INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

LED REAL(117)

2019年09月27日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)

福岡空港イオンモール福岡を結ぶ「無番」。

大型商業施設がバス路線ネットワークの再構築をもたらした路線の具体例。

ただ、運行開始当初は1時間あたり4本運行されていたが、現状は1時間2本にまで減。

 

久留米の「青少年科学館前」の記事で、

“「西鉄久留米」と「ゆめタウン久留米」の途中にあるおかげで、棚ぼた的に本数が多い場所…というのは個人の勝手な感想。

福岡空港~イオンモール福岡間の片峰地区や、姪浜駅~マリノアシティ間の小戸地区なども似たような印象あり”

と書きましたが、「ネットワークの再構築をもたらす」のと同時に、「棚ぼた的に本数が多い場所を発生させる」のもこのような路線の特徴かも(鳥栖小郡「30番」の「幡崎」とか「姫方」も同じような感じでしょうか)。

 

「空港~イオンモール福岡」は、15年以上も「無番」として運行されており、何らかの番号を付けてもよさそうなのに…とたまに思う。

ルート的には「3-1番」な感じだが、敢えて枝番を使わなくても番号は空いているので「6番」でも「7番」でも「10番」などでも。

ただ、番号が付いていないことで、他の路線と同列で見られて埋没してしまうことを防ぐ、という効果は対外的にはあるのかもしれない(内部的にはまた別の意味があるわけですが)。

路線バスの番号付けに関する記事で、

“西鉄の場合、番号は既に導入されていて、その番号ではもう収拾がつかなくなってきたので、「W」「K」「BRT」「Airport Bus」「キャナルシティラインバス」…のように、わかりやすくしたいときには敢えて番号「ではない」ものを持ってくるということが行われている”

と書いていましたが、こうなってくると「そもそも番号が必要なのか?」という根本的な話にもなっていきそうです(笑)。

(つづく)

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LED REAL(116)

2019年09月24日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)

「13番」。

福岡地区は油山、北九州地区では安部山公園だが、これは直方バスセンターとイオンモール直方を結ぶ「13番」。

“感田電停”というワードは、いつ見ても痺れます。

直方バスセンター~イオンモール直方間には、「13番」のほかにも、番号が付かない「シャトルバス」も走る。

 

過去の記事で、

“「イオンモール福岡ルクル」(開業当初は「ダイヤモンドシティ福岡ルクル」)には、西側から「32番」(現在は「30番」)「空港~ルクルの無番」が、東側から「36番」が乗り入れることにより、バス路線がつながった。

「イオンモール直方」には、北九州市側から「53番」、直方市側から「直方バスセンター~イオンモールのシャトルバス」などが乗り入れることにより、ここでもバス路線がつながった(ルクルのほうは、のりばがかなり離れてますけど)。

「野芥交差点~田隈小学校前交差点」「干隈交差点~東七隈交差点」「東比恵交差点~瑞穂交差点」「中津口交差点~三萩野交差点」…など、路線の廃止や大幅な減便により、路線やバス停単体ではなく、それらを総合体としてみた場合の「使い勝手」が悪くなるという事態(このブログではしばしば「ネットワークの崩壊」という言葉で説明している)が進む中、「イオンモール」のような大型商業施設は、逆に、ネットワークを構築する作用をもたらすといえ、バスが今後生き残っていくための頼みの綱(ネットなので“頼みの網”でしょうか)といえるのかもしれない”

と書いていました(なお現在、粕屋のイオンは「ルクル」とは言いません)。

もともと、北九州市側は星ヶ丘五丁目、直方市側は浄福寺がそれぞれ「狭義の終点」だったものが、イオンモール直方ができたことで、2つの路線がそれぞれイオンまで延びてきた。

最近では「九州大学」などもバス路線のネットワーク維持に大きな役割を果たしているが、でも、このような大きなインパクトがない限りネットワーク維持は厳しいのも事実。

イオンモール福津がもう少し山側にあれば、福丸~福間駅のJR九州バスが廃止にならなかった…可能性も少しはあったかもしれません(10月以降も宮若市のコミュニティバスがほぼ同ルートを運行するため、ネットワークの“崩壊”は免れます。念のため)。

(つづく)

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2019年10月1日ダイヤ改正(2)

2019年09月18日 |   ┣ ダイヤ改正2019

(つづき)

ダイヤ改正の「お知らせ」

この様式が主流になり、具体的な内容が記載されていたときと比較して面白味が1/10以下に(個人の感想です)。

 

羽犬塚と大川を結ぶ「8番」が、「水田天満宮 恋木神社前」に新たに立ち寄る件は先日お伝えしたところ。

 

福岡地区では、「51番」と「52番」の「快速」が運行開始から4年半で廃止に(「51番」の「特快」は存続)。

また、「51番」「52番」の「快速」と同時期に運行を開始した「13番」の「快速」は存続(したがって「快速1番」は減便ということになります)。

 

また、吉塚駅構内(駅前広場のロータリー)から平日2便だけ運行されている「51番」は、九大病院構内への乗り入れが取り止めに。

吉塚駅前(道路上のバス停)、警察本部前・九大病院入口のバス停で乗ってこようとする人に対して「九大病院の中に入りますけどいいですか?」と運転手さんが確認している光景をよく目にしたので、現実のニーズに即したといえばそれまでなのですが。

駅構内へのバス乗り入れは本当に必要なのか?とみんなが感じながら、極小の本数のみが乗り入れて現状維持…という状況が今後も続くのかもしれません(西小倉駅の構内も似たような感じでしょうか)。

吉塚駅構内から、ゆめタウン博多箱崎ふ頭福岡空港…などを結ぶ路線が生まれるの余地もなくはないと思うのですが、現状あまり拠点性が発揮できてないのが残念ではあります。

 

筑豊地区では、毛勝新多栄町七福あたりが廃止に。

 

筑後地区では、北野「22番」番が「両筑苑」に行かなくなり、新たに「今村天主堂」が「狭義の終点」となって、ゆめタウン久留米経由の「21番」も新たに運行開始。

経由地である「北野役場前」は、久留米市との合併から14年以上経ったこのタイミングで「北野総合支所前」に改称されるようです。

(つづく)

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