説❎」:『新校本年譜』の大正15年12月2日の次の記 . . . 本文を読む
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終わりに
一般に、「賢治に関する論考」等においては、裏付けも取らず、ましてや検証もせず、その上典拠を明示せずにそれを断 . . . 本文を読む
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奇矯な行為と〔聖女のさまして近づけるもの〕
それから念のため言及しておきたいことがまだ二つある。その一つは、賢治の露に関 . . . 本文を読む