オイゲン・ヘリゲル氏の名著「弓と禅」の新訳が角川書店から出版され、購入しました。他の出版社の「弓と禅」も読みましたが、「武士道的な弓道」という講演録が所収され、この講演録を読みたかったのです。
まだ途中ですが、「呼吸法の教え」という個所を興味深く読んでいます。でも、この呼吸法を実践しようとは思っていません。
呼吸法について、ボクもかなり考えてきました。でも最近は、あまり考えないようにしました。そうすることで却って、いい点数が出るようになりました。だから、これでいいのだと思います。
「無心」になろうとすることが、無心になることを妨げる。ボクのアーチェリーは、今まで考えすぎだったのかもしれません。
角川文庫版の「弓と禅」は、哲学的な説明の部分はさておき、大変読みやすいと思いますので、ぜひご一読ください。