邦画ブラボー

おすすめ邦画(日本映画)のブログ。アイウエオ順(●印)とジャンル分け(★印)の両方で記事検索可能!歌舞伎、ドラマ感想も。

「三婆」

2009-08-28 | ★人生色々な映画
夫が愛人宅で急死した後、
本宅に乗り込んで居座る愛人、夫の妹。
三人の老女のへんてこな共同生活が始まる。

キャストがすごすぎ!!!

本妻が三益愛子、愛人に木暮実千代、 そして
60歳のバージンおばあさん役!に田中絹代!

アカデミー賞主演女優賞級の三大女優が
ひとつ屋根の下で繰り広げる大爆笑バトル。
珈琲片手に見ていたら本気で噴出してしまった。

各自持ち味全開の中
田中絹代のとんでもばあさんぶりが痛快!
カーディガンにスカート、靴下、ショートカット。
買い物籠をさげたたたずまいが
下北沢時代の「森茉莉」を思い起こさせる。

三益愛子は
一挙一動を凝視してしまうような卓越した可笑しさで
あの「赤線地帯」を思わせるメイク(爆笑)もあったりと
サービス満点!「赤線・・」でも一緒だった
木暮実千代との掛け合いは抱腹絶倒だ!

木暮姐さんも飛ばしてます!!

有島一郎のおとぼけと哀愁もキイポイント。
他に吉田日出子、小鹿ミキ、長沢純、名古屋章

堪能しました。
はじめ可笑しゅうてやがて哀しい・・
有吉佐和子って、ほんとすごいわ。

監督 中村登
脚本 井手俊郎
原作   有吉佐和子
音楽   山本直純
美術   阿久根厳

日本映画専門チャンネルにて

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夏の終わりに

2009-08-26 | ★TV番組
「思い出のメロディ」を見てから
気がつくと
「街の明かりがぁ~とてもきれいね、ヨコハマ~~~♪」
口ずさんでいる。

久々のいしだあゆみさんの歌はどことなく
都々逸風味」が加わっていたと思うのは
私だけだろうか

朝夕少しづつ涼しくなってきて
虫の音まで聞こえるようになってきたなあと思っていたら
NHKで「井上陽水」の特番をやっていた。

当時のスタッフの写真、みんな長髪で時代を感じた。
えらくなった方々も登場。

井上陽水って、なんか色っぽくて
曲も声も素晴らしく美しいのにしゃべると
センチにシュールが入ってユーモラスでめちゃめちゃ・・でヘンだ。

受験に失敗して家業の歯科医院を継げなかったそうだけど
あんな歯医者に診てもらうのはちょっといやだ~~~怖い~~(笑)

いつまでもお元気で活躍して欲しいです。

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第41回「思い出のメロディ」総括

2009-08-24 | ★TV番組
邦:堪能堪能!

ブラ:ほっそりされたかた、ふっくらされたかた色々あれど・・
歌声は変わらないね!

邦:岩崎宏美「ロマンス」もどっしりされて

ブラ:園まり「逢いたくて逢いたくて」はマシュマロみたいで可愛い

邦:アンチエイジング女王、またまたジュディ・オング記録更新!
「魅せられて」

ブラ:毎年見てる気がするけど、いつから年取るんだろう?

邦:オサムちゃんも変わらない!「なみだの操」
三沢あけみ「島のブルース」もあのまんまだね

ブラ:健康維持と体型維持は必須だね

邦:「こまどり姉妹」もある意味変わらないね。
「ソーラン渡り鳥」
振袖が一尺六寸くらいの中振袖に変わっていたくらいで・・
向かって右の方のほうがよりこぶしをきかせていたことを発見!

ブラ:いしだあゆみが出てきたときはこっちのほうが緊張した
「ブルーライトヨコハマ」

邦:歌上手かったので安心したけど、今にもポキッと折れそうだったね

ブラ:着物着ていてもすごくすごく華奢で~~

邦:由紀さおり・安田祥子の「赤い靴」は
ただでさえ寂しい曲なのに
そのまま黄泉の国に連れて行かれそうで怖かった。

ブラ:どこまでも透き通った歌声がこの世のものではないような

邦:怖いといえば錦野 旦(にしきのあきらが改名)
「空に太陽がある限り」の振り付けが最強!
最初セーラー服姿の女の子が出てきて
そのあと ドレス姿のオバタリ・・いや おば様たちが大挙して登場!
・・あれはいったいなんだったんだろう?
真夏の夜の怖い夢?

ブラ:横浜特集での五木ひろし。
「横浜たそがれ」はよく真似されるけど
やっぱり本家本元のドスはハンパじゃなくて、気持ち良かったわ。

邦:お色気路線では園まりも頑張っていたけど
藤あや子とマヒナスターズ」に軍配だね!妖しさ全開!「お座敷小唄」

ブラ:メンバー減って寂しくなったけどね。
福顔松平直樹が藤あや子の色香にたじたじってかんじだったね

邦:画面からブレストファイアーが放射されてたね

ブラ:それを言うなら「マジンガーZ」でしょうが

邦:アニメソングの帝王、水木一郎、ロックだね。
キレがよくてすごい声量。「マジンガーZ」

ブラ:布施明「愛は不死鳥」と五輪真弓「恋人よ」も聴かせたね~
私の今回のフェイバリットは
なんと言っても
菅原都々子の 「憧れの住む町」だね。感動した。
やっぱり歌手は個性!歌は心!唯一無二の味。

邦:私は「ひみつのアッコちゃん」の堀江美都子かな!
歌う前は普通だったのに、
歌いだしたら40歳くらい若返ってびっくり!
アニメの世界に没入出来た。
テクマクマヤコン!テクマクマヤコン!若尾文子にな~~れ♪

ブラ:・・・・!また来年~~~!  

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女忍者カフェに潜入

2009-08-21 | 日々の泡
所用で渋谷に行った。

久々の渋谷だ。相変わらず人が多い。
どこから湧いてくるのだろうか。(自分もか)

ブック・ファーストに寄り
時計を見ると正午をまわっている。

地上にあがった途端
センター街のすさまじい喧騒に巻き込まれて辟易・・
太陽の光が槍のようにぐさぐさ突き刺さってくる。

まずい 

太陽光線に弱い忍者、このままでは溶けてしまう!

避難場所を探して闇雲に歩いていたら
落ち着いた風情の看板が見えた。

「宇田川カフェ」

ええいもうここ入っちゃおう!

よく、「ひとりでお店に入るのはちょっと・・」という
ご婦人も多いと聞くが、
「おひとりさま」という言葉が流行る前からへっちゃらだ。

女忍者に躊躇という言葉は無い。

黒板のランチタイムの字をちらっと確認して
ドアを押すと、ほどよいほの暗さ。
表の暑さ・ノイズが嘘のよう。穏やかな空間が広がっていた。

「お好きなお席にどうぞ」

ミッドセンチュリー風のモダンな椅子、ソファが配置されている。
お洒落で可愛い店員さんにパスタランチを頼んで
周囲を見渡すと・・
20代半ば~~30代前半とおぼしき健康的な若人らが
楽しげに語らっている。

ン十代の女忍者も気に入ったかも!

運ばれてきたサニーレタスのサラダ。
ナッツが利いたドレッシングが美味。

中華料理店でチャーハンが美味しい店は何を食べても美味しいと言う様に
サラダが美味い洋食屋・カフェは他のものも絶対美味しいはずである(自論)

気に入った。
女忍者は一口食べてドレッシングが
美味しくないと思うと
躊躇せずに残してしまうわがままな癖があるのだけど
このサラダは完食した。

次に運ばれてきたのは
取っ手がついたガラスのコップに入った
冷たいコーンのスープ。

コクガあって旨い。コップの底にコーンもゴロゴロ・・

スープが美味しい店は他のものも美味い(またもや自論)


続いて
本日のパスタ、「ささみとキャベツのパスタ」+こんがり焼いたパン。
オイルベースでささみが驚くほどしっとりしている。
キャベツもシャキシャキ。ボリュームも満点。

ドリンクはアイスコーヒーをチョイス。
大きめのコップになみなみと注がれている。
これで千円ポッキリとは

気に入ったぜえ!!

隣には女の子二人組み。
「バイトがヤバイ」「明日も面接行く」などといいながら
ケーキをバグバク食べていた。

久々のカフェランチ終了。

街歩きは外国でも国内でも
触角(昆虫?)がものを言う(たまにはずれることもあるが)

宇田川カフェ

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「日本怪談百物語」

2009-08-20 | ★TV番組
ひとつ怪談が終わるたびにろうそくを吹き消し
夜を徹して怪談を語る・・
何しろこの番組、0時35分から始まりノンストップで
翌日午前4:00まで!なんと205分!

お盆の深夜にNHKがやってくれました。
何度も聴きたい。愛聴盤決定!

「牡丹灯篭」「安珍清姫」「雪女」等、
有名な話に日本全国津々浦々に伝わる妖怪の紹介付きで
ほんとに百話。

語り手がまた良い!

10人の語り手は、
一龍齋貞水講談師・人間国宝)、加賀美幸子(フリーアナウンサー)、
蟹江敬三(俳優)、小倉久寛(俳優)、緒方恵美(声優)、
国生さゆり(女優)、松下由樹(女優)山崎バニラ(活動弁士)、
半田健人(俳優)、溝口琢矢(俳優)。

身の毛のよだつ一龍齋貞水の語りや、
プロの声優さんの七色の声による話も楽しい。
山崎バニラの摩訶不思議な調子はやみつきになりそう。
ぐいっと引き込まれた。
松下由樹の豊かな声の表情にも気圧された。

ひとり語りもあれば
二人でペアを組んで朗読劇を楽しませてくれるものもあった。

蟹江×松下 (四谷怪談) 
蟹江×半田健人(耳なし芳一のはなし)は迫力満点で
聞きほれたと同時に背筋がずずずと寒くなった。

すごい迫力に「これ誰の声?」と
画面を確認したら、若手の俳優半田健人で
情感こもる語り口にいっぺんにファンになってしまった!!

これを聴きながらついつい浴衣を縫ってしまっていて
またまた後悔している!!
例によって音と映像が染み込んだ
怪談百物語浴衣」が出来上がってしまったではないか!!

ヒュ~~ドロドロドロドロ~~

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「天国と地獄」と「太陽がいっぱい」

2009-08-12 | 日々の泡
このあいだ
ルネ・クレマン監督
太陽がいっぱい」を再見していたところ、
その中のワンシーン:
アラン・ドロン
市場をぶらぶらするところをぼおっと見ていたら
突然

黒澤明の「天国と地獄」がフラッシュバック!

筋書きに関係ない、
なんでもない場面だけど、すごく印象に残る市場シーンは
山崎努が黄金町を歩くシーンにダブった。

ルックスは全然違うけど、
無造作なシャツの着こなしといい
イメージが似ている!!

「黒澤明が選んだ100本の映画」にも
「太陽がいっぱい」は入っていたっけ。

二作とも今見てもものすごく面白い、極上のサスペンスだ。

「天国と地獄」といえば
世にもおぞましい
薬物中毒者の描写も秀逸でしたね!!

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大原麗子が死んじゃった

2009-08-07 | 日々の泡
最近見かけないなあと思っていた数年前、
一度だけ、
テレビの特番で
「大女優の私生活潜入」のような見出しで
お顔を拝見したことがあった。

中年の男性で構成されたファンクラブ?
「麗子を囲む会」のメンバーと食事に行く大原麗子。

ちやほやされて満足げながらも表情は虚ろで
化粧ものっておらず、髪もなんかへんだった。
男性たちに料理をすすめながら
自分は申し訳程度に皿をつついた後、

「麗子、もういらない」

と言って、
部屋の隅でゼリー飲料をチュウチュウ吸う姿が異様だった。
美しすぎる人が、しかも女優さんが年をとるのは難しいのだなと思った。

タイプはちょっと違うけど、
同じく小悪魔キャラで売った
加賀まり子がいち早く脇役をやったのとは裏腹に
彼女はずっと主役。
昔と変わらぬ色っぽくて可愛いマドンナ役を演じていた。


出演作では
「おはん」で吉永小百合を相手に
石坂浩二をめぐって三角関係を演じた
しっかりものの置屋のおかみ役が忘れられない。

女性を美しく撮ることで有名な市川崑監督の作品だが
本当に華があってこのうえなく美しく
タイプがまるで違う二人に惚れられる石坂浩二の果報者と思ったものだった。

お酒のCMの
「ちょっと愛して。長~く愛して。」
の名台詞の前。
短いドラマも忘れがたい。

「夫のためにかいがいしく支度をする若い妻、
最初は浮き浮きしながら・・
そのうち時計を睨んで心配げな表情になり・・
ちょっと怒って
可愛くふてくされてみたり・・遂には待ちくたびれて
うとうとと居眠りしてしまう・・」
刻々と変わる心情を一人芝居で表現していた。

確か着物に割烹着姿で・・
そして
とどめにあの台詞

わあああああ~~~~!!

すみません取り乱してしまいました。

男性なら誰でも

惚れてまうやろ~~~~~!!

だった。いいコマーシャルでした。

元祖太眉でもありましたね。

私生活は知る由も無いが
色っぽくて可愛いらしい
麗人の
イメージを万人の心に焼き付けたまま亡くなってしまった・・

人の世は儚いものですね。

美しい高音とハスキーな低音、素晴らしい声の持ち主でもあった、
せめてナレーションででも復帰して欲しかった。

ご冥福をお祈り申し上げます。

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