(つづき)
昨年3月に出されていた、西鉄の路線バスの廃止or一部区間廃止の申し出だが、その後の協議を受け、今年4月以降の運行方針が発表された。
資料からわかる範囲で、福岡地区の路線が4月以降どうなるのかということをまとめてみた(あくまで、資料からわかる範囲でこちらで考えたものなので、この通りにならない可能性も大いにあります)。
なお、資料には、「廃止」「協議継続」「存続」という表現があり、「協議継続」と「存続」の具体的な違いがよくわからないので、以下では「協議継続」についてもとりあえずは「存続」ということで扱うことにする。
・「2番」の羽根戸経由は廃止となるが、「1番」の羽根戸~吉武間が新道から旧道経由に変更となることで、羽根戸・飯盛地区の路線は維持されそう(橋本駅~藤ケ丘団地間も何らかのカタチで存続するもよう)。
・「2-9番」は、免許維持区間の「次郎丸六丁目」と「歯科大総合病院前」のみ廃止で、原往環から賀茂駅まではとりあえず存続。
・「17番」の扇町系統は、山王一丁目の次の「扇町」が終点となり、そこから先のループ区間(沖学園前→東光寺→)は廃止(ただし、扇町に行くのが引き続き「17番」なのかは不明)。
・「43番」は「堅粕」のみ廃止(「43番」自体は、東光町~博多駅間が「41番」と同じルートになって存続ということかも)。
・「49番」の観晴が丘系統は廃止。
・「62番」の市の瀬系統は存続(ただし、残るのは朝夕のみで、日中は「かわせみ南畑線」が走ることが既に決まっている)。
・「72番」の猪野行き、「31番」「310番」の二瀬川行き、筑紫野ニュータウン「17番」、宗像「75番」泉ヶ丘行きはいずれも存続。
・「74番」は存続するが、都市高速経由の「74C」は廃止。
・免許維持路線となっていた「501番」の田隈新町経由、「無番」佐谷→宇美、西鉄二日市の踏切を渡る「1-3番」はいずれも廃止、上障子岳も廃止。
また、福岡地区ではないが、北九州市門司区の「太刀浦」「青浜」「喜多久」「あげ」など、いわゆる門司ローカル線は、とりあえず全て存続するもよう。
「廃止」と「存続」、判定結果は様々だが、「存続」とはいっても本数が維持される保障はなく、大幅な減便を伴う可能性もあり、「存続だからひと安心」という感じでもなさそうだ。
いずれにせよ、4月1日にダイヤ改正が行われることは確実のようだ。
(つづく)
昨年3月に出されていた、西鉄の路線バスの廃止or一部区間廃止の申し出だが、その後の協議を受け、今年4月以降の運行方針が発表された。
資料からわかる範囲で、福岡地区の路線が4月以降どうなるのかということをまとめてみた(あくまで、資料からわかる範囲でこちらで考えたものなので、この通りにならない可能性も大いにあります)。
なお、資料には、「廃止」「協議継続」「存続」という表現があり、「協議継続」と「存続」の具体的な違いがよくわからないので、以下では「協議継続」についてもとりあえずは「存続」ということで扱うことにする。
・「2番」の羽根戸経由は廃止となるが、「1番」の羽根戸~吉武間が新道から旧道経由に変更となることで、羽根戸・飯盛地区の路線は維持されそう(橋本駅~藤ケ丘団地間も何らかのカタチで存続するもよう)。
・「2-9番」は、免許維持区間の「次郎丸六丁目」と「歯科大総合病院前」のみ廃止で、原往環から賀茂駅まではとりあえず存続。
・「17番」の扇町系統は、山王一丁目の次の「扇町」が終点となり、そこから先のループ区間(沖学園前→東光寺→)は廃止(ただし、扇町に行くのが引き続き「17番」なのかは不明)。
・「43番」は「堅粕」のみ廃止(「43番」自体は、東光町~博多駅間が「41番」と同じルートになって存続ということかも)。
・「49番」の観晴が丘系統は廃止。
・「62番」の市の瀬系統は存続(ただし、残るのは朝夕のみで、日中は「かわせみ南畑線」が走ることが既に決まっている)。
・「72番」の猪野行き、「31番」「310番」の二瀬川行き、筑紫野ニュータウン「17番」、宗像「75番」泉ヶ丘行きはいずれも存続。
・「74番」は存続するが、都市高速経由の「74C」は廃止。
・免許維持路線となっていた「501番」の田隈新町経由、「無番」佐谷→宇美、西鉄二日市の踏切を渡る「1-3番」はいずれも廃止、上障子岳も廃止。
また、福岡地区ではないが、北九州市門司区の「太刀浦」「青浜」「喜多久」「あげ」など、いわゆる門司ローカル線は、とりあえず全て存続するもよう。
「廃止」と「存続」、判定結果は様々だが、「存続」とはいっても本数が維持される保障はなく、大幅な減便を伴う可能性もあり、「存続だからひと安心」という感じでもなさそうだ。
いずれにせよ、4月1日にダイヤ改正が行われることは確実のようだ。
(つづく)
これは止む無しですね。
友人から聞いた話ですが、沖学園へバスで通う生徒はもはやゼロに等しい状況だそうだし(ちなみに同校生徒全体の6割がJR、3割が自転車とのこと)、東光寺地区の住民は、本数が多い筑紫通りまで出てバスに乗るというのがほとんだそうで…。
>市の瀬系統
そうなんですよね。
それに伴い、かわせみも大幅に本数や系統を増やしますね。
「南畑線」のほかにも、「西畑・南面里線」「通勤かわせみ」もワゴン車(?)での運行開始ということで、やっとここにきて那珂川町も本腰を入れたかという感じです。
(ただ南畑線については、さすがにグリーンピアや佐賀橋まではいかないようで、この辺は止むなしなのかどうなのか…。)
また西鉄グループは、平成23年度の事業計画で「生き残り策の一環」として、コミュニティーバスの積極的な新規受注を行うことを公表しており、このあたりも多いに関係しているはずです。
それにしてもあまり大規模な廃止は行われなかったもののこの先にありえるかもしれないのでなかなか難しいところでもあります。。
>沖学園へバスで通う生徒はもはやゼロに等しい状況だそうだし(ちなみに同校生徒全体の6割がJR、3割が自転車とのこと)、東光寺地区の住民は、本数が多い筑紫通りまで出てバスに乗るというのがほとんだそうで…。
なるほど。
あと、第一高校の生徒は竹下駅から徒歩というパターンも結構居るそうなので、逆に、高宮駅から沖学園まで歩いている生徒も居るのかもしれませんね(推測ですが)。
いずれにしても、バスの出番はないようで…。
>それに伴い、かわせみも大幅に本数や系統を増やしますね。
「南畑線」は、南畑発電所が起点となり、既存の西鉄区間でもバス停を増やすようです。
ただ、西鉄とかわせみで運賃を合わせることはしないそうで、不公平感というかちぐはぐ感は否めませんね。
「通勤かわせみ」のうち那珂川営業所~博多南駅の区間便と「南畑線」は、当面、かわせみの予備車を使い、車両の購入は次年度以降に行うそうで、このへんもギリギリの感じが伝わってきます。
「西畑・南面里線」は12人乗りだそうです(西畑から岩戸小へのスクールバスも兼ねるようですね)。
>また西鉄グループは、平成23年度の事業計画で「生き残り策の一環」として、コミュニティーバスの積極的な新規受注を行うことを公表しており、このあたりも多いに関係しているはずです。
その通りだと思います。
他の自治体でも、廃止路線の受け皿として、これまでの実績をアピールして西鉄のコミバス事業を積極的に提案していくということでしょうね。
そして、その際にはニモカも使えるようにして、引き続き西鉄の顧客にもなってもらおうということなのでしょう。
エコルやグランドパスを持っていたら半額…などにすれば利用者はもっと増えるかもしれませんね(収益が上がるは別問題ですが)。
>それにしてもあまり大規模な廃止は行われなかったもののこの先にありえるかもしれないのでなかなか難しいところでもあります。。
たしかに候補として挙げられたうち、実際に廃止となるのは免許維持区間が中心という見方はできますね。
あとは、本数と、「協議継続」路線の動向がどうなっていくかですね。
特に坪見以降は全体の便数も少ない訳ですが、そんな中で都市高速系統がここまで生き延びてきたというのは、逆にすごいことなのかもしれません。