邦画ブラボー

おすすめ邦画(日本映画)のブログ。アイウエオ順(●印)とジャンル分け(★印)の両方で記事検索可能!歌舞伎、ドラマ感想も。

オリンピック!

2012-07-29 | 日々の泡

ロンドンオリンピックが開幕しましたね!

 

日本時間で早朝に行われた

開会式はバッチリ録画して見ましたがでっかいミュージカルみたいな

感じに仕上がっていましたね。

 

ジェームス・ボンドと女王陛下のツーショットはユーモラスで

心憎い演出でした。

ダニエル・クレイグ、最高!

 

イギリスらしく音楽をフューチャーしたショーはポップで見ごたえありました。

映画好きには嬉しい造りになってましたよね。

ハリー・ポッターやメリー・ポピンズ、

不思議の国のアリスは楽しかったし

「炎のランナー」とMr.ビーンのコラボも意外で面白かったです。

時差があるから何時からLIVEがあるかわからない・・・

うかうかしていたらもう決勝なんてやってたりして・・

私は競泳をかぶりつきで応援します!

ニッポンがんばれ!!

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店員さん用語(なんか変なことその一)

2012-07-25 | 日々の泡

夏のバーゲン真っ盛りですね。

 

もう最終バーゲンって言ってるけど

最近は夏中バーゲンやってる感じですが・・

どのお店に入っても店員さんが

同じ口調で喋るのが不思議です。

 

「こういう『おかたちで』おつくりしているんですねぇ。」

 

「おかたち」・・・?

 

スケカンがあってステキですよねえ」

 

「透け感」って書くのだろうか?

スケカン・・は何回聞いたかわからないくらい聞いたけど

・・・感って

いう言葉頻繁に聞く。

 

「コレ、かわいくないですか?」(イントネーションが今風?

私は言えませんが 爆)

 

アパレル業界の流行語って

あるんだろうか?

 

今日は羽仁進監督の

「不良少年」観ました~~~

生々しい臨場感に打ちのめされました。

 

それにしても暑くないですか?(今風のイントネーションで)

 

 

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蜷川幸雄と蜷川実花

2012-07-11 | 日々の泡

「ヘルタースケルター」が今週末公開の

蜷川実花監督が朝のテレビ

はなまるマーケット」に出ていた。

 

動いている実花さんを始めて見たが

パワフルで強烈な作品からは想像しがたい

少女のような人だった。

もっと突っ張った感じの人を想像していたのに

謙虚で素直な言動にビックリした。

お父さんとお母さんの愛情をたっぷり

受けてすくすく育ったんだろうな~~って感じ。

 

実花さんが5歳くらいまでは

女優のお母さんに代わって

お父さんの蜷川幸雄さんが

育児をしていたそうだ。

イクメンの走り、主父・・

というよりは、

いわゆるヒモですね(爆)

しかも

几帳面な性格ゆえ、

カンペキな家事をこなしていたとかでこれも意外だった。

 

2年ほど前 渋谷の文化村で蜷川芝居を見たとき

お母さんをお見かけしましたが、綺麗でした。

一緒にいたのは多分実花さんで、仲がいい家族だなと

思いました。

 

蜷川父が愛する娘に贈った言葉、

蜷川家家訓みたいなものというのが

面白い:

 

★いつでも男を捨てられる女であれ

★経済的にも精神的にも自立せよ


★出来るだけたくさんの男と付き合え


★何をしてもいいけど妊娠だけはするな(高校時代)


★従順なだけの女にはなるな


★男にだまされるな、だませ

★かっこいい女になれ


★自分が正しいと思ったら、何が何でも突き進め


★過激に生きろ


★嫉むより嫉まれるほうがいい

(「オラオラ女子論より」)

 

「父が娘に贈った言葉」で思い出すのは

加藤登紀子の旦那藤本敏夫(元全学連委員長)の

「何をやってもいいが、売春だけはするな」

というのがあったことを思い出した。

 

なんか・・・

「過激」といわれる男性って

娘にはそんなこと言うんだわと興味深い。

 

蜷川実花さんの著書

「オラオラ女子論」、元気が出そうな本です。 

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啖呵が切れる女優

2012-07-11 | 日々の泡

たんか 【呵】

(1)喧嘩(けんか)口論の時、相手に向かって言う威勢のいい、鋭い言葉

(2)香具師(やし)などが品物を売る時の口上。〔「弾呵(だんか)」か。「痰火(たんか)」の転とする説もある〕
» (成句)啖呵を切る
 
三省堂 大辞林より
 
こないだの太地喜和子のは
厳密に言うと
啖呵っていうより
キメ台詞っぽい感じもしますが
心情的には啖呵じゃなかろうか??と・・・思った次第。
 
ここぞと言う時の威勢がいい啖呵は
スカッとしますよね。
 
カツゼツがいいのはもちろん、
おなかの底から声が出ていないと
サマになりません。
 
台詞のテンポがよくないと
聞いていて気持ちよくないです。
 
 
女優さんで
たたみかけるような
啖呵が切れる役者は・・・?
 
亡くなった山田五十鈴さんの
「用心棒」での男もぶるってしまう悪党役
小気味良かったですね。
 
 
杉村春子の
悪態は芸術賞ものだし 
極道の妻シリーズの
岩下志麻!もドスが効いてました。
 
五社英雄が夏目雅子
「なめたらいかんぜよ」と言わせた・・
あれも一種の啖呵でした。
 
 
ふだんはふわ~っとしている
大竹しのぶも凄みはバッチリ。
 
美空ひばりは
さすがに
リズム感抜群です。
女ながらに
ねじり鉢巻すると魚屋のあんちゃんって感じが出ますよね(爆)
 
女ねずみ小僧の
小川真由美もいいですね~~
 
高峰秀子も「あらくれ」最高。
べらんめえの啖呵切りまくってましたね。
 
渋いところでは
浪花千栄子の「悪名」での女親分、
勝新も真っ青!怖かったですねええ
関西弁の啖呵ってのも迫力ありますね。
 
渋いといえば
飯田蝶子もいた!
小気味のいい啖呵上手かったです。
 
 
揚げているとキリがありませんね。
 
歌舞伎の「助六」は
江戸前のキレのいい啖呵の宝庫ですが
う~~ん
 
啖呵がカッコいい映画見たくなった!
 
 
 
 
 
 
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山田五十鈴が亡くなる

2012-07-10 | 日々の泡

朝一番で入ってきた訃報。

 

山田五十鈴が亡くなった!

 

まだ10代の少女だった頃の達者な芸は

溝口健二の「祇園の姉妹」で堪能出来る。

そこらの大人が束になっても適わないほどの

舌を巻く演技。

もうすでにピカピカのオーラを放っていて

生まれながらの芸人、玄人さんだと思った。

 

山田五十鈴がいなければなりたたない映画は山ほどある。

黒澤映画の「蜘蛛巣城」「どん底」「用心棒」

森繁と共演した

豊田四郎の「猫と庄造と二人のをんな」

成瀬巳喜男の「流れる」

「鶴八鶴次郎」「歌行燈」

新藤兼人「縮図」

市川箟監督の「ぼんち」での

母親(毛利菊枝)の影にいつも隠れているちょっとドンくさい正妻、

ユーモラスな役も上手かったですね。

どれもこれも忘れられない。

 

すらりと

昔のひとにしては上背があって

立ち姿も綺麗でしたね。

 

偉大なる女優さんのご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

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太地喜和子と杉村春子

2012-07-09 | 日々の泡

太地喜和子は

文学座の大先輩である杉村春子を尊敬し

大きな目標としていたのは有名な話。

 

舞台は見ていないのでまた違うかもしれませんが

少なくとも映像では

杉村春子と太地喜和子は似ても似つかない容貌だし

ゼ~~んぜん芸風が違うし

どう見ても

接点が無いじゃん!

思っておりました。

がしかし

「但馬屋のお夏」での、

半眼で振り絞るように

発したラストの

「啖呵」は表情といい、

絶妙の「間」といい、

師匠に激似していて

まるで乗り移ったかのようでした。

 

たったのワンショットでしたが、

ハッとさせられる場面でした。

そして何度も見たくなるような

キメ台詞、カッコいい見得の切り方でした。

 

太地喜和子が生きていたなら

もしかして

杉村さんにどんどん似てきていたかも?

と思わせる瞬間でした。

太地喜和子の「女の一生」とか見てみたかったですねえ~~

 

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「但馬屋のお夏」太地喜和子+和田勉

2012-07-08 | ●面白かったTVドラマ

それにしても

まあ太地喜和子って

存在するだけで

大事件が起きてしまうような

危なっかしい魅力に満ちていますね~~

このドラマもやっぱりファムファタル的な

役柄を見事に演じきっております。

近松門左衛門原作

脚本 秋元松代 1986年度作品

 

冒頭、

艶やかな舞姿を

うっとりと見つめる男ふたりありけり。

(ちゃんとした侍・名高達郎とセレブ風町人中村賀津雄)

 

次の場面で太地喜和子は

中村賀津雄を「あにさん」と呼んでるじゃありませんか!!

ふうむ ふたりはきょうだいか・・・

しかしあの目はたしかに愛おしい女を見る目。

 

中村賀津雄の一挙一動はもちろんのこと、

目の配り方ひとつも逃さず

和田勉が追いまくります・・・

 

におう様に色っぽいかと思えば

ときにおきゃんで童女のようにみえる太地喜和子

素晴らしいのはもちろんなのですが

このドラマは、

大スターの兄、中村(萬屋)錦ちゃんに隠れて

通好みといいますか

今ひとつ地味な印象の

中村賀津雄の豊かな芸を楽しむのには

もってこいの作品といえると思います。

 

和田勉のしつこい目線にしっかりと答える

演技はほんとに

いっときも目が離せません。

 

大店の行き届いた亭主ぶりを表現したたたずまいや

病み上がりの

ぼんやりと庭をみつめる

しどけない後ろ姿、

するりと肩から落ちそうな粋な羽織の着こなしといい

風情もさすが名門のDNA、素晴らしいです。

母親役、渡辺美佐子もさらりと上手い~

 

太地の見せ場もしっかりと用意されておりまして

ラストの啖呵は

それまでおとなしくしていたのは

このためだったか!と思わせる、

名高達郎のみならず視聴者も呆然!とする爆発力に満ちていました。

和田勉のドラマってカタルシスがあるんですね。

そもそも

修羅場がこれほど似合う女優さんもいないのではないでしょうか??

 

そして、一転。

今までのテンションはなんだったの?

という狐につままれたような後味を残すラストシーンも

また変わった味わいで、

救われたような掬われたような・・・・

 

そうでした!

いしだあゆみ怪奇な演技

なくてはならないスパイスになっておりますことを付け加えておきます!

 

この7月から装いもあらたになった時代劇専門チャンネルで視聴

 

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「心中宵庚申」-太地喜和子

2012-07-05 | ●面白かったTVドラマ

近松門左衛門原作を

ノリに乗ってた

和田勉が演出。

 

八百屋(といっても大店・今のスーパーみたいなもの?)の

若主人半兵衛と妻千代(太地喜和子)はラブラブで

仲睦まじい夫婦だった。

 

それがいったいなんで心中せねばならんの???

 愛があれば問題ないんじゃないの?

no no no!

どっこい、

そうは問屋が卸さない日本人社会。

 

達者な役者に巧みなプロット、

和田演出のなんともいえぬワクワク感でひっぱられてしまいます。

 日本人ならではの義理人情、

しがらみが複雑に絡みあい

あがけばあがくほど闇に呑み込まれていってしまう。

 

お千代は再婚。

男好きがする愛くるしい美貌で、

気立てはいいけど

ちょっとどんくさい(爆)

八百屋の嫁なのに勘定が苦手で

スキがあるキャラである、

とか

くそ真面目な半兵衛は養子で

実は元武士であるとか、

それら細部がすべて不幸へ加速する要因になっていく・・・

と、

説明するわけでもないのに

理解できるように作っていくのがさすがです。

 

ラスト、

死を覚悟した道行きの場面の

見所は

血まみれで顔面蒼白で

ほとんどイッちゃってる男の方(滝田栄)と

女、太地喜和子の恍惚とした

悦びに似た表情を浮かべる顔の対比です。

 

「やってもうた」

 

放心しながらも、気持ちを奮い立たせ

これから最後に大仕事、

やることやってキッチリ「けじめ」をつけねばならん!

(昔の日本人はそういうこと思いましたですね)

という厳しい現実に直面している男と、

愛する男と一緒に死ねる嬉しさに酔っている

すでに現実から離れている女との差といいましょうか。

 

お千代の父、辰巳柳太郎の渋さ、

嫉妬に狂う姑乙羽信子もなくてはならない

立役者です。 

 

この物語の主題は

「義理人情」はもちろんですが

わたしは「嫉妬」が大きなテーマだと思います。

 

ジェラシーです!

 

姑の嫉妬、

千代に気がある

親戚のぐうたら男(尾藤イサオ)の嫉妬、

そして

嫉妬の親玉、象徴であるところの庚申様の嫉妬です。

 

わけもなく

胸騒ぎがして

宵庚申の音に怯える千代が印象的。

 

もしかしたら

庚申さまが

乗り移って

乙羽信子の常軌を逸した行動をうながし

悪夢のような夜を

クリエイトしたのかもしれません!!

 

あまりにも

幸せそうにしていると

恐ろしいことが起こるぞという

警告を含めた物語なのかもしれません。

 

無邪気で聖女のような雰囲気を持つお千代は

太地喜和子じゃなくては

出来ないことは明白です。

テレビドラマ史に残るであろう

すごい作品を見られて時代劇専門チャンネルさんに

感謝いたします。満腹。

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