INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

続・一週間に一本だけ(12)

2023年09月19日 |    ┣ 一週間に一本だけ

(つづき)
見事に一週間に一本だけ


「キャナルシティ博多前」のワシントンホテル前の乗り場。

  
もともと「福岡都心100円循環バス」用の乗り場として設置され、循環バス廃止後は「キャナルシティラインバス」の乗り場となっていた。
今年春、地下鉄七隈線の博多延伸に伴うダイヤ改正で「キャナルシティラインバス」も廃止となり、「6番」が土曜日に一本だけ停車するバス停となり(他の「6番」は、はかた駅前通り沿いの「キャナルイーストビル前」に停車)、現状、西鉄バスの中で一番目立つ免許維持路線となっていたが、


それも9月末で廃止となる。

1時間に8本以上のバスが停車していた時代もあるのだが、天神、博多に地下鉄ですぐに行けるようになり、さすがに勝ち目はなさそう。
住吉通りから明治通り昭和通り方面など、地下鉄では行きにくいところを小型~中型バスでつないでみては?などとも考えるのだが、人手がかかること新たに始めるのはなかなか難しいご時世のようで・・
(つづく)

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続・一週間に一本だけ(11)

2023年09月04日 |    ┣ 一週間に一本だけ

(つづき)
見事に一週間に一本だけ


「筑鉄直方」構内の乗り場。


10年前に取り上げたときは、ここから天神にも行くことができました。


掲示されている路線図は、この乗り場とは関係なく、道路上の乗り場を通る路線のもの。
道路上のバス停も、黒崎行きがなくなり、筑鉄中間行きがなくなり、コスワエ経由がなくなり、赤間行きがなくなり…で、現状は、直方遠賀川駅を結ぶ2路線のみとなり、とても寂しくなってしまいました。


隙間には物凄いものが隠れています

このブログ、最近は一週間に一本どころではなく、一ヶ月に一本も更新できておりません。
また、記事に使っていたgoo地図のサービスがまもなく終了とのことで、今後は過去記事の地図が見られなくなってしまいます。
そんな中でも一日300人以上の方に見ていただいていることに恐縮ですが、今後、頻繁に更新する時期が二度とやってこないとは言い切れませんので、引き続きよろしくお願いいたします。
(つづく)

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続・一週間に一本だけ(10)

2022年04月25日 |    ┣ 一週間に一本だけ

(つづき)

実際は、一週間に二本だけ、です。

 

「舞松原」。

73番」の流通センターから郊外側の大減便により、もともと少なかった本数がさらに減。

ただ、429日から55日の一週間でみると、一週間に六本に大増便されます。

 

反対側は、ついに一週間に零本となり、この先、運行本数が2倍になっても10倍になってもバスはやってきません

 

なお、これらは舞松原交差点南東側の乗り場についての話で、交差点北西側の「舞松原」バス停には、一週間に九百本以上バスがやってきます。

(つづく)

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続・一週間に一本だけ(9)

2016年05月27日 |    ┣ 一週間に一本だけ
(つづき)
土曜日に1本だけ、葉光ヶ丘を経由しない便。


今年春のダイヤ改正で、二日市線「1-1番」の本導寺、柚須原行きが葉光ヶ丘を経由するようになったのだが、一週間に一本だけ、従来のルート(葉光ヶ丘を経由しない便)が残ることに。


吉木入口~吉木間が、一週間に一本だけの区間。

今から7年前、福岡地区の免許維持路線が一斉に廃止となったので(当時の記事はこちら→(1)(2)(3)(4)(5))、時代に逆行といえば逆行(批判している訳ではありません)。


ちなみに、天拝坂を経由しない便、というのは、一週間に一本もありません。


(つづく)
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続・一週間に一本だけ(8)

2010年09月18日 |    ┣ 一週間に一本だけ
(つづき)
北九州市門司区の「恒見営業所」バス停。

門司区の周防灘側の南部に位置する。
セメント産業で栄えた恒見地区は、かつては映画館もあるほど賑わっていたそうだ。

現在はその頃の面影はないものの、バス路線としては、門司港地区への「40番」、大里地区への「60番」(淡島神社経由)と「47番」「48番」(桜ヶ丘経由)、小倉方面への「10番」「110番」(小倉南区経由)と「恒見急行」(大里ランプ経由)、近隣の沿岸部(井の浦方面)への「10番」「47番」「48番」などが走り、「IIK」「ITK」は依然高い。
また、かつてはここから「曽根新田行き」なども運行されていた。
「10番」「40番」「60番」と、キリの良い番号が多いことからも、ここが「拠点」であることがわかる。

なので、このバス停に一週間に一本だけしかバスが来ないという訳ではないのだが、ここを始発として、2つの「免許維持路線」が走っている。
一つは日曜日5時47分発の「15番」(中吉田を経由せず、新道の沼小学校前から、沼団地、寺迫口、湯川を経由して浅野に至る)と、もう一つは、日曜日22時04分発の「10番」(上吉田二丁目交差点から旧道に入り、吉田団地を複乗せずに浅野に至る)である。

小倉南区の寺迫口交差点から北東側の沼~吉田地区は、県道門司行橋線の背後に形成される複数の住宅団地(沼団地、四季彩の丘、吉田団地、下吉田団地)にバスが乗り入れている。
仮に、小倉都心部から各住宅団地と恒見営業所への系統を単独で一時間1~2本程度走らせたとして(沼団地行き、四季彩の丘行き、吉田団地行き、下吉田団地行き、恒見営業所行き…のように)、各系統が全て単独で採算が取れれば問題ないのだろうが、実際はそういう訳にはいかず、また、それをやると、小倉~沼団地口あたりまでが供給過剰となってしまいそうである。
そういう訳で、少ない本数でいろんなところを結ぶことが試行錯誤された結果、現在は、(1)吉田団地を複乗して恒見、(2)沼団地を複乗して四季彩の丘、(3)沼団地を複乗して下吉田団地、という概ね3系統に落ち着いている。
恒見営業所を出る2つの免許維持路線は、その試行錯誤の「残骸」と見ることもできそうである。

福岡地区だけでなく、北九州地区でも昨年「免許維持路線」の大量廃止が行われた。
恒見のこの2路線は、お膝元というか営業所に近い場所を走るからということなのか、住宅地の開発などで今後復活の見込みがあると判断されてきたからなのか、理由はわからないが、ひっそりと運行を継続していた。
高い「IIK」「ITK」に加えて、「免許維持路線」の多さ(?)も個人的にはこのエリアの魅力だったのだが、残念ながらこのうち1系統が、井の浦方面への支線とともに「廃止候補」に挙げられている。
(つづく)
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続・一週間に一本だけ(7)

2010年05月20日 |    ┣ 一週間に一本だけ
(つづき)
福岡県糟屋郡須恵町の「古の添」バス停。

現在は、佐谷宇美営業所を結ぶ「無番」が土曜日に一本走るだけである。
なお、西鉄ではなく、コミュニティバスのほうは、本数は多くないものの「週に一本」ということはなく、一応毎日走っている。

もともとここは、「36番」の今はなき「佐谷経由」のルートであった。
また、このバス停には停車しないものの、飯塚と福岡空港をしょうけ越え経由で結ぶ特急バスもここを走っていた。

「36番」が「新原経由」に一本化され、佐谷地区が天神ではなく地下鉄福岡空港駅と結ばれるようになった際、ここ「古の添」や「上の原」を含む佐谷から先の部分は免許維持化され、現在に至っている。
なお、佐谷と福岡空港を結ぶ路線も、合理化の中で試行錯誤を繰り返しており、「37番」→「37-2番」→「4番」→「5番」と、ルート、行先番号ともにいろいろと変わっている。

もし仮に、「上宇美」にある西鉄ストアの規模が現在よりも一回りか二回り大きかったり、国鉄勝田線が廃止にならずにJRの路線として賑わっていたり、現行の「370番」「390番」よりも速く天神に行ける速達路線があって上宇美がその乗り換え拠点として機能していたりしたならば、佐谷から先が免許維持化されることはなかったかもしれない。
が、現実は厳しくて、現行の免許維持路線についても廃止の方針が打ち出されている。

約5年前に「一週間に一本だけ」を初めて書いたときは、福岡都市圏だけでも結構な数の免許維持路線があったのだが、その後、ダイヤ改正を経るにつれ、そのような路線は次々に消えていっている(特にここ一年間での減り方が著しい)。
「一週間に一本だけ」しかバスが来ないバス停が、西鉄グループからなくなってしまう日が来る可能性もありそうだ。
(つづく)
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続・一週間に一本だけ(6)

2009年06月04日 |    ┣ 一週間に一本だけ
(つづき)
福岡市中央区の「市民会館前」のバス停。

ここから、福岡市民会館と須崎公園を挟んで南側にある県道後野福岡線(市内電車が走っていた通り)上の「市民会館前」のほうには、天神と博多ふ頭中央ふ頭方面を結ぶ路線などが多数停車するのだが、那の津通り上にあるこのバス停には、日曜祝日の早朝に一本だけ「63番 扇町行き」が停車するのみである。

以前はすべての「63番」がこちらを経由していたが、天神北~博多ふ頭入口間でルートを分散させるよりは、ひとつにまとめてフリークエンシーを高めたほうがよいという判断からか、南側の県道経由に集約された。
都心部でルートの分散を避けて集約させた結果、バス空白地ができてしまったという点では、北九州市小倉北区の「萩崎町」にも共通するものがあると思う。

この「市民会館前」は、数ある西鉄バスの免許維持路線の中でも、もっとも都会にあり、ある意味もっとも有名な「一週間に一本だけ」のバス停と言えるかもしれない。
照明や「天神まで100円」のプレートなど、一週間に一本だけしかバスが来ないバス停としてはかなりの好待遇である。
バス停の路線図には「日祝1便のみ運行」との注意書きがあったが、例えば地理に不案内の人がバス停を探してさんざん歩きまわった挙句、ようやく見つけてたどりついたバス停がここだったらかなり悲しいものがある。
「日祝1便のみ運行」と注意書きするくらいなら、付近のバス乗り場(「那の津口」や、本数が多いほうの「市民会館前」)を案内したほうがよいのではないだろうか。
また、日曜祝日の早朝にひっそりと運行しているのは、なるべく目立たないようにして間違って乗ってくる人を減らそうとする意図があるのだろうから、バス停のほうも豊前市バスのような簡素なものにしてしまったほうが逆に親切のような気もする。

ちなみに、ここを通る「63番 扇町行き」は、終点の間際で「美野島南公園前~沖学園前~東光寺間」というもう一つの免許維持区間を通るという、かなり重要な任務を背負った路線となっている。
(つづく)
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続・一週間に一本だけ(5)

2009年05月28日 |    ┣ 一週間に一本だけ
(つづき)
北九州市八幡西区の「本陣橋」バス停。

このバス停には、北九州市営バスは毎日やってくるものの、西鉄については、「50番」の小島方面行きが土曜日に一本、「51番」の二島行きが日祝日に一本、それぞれ停車するのみである。
路線単位でみると「一週間に一本だけ」だが、西鉄のバス停でみると「一週間に二本だけ」ということになる(ただし、前の道路は黒崎~芦屋の急行バスのルートなので、西鉄バス自体は平日も走っている)。
福岡市早良区の「四箇田団地」など、複数の免許維持路線が停車するバス停は思い浮かぶが、「免許維持路線のみが複数停車するバス停」というのはなかなか珍しいのではないだろうか。

ちなみに、バス停の行先を表示する部分には「本城西団地方面」と書かれているが、現在このバス停から「本城西団地」に行くバスはない。
いろんな意味で一筋縄ではいかないバス停である…。
(つづく)
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続・一週間に一本だけ(4)

2009年05月02日 |    ┣ 一週間に一本だけ
(つづき)
糟屋郡久山町の「工場団地入口」バス停の時刻表。

一週間に一本だけ」とはいえ、この路線日祝日のみの運行であることから、今年のゴールデンウィークは、5月3~6日の4日間連続でこのバス停(厳密には道路の向かい側)にバスがやってくることになる。
このバス停にとっての「ゴールデンウィーク」が、間もなく始まる。
(つづく)
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続・一週間に一本だけ(3)

2009年01月24日 |    ┣ 一週間に一本だけ
(つづき)
北九州市小倉北区の「萩崎町」バス停。

現在は、毎週日曜日の早朝に一本だけ「8A番」が停車する。

このバス停がある国道3号の中津口交差点~三萩野交差点間は、交通量は多いものの、「バス路線を配置するうえでどうしても手薄になってしまう」区間といえる。
「バス路線を配置するうえでどうしても手薄になってしまう」区間というのを言葉で説明するのはなかなか難しいが、福岡市で例えるならば、博多区の音羽交差点~駅南二丁目バス停間、同区の瑞穂交差点~東比恵交差点間、中央区の那の津口交差点~博多埠頭入口交差点間…のような区間であるといったらわかっていただけるだろうか。

この「萩崎町」、かつては「税務署前」という名称であった。
もともとは「7番」のバスが通っていたが、その後、門司方面から来た「96番」が平日朝一本だけこのルートを通るという時代を経て、さらにその後、現在のような「一週間に一本だけ」という状態となっている。
(つづく)
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続・一週間に一本だけ(2)

2008年04月30日 |    ┣ 一週間に一本だけ
(つづき)
香椎ローカル線の「2番」のうち、土曜日の朝一本だけ走っている「青柳四ツ角発西鉄香椎行き」のためだけのバス停。

「青柳四ツ角」は、本数が少ない割にはバス停の位置関係が意外に複雑である。
写真のバス停は、もともとは、こもの方面から来た「22番」が、道路が狭くて青柳町方面に曲がれないことから、いったん町川原交差点から県道筑紫野古賀線に入り、少し北上してから左折していたときに利用されていた停留所である。
道路も広くなった現在、維持しておく意味があるのかは疑問だが、往時を偲ぶ材料としては最適である。
(つづく)
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続・一週間に一本だけ(1)

2008年03月02日 |    ┣ 一週間に一本だけ
かなり久々の「一週間に一本だけ」は、福岡県糟屋郡久山町の県道筑紫野古賀線上にある「工場団地入口」のバス停。

日曜日に一本だけ運行されている「土井営業所→上脇田線」が停車する。
ただ、実際に停車するのはバス停のない道路反対側のため、「停車する」という表現は厳密には適切ではないのかもしれない。
写真のバス停には、どれだけ待ってもバスは来ないのだが、そもそも利用者がいることを前提としていないため、特に注意書きなどはない。

ちなみに、以前は「31番」と「74番」に、ここからやや東に位置する「工場団地」行きがあった。
その後新設されて廃止となった「東鉄工団地」とはまた別である。
(つづく)
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一週間に一本だけ 平成元年

2006年05月19日 |    ┣ 一週間に一本だけ
3月26日に引き続き免許維持路線の話題。
写真は、須恵町の「上の原」バス停。
木曜日たまたま近くを車で通ったので撮影してみた。
このバス停も、土曜の夜に一本だけしかバスが走っていない。
その割にはこのバス停のためだけに路線図が作られていた。
ある意味、福岡一ぜいたくな路線図のひとつかもしれない。

「一週間に一本だけ」は、当初連載するつもりではなかったので、「ふたたび」「たびたび」「平成元年」と、ドラマ「時間ですよ」に準じてタイトルを付けてきたが、次はどうしようか…。
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一週間に一本だけ たびたび

2006年03月26日 |    ┣ 一週間に一本だけ
昨年6月6日今月3日にとりあげた「免許維持路線」のうちのひとつが今月末をもって廃止となる。
140番の【城南区役所前経由】というルートで、もともとは14番の一部として一日数往復走っていたが、地下鉄七隈線開通絡みのダイヤ改正時に免許維持路線に格下げされていた(昨年紹介したリストでは、上から2つめがこの路線に該当する)。
はじめは区役所を訪れる人への利便性を考えて開設されたはずなのだが、いまは区役所が開いていない土曜日に一本だけしか走っていないという「客を乗せる気ゼロな路線」となってしまっていた。
なので、廃止となっても困る人はいないと思うが、少し寂しい気もする…。
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一週間に一本だけ ふたたび

2006年03月03日 |    ┣ 一週間に一本だけ
昨年6月8日に「一週間に一本だけ」しか走っていないバス路線について取り上げた。
西鉄以外にも福岡都市圏には同様の路線がある。
福津市の農村地帯にあるこのバス停には、毎週日曜日の13時台に一本だけしかバスがこない。
バス停も手づくり感があふれていて、かなり可愛い印象を受ける。
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