INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2022年10月1日ダイヤ改正(1)

2022年09月21日 |   ┣ ダイヤ改正2022

9月23日に続き、10月1日にもダイヤ改正が。

 

・「630番」廃止


2005年11月に運行を開始した比較的新しい路線だったが、「600番台」の中で最後に登場して最初に消えるという運命に。


天神から天神山に直通で行くことができなくなります。
都市計画道路屋形原須玖線上にある「警弥郷」の「630番」専用乗り場も廃止となるようです。

このところ、「500番」「501番」「502番」「507番」がまとめて廃止となるなど、鉄道と完全競合じゃなくて、“やや競合”“概ね競合”くらいの路線でも衰退傾向にあり、それだけ余裕がなくなってきているということでしょうか。
今後、「270番」や「411番」や「23C」などが登場する日は期待できなさそうです…。

 

・「3番」曲渕廃止
「3番」脇山線の数ある終点のうちのひとつ、「曲渕」が廃止となり、乗合タクシーに移行。
なお、乗合タクシーは、かつて「3番」早良国民宿舎行きが乗り入れていた唐の原地区、昭和バスが乗り入れていた野河内、飯場に新たに乗り入れ。
早良営業所までの短縮、福大病院への延長再短縮末端部同士を結ぶ路線の誕生…など、同じく「3番」の終点である「椎原」と長らく運命をともにしてきた「曲渕」だが、2つの路線の分岐点が早良平尾ではなくなった時点以降、最後のほうでは異なる展開を辿ることとなった。
「西の浦」の記事で、
“「西の浦行き」を福岡都心部でよく目にしていた…ということは、「西の浦」という存在が市街地でもそこそこ身近に感じられていたということだと思うのだが、「西の浦」の文字を見なくなったということは、バスが直通しなくなったこと以上に、心理的な距離も遠くなってしまった感じがする(曲渕、椎原、勝馬、こもの…などについても同様のことが言えると思います)”
と書いた通り、博多駅に直通していた時代と比べると、曲渕の心理的距離はさらに遠くなる。
福岡市の外延的発展は既に限界に達したこと、それに伴い、中心部への都市機能の集中、コンパクトシティ化がさらに進むことを表していると言えるのかも(かなりこじつけですが)。

 

・佐賀~柳川線の改番
佐賀駅バスセンターから出る西鉄柳川行きが、現在の「1番」から「42番」に改番になるとのこと。
ただ、福岡県に入って大川橋から先ではこれまで通り「1番」で、反対方向行きは全区間に亘り引き続き「1番」として運行されるもよう。
佐賀駅バスセンターから出る西鉄バスを「40番台」で揃えたい、という佐賀市からの要望があった…みたいな感じでしょうか?
準急」→「無番」→「1番」→「1番」「42番」と、中身は変わらないのにパッケージがよく変わります。
(つづく)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022年9月23日ダイヤ改正(1)

2022年09月11日 |   ┣ ダイヤ改正2022

9月23日のダイヤ改正は、“JR九州在来線のダイヤ改正に伴う接続時分の見直し”がメインとのことだが、そんな中、
“東部向き(篠栗・宇美行き以外)の系統は全系統「天神三丁目」を通過、「舞鶴一丁目」の次は「天神中央郵便局」に停車”
という文言が目を惹いた。


現在「天神三丁目」東行き乗り場に停車している、

 
この路線が全て通過するようになるわけで、かなりのボリューム。
この先の天神橋口交差点で、信号が青なのに左折車両が居てバスがなかなか前に進めないという状況は緩和されるだろうから、遅れやイライラは解消されそうだが、バス停前のコンビニ明太子屋さん歯医者さんなどの売上には少なからぬ影響があるかもしれません。


「天神三丁目」東行き乗り場は、こっちのバステラスだけになるのでしょうか。

近年、天神地区のバスの停車乗り場のスリム化が段階的に行われてきており、思いつくまま挙げてみると、

昭和通り西行きで、大濠公園行きが「天神四丁目」を通過、天神三丁目行きが「天神中央郵便局前」を通過
・「天神一丁目」西行きに、渡辺通四丁目交差点を右折する系統が通過
・「天神一丁目」東行きに、渡辺通四丁目交差点を左折して国体道路に合流する系統が通過
・「天神北」北行きに、天神北交差点を右折する系統が通過
・「天神四丁目」東行きに、蔵本交差点を右折する路線と「310番」が通過
・「天神南」北行きに、那の津四丁目行き、福浜行き、及び天神交差点を右折する系統が通過
・「天神北」始発の便の一部を、「大丸前」「ソラリアステージ前」始発に変更

…などが行われてきた。
「46番」の博多ふ頭行きのように、これらの影響を複数受け、天神での停車バス停が大きく減った路線もある。

天神地区のバスの停車乗り場整理については2007年にもこのブログで取り上げていて((1)(2)(3))、また小学校2年生の夏休みの自由研究でも取り上げたことがあるのだが(笑)、当時はまだ「乗り場にたくさん停車できることは既得権」みたいな感じが西鉄にあったと思われる(個人の感想です)。
それが、この10年くらいでだいぶ変わっており、時代の変化を感じさせられる。
天神地区のバス停への「延べ停車回数」がかなり減ったことに間違いはないと思われるが、それによる利便性低下のデメリットと、定時性向上・渋滞緩和のメリットを比較したときに、メリットが上回っていればよいのですが。

地下鉄七隈線の博多延伸が来年3月27日に決定し、開通後は「キャナルシティラインバス」の存続は危うそうだし、天神~博多駅間のバスも減るだろうから、例えば「302番」や「503番」の博多駅行きが減って、天神中央公園前の道路をループ(時計回り)して折り返し…みたいになり、天神地区のバスの動線がさらに変化することもある?などと勝手に想像しています。

なお、「天神地区のバス停」とは言っても、「天神三丁目」と「天神四丁目」の間には大きな壁がある件については過去の記事で書きました。
(つづく)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする