邦画ブラボー

おすすめ邦画(日本映画)のブログ。アイウエオ順(●印)とジャンル分け(★印)の両方で記事検索可能!歌舞伎、ドラマ感想も。

華の乱スペシャルとごあいさつ

2005-12-31 | 日々の泡
「大奥・華の乱スペシャル」:

人は如何にして
人を憎むことを知ったか・・という
興味深く、もの哀しい考察・
エピソードがまとめられていた。
人の心の中にある「善」と「悪」にも思いは及んだ。
面白かったですけどね!

ここに来て下さっている方々へ
今年もありがとうございました。

どうぞよいお年を!

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年末ですが「四谷怪談」

2005-12-30 | ★恐怖!な映画
歌舞伎座テレビ室・毎日放送製作(1972年)の
「怪談シリーズ」

天知茂が伊右衛門だが、監督は中川信夫ではなく
山田達雄。

一時間で駆け足の「四谷怪談」。

髪すき、戸板返しなどの見せ場はありますが
あまり恐くはない。

殿山泰司の宅悦、
戸浦六宏の直助が加わり
脇はバッチリきめてある。

傑作「東海道四谷怪談」(1954年)から
二十年もたっているというのに
悪役上等!戸浦をもびびらせる天地茂の極悪人ぶりは
ちっとも色あせてはいない。

お岩さんの顔・5段階変化の見せ方がびみょ~

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俳優の歌

2005-12-29 | 日々の泡
渡哲也がベストアルバムを出したそうだが、
俳優さんの歌にはいつも聞き惚れてしまう。
声に力がある。
そして表現力が豊かだ。
女優さんより男優さんに歌が上手い人が多いのはなぜか。

おっと!
高峰秀子さんの歌はとびっきりですね。>カルメン

渡哲也、小林旭、石原裕次郎、里見浩太郎、杉良太郎・・
若い人の中には
歌手としての加山雄三しか知らない人も多いのでは。

高倉健の歌も味わいがある。
あとは誰がいましたっけ?
最近では福山雅治とか?

マツケンなんていう方もいました。

松方弘樹は作曲家に弟子入りし、
そこでは優等生だったそうだが
五木ひろしが入門してきて、
歌手の道を断念したとか。

小説家志望だった久世光彦が
同じく東大生の
大江健三郎の才能をまのあたりにして
自信を無くしたという
エピソードに似ているような。

五木と松方がデュエットしているのを
テレビで見たが、「玄人歌手」の歌だった。

年の瀬に鶴田浩二の
「傷だらけの人生」が頭をかけめぐる。

今更だけど、いい歌だなあ。

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渡哲也ベスト

2005-12-26 | 日々の泡
渡哲也が芸能生活40周年を記念して
ベストアルバムを発売するそうだ。

今でこそ、怒らせると恐そうな
低音だが
お若いときはあそこまでドスがきいていなかったと思う。

容姿もまるでモデルのように
ほっそりと華奢であった。

ちょっとぶっきらぼうな歌声もいい。
「くちなしの花」も好きだけど
なんといっても
「東京流れ者」でしょう。

作品では「仁義の墓場」も破滅的でよかった。

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ホラーなTV東京「大奥」SP

2005-12-24 | ★TV番組
テレビ東京の「超歴史ロマンシリーズ」。
徳川幕府を裏で支えた「大奥」の
知られざる秘密やエピソードを紐解く。

フジテレビ「大奥」終了を待っての憎い構成。
「所さん&おすぎの偉大なるトホホ人物伝」(終了)での
「大奥特集」、
(その2)よりも
よりグレードアップしていた。

巧みなナレーションで語られる再現ドラマを
東てる美、大西結花、斎藤陽子、木之元亮などが演じて
本編に負けない充実ぶり。

特に面白かったのは
「将軍綱吉無理心中説」

綱吉は
”飾り物”御台所信子の
積もり積もった嫉妬により無理心中させられた。
惨劇が起こった「宇治の間」は、
以来「開かずの間」として封印され
夜な夜な老女の亡霊が部屋の前に座っていたそうな・・
信子の墓には長く
謀反人のように鉄網がかけられていたという。

嫉妬に狂った信子が
綱吉に向かって懐剣を振り下ろす顔はまさにホラー映画さながら。
藤原紀香とは似てもにつかぬ鬼女面の中年女性が目をむく姿は
タイヘン恐ろしかった。

動機と原因についても言及されていたが、
ひとつの説として
顔にべったりと塗られていた白粉に含まれていた「鉛」の慢性中毒のために
精神が不安定だったのではないかという興味深い分析もなされておった。

ゲストとして高橋英樹、
「大奥第一章」で好演した遠山景織子、多岐川祐美が加わり
前回スペシャルに比べ、時間も延長、予算大幅アップの年末大盤振る舞い。

当時の大奥メイクの再現(眉毛の位置が高い!)や
御寝所30歳定年制度(!)、春日局の部屋モデル
など資料に基づいた聞いてビックリ見てびっくりの各種データも披露された。
御台所の厠は一生分「掘られ」、深さ18メートルに達していたとか。

その他、絵島生島事件でっち上げ説や春日局と天草四郎の因縁、
十代将軍家治毒殺事件など、
これで10本くらいホンが書けるのではと思うくらい
ドラマのネタてんこもり。

とにもかくにも閉ざされた空間ゆえに好奇心が沸いてしまう。
我々の野次馬根性を充分満足させてくれる内容だった。

写真は、当時の大奥白塗りメイクに驚く
高橋英樹と野球・古田さんの女房。

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終わってしまいましたね「大奥」

2005-12-23 | ★TV番組
「東京事変」の
テーマソング「修羅場」にぴたりと映像が
マッチしているなと感じたと思ったらもう最終回。

江波杏子の穴を
藤原紀香が
体当たり演技(この言葉最近聞かれませんが)で埋めていた。
汚れ役もこなして真骨頂?ケロイドがまぶしかった!

衝撃的な展開もびっくりだけど、
そうかこれはフィクション、
歴史ドラマではないのだとナットクしたら肩から力が抜け申した。

今回の「大奥」は核になる内山里名が
とても上手く、毎回楽しめた。

北村一輝は
「大奥レギュラー」になってしまったが
次はまたどんな役に?と早くも期待。

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松竹祭りatフィルムセンター

2005-12-22 | 日々の泡
松竹110周年を記念して
京橋の
東京国立近代美術館フィルムセンターでは
1月13日(金)-3月26日(日)
※金曜日・土曜日・日曜日のみの上映で
1960~70年代に照準を当てた作品を上映する。

「松竹ヌーヴェルヴァーグ1960年」
「喜劇」「SF映画」「サスペンス映画」「青春映画」
という5つのテーマを設けて
上映機会の少ない隠れた秀作や話題作にも配慮した計34本。

展示室では
ポスター、写真や資料の展示も同時開催される

詳しいプログラムなどはまた情報が入りしだいアップします。

なお、成瀬巳喜男監督の「浮雲」再現セットは
好評につき12月25日まで延長して公開されているそうです。

私も、
「あそこが義兄さんに投げつけたふとんが入っていた押入れか~」と
感慨深く見てきました。

■東京国立近代美術館フィルムセンター

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「雪おんな」

2005-12-21 | ★恐怖!な映画
「怪談」シリーズ。
従来の話とはちょっと違う。

裏切られたとも知らず、男を待ち焦がれて
雪の中で死んだ女の魂が雪おんな(有馬稲子・二役)となって
女を騙す悪い男を凍え死にさせる。

「女を泣かす男は許さん」
雪女に取り付かれ凍死した男の髪は
きまって真っ白に変わっているのだった。

雪深い宿場町で
幸薄い女ゆき(有馬稲子)が体を売っていた。

まさに掃き溜めに鶴の有馬稲子が美しい。
美しすぎてどう見ても遊女ではなく、お姫さまである。

なげやりに日々を送るゆきだったが
村はずれに住む世捨て人のワイルドな高橋悦史と知り合い恋に落ちる。

村の名主に身請けの金を借りに行った男は、
金と引き換えに孫娘の婿にと言われてしまい
悩んだ挙句
金はとりあえずもらっておくことにする。(?!)

この曖昧な態度が墓穴を掘ることになるとは
お釈迦様でも知らぬことであった。

縁談の噂を聞いたゆきは
絶望し心にもない愛想尽かし・・・
百戦錬磨のゆきの芝居に
あっさり騙された男と孫娘の祝言の夜に
突如雪おんなが現る!

彷徨い出た雪の中で
再会したゆきと男は「今度こそ」と永遠の愛を誓うのだった。

その様子を複雑な表情で見守る雪おんな!

女はすでにこの世のものではなく
降りしきる雪の中で寄り添って倒れる二人の髪は
真っ白に変わっていた・・

次のショットで二人は家の中で倒れこんでいたが
助かったのだろうか?それとも?

有馬稲子の美しさでひたすら魅せる、
怪談というより、ラブロマンスであった。

雪深い山もすべてセットなので
舞台劇を見ているようでもあった。
赤木春恵が「そのまんま渡る世間・女将」を演じている。

西山正輝監督

●他の恐怖な記事は
こちら


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歌舞伎座テレビ室「怪談」

2005-12-20 | 日々の泡
チャンネルNECOで放送されている、
歌舞伎座テレビ室・毎日放送製作の
「怪談」シリーズが面白い。

1972年に製作された60分カラー作品。
「伝七捕物帳」などの山田達男や
「東海道四谷怪談」「地獄」の中川信夫が監督している。

ロジャー・コーマンのポー・シリーズにも似て
B級の匂いを漂わせながらも、中身が濃く
見ごたえあるドラマになっている。

なんたって信じられないほど俳優陣が豪華なんです。
天知茂、有馬稲子、松橋登、成田三樹夫、扇千景、田村高広・・
渋いでしょうか・・?

ラインナップはこんなかんじ。

■第1話:四谷怪談
■第2話:牡丹燈籠
■第3話:蚊喰鳥
■第4話:雨の古沼
■第5話:怨霊まだら猫
■第6話:累ヶ淵
■第7話:地獄へつづく甲州路
■第8話:大奥あかずの間
■第9話:新選組 呪いの血しぶき
■第10話:雪おんな

見逃したものもあるけど、ぼちぼちアップしますので
よろしかったらお付き合い下さい。

●他の「恐怖」な映画はこちら

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「新選組呪いの血しぶき」

2005-12-19 | ★恐怖!な映画

新選組ファンが卒倒しそうな内容・脚本。

これはあくまでも
中川信夫の怪談アレンジですので念のため。

見る影も無く荒れ果てた壬生の屯所を訪れた
官軍の中村半次郎(大瀬康一)が・
「新選組は我々にとって最も恐ろしい敵だった・」と
感慨深げに回想にふけるところから物語は始まる・・・

そもそも新選組のケチのつき始めは
芹沢鴨(田中浩)の粛清だった・・・
(半次郎の回想ですから念のため)

身内である芹沢の寝込みを襲う
沖田総司(松橋登)、山南敬助(中村敦夫)、土方歳三(管直太郎)。

鬼の土方は、命乞いをする女までも冷酷に斬ってしまう。
沖田は土方の命により芹沢の愛猫を斬ろうとした際、喀血。
その夜から早速、三人の前に芹沢と女の亡霊が現われるのだった。

管直太郎ならではのダーティ・ヒジカタ
鬼畜ぶりが炸裂。

血走った目が常人をはるかに超えたビームを発散。
そして
松橋登の沖田総司ははまり役!

血の粛清に動揺する隊士の中には
薩摩のスパイ(村井国男)が入り込んでいた。
勘定方の河合(古谷一行)に無実の罪を着せたり、
山南を切腹に追い込んだり
組を分断する工作活動を展開。

河合、山南の亡霊も加わり、幹部を脅かすが
ヒジカタの狂気はますますエスカレートし
脱走を企てるものを次々と切り倒す。

若さあふれる古谷一行が芝居する隙も与えられず、
あっという間に
管にばっさり斬られてしまうのには呆然→出た途端幽霊。

内部崩壊し、勢いが傾いた新選組は鳥羽伏見の戦いで惨敗し、
デカダン松橋登(沖田)は病床に現われた猫と、
山南の霊に誘われるように絶命する。

壬生の屯所、お化け総出の大団円。

新選組の末路を怪談仕立てにした、
たわいがないといえばたわいが無いドラマ。

俳優の達者な演技で面白く見た。

歌舞伎座テレビ室&毎日放送製作 

中川信夫監督 宮川一夫脚本

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