下がり眉です。
これがあの「雁」の高峰秀子さんか?!と
思うほどの変貌ぶり。
主人公の林芙美子に近づくために
徹底的にメイクや仕草などにこだわったそうで
高峰さんのエッセイによると、その思い切った役作りを
当時ずいぶんこきおろされたらしい。
最近では森光子さんの舞台が有名ですが。
「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」
社会の底辺で貧しさにあえぎながらなお
創作を続けた、芙美子の強靭な精神力に驚く。
人はどんな環境におかれても、
「最後の砦」を持てるものなのだとファイトが沸いた。
参考:
*「林芙美子の昭和」川本三郎
■ブログランキング参戦中よろしゅうお頼み申しあげまする!!
これがあの「雁」の高峰秀子さんか?!と
思うほどの変貌ぶり。
主人公の林芙美子に近づくために
徹底的にメイクや仕草などにこだわったそうで
高峰さんのエッセイによると、その思い切った役作りを
当時ずいぶんこきおろされたらしい。
最近では森光子さんの舞台が有名ですが。
「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」
社会の底辺で貧しさにあえぎながらなお
創作を続けた、芙美子の強靭な精神力に驚く。
人はどんな環境におかれても、
「最後の砦」を持てるものなのだとファイトが沸いた。
参考:
*「林芙美子の昭和」川本三郎
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PCが言うことをきかなくて
コメントが遅れましてすみませんでした。
「放浪記」よかったですよねえ。
高峰秀子さんの芙美子は
リアルでしたね。森光子さんの舞台も見てみたい
気もするんですけど・・・
TB出来ませんでしたか。あれえ?
よかったらまたHPを教えてください。
楽しみです。
林芙美子ってこんな人だったのかも・・
って思えるような役作りでした!
あれも作家本人がモデルなのでは?
小説家の村上龍が一時期やたらと林芙美子を引き合いに出して「女性の素晴らしさ」を言い立ててた時代(バブル最盛期だったかな?)があって、戦時中に大恋愛をしていた林が戦争が終わって恋も終わってしまったので、戦後ただ一人「戦争は最高だった」と言ってた、こんな風に自分の愛の世界を国家より上に置くから女は偉い!、みたいな、まさに「村上流」の言い草で(笑)。「浮雲」の主人公カップル、高峰と森雅之も戦地で恋をして、戦争が終わってから、「平和が二人を引き裂いた」というような皮肉な事態になっていたように思います。
まあ、終末あたりにじっくり見ますよ。
終末→週末
すみません。
性格がひと筋縄ではいかなくって
だから面白い小説をかけるんでしょうけど
それにしても
絶句してしまいますねえ。(笑)
私も今、随筆を読んでいるところですが
いろんな所でくだを巻いていて(笑)面白いです。
また感想をお待ちしてますね。
成瀬映画は、これで六本目ですが、どの作品もなかなかイイと思ってたけど、「流れる」とこの「放浪記」で、大好きな邦画監督になりました。
シネスケの評では、「高峰秀子の映画では、これを最初に見てしまったから、他の映画でイイ女を演じてても信じられない」というのがあったけど、凄いブスづくりで、圧倒されます(笑)
公開当時は、この役づくりは、評判悪かったようだけど、いま観ても名演技だと思いますね。可笑しみがあってクスクス笑えるんだけど、かと言ってコメディエンヌの演技ではない。
林芙美子本人と周囲の文士たちにも興味が湧いてきて、林の本が読みたくなりますね。そういう意味で、伝記映画として優れています。
性格も顔も
よく似せているような気がします。(笑)
ひょっとして高峰さんってこんな人なのでは
と思ってしまったり(笑)
あの時代の空気も見事に再現できていて、
凄いですね。
私も映画から本を真面目に読もうと思ったクチです。
それまではそんなに興味が無かったのです。
与謝野晶子を山田邦子が演じた二時間ドラマがあったり、漫画の「はいからさんが通る」の紅緒もたしか大人になってからは文芸誌の編集に関わるという設定じゃなかったかな(よく知らないけどw)、この「放浪記」は、もしかしたら、そういう作品にも何らかの影響を与えてるのではないかな。