須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

笑顔のむこうに

2014年08月31日 | スタッフより
昨日、ある女の子からメールをいただきました。

「ブログを始めました」と

そのブログのタイトルは「笑顔のむこうに」

この言葉を合言葉のように、大切な言葉として心に持っている仲間がいます。

その、タイトルの考案者(?)ですよね、久美子さん

このブログでも、何度も登場している女性です。

久美子さんのブログ

笑顔のむこうに

そして、昨日ブログを始めた女の子・・・

私は歩くんだ!というタイトルで書きました、2011年9月に会いに行った、しょうこさんです。

出逢いから、3年…。福岡での入院生活、そして東京でのリハビリ・・・
この3年間、どんな努力を、試練を、挑戦を続けてきたのでしょう・・・。

たまにいただくメールからは、いつも私の方が元気づけられています。

交通事故の直後は、脊髄損傷、熊本の赤十字病院からヘリコプターで専門の病院へ搬送され、須永博士と会いに行ったのはそれから7ヶ月後のことでした。


2人だけの講演会をしました。

その後に届いた、しょうこさん直筆のお手紙です。

「須永博士さんへ

こんにちは。

先日は、お見舞いに来て下さってありがとうございました。

初めてお会いしたのにもかかわらず「しょうちゃーん」と優しい口調で声をかけてくれてとても嬉しく思いました。

次々と書かれる須永さんの詩にとても感動し、「私は歩くんだ!」という思いが強くなりました。

何年たってでも絶対歩いてみせます。

いきなりの車イス生活に嫌気ばかりさしてマイナス思考になりがちでしたが

自分に負けずに頑張っていこうと思います!!

本当にありがとうございました。」


しょうこさんの大きな一歩、ブログ「笑顔のむこうに


昨日の初投稿でも、胸を打たれました

「落ち込んで、辛くて、泣いても、前向きに笑顔でこの障害と立ち向かって、《あの人幸せそうだな~》と思ってもらえるようになりたいです(笑)」

しょうこさんの綴る一言一言を楽しみに、そしてこれからも応援してゆきたいです!!


そうそう、2011年に須永博士がしょうこさんに書いた詩「不屈の闘魂」

詩集「復活」に載っています。





「わたしは今

ひとりこの部屋で

生きることを考えています

いまわたし

最大の挑戦の中で

もう一度

人間として

この世で何を

やりとげてゆくのか

求めています

ただひとつ

わたしは 負けやしない

どんな逆境にも苦境にも

わたしは

〝絶対 勝つ〟」






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11月の展覧会

2014年08月31日 | 講演会・サイン会のお知らせ
今年も秋の展覧会を小国町「木魂館」にて開催します。

須永博士の2014年カレンダーも販売を予定しています。



(現在、編集真っ最中です!)


日時:2014年11月1.2.3日(土・日・月)

  サイン会受付 午前10:00~午後2:00
  作品展示販売 午前10:00~午後5:00

  須永博士ミニ講演会 午前11:00~約30分間(毎日、内容は少しづつ変わります。当日のお楽しみに・・・)

会場:学びやの里 木魂館 大会議室
   熊本県阿蘇郡小国町北里 371-1


詩集や色紙へのサインの他、須永博士が、あなたのために詩を書きます。

(通常 10,800円~ですが、期間中は 5,500円~お書きします。)

また、贈り物に直筆でお名前を書き入れます。(通常は加筆料として1,080円いただいておりますが、期間中ご来場いただいたお客様には無料で書き入れます。)

秋風吹く小国町へ、心の充電、パワーアップ、自分を癒す旅へ・・・ぜひ、皆様のご来場をお待ちしております!

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生きるという選択

2014年08月28日 | スタッフより
わたしの姉が、急性リンパ性白血病が突然発症したこと・・・

以前ブログでも何度か書いたことがあります。

2012.6.15 移植医療

2012.7.1

2013.2.5 生きている(^^)

2013.4.15監督デビュー

今、生きてます

一日、一日を大切に・・・


「生きる」

このことに、意味があるとするならば、命の長さ、短さ、強さ、はかなさ、

その人に決められた「運命」「天命」というものがあるのでしょうか・・・

いろいろと、考えるとうまく書けませんが、今日は久しぶりに姉の「生きる姿」を、妹の私から書いてみようと思います。

上に書いた2013.4.15監督デビュー
から、これまでの1年4カ月も、いろいろなことがありました。

監督としてでもいいから仲間とコートに居たい。立ちたい。その強い想いから、監督としてコートに立ちました。

それだけでも、感激だったのが、そのあと、「同じユニフォームを着て、選手としてコートに立ちたい」と思ったそうで、そのことが現実となり、試合に出れるまでに回復し、元気になりました

すごい姉の生命力はすごい

家族も周りの人も、姉の復活に、少し安堵し、不安な気持ちもどこかへ隠れていました。


時が経ち、昨年2013年11月末。私も仕事があり、東京へ行くことがあったのですが、その時は日程的に姉に会いに行くことができず、でも2014年2月に荒川区での講演会がありましたので、「その時にはゆっくり会おうね」とこちらへ帰る日に電話で話し、姉も、友達と食事に行ったりと予定があったりして、でもいつでもまた会いに行けるから。もう大丈夫だから。そんな気持ちで、小国へ帰ってきました。

帰ってきた翌日も、姉と普通に電話で話し・・・「ほんとにこうしていられるのがすごいよね」なんて話していた・・・

その次の日でした。

ちょっと微熱があり、大丈夫と思いながらも病院へ行くと・・・病院の先生から告げられた「再発しています」の言葉・・・

「再発」が、どのような意味があることか。

姉も、家族も、言葉では表現できないようなショックでした。

私も、心のどこかでその怖さを持っていましたから、なんだろう・・・

そう、分かってはいたけれど、あの時の感情は、ほんとにうまく表現できません。

ただ、最初に父から電話がかかって来たときに、初めて聞くような父の涙声で

「しょうこ、、、、、お姉ちゃんが再発したんだって、、、、」と、振り絞るような声が聞こえた時、なぜだか一緒に泣くのではなくて

「一番つらいのはお姉ちゃんなんだもんね!!お父さんとお母さん、そばにいてお姉ちゃんを支えてあげてね。まずは、ちゃんと食べてね。やれることをやろう!眠れるときにはちゃんと眠ろうね!」

と、言ってました。

父も「ありがとう!しょうこと話して、良かったよ。そうだよね、お母さんにそう言うよ!」と。

でも、電話を切ったあと、涙が止まらなくて・・・やっぱり、「なんで・・・」「悔しい・・・」そればかりが頭の中をぐるぐるまわり、これまでのつらい治療を乗り越えてきた姉に、なんて声をかけたらいいのか、でも声が聞きたい。そばに行きたい。会いたい。そう思うばかりでした。

その日の夜、姉から電話がかかってきました。

「しょうこ、もう私、死んじゃうんだよ。あとの事はよろしくね。」

つらい。悲しすぎる。

返す言葉が無い。

うん

しか言えない。


それから、私は離れたとこにいるけれど、私にはもう一人の姉と、弟、そして妹がいます。もう一人の姉も、覚悟を決めてサポートしてゆく気持ち。弟も妹も、これまでがんばってきた姉に、精一杯のエールを送る想い。

両親の想いとは違う、なにか強い「大丈夫」という気持ちがきょうだいの中に充満していました。

でも、姉の覚悟の方が、もっとすごかった。

数日は、「死」への恐怖でどれだけ苦しかったことでしょう・・・

泣いて泣いて、嘆いて嘆いて・・・

それから、姉は「生きる道」への選択に切り替えました。

ほんのわずかな、しかも未知の世界だけれど、「再移植」をする決断をしました。

その先のことなんて分かりません。そのことで、どんな結果が待っているかなんて分かりません。お医者さんにも分かりません。

ただひとつ、姉は

「もう一度、もう一度だけがんばる」と決めました。

それは、自分自身のためはもちろんだけど、周りの人、家族、友達、仲間、

姉のことを大切に思う「みんなのため」に、「もう一度だけ」がんばる決意をしてくれたのでした。

再発が分かってから、10日後くらいのことです。

治療方針は、「ミニ移植」。前回の治療とは違い、放射線、抗がん剤の投与という身体に大きな負担のかかる前処置を緩やかなものにして、しかも、前回は弟の造血管細胞を移植したのですが、今回はまた別の人からの移植をするというものでした。

生きる道を選択した姉の前には、もう恐れるものも避けるものもありません。

入院から1ヶ月後、姉の長女が20歳の誕生日を迎え、「ドナーになれるかもしれない」ということが分かりました。
血液検査をすると、「ドナーになれる」との結果が

姉からも連絡があり。「弟の血をもらって、O型からA型になって、今度は自分のおなかから産んだ娘からもらって、またO型に戻るんだよ」と笑ってました。

姉の旦那様は「これで俺のDNAも入るんだな」と、夫婦の枠を超えてDNAまでも混ざり合うことを喜んで姉に笑って話したそうです。

姉の前処置も順調に進み、2月末に姪っ子が入院して造血管細胞の採取をしました。ちょうどその時に、荒川区の講演会があり、病院へ行くとリラックスした様子の姪っ子と、病人とは思えない姉の姿がありました。病人と思えないと言っても、身体の中は大変な状態です。不安が無いと言ったら嘘になります。
でも、二人の姿を見ていると、こちらが元気をもらえるような、そんな親子でした。

姪っ子の採取も無事に出来、3月、いよいよ移植。

前回は、移植後の免疫反応がものすごくて、大変な様子を知っているだけに心配で心配で・・・

でも、今回は、前回ほどの強い免疫反応は無かったそうです。

それから4月末に退院し、今は自宅で療養しながらも、少しづつ外へも出て、元気にしています。

私もたまに声が聞きたくなって電話をしたり、メールをしたりしています。

「今日一日を生きる」その姉の姿に、日々勇気づけられたり教えてもらったり・・・。

たまに「あ~、もう!!」と思うような出来事があった時、姉の声を聞くと「あれ、あたし何でこんなことで苛立ったんだ?」なんて思ってしまいます。

生きるか死ぬか、するのかやめるのか

究極の選択をしてきた姉の姿は、それはすごいです。

周りの家族も、かなり強くなりました。考え方も変わりました。

退院した姉は、家の掃除をして、それまでの手帳なども処分し、新しい手帳を買ったそうです。「前だけ見て、生きる」そう決めて。

姉が見ているものは、前のみ!!

姉の流した涙、姉の旦那様、3人の姪っ子家族の想い

それは、まだまだ私にも分からない、知らないことがた~~~っくさんあると思います。

その、分からないことも含めて、これから自分も生きてゆく道をどんなことも大切に、一歩一歩あゆんでいきたいなと思っています。

また、いつの日か続きを書きます。次は、姉が小国へ来るときかも・・・・・









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新学期(^^)

2014年08月25日 | スタッフより
小国町の小学校・中学校は今日が2学期の始まりです。

うす曇りの中、小学生の2人は元気に学校へ行きました!
新学期のスタートということもあり、今日は2人と一緒にスクールバスのバス停まで見送りに行ってきました。

他の保護者さんもいて、「やっと学校だね~~」と、子どもたちもお母さんも、夏休みが終わり日常の生活に戻れる安堵感でいっぱいでした。

子どもたちも、数日前は「あ~、もう夏休みが終わる~~やだなぁ~~」と言っていたのが、スイッチを切り替え「明日が楽しみ~」と、昨日は学校の準備をしてました。

すぐに運動会の練習がはじまります。たくさん楽しんだ夏休みのあとは、みんなががんばる運動会!
元気に練習をしてくれることを見守りたいです。

大変申し訳ございませんが、9月6日(土)は、娘の小学校最後の運動会のため、須永博士美術館は臨時休館させていただきます

高校に通う息子も、明日から新学期です。

なんだか一日あわただしかった夏休み、ブログの更新も出来なかった日が多かったけれど、また気持ち新たに、更新してゆきます

今日は、鹿児島から・・・

山川少年ツマベニ太鼓の指導者、西さんと、西さんの娘さん、息子さんが来て下さいました。

一番上のお姉さんは、DORM TAOの西亜里沙さん

昨日まで、大分県久住にある、TAOの里 グランディオーゾで、夏フェスが開催されていました。
TAO 夏フェス

最終日の昨日、鹿児島県指宿から、西さんご家族で行ってきた帰りに、ここまで足を伸ばしてくださいました。

夏フェス、今年は10日間で6,000人の方々が来られたそうです!世界、そして日本各地を太鼓の力で元気にし続けているTAOの皆さんのパワーと、ファンの方々の熱気で、久住高原も盛りあがったでしょうね~~、行きたかったなぁ~~~


西さんとは、いつぶりかな~~と思ったら、そうそう、南さつま市民会館での、昨年7月6日の講演会ぶりでした

加世田青年会議所主催の講演会のオープニングとして、山川少年ツマベニ太鼓の皆さんが演奏してくださいました


トラックを運転するたくましい西さん


須永博士との再会


オープニングの様子

山川ツマベニ少年太鼓の皆さんとの出逢いの数々

いつも会っているわけでは無いのに、離れているところに住んでいるのに、こうして会えると会っていなかった時間が飛んでしまう、いつもそばにいてくれる存在の西さんです。

嬉しい出逢いを胸に、また再会できる日を楽しみにしています





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嬉しい光(*^^*)

2014年08月21日 | 小国の風景・情報・つぶやき
今日は、とっても久しぶりの青空が広がっています!





ん~、まぶしい!!

開館前にお買い物へ行こう!と駐車場まで歩いて

「あ!影がある。影も久しぶりだなぁ」

と思いました。
雨が降ったり、くもりで太陽が出ない日がずっと続いていたので、地面に影が映るのも久しぶりに見ました。



光と影。

光ばかりでは見えないもの

影ばかりでは見えないもの

対照的だけど、どちらもあるからこそ、見えるものがあるなぁ~

久しぶりに見た影に、教えてもらったような気持ちになりました。









光と影といえば、そう、

陽のあたる場所で咲く花もあれば、

日陰で咲く花もある

表舞台で活躍する仕事もあれば、

裏方に徹し働く仕事もある

選手として勝負に挑む人もいれば、

その選手をサポートする役割を持った人もいる

そう思うと、どんな人も必ず存在する意味があるんですね(*^^*)

そうそう、あともうひとつ。

おととい、宅急便を配達に来てくれたお兄さんが「あそこのヒマワリ、おもしろいですね~、みんな下向いて、うなだれてます。太陽が出てないからだろうか」と。

あぁ、きっともう、花が終わって種が実ってきてるんだろうなぁ~と、次の朝、見に行って見ました。


↑8月7日


↑昨日

みごとにみんな、うなだれてましたm(__)mm(__)mm(__)m

うなだれてるヒマワリの中に、遅咲きの小さなヒマワリもありました(*´-`)


おじいちゃんおばあちゃんと、元気なお孫さんみたい(о´∀`о)

こんな風景も、本当におもしろい(^^)

自然の風景に目を向けてみると、いろんな発見がありますね(*^-^*)



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2015年カレンダー、制作開始です(^^)/

2014年08月19日 | 須永博士カレンダー
毎年この季節から、来年のカレンダー制作が本格的に始まります。

最初に、タイトルを決めます。

須永博士がいくつか候補を出し、選ぶのですが今回は6月頃に「人生の四季」でいこう!と須永博士から原稿が届き、そのタイトルに込められた詩が届き、それを組み合わせたものを須永博士に渡しました。

8月13日、須永博士は東京に帰り、「もう一度、これだ!というものを送ります」と連絡がありました。

そして、昨日、届きました(*^^*)



ここは、この絵を、この色を・・・

ここは、こんな風に・・・

と、須永博士のイメージ図です(*^-^*)

この他、イラストの原稿も新たに届きましたので、この表紙から、また変わってゆくと思います。

ひとつひとつ、心を込めて編集作業を重ねてゆきます。


「人生の四季」

このタイトルを見て、おだやかな気持ちになりました。

須永博士の詩で、「春夏秋冬」はありますが、同じ意味でも、「人生の四季」というと、四季折々があるように、人間の人生も穏やかな風が吹くときもあれば、冷たい雨や雪が降るときもある。

太陽に照らされて燃えるような時もあれば、
じっくり考える時もある。

また季節が巡るように、どんな時も自然の流れに逆らわず、その時その時を一生懸命に生きればいい。

また、一生に例えると、生命の芽吹く春、

青春を一生懸命過ごす夏、

それまでの経験が実る秋、

そして冬、じっくりとしっかりと、それまでの人生で培ってきたことを、次の世代に繋いでゆく

そんなイメージが湧きます。

12ヶ月の詩を選ぶのはこれから(*^^*)

皆様にお届けする日まで、今年もまた皆様のお顔を思い浮かべながら編集がんばります!!

2015年も、素敵な1年になりますように・・・と願いを込めながら・・・( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

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お盆

2014年08月15日 | スタッフより
皆様、それぞれのお盆をいかがお過ごしでしょうか。

小国は帰省されている方や、旅行で来られる方で普段よりも人口が多くなっていたと思います(^^)

小国生まれだけど、卒業後に小国を離れて進学、就職をして、そのままご結婚・・・という方も多く、また、その子どもさん達もいますので、「主人の故郷が小国」「妻の故郷が小国」「親の実家があるのが小国」という人もたくさんいると思います。

私は反対に、東京から小国へ須永博士の仕事で来て、小国生まれ小国育ちの主人と出逢い、今もここで子育てしながら仕事をさせてもらっていますが、小国町内に親戚がたくさんでき、とってもありがたく、感謝するばかりです。
それまで話したことが無かった人が「佐藤さんとうちは親戚なのよ」と、町や温泉で話しかけてもらうこともあって、びっくりしたこともあります。結婚した当初より、自分の分かる「親戚」の範囲が広がり、これがもっと分かってきたら、あの人もこの人も、遠い親戚だったりして・・・

「やっぱり小国はいいところだ」と、小国を離れて生活している人が、お盆や正月に帰ってきたときに思ってもらえるような町であり続けられたら良いですね




今日は、終戦記念日でもあります。
テレビの放送を見て、子供たちと戦争について話しました。

映像を見て【怖い】というけれど、当時の人だって想いは一緒。

平和で、幸せに、穏やかに生きていたかったはずです。

それを、その先の人生を狂わせてしまう戦争。戦争して、良いことが起きるはずがない。戦争して、幸せになる人がいるの?

なぜ、戦争をするの?人が人を傷つけて、何になるの?




絶対に繰り返してはいけないこともありますね。



いま自分が生きている、生かされていることに、これまでの日本を生きてきたご先祖様に感謝して、また来年のお盆にお迎えにいけるよう、また今から気持ちを前に向けて生きてゆきたいです。






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想い

2014年08月14日 | スタッフより
昨日は、我が家も精霊迎えにお墓へ行ってきました。

ご先祖様、愛する家族、今は仏様となった大切な人をお盆の間お迎えに行き、住み慣れた我が家で過ごしてもらう・・・

姿は見えなくても、心の中で共に生き、いつも語りかけている人・・・



「天国のあなた」

あなたの姿が

見えなくても

あなたと話すことができなくても

あなたは

いまも

わたしと一緒に

生きています

わたしの心の中で

語りかけています」




いのちの詩集に載っている詩です。

私も、心の中で語りかけている人、います。

今年5月に天国へと旅立った、大切な友・・・

須永博士もその人のことを知っていて、他界した10日後に送られてきた詩です。












まだ、この世にいないという実感がわかないでいます。

人間も、すべての生き物も、「寿命」というものがあり、運命、天命があり、自分の「いのち」がどこまでかなんて分からないけれど、どんな人でも、一生懸命自分の幸せに向かって生きていたいと思うはず。

世の中にはいろいろな人がいて、真っ直ぐに生きていたいと思っても、それができない時もある。

突然の病、突然のアクシデント、逃れたくても逃れられないもの・・・

避けて通ることができるならばと思うけれど、それが出来ていたらどんなに楽な人生か…。

避けられないのならば、自分のペースで、その試練に立ち向かう勇気をもってみよう

須永博士も人生の中で、たくさんの逆境に立たされてきたそうです。

その時、自分の心を紙に書きだすことで、自分を奮い立たせてきた。

自分よりももっともっとつらい思いをしている人が、それでも前に進もうとしている姿をみてきた。

その姿を詩にしてきた・・・。

だからこそ、そんなときこそ自分自身を奮い立たせることができたのかもしれない。

最初から強い人間なんて、いない

そんな詩もあります。

今日も、無念の旅立ちをしなければならなかった人とのお別れです。

行ってきます。








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出逢い

2014年08月11日 | スタッフより
夏休み、遠方から来られるお客様との出逢いも楽しみです。
九州各県から、山口県から、

そして先日は、東北の山形県から




山形県の学校で養護教諭をされているそうで、8月7.8日に大分県で全国養護教諭研究大会が開催され、小国町に須永博士美術館があるとこは知っていたので、絶対に参加して、その後にここへ来るというつもりで九州入りしたそうです。

ここへ向かう途中、「須永先生に会いたいな。会えるかも・・・」と、なんか予感がしていたそうです。そして会えました

人間の強い願望は、やっぱり叶うことがあるんですね!

山形駅前のデパート、十字屋さんではこれまでに数回、展覧会を行ったことがあります。もう20~30年前の事です。

その中で、お客様は今から28年ほど前に2度、展覧会へ足を運び、須永博士に直接詩を書いてもらったのだそうです。

この日は、それ以来の再会でした。約30年前の須永博士は、詩を書く時、静かに下を向いて、無口な須永博士だったそうです。
この様子は、北九州で会ったという人、博多駅の地下街で会ったという人、皆さん30年前の須永博士の様子は同じように教えて下さるのでその通りだったのだと思います。




その時から旅を続け、72歳になり、人の前で話すこともできる人間になれた須永博士がこの日、書いた詩です。



「人には一生の中で

一生忘れられない

感動の出逢いがあります

それが夢であり

友であり 愛であり

自分の人生になります

あなたへ

わが道を心のままに

まっすぐ生きて下さい

すばらしい人生に出逢えます

なれます」




昨日は、鹿児島県薩摩郡さつま町から、ご家族で来て下さいました。「小国の須永博士美術館へ来たい」との思いで、家族旅行を計画してきてくださったそうです。

前もってご連絡をいただいていて、「もしかしたら須永博士に会えるかもしれません・・・」とお伝えしてましたが、本当に会えるかどうかはその時まで分かりません・・・

昨日来られた時も、「須永博士と連絡をとってみます。」と話していて、作品を見ていただいていたところ・・・
何かを感じたのか、「こんにちは~」と須永博士が玄関から入ってきました

これには私もびっくり!



ご家族4人に、特別講演会が始まりました

内容も、超特別!大人数の皆様の前では話せないような話も、本当はいろいろとあるんです・・・


須永博士の夏の講演会、出逢いも、皆様のおかげですばらしい出逢いばかりでした。

ありがとうございます。

次は、10月25日に福岡県黒木町での講演会、

11月1~3日の小国での展覧会

このほか、大阪、名古屋での講演会のご依頼をいただいております。

それまでの間、2015年カレンダーの制作にも取り掛かる須永博士です。

完成を、お待ちくださいね!!

また、私の町に来てほしい、展覧会・講演会を開催してほしい・・・とのご依頼も受け付けています。どんな形で行うかなどのご相談でも結構です。お気軽にご連絡ください



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シャルレ 由布の会の皆様へ講演会

2014年08月08日 | 講演会・サイン会のお知らせ
2014年8月7日(木)午前11時より
大分センチュリーホテルにて

シャルレ 由布の会様主催の「サマーフェスティバルin大分」のゲストとしてお呼びいただきました。

講演のご依頼があったのは今年5月。

シャルレ由布の会の会長 藤沢さんが須永博士美術館に来られ、講演会も行っていることを知り、それからゴールデンウィークの須永博士サイン会へも足を運んで下さり須永博士本人とも会い、昨日の講演会が実現しました。


5月6日に、来て下さいました。




その時に書いた詩です。

「わたしは

あなたの夢をかなえて

あげたいのです

あなたが

より美しくなるために

あなたが

自分の道を

すてきに生きてゆくために

わたしは 

あなたのために

生きてゆきたいのです」


この日から3カ月、ここ数日は台風の影響で雨や曇りのスッキリしないお天気が続いていたのが、8月7日朝起きると、とても久しぶりの太陽が!!



朝7時半、須永博士と一緒に作品を積んで、大分へと出発しました。
九重インターから高速道路に入り、少し走ると由布岳が見えます。

昨日は湯布院の街は雲海に包まれていて、ほんの一瞬ですが、その雲海の上から由布岳が顔をのぞかせていました。




左の端の方です・・・。
見えますか?

気持ちの良い空気の中を走り、小国からは約1時間半で会場のホテル「大分センチュリーホテル」さんへ到着しました。

この日は、シャルレ 由布の会のビジネスメンバーの皆様が集まり、様々な催しを企画されていて、会場に到着するとすでに活気あふれる皆様が準備をされていました。

私たちもおじゃまにならないように・・・と思いながら、ステージを準備しました。

つづく・・・





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今日の講演会(^^)

2014年08月07日 | スタッフより


久しぶりに晴れました!

須永博士美術館近くに植えられた、東北から届いたというヒマワリも、やっと会えた太陽に嬉しそうです(^^)






後ろには、北里柴三郎記念館と、須永博士アトリエが見えます(*^^*)


朝7時に小国を出発し、約一時間半、大分市内のホテルにて、須永博士講演会を開催しています。


素敵な皆様に、話しています(*^^*)


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明日は、大分へ

2014年08月06日 | スタッフより
明日は、大分市内のホテルで開催される、あるグループの皆様の会に講師としてお呼びいただきました。

ここのところ、台風の影響で雨や風、それに雷もなるような不安定なお天気が続いています。

明日も雨だろうなぁ~と思っていたら、天気予報では晴れ!

今はお月様も見えています(*^^*)

先程、須永博士から「墨汁を買ってきて欲しい」と連絡があり、持っていくと何かを書いているところでした(^^)



明日お会いする皆様を想いながら、いろいろな言葉が浮かんで来ているそうです。
もう三枚書き上げて、四枚目を書いているところでした。

明日は、150名ほどの皆様に聴いていただきます。

元気に行ってきます!!
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使命感

2014年08月06日 | スタッフより
誰でも、少なからず自分の立っている場所で生きることに「使命感」というものはあると思います

どんな職業であろうと、生きる道であろうと、年齢もいくつであろうと・・・

その「使命感」に、燃えて生きるか、惰性で生きるか・・・

心の持ち方でも大きく違いますね。

これから2015年のカレンダーの編集が始まるのですが、毎年、これまで出逢ってきたたくさんの方々ひとりひとりのお顔を思い浮かべながら・・・そして、このブログを読んで下さっている方々のことを想像しながら…

また来年も、皆さんの人生が素敵なものになりますように・・・と心からの想いを込めながら編集します。

須永博士は、詩人として歩み始めて、もう50年になります。年齢は72歳。
旅を始めたころと変わらない気持ちで、今も前へ、前へと止まることなく、溢れている創作意欲はスタッフの私から見てもすごいものだなと思います。

私は、スタッフとして小国へ来たのは1996年ですので、今年で18年になります。

スタッフとしていつもそばで、皆様との出逢いや、その方の人生に触れさせていただき、心の震える感動、悲しみ、幸せな瞬間、絶望の人生を見させていただきました。

その方と向き合い、その方の心を「詩」にしてきた須永博士の言葉を心の支えにして生きてきた方々・・・その方々が年月を経て、連絡を下さったり会いに来て下さったり・・・それがとても嬉しいです。

須永博士も、「あの人はどうしているかな・・・」と、いつも心に思い浮かべる日本各地で出逢ってきた方々のお顔

その方々に、また会いたい。生きている今だからこそ、今しか書けない詩を書きたい。

また、ひとりぼっちの人、苦しんでいる人、病気と闘っている人、そんな人たちに心の支えになる言葉をもっともっと書きたい。

そんなことをよく最近話しています。

須永博士の「使命」は・・・人のために生きるということだと、自分で自覚しているそうです。

きっとこれからもずっとずっと、それが続くのだと思います。

まだスケジュールが確定していないのですが、これから秋に向けて福岡、大阪、名古屋、沖縄へと講演会の旅が続きます。

講演会・展覧会のご依頼、「須永博士に来てほしい」というご要望がありましたら、須永博士美術館へご連絡ください。


須永博士美術館
869-2505
熊本県阿蘇郡小国町北里460
電話&FAX 0967-46-5847
メール sunaga-h-b@hello.odn.ne.jp
開館時間 10:00~17:00
火曜定休日


















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カレンダー

2014年08月05日 | スタッフより
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須永博士オリジナルTシャツ

2014年08月04日 | スタッフより
須永博士の書・詩が入ったTシャツも人気です。

「挑戦」は、ソフトボールピッチャーの上野由岐子さんも持っています



気合いの入る、「自分に勝つ」




チーム、仲間と一緒に、「絆」




「一致団結」



制作は、東京都足立区のツバメヤスポーツさんにお願いしています。

注文は須永博士美術館でも賜ります

サイズなど詳しくは

須永博士オリジナルTシャツ

↑こちらをご覧ください。

ツバメヤスポーツさんのホームページでは「挑戦」「自分に勝つ」のみ紹介してあります。

同じサイズ、Tシャツの素材、色で「絆」「一致団結」も作れます。



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