邦画ブラボー

おすすめ邦画(日本映画)のブログ。アイウエオ順(●印)とジャンル分け(★印)の両方で記事検索可能!歌舞伎、ドラマ感想も。

歌舞伎の海外進出も

2007-06-27 | 日々の泡
野暮用あって10日ほど出かけました。
日中バタバタして疲れても
日が暮れるとさあこれからだ~~!・・と細胞が俄かに活気づいてしまう。

トニー賞総なめにした「スプリング・・」の
舞台は小劇場か?と思うほどの規模で派手なセットも仕掛けも無く
衣裳も地味で10代から20代の若い俳優たちが主だ。
若者の性の芽生えと葛藤、悲劇が描かれる。
原作はネットで予習していたのだけど、シビアな内容なのに笑いも交え、
勢いのあるロックで表現した演出に驚いた。
繊細さと大胆さを併せ持つ芝居だった。

そういえばリンカーン・センターのあたりを通りかかったら
「平成中村座」のでっかいポスターが貼ってあった。
7月、同センターでは夏のフェスティバルが開催され、
世界各国からの催しが観られるそうだ。

先日の成田屋パリ公演といい、歌舞伎界も海外進出が活発なことである。
寿司も刺身も進出してるが
きっと来月は着物姿の女性も多くみかけられるだろう。

昨日は録画してあった内田吐夢「たそがれ酒場」を観て、
カンペキノックダウンされた!
日本のミュージカル/音楽劇の傑作である。

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テーマ曲が・・

2007-06-26 | 日々の泡
主人公の女性は相当したたかものだと私は踏んでいる。
セクシャルな怪人に魅了されながらも
平凡な青年をキープ。

才能を授けてもらった恩を仇で返すとは。
とまでは言わないけど
両方に気をもたせつつも怪人のマスクを無残にも剥ぎ取り、
恐ろしい所行も間のあたりにし
ドン引きして去っていくというのは
同じ女としてなんとも後味が悪い。

醜い顔を見たとたん逃げ出すとはそりゃ~ねえさんあんまりだろう。

いわゆる典型的な「女なんてそんなもの」的存在なのである。
だからより怪人の哀れさや悲しみが際立つというわけであるが、
怪人の伴侶にはそぐわぬ普通の女なのであった。

先日公開された映画は
この舞台世界を忠実に再現しているが、
イタリアンホラーのダリオ・アルジェントの同作映画化は
マスク無しの美形怪人(ジュリアン・サンズ主演)で、
しかも地下の水路で鼠に育てられたという設定がまず異常。
その後の展開もアルジェント風味の猟奇性に富んでおり、
ポカ~ン度いっぱいの珍作であったことを思い出した。

ガストン・ルルー原作に沿っていると言う、
ロン・チャイニー主演の怪奇な作品もぜひ見てみたい。
ティム・バートンあたりが映画にしたら
楽しくて奇怪な作品が出来そうだと思いませんか?

ジュール・ベルヌ作「海底二万里」のネモ船長しかり、
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のタコ入道(?)しかり
西洋の怪人はオルガンで自己表現するのが興味深い。
宗教的な見地、懺悔という発想からくるのかもしれない。
悪事を働きながら懺悔し、
悔いながらもまた悪いことをする。なんたる矛盾!
わかっちゃいるけどやめられない、
どうにも止まらないゆえにまた葛藤が・・

そういえば芸術性を持った怪物というのは
日本には見当たらないなあ・・・・・

豊かな声量を持ち
情感豊かな三人の歌がせめぎ合い、争い
畳み込んでいき、カタルシスが生み出される。
その中でも一番聞きたいのは例のテーマ曲なので
あれ繰り返してもらうだけで客は満足するのでは?と思ってしまう、
ばちあたりな私だった。

怪人の声があたりにこだましたかと思うと
シャンデリアも見事に頭上すれすれに落ちてきて、
劇場自体があたかもopera座のように錯覚してしまう演出が素晴らしい。

The Phantom of the Opera公式サイト

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観劇は

2007-06-25 | 日々の泡
単衣の着物を持っていったけど
日中は30度を超える暑さで
夕方涼しくなってから着替えて劇場へと向かう。

「The Phantom of the Opera」が上演されている
マジェスティックは
パリのそれを再現しており、デコラティブでキンキラキン。

Opera座へは一度行ったことがある。
ちょうど年暮れの込み合っている時期だったので
チケットをとることは出来なかったが、(その代わりバスティーユの方のチケットを買った)
豪奢な建物の中をぐるっとまわって「壁紙までOpera座だな」?!と
感心したものであった!完全なおのぼりさんモード。

さて劇場だが
天井には芝居に使う例の絢爛たるシャンデリアが燦然と輝いており
目がつぶれるほどまばゆい。
あれ落ちてくるのか!?でかいよ。と不安になる。

客席にはタキシード着ているおじさん、
ドレスアップしているマダム、よそいきワンピの娘っこ、
まあ綺麗め普段着の人など様々だ。
着物も不思議と違和感なかったと思う。
(本人が思っているだけ)
そういえば
NYではあまりジーンズを履いている人を見かけなかった。

あたりが暗くなりいよいよ幕があくと
そこはオークション会場。
芝居は映画と同じく
シャンデリアと猿のおもちゃがせりにかけられるところから
始まる・・・

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ただいま!

2007-06-24 | 日々の泡
帰ってきました。

留守のあいだにコメント、TBくださった皆さま
反映とお返事が遅れまして申し訳ありませんでした。
アクセス数を見たら
普段より数段多い日もあったりしてびっくり。
記事を書かないほうが良かったりして。

駆け足でしたが紐育・NYで
先日トニー賞をかっさらったばかりの
スプリング アウェークニング」、
Phantom of the Opera」(音あり注意)、
爆笑につぐ爆笑、
モンティ・パイソン演劇版「スパマロット」などを観てきました。

NYの街は見事に活気を取り戻していて、
観光客でごった返す真昼間のタイムズスクエアでは
「パンツ一丁でギター」の名物男、ネイキッド・カウボーイ
(って誰?っていう方はここ・ただし音注意)
夜の街では中村獅童より貧弱な体のスパイダーマン
ロリータファッション+キティちゃんランドセルの
ドラッグクィーンが闊歩するなどを見る一方で、
街のあちこちに立つ警官や、
ひっきりなしに猛スピードで駆け抜ける消防車、
(窓からは映画スターみたいなイケメン・マッチョなヒーロー達が微笑む)
厳しい出入国のチェックに
自由と厳しさ併せ持つNYを肌で感じました。

帰宅して
お茶漬けを食べほっとしたところ。
お話したいことがいっぱいですが
また後で聞いてください!

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お知らせ

2007-06-14 | 日々の泡
明日から
ちょっくら10日ほど旅に出てきます。

いやほんと。

最近ア●ルト系のスパムが入ったりしますので
出かけている間はコメントも承認制にさせていただきます。

みなさんにとって明日もあさっても良い日でありますように!!

                             ブラボー
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町山智浩氏とパリス・ヒルトン

2007-06-12 | 日々の泡
パリス・ヒルトンが刑務所を出たり入ったりして
世間を賑わしているようで
CNNがなんと5時間もナマ中継したそうだ。アメリカもねえ~~

日本テレビのワイドショー(テリー伊藤とか出てるやつ)の
電話インタビューに、
ネット界のアイドル?
あの「映画秘宝」の町山智浩氏が
この問題についてコメントしているのを
私は聞き逃さなかった!

「26にもなってママ~~!ですからね、ありゃダメですよ」

パリスの泣き顔にかぶって
わざとらしい甘い声の吹き替えが
私のことはもう取り上げないで
今イラクでは戦争が起こってるの・・・人が死んでるのよ」と言うと、
町山氏の一発が決まった。

「てめぇの口から聞きたかねえよ」
「テメェが言ってんじゃねぇよ」


ぽっか~~ん

最近めっきり聞かれなくなった”アナーキー”と言う言葉が頭をよぎりました。

町山さんのブログ、
ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記」は
生きのいいアメリカ映画情報が読めることで知られているが
テレビ界にも進出されていたとは!

ち~~とも・・・

現地特派員だとかで、
デイブ・スペクターさん危うし。

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「日本映画navi」

2007-06-11 | ★読書
産経新聞社が出している
日本映画navi 2007夏号をいただいた。

表紙は『ALWAYS三丁目の夕日』の古沢良太脚本による
「キサラギ」の出演者:小栗旬、
ユースケ・サンタマリア、塚地武雅、小出恵介、香川照之の面々。
監督は佐藤祐市のサスペンスコメディ。

宮藤官九郎の最新作
「舞妓Haaaan!!!』の特集や、
舞台でも活躍している森山未来クンのインタビューに興味津々。

最新の日本映画情報満載で
誌面から若いエネルギーがムンムンと立ち上ってくる。

今撮影中の映画のレポートとして
ALWAYS 続三丁目の夕日」っていう文字が!
なんでもあの物語の4ヵ月後から話が始まるらしい。
続編が出るとは
ちーとも知らなかったわ!!(また言ってしまった・・・)

全くちーとも知らなかったことだらけである。

他に
松尾スズキの「クワイエット・ルームにようこそ」
三木聡「図鑑に載っていない虫」の撮影取材有り。

関係ないですが
最近歯医者を変えたら
やる気まんまんの若先生で清々しい気分に!
医者嫌いの自分にも革命が起きる予感が。

とにかくみっちり読んで勉強させていただきます。
ありがとうございました。
産経新聞さん!

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「こんにちは、母さん」(3)

2007-06-10 | ★TV番組
バタバタしていて
うっかり録画するのを忘れていた!

かろうじて最後の部分だけ見ることが出来た。

児玉清が興奮して
電話口で叫んでいるうちに倒れる!

それまでビシっと締まっていた顔が
一瞬はっとした表情の後
見事にだらっと緩んで
遂に
ただならぬ表情にと変わっていく。

受話器は畳に転がるのである。

演出が上手いというか
児玉さんのきめ細かい演技にうなった。

熟練カップルの恋は短命に終わってしまうのだろうか。
母さんはどうなってしまうのか。
あの息子は?
もう来週は最終回だそうだ。

ドラマは老いと死についてのテーマも含んでいるようだ。
ますます欲張りだな~~~

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「嫌われ松子の一生」

2007-06-09 | ★愛!の映画
狂乱のジェットコースタームービー。
テンポよく乙女チックながら悲惨。

晴れときどき土砂降り。雷、突風あり。
ひとりの運(男)の悪い女の一生をポップに描く。

松子の思考回路かなりぶれてますが。

ミュージカルのように音楽が多用され
CGが散りばめられた映像はドロップのように鮮やかである。

「ぼくのバラ色の人生」、
「ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ」や
「アメリ」にも共通するところがある。
インド映画のテンションにも!

どなたかがおっしゃった
人生は喜劇であるとは至言か。

松子は極端だけど、
愛を求めて
性で人生踏み外す人間ってかなり存在するように思う。

巡り巡って最後にたどり着くのが(着きたかった場所?)
生家(原点)であるところが悲しく、身も蓋も無い。

中谷美紀はしっとりした役も似合うけど
コメディエンヌ的な役もこなせる貴重な女優さんだ。

多彩なキャストが楽しい。
チンピラ役の武田真治がよかったな。
「今風にドスが効いた」ト●コ風呂のマネージャー役は
スカパラの谷中さんなんですねっ!

「下妻物語」もいってみよう!!

中島哲也監督
原作山田宗樹
脚本 中島哲也
音楽 ガブリエル・ロベルト 渋谷毅
撮影 阿藤正一

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今村昌平特集

2007-06-07 | 日々の泡
6月は衛星放送、チャンネルneco 東映チャンネルで
今村監督の処女作を含む作品18本を放送するそうだ。

梅雨時に濃いい~~じゃないの!!
嬉しいですけどね。
未見の「人間蒸発」が見られるとあって録画待機!

人間蒸発といえば、
昔蒸発(失踪)した人に向かって
残された家族が「●●、帰ってきて!」と呼びかける
テレビ番組(コーナー?)があった。
子供連れで泣きながら・・・という人もいて悲惨極まりなかった。

あの人たちはみなその後どうされただろうか???

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