邦画ブラボー

おすすめ邦画(日本映画)のブログ。アイウエオ順(●印)とジャンル分け(★印)の両方で記事検索可能!歌舞伎、ドラマ感想も。

日野原 重明VS三國連太郎

2007-09-26 | 日々の泡
先日BS2で再放送された
日野原 重明(96)VS三國連太郎(84)の対談は愉快だった。

百戦錬磨の名優も「老境に入った」とか「枯れた」とか「渋い」とか・・
日野原先生の前では言えないね。

あの「飢餓海峡」の、あの「戒厳令」の、あの「切腹」の
あの「怪談」の、あの「復讐するは我にあり」
・・
あれにも出たこれにも出た・・の大俳優は、

「年が一回りも違うのになぜか同級生に会った様です」と
顔を紅潮させ、
終始若者のように頷くしか術が無いようにみえた。

音楽が大好きだという先生に対し、
「集中して芝居しているときに音楽は邪魔だな~と思うことがあります」
と言うと
「年をとって来ると、頭が固くなりがち。
脳のためには色んな情報を入れた方がいいんです」と静かに諭され
ぐうのねも出ない連太郎くん。

「200本の映画に出るのが目標です」と言えば、
「200本出たらあともう一本、とこうなるのがいい」
こりゃまた一本取られた連太郎。

どうしたって96歳・現役医師・奇跡の人にはかなわない。
スーパーサイヤ人が相手では。

三國さんは沖縄戦を主題にした映画の脚本に
10年がかりで取り組んでいるそう。
これからは戦争体験をストレートに伝えていきたいとのことだ。

旧制高校野球部を舞台に描く映画、
神山征二朗監督、
三國連太郎主演

「北辰斜にさすところ」は、正月ロードショー決定!
北辰斜めにさすところ オフィシャルHP

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「スクリーンの中の銀座」

2007-09-22 | 日々の泡
宣伝が巧みな企業が伸びる現代、大手化粧品メーカーの
資生堂は企業イメージを打ち出すのがダントツに上手い。
しかも
老舗の地位に甘んじず、
常にアグレッシブな商品開発をしているところが凄いと思う。

子供の頃
母の鏡台にあった資生堂の化粧水をこっそりつけたものです。
官能派だったですからね。
その懐かしいパッケージは今なお店頭で見ることが出来る。
新しい商品だけでなく、
昔のものをずっと生産し続けているところも好きだ。

先日も
白ツバキ TSUBAKI のイベントで広末涼子、菅井優、観月ありさ、
仲間由紀恵、竹内結子、鈴木京香、
石田純一氏の娘さんとかが登場、華やかな話題を振りまいていた。

日本の女性は美しい!
みなさんスタイルも素晴らしいですね~。

このたび 資生堂誕生の地、銀座で
スクリーンの中の銀座」と銘打って大々的なイベントが!

名画座「並木座」を模したミニシアターで
「君の名は」など銀座を舞台にした映画を特集上映する。
11月25日まで。

それだけではなく、
吉永小百合や岸恵子などが表紙を飾った機関紙「花椿」や
市川崑 の直筆原稿、田中絹代の愛用品など、
映画ファンにはたまらん展示や
特別対談も企画されているそうだ。

銀座に行かぬわけにはいかぬわぇ~~。

関連HP
HOUSE OF SHISEIDO

★そしてツバキと言えば
椿三十郎」!

五辯の椿も!


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「かもめ食堂」

2007-09-19 | ★人生色々な映画
昨今石を投げれば当たる言葉に
「癒し」がある。
安倍首相もアロマキャンドルがお好きだとか・・
優しさを求める人、癒されたい人が多い世の中なのですねえ。

そんなもん何処行ったって無いぞなどと
イジワルを言ってはいけません。

日本ではなく、ゆったりとした空気が流れている?
フィンランドが舞台ってところがへそ、ではなくミソ。

雑誌のページをめくるように「可愛い」雑貨や
カラフルな北欧プリントが目を楽しませてくれる。
この映画が北欧ブームに火をつけたとか。
色が綺麗~と思ったらカメラは日本人では無いのであった。

女の子の憧れ、お店屋さんごっこみたい。
人生のペーソスもちょこっと味付けして。
締めくくりの歌は井上陽水で、みごとに脱力一貫した
ファンタジー。

登場人物は何故異国で食堂を営んでいるのか、

問うような映画ではありません。
なんとなく働くようになった二人の女の素性や過去はいったい?
「かもめ食堂」は
「傷ついたかもめが癒し合う食堂」なのではないだろうか?

誰もそんなこと聞きはしないのである。
聞かぬことも優しさと癒しなのであると言う方向。

ただまったりと流れる時間と空気を楽しむのである。

それにしても見事に男の匂いがしない三人なのである!!


2006年 監督 荻上直子
脚本 荻上直子
出演者 小林聡美 片桐はいり もたいまさこ
ヤルッコ・ニエミ マルック・ペルトラ
音楽 近藤達郎
撮影 トゥオモ・ヴィルタネン

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「冷血」と「スパルタカス」

2007-09-16 | ★洋画
昨夜は外国映画を二本観た。
リチャード・ブルックスの「冷血」(再見)と、
BS2で放送されていた「スパルタカス」だ。

「冷血」は言うまでも無く
カポーティの大ベストセラーの映画化だ。

古きよき時代のアメリカが舞台の、恐ろしい犯罪映画。

カンサスの田舎町で起きた一家惨殺事件を
驚くほど丁寧な心理描写で描いていく。
劣悪な環境に育った若者が
善良な一家を殺害するにいたるまでの心の動きが
手に取るようにわかる傑作だが、
一番驚くのは構成の巧さだ。

若者二人の行動と被害者一家の一日の始まりが
同時進行で語られていく。
接点が無い彼らがどんどん近づいていくスリルといったら!!!
ラストシーンのショックも長く尾をひきますね。

真夏に見て
昨夜再見したがやっぱりすごい映画。
ふとしたことから犯人の心境が、がらりと変わる瞬間が恐ろしい!

「スパルタカス」は、
ローマ帝国時代、奴隷が反乱を起こしてローマ軍と戦う、壮大な物語。
途中降板した監督に代わって
キューブリックが監督を務めたそうだ。
主人公のスパルタカスには
カーク・ダグラスが扮し大活躍する
もうひとつの「グラディエーター」。

剣闘士シーンが大迫力なのは言うまでもないが
カーク・ダグラスの厚い胸板、
憤怒の表情を見たとき私の頭をよぎったのは
そう、「大魔神」だ!
sadaさんのおっしゃるとおり、
大魔神=カーク・ダグラス説は確かにうなずける!と大爆笑したのだが、
その後どうしてもスパルタカスが大魔神にしか見えなくなって往生しました。

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天国から地獄へ

2007-09-12 | 日々の泡
またもや歯医者話で申し訳ないが、
皆さんは「笑気麻酔」というものを
体験されたことがおありでしょうか?

今回はパスしましたが、
以前やっぱり下の親知らずを抜く時、
恐怖心が薄らぐと言うので、お願いすることにしたのです。

「ゆっくりおなかで呼吸してくださいね」
鼻に入った管から
す~す~と風が吹き込まれた瞬間、
すでに自分が自分でない状態に!?

笑気と言ってもへらへら笑ってしまうわけではなく
頭と耳に霞がかかったような感じといいましょうか、
「もう何もかもど~~~でもいいわ」という、
なげやり感と申しましょうか。

ただ、いい気持ちだったかと聞かれると
これが微妙なのですが
そうでもなかった」としか言えません。

「●●さん」
「ふぁ~~~い」
声は出ますがほとんど間抜け。

悪魔のような痛みをもたらす最初の麻酔注射も
へ・・・・としか思うことが出来ません。

お医者さんが満身の力を込めて抜歯しているのに
自分のことではなく
遠い世界の誰かさんのことのように思える、めでたい状態。

私の頭の中では「虹色のオウム」が
「●●、(私の名前)日本に帰ろ~!」と
何度も繰り返していました。

遠くでガリガリ、メキメキ、ミシミシ・・
・・・・・!

これ、効くのも早いが、
覚めるのが恐ろしくあっと言う間だった。

「●●さん、終わりましたよ~~」
その途端、目の前の光景が一変したのには正直腰が抜けるほど驚いた

ハイヴィジョンの画面がいきなり
「リング」のビデオ画面のようにザラザラになったような・・と言いましょうか
総天然色からバッと白黒の世界に変わったような。

歯を抜いたばかりの頬はど~んと重たいし。

現・実・ってこんなだったっけ?
短い時間で「天国から地獄へ真っ逆様」だ。

その最悪な気分ったらなかったので
怖いからと言って
笑気麻酔の手を借りるのはやめたのです。

でも極端な怖がりだったり、
几帳面で物事を突き詰めがちな人などは
思いっきり脱力出来るのでいいかもしれません。

現実に戻ったときの失望感は覚悟してね。

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リアルホラー

2007-09-11 | 日々の泡
先日親知らずを二本まとめて抜いた。

歯を抜くのが好きと言う人はいないだろうが
メリメリと脳みそごとひっこ抜かれてしまうような感覚は
出来ることなら一生味わいたくないものであった。

口を開けている間中、
私の頭の中は
「拷問された挙句に殺された女の物語」など
凄惨な妄想が浮かんでは消えていた。

また「柳生武芸帳」の中で
女間者に化けるため、麻酔無しで
歯を全部抜いた中村扇雀が
術後口に包帯を巻いて寝ている痛々しい姿も・・・

もちろん私は麻酔ありありです。

患者がそんな愚かなことを考えているとも知らず
優しい歯医者さんは
「もうすぐですよ」
「もう抜けますからね」と気配りも忘れずに
てきぱき仕事をしてくれていたが
空気を読めない私の親知らずは
「アネさん、あっしは根性見せますぜぃ!」
なんとしてでも抜かれまいとがんばっていた。

念を送ってみる。

「可愛そうだが、もうアンタとはこれっきり綺麗さっぱりお別れだよ。
さあ、いっておくれ」
「そうですかい・・それじゃあ、お名残惜しいが・・・アネサンお達者で」

やっとのことで抜けてくれたものの
止血にもずいぶんと時間がかかった。
丁寧な消毒、縫合。
立ち上がると
出血と長時間仰向けの姿勢のためか
鏡の中には
顔面蒼白の「目がつりあがったお多福(含み綿)」な~んていう、
珍妙なものが写しだされていた。

その夜にちょっとした事件が起きる。

帰宅しても血はだらだら止まらなかったが
「そのうちとまるだろう」と、
そのまま寝てしまったのがいけなかった。

草木も眠る丑三つ時。

口の中の異常な感触で目が覚めた。
なにやらもやもやした塊が舌に触る。
歯肉ごと、いや頬の肉ごと
ちぎれてしまったのではないだろうか?!

バタバタと洗面所に直行!

幸いそれは人肉、いや肉では無く血の塊で、
じわじわ滲み出た血液が
いつのまにかどろりと口の中いっぱいにたまっていたのだった。

青白い蛍光灯の下、
直立したまま深紅の血をドバ~~っと吐き出す姿は
『エクソシスト』のリンダ・ブレアー
もしくは
コッポラの「ドラキュラ」の女吸血鬼さながらだった。

歯を抜いただけでも大騒ぎ。

こういうことがあって思うのは、
よく怪談にある
「鏡の中の亡霊」や、「午前1時に見たら死ぬ化け物」は
十中八九、自分の顔だろうと言う事です。

あ、おかげさまで翌朝には血は止まっていました!

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テレビ版「生きる」は

2007-09-10 | 日々の泡
途中までしか見なかった。
見られなかったと言うべきか。

冒頭、役所のシーンの「音楽」で早くもめげた。

松本幸四郎が北村一輝(伊藤雄之助のアレンジ)と出会うシーンで
耐えられなくなってテレビを消して本を読むことにした。

別に古いものだけがいいと思っているわけではない。
古かろうが新しかろうが関係ない。
リメイクしても
新しい演出や切り口で見せてくれる傑作は数多い。
例えば、
「天城超え」や「飢餓海峡」などは
映画版、ドラマ版、それぞれ素晴らしいじゃない。

何故かと言うと、
それはキャスト、スタッフ、演出、脚本がオリジナルと違っていても
原作の真ん中に通っている「芯」を
しっかり据えた上でのリメイクだからだと思う。

せっかく作るのに
オリジナルの素晴らしさばかりを引き立たせてどうするよ~
だったら違うドラマにしてよ~

最後まで観ないで苦言を書いてしまったが、
どうしても見られなかった。

がっくりきて、早々に寝てしまう。
私の時間を返してくれ!

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「天国と地獄」ちょっとだけ

2007-09-09 | ★TV番組
テレビドラマ『天国と地獄』を少しだけ見た。

時代性を考えてか
犯人の動機が黒澤版とは違っているのね。

しかしそれでは「天国と地獄」ではないのではないか、
と思ってしまった。

阿部ちゃん、よかったですけどね。(贔屓)

今日は「生きる」だそうだ。

これをあえてやろうとする
松本幸四郎に注目したい。
「みつお・・みつお・・」

しかし今なぜ黒澤リメイク流行りなのだろうか??
そのことに一番興味が湧く。

昨日は久々に「七人の侍」を見たもんね。
三船敏郎のテンションにアドレナリンが沸き立った。
左卜全の超人的たたずまいにも興奮。

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「女優魂」

2007-09-06 | 日々の泡
以前 モデルをやっていた知人に
「さぞかし体形維持とか大変なんでしょう~」と聞いたところ
「まあそれはそうだけど、私たちなんかより
なんてったって女優さんよ。あの人たちはすごい。
ハンバじゃない。」と即答したものだ。

先日の若尾文子さんといい、
5●才で美脚賞を取った秋吉久美子といい、
(秋吉さんが美脚だったとは
失礼ながら今まで気がつかなかった)
まるで魔法使いのようにエイジレスではないか。

テレビで「大原麗子の私生活潜入」なんてのを少し前に見たけど、
取り巻きに囲まれて食事をしていても
「麗子、もういい」と
箸を置き、コラーゲンジュースをチュウチュウ吸っておられた。

あれしか食べないの・・・??

体が資本と、言うのは簡単だけど
全人生をそうして厳しい自己管理の元で生きてこられたかと思うと感嘆!
それも芸のうちに入るということだろうか。

最近ふっくらされたな~と思っていた松坂慶子さんも
着物雑誌で見せている大輪の花のような着姿は、他を完全に圧倒していた。
「さすが美人は美人だ!大女優は大女優だナ~」と普通の女はうなった。

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「あるある怪談」について

2007-09-05 | 日々の泡
「あるある怪談」アップ

悪ノリしてきたので
思い出すままに更新します。

こんなことがあった・・・
こんな話があるそうだ・・・
不思議なお話についての書き込みは
あるある怪談」で・・お待ちしてます。

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