今朝、6時前に目が覚めて窓を開けると太陽が昇る前でした。
空に向かって、三本の光のすじが伸びていました。
それから数分間、太陽が昇るまで眺めていると、優しい光を放ちながら明るくなりました。
今日は3月11日。
この石巻で今日を迎えること、迎えられたことは須永博士も私も大きな意味があることだと、
今回来させていただいたことから、また次へのスタートをします。
つらい想い、大変な想いを抱えて生きている方々のために、須永博士ができることは詩を書くことしかできない。
ならば、どんな詩を書くべきなのか、
どんな言葉が必要なのか、
心に寄り添い、ふるいたたせ、よし、やるぞ、やるしかないと思えるような言葉は何なのか…
心の支えになるような言葉を書きたい。
3月8日に石巻に来てから見たもの、聞いたこと、出逢った人…それを須永博士が心に留めて心に刻みこんで
昨日のあとりえDaDaさんで一気に書きました。
4枚書き、3枚目に書いた詩を紹介します。
「苦しむのは
ここまで…
哀しむのは
ここまで…
つらい心は
ここまで…
いまから わたし
“復活”です
“人生の決戦”です
2012年3月10日」
この詩を須永博士が立つ場所の後ろに掲げました。
ものすごく力強く書いた言葉でした。
昨日お越しくださった80名以上の方々は、カメラに納めたり書き留めたりされていました。
この数行の詩に込めた想いは石巻の皆様の心にどのようにうつったでしょうか…
続きます。