須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

本物との出逢い

2014年07月28日 | 作品紹介
詩集「奇跡への第一歩」より



本物との出逢い

「人間は生きている間に

どれだけ本当のものに

出会えたかです

本当の友

本当の愛

本当の人間

本当の自然

そして

本当の自分にであえたとき

人間は強く生きられます

感動します」


こんな詩が載っています。

須永博士がこれまで生きてこられたのも、旅の中で、「本物」にたくさん出逢わせてもらい、本物から教わったこと、感動したことが自分を成長させてきてくれたとの経験から、今も出逢う人に

「本物に会ってください」

と語っています。

目指すものがあるのなら、その世界のトップ、本物に会いにいくこと

それが、夢をつかむ近道です。

と。

百聞は一見にしかずという言葉があるように、

実際に自分の目で、心で見たものは、一生を変えてしまうくらいの感動、力があります(*^^*)

私も、これまで須永博士との旅の中で、何度も「その道のプロ」というような、素晴らしい人に出逢わせてもらいました。

様々な世界で一生懸命努力し、自分の夢を叶えてきた人々に会い、感じたことは

「人の何倍も努力していること」

「偉ぶらず、自然体で黙々と自分のやるべきことをやっている」

「誰かの真似でなく、自分のスタイルでしていること」

「まわりのみんなが、“やめた方がいい”と言ったとしても、貫きたいという信念をもって突き進んでいる」

「自分が一番好きだと思えることを徹底的に追及していること」

などなど・・・

中途半端ではないんですね。

夏休みに入り、ご家族連れのお客様、それに学校の先生方のお客様が増えて来ています。

たまたま立ち寄った須永博士に会えたお客様にも、本物との出逢いの大切さ、夢に向かって努力することの大切さを語っています。



この女の子は、佐賀県からご家族皆さんで来られました。

今から約30年前、佐賀駅前の西友さんで展覧会をしていた頃に3人のお子さんに買ったというパネルを、写真に撮っておいたものを見せて下さいました。
そして、そのお子さんが大きく成長しご結婚、そして生まれた娘さんがこの写真の女の子です。

約30年の時を経て、3代に渡ってまた須永博士に会い、こうして作品をまた持ちかえることができるなんて・・・私も感激でした。


今日来られたお客様は、高知県から、ここに来ることが第一目的で、昨日出発してこられたそうです。
朝一番に来られ、須永博士にも会えました。



「心で強く

本気でねがった

願望は

必ず成る」
(こころの詩集 1 復活 より)

こうしたい、こうなりたいという、良い願望を持ち続けたいですね。

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暑中お見舞い申し上げます

2014年07月26日 | スタッフより


暑中お見舞い申し上げます

梅雨が明け、厳しい暑さが続いていますね

皆さん、いかがお過ごしでしょうか・・・

今日は、昨日よりはほんの少しだけ気温は低かったかな・・・と思うけれど、それでも須永博士美術館前の温度計は32度を差してました。

小国でこれだけ暑いのですから、他の地域はどれだけ厳しい暑さでしょう・・・

皆様、水分補給と、こまめな休息、きちんと食事をとり、この暑さを乗り切りましょうね

小国は、日が暮れると気温がグッと下がるので、それはありがたいことです。温泉に毎日入りに行っていて、上がった時の外の風の気持ちいいこと・・・・

この気持ち良さを、ぜひ体感しに来てほしいです。

暑い、暑いと言っていても、この季節も1か月~2か月もすれば秋に変わる・・・

夏のこの時にしかできないこと、感じられること、食べられるもの、そして経験を楽しみながら過ごせるといいですね







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暑かったぁ~(≧∇≦)

2014年07月25日 | スタッフより
標高が高く、九州の中でも避暑地のような小国町ですが、今日は暑かったぁ~(≧∇≦)

それでも、朝晩は気温が下がるので、まだ良いかもしれません。

今朝も、子供たちと散歩してきました。







杉林の中を歩いて、森林浴(*^O^*)

もう7時を過ぎると徐々に暑くなってくるので、やっぱり朝の散歩は6時頃が良いです♪



8月7日に大分市で講演会があり、それまで小国に滞在し、次の詩集や2015年のカレンダー制作に取りかかっている須永博士です。

たまにふらっと須永博士美術館に立ち寄ります。

明日と明後日も、もしかしたら会えるチャンスがあるかも・・・☆
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すべてに感謝する

2014年07月23日 | スタッフより
今朝のスポーツ報知、巨人の亀井選手の記事の中に須永博士の詩



「すべてに感謝する 

つらいときも苦しいときも 

これが自分を大きくさせる試練と思えば 

これほど強い心のささえはありません」

の詩が支えになっていたと載っていました(^^) ご近所の人が教えて下さいました。

ちょうど今日、ブログでもこの詩を紹介したところで、とても嬉しいです!

以下、スポーツ報知 7月23日より

◆阪神3x―2巨人=延長12回=(22日・甲子園)

 引きつけて、引きつけて、振り抜いた。初回2死、亀井はメッセンジャーの外寄り147キロの直球を強くたたいた。「差し込まれ気味でしたが、しっかりと振れた分、浜風に乗って、伸びてくれました」。フラフラっと上がったかのように見えた打球はグングン伸び、左翼ポールを直撃。12日の阪神戦(東京D)以来の5号ソロで先制点を奪った。

 6回には左前打、11回には中前打を放ち、今季2度目の猛打賞をマークした。試合後は「負けたら一緒。明日、明日」と厳しい表情だった。それでも、試合前まで0勝3敗、防御率1・80と苦手にしていたメッセンジャーに対し、ミーティングでは大振りせず中堅から逆方向に打つことをチームで確認。原監督は「多少、対策的なものは出たとは思うが、得点が1点。その辺はまだまだ」と話したが、3番打者の打撃が、攻略の糸口となった。

 支えになっている言葉がある。2月下旬に右手人さし指を骨折し、リハビリに励んでいた4月。ある飲食店のトイレに入ると、壁に掛かっていた色紙に目がとまった。

 「すべてに感謝する。つらいときも、苦しいときも、これが自分を大きくさせる試練と思えば、これほど強い心の支えはありません」

 詩人・須永博士さんの言葉が、まるで自分に向けられている気がした。「いい言葉だなあ」と胸に刻んだ。11日の阪神戦(東京D)で右ふくらはぎに張りを覚えた時も、この言葉を言い聞かせた。「焦らずやれることをやろう」。翌日は代打で4号2ラン。何事にも動じなくなった。

 チームはサヨナラ負けしたが、守備でも12回にファウルゾーンでフェンスに当たりながら飛球を好捕した。原監督は攻守両面での活躍を「すごいですね」とたたえた。(井上 信太郎)
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生きる

2014年07月23日 | スタッフより
7月19日の木魂館での講演会、7月20.21日の須永博士美術館でのサイン会と3日間ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!

今回、お客様が選ばれた作品で多かったのが



感謝

そして



生きる

それに







自分自身の心、姿勢、生き方がこうでありたいと思える言葉ですね。

須永博士も、講演会の中でこの「喝」は詩を読み上げます。



「やれないのは

自分がやらないだけです」

そんなことわかってる・・・と、他人からもしこの言葉を言われたとしたら言い訳を言いたくなるけれど、自分でやればやれるかもしれないのに、やっていないこと・・・“やれないよ”と思っているだけで、この詩の通り、「自分がやらないだけ」

やってみたら、できるかもしれないこと

その可能性に向かって、勢いをつけたい時に読むと良いかも

以前来られたお客様も、この詩が自分の座右の銘になっていて、「毎日仕事に行く前に拝んでます」と教えて下さった方もいます。

生きる



「逃げると

にげただけの人生が

次にくる

甘えるとあまえただけの

人生が次にくる

自分の力で正面からぶちあたれ

それをのりこえてゆけ」

この詩は、もう30年以上前からある詩です。この詩で、困難を乗り越えてこられた・・・というお声も聞きます。

そして、この「感謝」の詩



「すべてに感謝する

つらいときも

苦しいときも

これが自分を大きくさせる

試練と思えば

これほど強い心の

ささえはありません」

この詩は、宮城県仙台市の駅ビル「エスパル」さんで毎年展覧会をしていた時に書いた詩だそうです。

この詩も、生まれてから30年は経っています。

年月が経っても、今も皆様の心に同じように響いていただけていることにも感謝です。

どの時代でも、どの年代でも、通じることは「自分らしく、自分の人生を歩むこと」「自分を励ましながら、甘えることなく生きること」


ゆっくりゆっくり、いつも穏やかにいたいと思う人もいれば、

いつも全力、元気!!で生きる人もいる


思うようにいかないこともたくさんあるし、

なんでこんなに試練ばかりの人生なんだろう・・・と悩むことだってある


自分に与えられた使命ってなんなのだろうと思うこともある

まずは、今を大切に、丁寧に生きることができるといいですね!!








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おはようございます(*^^*)

2014年07月21日 | スタッフより
今日も、須永博士美術館にて須永博士サイン会を行います(*^^*)

昨日は少し夕立のような雨が降り、夕方から夜にかけてひんやりした風が吹いていました。

今朝も、気持ち良いです(*^^*)


朝、木魂館のグランドまで散歩に行った時の写真です。

最近、この位置から見える杉林の伐採があり、以前はここからは見えなかった涌蓋山が見えるようになりました!

木魂館は、宿泊施設もあり、夏休みに入り合宿で来られている小学生から高校生の皆さんが早朝から練習が始まっていました。

ここで合宿していた様々なスポーツの皆さんが全国大会に出場もしています(*^O^*)

練習風景を見てるだけで、なんだか元気がわいてくる感じがします(*^^*)

さあ、今日も須永博士美術館で皆様をお待ちしています!









写真は、昨日の様子です(*^O^*)

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今日の須永博士サイン会

2014年07月20日 | スタッフより


昨日は、木魂館で講演会を行った須永博士、

今日は須永博士美術館で皆様をお待ちしていました。




最初のお客様は長崎県佐世保市からお越しいただいたご家族(*^^*)

10年以上、いつかここに来たいと思っていたそうで、初めてのご来館で須永博士作者本人に会うことができ、とっても喜んでいただけて私たちも嬉しかったです!

と、そう思っていたところに玄関にお客様が立っていまして、「おはようございます(*^^*)いらっしゃいませ」とごあいさつしてお顔を見たら・・・

え!!!

つい、大きな声を出してしまいました(≧∇≦)

2011年3月11日、東日本大震災が起き、大好きな東北の海沿いの街が、人々が、多くの命が奪われたあの日・・・

須永博士が何ができるのだろう、できることはあるのだろうかと思い続けた日々

やっと2011年11月に、想いを込めた須永博士のカレンダーを持って向かった宮城県石巻。

石巻の津田さん、石森さんに案内してもらいながらカレンダーをお渡ししてまわった被災した街

その最後にたずねたのが、大川小学校さんでした。

ただ、このカレンダーをお渡ししたい、須永博士の詩に込めた、皆様への想いを少しでも伝えることができたら、

そう思ってお渡しし、

それからのご縁で2012
年の3月、そして6月に学校を訪問させていただき、話をさせてもらいました。

その、大川小学校さんの教頭先生を今年の3月までされていた先生がご夫妻で今日来てくださいました!

石巻ではいろいろなお話しをお聞きし、たくさんの想いを抱えながらも一生懸命子供たちのため、保護者の方々のために尽力されていた先生と、まさかこの小国で再会することができるとは・・・



この大きな背中で、たくさんのご苦労、悲しみ、挑戦、そして優しさ、厳しさ、強さを背負いながら生きておられます。

須永博士美術館にも今も東北コーナーを作ってありますので、忘れた日はありません。

でも、いつも何かが出来てる訳でもなく、

もどかしい想いもあります。

だけどそれでも、心のつながりはずっとずっとあるんだ、あり続けたい!と思いました。

また明日もサイン会をします。



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ありがとうございました(^^)

2014年07月19日 | スタッフより
本日午後1時半より、木魂館2階の小会議室にて須永博士講演会を開催しました(*^^*)

皆様、お忙しい中を福岡、大分、長崎、熊本からお越しくださりありがとうございました(*^^*)



畳敷きの和室の部屋で、須永博士が「こういう雰囲気の中で話がしたい」という想いをそのまま形にできたという講演会になりました。

生きることはいろいろあるけれど、その中で自分という人間を大切にして、今日を一生懸命生きること

本気、勇気を持って生きること

あきらめなければ、夢はつかめるということ

その強い願望は、必ず実現するんだよということ

須永博士も自分自身に語りかけているかのようでした。



講演の後は、ほんの少しの時間でしたが、皆様にひとことずつ言葉を書きました。

皆様のこれからの人生もすてきなものになりますように・・・(*^^*)

明日と明後日は、須永博士美術館にて、サイン会を行います。

また、皆様のお越しをお待ちしています(*^_^*)
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明日の講演会場(^^)

2014年07月18日 | スタッフより
明日は、午後1時半から熊本県阿蘇郡小国町の学びやの里 木魂館の2階会議室をお借りして須永博士講演会を行います。



今回は、いつも5月と11月に展覧会をしている大会議室でなく、2階の小会議室で行います。



木魂館の名前の通り、小国杉をたっぷり使った温もりある建物で、先ほど会場準備のために行ってきましたら、とっても気持ちの良い風が吹き、2階の小会議室に入るとついついくつろぎたくなるような空間にリフレッシュしてきました。




小窓から、大好きな涌蓋山が見えます

明日は、ここでお待ちしています。

そして、明日来られない方も、7月20、21日は須永博士美術館にてサイン会を行いますので、こちらもお待ちしています。

【須永博士 旅の詩人 2014年夏の「復活」講演会&サイン会】



会場:学びやの里 木魂館 2階小会議室
    熊本県阿蘇郡小国町北里371-1
    0967-46-5560

日時:2014年7月19日(土)
    開場 13:00
     開演 13:30

    入場料 1,000円(高校生以下 500円)

当日受付もいたします。


サイン会

会場:須永博士美術館
   熊本県阿蘇郡小国町北里460
   0967-46-5847

日時:2014年7月20日(日)21日(月・祝)
 
   サイン会受付 11:00~15:00
         
   ☆須永博士があなたのためだけに詩を書きます。(直筆料・パネル代・消費税込み)
     中パネル 27cm×22cm 5,500円
     大パネル   53cm×42cm  8,000円
須永博士美術館開館時間 10:00~17:00

2日間に限り、入館無料です。


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日田高校定時制のみなさんへ

2014年07月16日 | スタッフより
おととい、小国に到着した須永博士・・・

夏の講演会&サイン会の旅が始まりました。

最初に訪れたのは、大分県日田市の日田高校定時制です。

長年のお付き合いがあり、これまでこのブログでも何度も登場しているK先生が、今年4月からこの日田高校定時制に転勤になり、今年5月、須永博士展覧会へ小国まで来て下さいました。

その時に、これまでずっと玖珠の森高校でホッケーを指導していた日々からがらっと変わり、定時制高校の皆さんと日々過ごしていることを知った須永博士が、パネルに詩を書きました。





「夢を持とう

どんな小さな夢でもいい

それがあれば

人生燃えて生きられる

自分の力以上の

事 が出来る

生きてきたなら

幸せになろう

生きてきたなら

人の役立つ

人間になろう

一生一度の人生

大切な自分を鍛えながら

あなた 生きてゆこう」

この詩を学校に飾ってくださっていて、ホームページでも紹介してくださいました。

日田高校定時制ホームページより


この詩を渡し、それからずっと須永博士は、皆さんに会いに、そしてお話をさせてもらえるのならば学校へおじゃましたい・・・と思っていました。

そのことをK先生に伝えると、ぜひ!!とのお返事をいただきました。

そして実現した昨日です

給食室を講演会場にさせていただきました。






内容につきまして、また後ほど更新します(^^)









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自分の道

2014年07月12日 | スタッフより
昨年7月18日に書いた記事 もう駄目だ で書きました、元競輪選手の梶山祐司さんにお手紙を書いたところ、素敵なお返事をいただきました。紹介させてください。



「つらいときほど 自分の道が見えます

苦しいときほど 人の優しさが心をうちます」

私の部屋に「道」の額が掛けてあります

つらい時、この詩をくちずさみます

先生の詩に励まされています

夢を見て 夢を実現する為に努力しました

しかし日本一の選手に成れませんでした

人は運命を与えられ 試されます

天は結果を求めているのではありません

結果を求めて努力する中で

自分自身が磨かれ高まっていくのです

「心」が磨かれるのです

人生は「心」の中にあります

「感動をありがとう!」先生の詩に多くの人が励まされています

お手紙をありがとうございます

梶山祐司さんより。


以下、致知2004年7月号致知随想より
元競輪選手・梶山祐司さんの言葉です。


2年前、私は通算34年に及ぶ
競輪選手生活にピリオドを打ちました。

もともと運動神経がよいほうではなく、
走るのも速くはなかった私にとり、
競輪人生は試練の連続でした。

努力が結果に結びつかない現実にも幾度となく直面しました。

しかし、日々の練習や勝負の中で、
私は人生の宝物ともいえる
掛け替えのない学びを得ることができたのです。

家が貧しかったため、兄は中学を出て
すぐ働きに出ていました。

私も将来を考える時期に差し掛かった頃、
たまたま兄に連れていかれた競輪場で、
人間が自らの力で生み出すスピードの凄さに
たちまち魅了されました。

こんな素晴らしい世界で日本一になってみたい――
強い思いに突き動かされ、
私は競輪選手を目指すことにしたのです。

プロになるためには、まず競輪学校へ
入学しなければなりませんが、
定員の10倍もの志望者が殺到します。

資質に劣る私は、とにかく人の何倍も練習しようと決意し、
多い日は夜中の1:30からその日の21時まで20時間近く、
限界を超える鍛錬を積んで合格を果たし、
入学後も人一倍練習を重ねてプロになったのです。

当時、競輪選手は4000人以上いました。

レースは実力別に7つのクラスに分けて行われ、
これも当時の頂点であったA級1班の120人に
入ることを目指してしのぎを削るのです。

もちろん私の目標もA級1班でしたが、
とても口には出せませんでした。

周りはインターハイの優勝者など、
桁外れの脚力の持ち主ばかり。

一方私は、競輪学校のコンピュータによる体力分析で、
プロでは勝てないと指摘されていたのです。

しかし私の視野には、苦労して
プロの切符を手にした競輪の世界しかありませんでした。

3年やって駄目なら死ねばいい。
その代わり命懸けで3年やろうと決意しました。

早朝に静岡市内の自宅から御前崎まで往復80キロ、
朝八時に再びサドルにまたがり河口湖まで往復200キロ、
戻ってくると競輪場で19時までスピード練習を行い、
さらに20時から大井川方面まで走って22時に帰宅。

少ない日でも1日200キロ、月6000キロ、年間72000キロ、
死にもの狂いでペダルを漕ぎ続けました。
私以上に練習した人はおそらくいなかったと思います。

最初はなかなか勝てませんでしたが、
3年経つ頃には努力が確実に成績に結びつくようになり、
8年で念願のA級1班入りを果たすことができたのです。

コンピュータで筋力は分析できても、
人間の気力までは分析できません。
気力さえあればデータなど吹き飛ばして
やり遂げることができるのです。

しかし、そこからの道のりも決して平坦ではありませんでした。
度重なる練習やレース中の事故で
延べ50本にも及ぶ骨折に見舞われましたが、
そこから再起しました。

一番大きな怪我は頸椎の骨折でした。

「もう駄目だ」、何回も何回も思いました。
やめるべきか、再起すべきか。
もし再度落車すれば半身不随の可能性もある。
悩みに悩みましたが、再起の道を選びました。

心の支えになったのが須永博士さんの詩でした。

「“もうだめだ”

そこから人生が

はじまるのです

そこから

本当の自分を

だしきって

ゆくのです

そこから

人間這いあがって

ゆくのです

“もう駄目だ”

そこからもっともっと

すごい強い自分をつくって

ゆくのです」

苦しい時、本当の自分が姿を現します。
そこで駄目になるのも自分、
もっと凄い自分をつくっていくのも自分。
そこから本当の人生が始まるのです。




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7月19日の講演会のご案内(^^)

2014年07月11日 | スタッフより
台風8号は、沖縄では猛烈な勢力で大雨や暴風で通り過ぎましたが、昨日はじっと通り過ぎるのを待っていたところ、その雨も風もほとんど感じることなく通り過ぎてゆきました。




↑7月9日夕方




↑7月10日朝

7月11日10時現在、台風は温帯低気圧になったみたいですね・・・ほっとしました。

さて、本当は今日小国へ来る予定だった須永博士ですが、この台風で予定を変更し、今週末にこちらへくる予定です。

いよいよ来週の土曜日から3日間、小国で夏の講演会&サイン会を行います。

今回は、木魂館の2階小会議室(和室)でのアットホームな講演会を計画しました。
まだ今からでも間に合います!
いろいろとご予定のある時期だと思いますが、「行けそうだ!!」という方は、ぜひご連絡ください





旅の詩人、須永博士の講演会は、今年も全国各地で開催しています。

内向的な性格で、自分で何かをやろうという人間では無かった須永博士は、
社会に出てうまくいかず対人恐怖症になりました。

孤独・絶望・どん底を味わった須永博士が「詩人」と「絵描き」をめざして歩き
始めたきっかけは何だったのか・・・。

あの日、一歩をふみ出した時から始まった「須永博士」の人生は、出逢いと
感動の連続でした。

旅で出逢った、「いのちを輝かせて生きてきた人」「絶望から這いあがって夢
をやりとげた人」「いのちをかけて、人のために生きた青年」「夢をあきらめず、
生きている人」

これまでの旅の中でのひとつひとつの出逢いから須永博士自身が教わってきた
「生きる素晴らしさ」「夢をもつ事の大切さ」「本気をだせばなんでもやれる」
「みんな力はおなじだよ。あとはどれだけ努力したかだよ。」を心を込めてあなたに
語ります。

大きな会場でなく、今回は木魂館2階の和室で、ゆっくりとくつろいでお聞きいた
だこうと計画いたしました。ご来場をお待ちしています。


会場:学びやの里 木魂館
    熊本県阿蘇郡小国町北里371-1
    0967-46-5560

日時:2014年7月19日(土)
    開場 13:00
    開演 13:30

    入場料 1,000円(高校生以下 500円)



チケット申し込みはこちらから









↑過去の講演会の様子はこちらをご覧ください。
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想いの形

2014年07月08日 | スタッフより
今日は火曜日、須永博士美術館の休館日です。

お休みを利用して、今日はスタッフ二人で大分へ行ってきました。

午前中は、来月行う講演会の打ち合わせに大分市内へ

午後は、大分県国東市へ作品をお届けに

朝の小国町は台風が接近しているとは思えないほどの穏やかなお天気。



湯布院の由布岳も、綺麗に見えました。





来月の講演会は大分市内のホテルで行います。

あるグループの皆様への講演会です。

お元気な方々の集まりで、私たちスタッフも楽しみにしています!

その後は、国東市へ向かいました。

2011年7月9日に、不慮の事故で他界された重光先生の故郷です。

明日で3年を迎えます。

大きな想いを抱えながら、国東の重光先生の同級生の方へご依頼の作品をお届けに。

昨年から、少しずつ作品を飾っています。

ここ最近は主人がお届けに行ってることが多く、私は久しぶりに行きました。



到着してびっくり!!
重光先生のご両親が、私たちが来ることを知り、来てくださっていました!!



須永博士が、重光先生を想い書いた作品も、ここに置いてくださっています。






いつも見ている作品も、飾ってある場所、そこにいてくださる人、空間で、全く違って見えるのが不思議でした。

とても心地よい空間できていました。
完全予約制です。

まだ、正式にオープンしている訳ではありませんが、行ってみたい、という方は、まずは須永博士美術館にご連絡ください(*^^*)

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台風接近!!

2014年07月07日 | スタッフより
沖縄は梅雨が明けたそうですが、まだまだ梅雨の真っ最中の九州地方、日本列島に台風が近づいてきているんですね!

昨日も激しい雨が降ったり、雷が鳴り響いていたりと穏やかでない天候です。
今、少し雨が止み、外で鳥の鳴き声が聞こえてきました。雨の間は鳥もじっとしているんでしょうね。雨が止んだとたん、外を飛び回っているようです。

須永博士美術館として使わせていただいているこの建物は、以前は民家で、築100年は越えている建物です。



構造も昔ながらのものなので、隙間風や雨漏りもしているところを補修しながら管理しています。

今日も、天候の落ち着いている瞬間に、主人が隙間がありそうなところをコーキングで埋めたり、飛んでしまいそうなものを片づけたり、支えたり・・・


ほんの少し、青空も見えました。



なんとか、大きな被害の出ないよう通り過ぎてほしいです。


涌蓋山から流れてくる北里川、今日は水量は増えていますが、まだ水の色は澄んでいます。





皆様も、十分注意してお過ごしくださいね!!

今日は七夕だけど、星空は雲の上ですね…。


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自分の人生

2014年07月06日 | スタッフより
6月26日~7月1日までの久しぶりの帰郷で、仕事の合間に短い時間だったけど幼稚園~社会人になるまでの友達に会え、心の充電がたっぷりとできました。

今、こっちに戻ってきて思うことは「みんな、いろんな経験や努力をしてきて、素敵な今があるんだなぁ・・・」と。

みんな、輝いてました。


山あり谷あり、それでも前を向いて明るく生きてる人ばかり。

だからこそ、こうして笑ってまた再会ができた。


幼かった自分も、年齢をふと思うともう41歳!!!「大人」なんだよなぁ・・・

社長になって、家業を継いでる人、開業してる人、立派なマイホームを手に入れた人、これから手に入れる人、子育て真っ最中の人、病とつきあいながら生きてる人、離婚してマイペースで生きてる人、バリバリ働いている人、子供が6人もいる人も!!

みんなすごいなぁ・・・と思いつつ、あらためて「自分のしあわせ」は、一人一人違って、一人一人の中に満足できる「しあわせ」を持つこと、それに気付くことが大切なんだよなぁ・・・と、ここに帰ってきて、いろんなしあわせに感謝しています。






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