須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

明日

2014年03月10日 | 詩集「復活」
明日、3月11日がきます。

もう3年、まだ3年、やっと3年・・・。

それぞれの人の想いが、この3年間の中にありますね。

私の家族のことですが、3年前の3月、保育園を卒園した娘が4月に4年生になります。小学校を卒業した息子が、4月には高校生になります。
小学校2年生だった娘が、6年生に・・・。

こんなに時は過ぎたんだ…。

時は過ぎ、変わったこと、変わってないこと・・・ありますね。



先日発行になった須永博士の新刊「こころの詩集 1 復活」、このタイトルで詩集を作ると決めたのは、2012年3月10日、ちょうど今から2年前の今日です。

その日、須永博士は石巻にいました。

石巻の、「川辺りの散歩道 あとりえ DaDa」さんにいました。





この場所は海からも近く、石巻の石ノ森萬画館の近くです。



素敵な喫茶店とホールのあるこの場所も、大きな被害を受けていました。

三浦頼子さんにお聞きした話と写真
↑こちらにお聞きしたこと、当時の写真を載せています。

2012年3月8日に仙台から石巻へ向かい、10日の講演を迎えるまで須永博士が皆さんとお会いしたり、想像をはるかに超える被害の大きさに言葉を失い、そして3月10日・・・。

明日で震災から1年目が来るという石巻で書いた詩がこちらです。

3月10日の講演会

「苦しむのは

ここまで…

哀しむのは

ここまで…

つらい心は

ここまで…

いまから わたし

“復活”です

“人生の決戦”です

2012年3月10日」

この詩を掲げ、講演をしました。この詩を背に。








それから2年かかってしまいました。やっとこの「復活」を発行できました。この2年、須永博士も旅を続け、多くの人に出逢い、多くの人がそれぞれの人生と向きあい、闘い、挑んでいました。

ひとりひとりの方に書いた「復活」の詩を、入れました。

読んで下さった方が、「そうだ、前を向いて一歩ずつ進んでみよう」そう思ってもらえるといいなと想いを込めながら…。



















どの詩も、須永博士の目の前に座ったあの人、この人へ書いた詩です。
その人に書いた詩が、また誰かに共感してもらい、その誰かの力になれたなら・・・

そう思って多くの原稿の中から選び抜いた詩が入っています。

ですが、どうしても今回の詩集の中には入れることができなかった詩があります。これから紹介する詩も、実際に石巻で書いた詩なのですが、もしこの詩を届けたい、読んで良かった、見せたい人がいる・・・という方がいましたら、画像の保存をされてかまいませんので読んでもらえたらと思います。
























※「復活」には掲載されてありません。本日より、宮城県石巻市の道の駅道の駅 上品の郷さんにて、販売開始しています。その中にのみ、この詩を記載したお手紙を同封させてもらっています。



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