抜かない歯医者のひとりごと

歯の健康は全身の健康につながる。渋谷で開業中の保存学認定医が、なるべく歯を抜かない治療にまつわるトピックを語ります。

技工士の悲哀、入れ歯の悲哀、患者の悲哀・患者の悲劇➰〰。=歯医者の喜劇。

2018-10-28 | 歯科治療

本年度のノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑氏は言ってます。


〈何事も、教科書は疑え、教科書通りにはするな。


医者は、患者に対してだけでなく、希望を与えるべく、努力し、…希望を与えるのが、医者の使命だ。〉

その通り。至言です。


歯医者はどうでしょう?

患者を脅かしてばかりいる。


《歯でも死にますよ。》

等と、患者を脅し透かして

金にかまけて、患者に、歯を抜くように迫る。


《揺れていれば、歯周病だから、抜くと言い…


ヒビがあれば、割れているから、抜くと言い…、

抜く口実がない時は、いずれ、駄目になるから抜くと言う。》


〰…➰〰何が何でも抜くと言う……。


まるで、イソップ物語の狐(キツネ)です。

《人間、不安になると、思考力が弱くなります。

特に、不安は、視野を狭め、そのこと、そのもの、以外は見えなくなり、柔軟な思考ができなくなります。

で、焦ります。


そこに、弱くなったところを、更に突かれると、余裕がなくなり、更に、気弱になり、不安になり、思考停止に陥ります。》


デンタルハラスメントと抜け抜け詐欺の合体です。


悪徳政治家でも、スケベな経営者でも、なかなか、詐欺とハラスメントの両方を同時に、いっぺんにはしないですよ。(でもないか?)


【上顎骨というのは、頭蓋骨なのです。

下顎は、顎関節を築いていて、その頭蓋骨に直結しているのです。

〰〰…そこにインプラントをするのが、…何故、安全で、インプラントは自分の歯だからと、誘導するのですか?!】


素直に考えれば、その自己矛盾が明らかです。


《歯でも死にます。というのなら、

インプラントでも、死ぬんですよ。》


私は、インプラントを全否定するものではありません。

歯では、死にません。

死ぬことはありません。


インプラントも、ひとつの選択肢ですが…その施術には、危険性も含めて、慎重な留意が、必要不可欠です。


[私に言わせると、手術そのものより、特に、インプラントの、後遺症です。]


インプラントでは、ひとり、死んでいますが、(あれは、殺されたようなものです。)


しかし、インプラントの後遺症も、殺された、と同じです。

生殺し、半殺しです。時に、生き地獄です。


とにかく、命に関わらないまでも、日々の日常生活の不具合、日常の苦痛は、人の心を萎えさせます。


頭痛、立ち眩み、耳鳴り、目眩(めまい)、節々の痛み=関節痛、…何よりも、食い縛り(クイシバリ)による、顎関節症。


これらは、インプラントの噛み合わせの不適合がもたらすものです。

何故か、インプラントをする歯医者の多くが、小臼歯の機能がわからず、施術するからです。


[小臼歯の機能の重要性をわかってないのは、インプラントをする歯医者だけではありませんが。

実際、小臼歯が、咬合=噛み合わせの要(かなめ)だとわかってない歯医者は多いのですが。]


動物は、前歯と奥歯だけで、パクパク、食べて、砕いているだけです。

特に、肉食動物は、肉を引き裂いて、ゴクンと飲み込んでいるだけです。


人間が、品良く食事ができるのは、小臼歯のおかげです。

この小臼歯の機能が、損なわれると、(害われる)と、ものが噛みにくく、食べにくく、さらに、食事によっては、しばしば、音をたてて食べることが多くなり、下品になります。


インプラントは、よく言えば、ガッチリ、顎の骨に癒着しているので、

小臼歯の機能が損なわれると、口がなめらかに動かせなくなり、より、パクパクと食べる、食べるだけになり、顎に、顎関節に、顎の骨に、過剰な負担がかかるのです。


で、顎関節は、頭、背骨に直結しているのです。

で、背骨は手に、腰に、腰は…足に…と、繋がっています。


関節を通して、こうして、全身に、噛み合わせ、特に、小臼歯の機能が害された、食い縛りは…悪影響を及ぼし、じわりじわりと、全身を蝕んで(むしばんで)いくのです。


【人間の歯、自分の歯には、歯根膜(しこんまく)という、過剰な力をコントロールする素晴らしい、優れものがあるのです。

自分の歯には、この素晴らしい緩衝、クッション、繊細な感覚器が、歯根膜(しこんまく)が、自分の歯、自分の歯だけにはあるのです。】


だから、小臼歯を失う、抜く(抜かれる)と、さまざまな不都合、不自由が、当然、生じてくるのです。


義歯もインプラントも、自分の歯ではないし、自分の歯なわけがないのです。

当然、自明、明白です。


小臼歯の機能の不勉強、技術(スキル)のなさが、インプラントをはじめ、さまざまな後遺症の大きな要因になるのです。


もちろん、顎関節も、もちろん、関節というものは、素晴らしい緩衝機能を備えているのですが、

ただ、そこに、過剰な、不正な、片寄った=力が加わると……というわけです。


関節にも、もちろん、こうした膜(まく)があるわけです。

(繰り返しますが、自分の歯には、自分の歯だけには、歯根膜(しこんまく)が。……。


私の所には、これら、インプラントだけではありませんが、噛み合わせの不具合の患者さんが、全国から駆け込んで来ますが、


それはそれは、法外な治療費を(特にインプラントには、)取られていても、大半が、泣き寝入りです。


後遺症の医学的証明は困難だし、

(私は、原則、医者、歯医者の味方です。)


医学に詳しい人も、法曹界には、ごく少数ですし。


だから、犠牲者は、後遺症に、日々、苦しんいる患者さんです。


こういう時制です。クレーマーの、酷い、非常識な患者も増えています。


だからまた、真面目な人は、より、気の毒です。

悪い医者はもちろん、悪い患者からも、また、真面目な患者さんは、割りを食っているのです。


こうした、真面目に苦しんでいて、泣き寝入りしている人を、私は、日々、目の当たりに、見て、観て、診ているのです。


接しているのです

相談にも乗っているのです。

全国から、駆け込んでくるのです。


岩澤倫彦というジャーナリストが、2年前に私が教えたネタを、またパクって、週刊ポストに書いています。

曰く、保険でも、(自費でなくても)、いい義歯が、入れ歯はできるというものです。


彼は、2年前には、保険ではいい義歯はできないと、言っていたし、記していました。


まあ、それは、2年前とは、見解が違っているというのは、誰にでもあることです。


しかし、彼、岩澤倫彦というライターは、2年前に私が教えたことを、そのまま、パクっているのです。

2年前には、私の意見に反対して、保険では、いい義歯は、入れ歯はできないと言っていたのに、です。


私は、保険の義歯では、技工士に技工料を払っていると、採算に合わない、赤字になることもあり、…いい義歯ができにくい。


技術(スキル)もあるが、治療技術のある歯科医は、自費でやるし、

技術(スキル)のない歯科医は、自費では、もちろん、保険では、さらに、もちろん、ろくな義歯が作れない。


で、結局、患者は、上手い歯医者に行くが、上手い歯医者は、保険ではやらない。

保険では、手抜きをする。


これは、全て、義歯の保険点数の低さのせいなのです。

保険点数は、義歯も、被せもの等は、全て、歯医者が自分で作るということで、設定されているのです。


つまり、技工料というのは、保険にはないのです。


《技工士の存在は、保険点数からは、除外されているのです。

まさに、技工士はその存在を無視されているのです。》

これを、私は、2年以上前から、技工士の悲哀と呼んでいます。


もちろん、休みを返上して、義歯を、入れ歯を自分で作っている歯医者もいますが、

しかし、それも、

昼間、患者の診療していたら、物理的に限界があります。

全ては不可能だし、


《第一、技工の仕事は、たいへんな労働です。》


人件費も高いし、何よりも、材料費も高騰しています。


どうしても、保険では、いい義歯、入れ歯は作りにくくなります。


苦労して作って、修理したり、調整したり、(苦情を言われたり)…で、やり直ししたりしたら、赤字です。


【これでは、歯医者も萎えます。】


これら、全てが、技工士の存在を無視した、不都合な、不合理な、理不尽な保険点数の設定にあるのです。


これらを今後、解消すれば、保険でも、いい義歯、入れ歯はできるのです

(歯医者の治療技術=スキルは、言わずもがなです。)


しかし、岩澤倫彦というライターは、材料的に、保険では、いい義歯、入れ歯はできない。と、報じておいて、


《今回は、2年前に私が教えたことを、そのまま、2年前のまま、パクって、週刊ポストに書いています。》

彼は、2年前、私のプライバシーを暴こうとし、私に怒鳴られ、私の女房にもセクハラめいたことをして、


謝罪すると言って、しないで。

(週刊ポストの対応は、誠意あるものでした。)


しかし、彼は、あることないこと、週刊ポストにも言っているのでしょう。


あげく、1年以上前に出版した、

私の本、

【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】

のタイトルまでパクリ……節操も、品もない、男です。


今回も、私の、2年前の意見を参考にした、潔く認めてほしかったですね。


で、大学病院やら、その道の権威?やらを見つけてきて、その人たちを、巧みにおだてて、私の2年前の意見を、まるで、自分の意見として、認めてもらっています。


盗人猛々しい(ぬすっとたけだけしい)とは、このことです。

私への、逆恨みからです。


前にも、記しましたが、2年前の週刊ポストの記事を、そのまま、今、発表しても、

その記事は今でも、間違いなく、売れます。2年前よりも、評判になります。


私の2年前云ったことは、古びていないし、歯科界の現状は、今、また、さらに、悪化しているからです。


私の意見は、全く古びていないのです…

【今、今は、また新たなネタも、勉強の成果も、私にはあります。】


岩澤倫彦氏に、言っときます。

プライドを持ちなさい。

潔く、謝りなさい。(私の電話にも、きちんと、対応しなさい。)


今さらですが、自戒も込めて、

【人間、聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥、です。】


技工士の悲哀、それを中心に、私は、岩澤倫彦氏に話したのです。


しかし、彼は、私の意見は違うと、2年前には、断じていたのです。

医者にも歯医者にも、取材をしなおさず、金儲けに勤しむ歯医者の味方をしたのです


彼は、私の意見を録音したはずですが、何より、節操のない小賢しい男だから、どうなっているやら、どうしているやら。


たちの悪いジャーナリストは、たくさんいますからね。

彼も、また、小物ですが、狡さのプロです。


さて、〰

(閑話休題)

食後、すぐ歯を磨くのは、いけません。


歯を磨くな、とは、断じて言いませんが、食後すぐは、いけません。


食後すぐは、唾液が増えているのですから、唾液を増やして、いい意味で食事を味わってください。


唾液は、最良の消化材で、最良の口臭抑制材でもあります。


バイ菌が悪さをするのは、食後、6~8時間くらいから。

だから、寝る前の歯ブラシは大切です。


唾液が減って、口臭が出るのは、朝起きた時です。

まあ、ゆすいだり、お茶やら水やらを飲んで、口をサッパリさせれば、

…リンゴ等々、清掃性食品の、そんなデザート等は、最適、快適ですよね。


…いずれにしても、食後すぐには、歯を磨かないことです。


ガムなど噛んで、唾液を増やす工夫は必要です。


日本人は、欧米人より、体臭はともかく、口臭は強いのです。

【それは、日本人には、キスをする文化がないからなのです。】


アメリカ人がよくガムを噛んでいるのは、キスをするのが、日常だからです。

行儀よくガムを噛むことです。(笑い)。


私の本、

【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】

【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】

電子書籍でも評判です。

よろしくお願いいたします。


出版不況です。

本は売れなくなりました。

改めて、よろしくお願いいたします。


近々、PHP研究所からの、

【PHPからだスマイル】という雑誌に、私が載ります。


一般に、書店でも、コンビニ等でも売っています。

いい意味で、気軽な雑誌です。

しかし、極めて、良心的な真面目な雑誌で、まがい物ではありません。


私の歯肉マッサージ、歯肉の有酸素運動、

歯肉の、口のエアロビクスも載ってます。


医学的評価も得られており、何よりも、医者からも、患者さんからも、好評です。


根本からの、歯周病予防、ひいては、口臭予防です。〰➰…。
 

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私は、【歯を抜かない理由】を探って、日々、治療しているのです。(抜く口実なんかではなく。)

2018-10-01 | 歯科治療

…➰〰〰…、《人間、異常な世界に馴染み、慣れると、平気で人を殺すこともあるのです。》



さて、まず、また初心です。

「歯を抜くのは、医者でもできる。(医者の方が上手いかもしれない。)

歯を残すのは、歯医者しか、できない。」


歯医者は、今、「気楽に殺ろうよ。」=「気楽に抜こうよ。」の世界にあります。


今、先端機器?と称して、見えすぎて?それを理由に、歯を安易に、抜く歯医者が、増えました。

(新手の詐欺です。でなければ、……自分の治療技術=スキルがないのを、ごまかしてるか。)


いずれにしても、情けない話です。

恥ずかしい話です。

バカですよ。


私の所には、全国から、また、新手の詐欺の犠牲者が、駆け込んで来ます。


今までの、抜け抜け詐欺に、加えてですからね。


つまり、こうです。

CTやらマイクロスコープやらの画像を、これ見よがしに見せるわけです。

(CTもマイクロスコープも、先端機器でもなんでもないのに。)


で、歯のヒビやら、亀裂やらの写真やら画像を見せて、

「こんなに、歯にヒビが入っています。

もう、この歯は割れています。もちません、ダメです。

抜きましょう。」

と、患者さんを誘導してゆくのです。


歯は、皮膚の仲間です。

誰でも、自分の肌を見てください。

ましてや、虫眼鏡やら、拡大鏡で見れば、ヒビのない肌などありません。



先ず、また、繰り返します。

〈歯は、噛む、噛める…だけでなく、味わっているのです。

歯は、噛むだけの為にあるのではないのです。


実際、歯があれば、歯でも味わっているいるのです。

美味い、不味いと、歯でも味覚をキャッチしているのです。〉


【今更ですが、それは、自分の歯の
みです。

インプラントも、もちろん、義歯、入れ歯には、味覚をキャッチする、膜(まく)=歯根膜(しこんまく)がありません。


だから、根だけでも、歯が残っていれば、歯並びも悪くならないし…、

歯の根の上に、被せものをしても、歯が残っていれば、

義歯も、入れ歯も安定するし…、

何よりも、味覚もキャッチできるのです。

食事は、歯でも、味わって、食べているのです


自分の歯は、美味い、不味いと、食し、味わっているのです。


噛み心地だけでなく、そこに、自分の歯があれば、

味覚もキャッチしているのです。】


だから、むやみやたらに、焦って、安易に、自分の歯を抜かない(抜かれない)ことです。


「もう、この歯は、根っこだけです。

歯を作れません。噛めません。

抜きましょう。」

と言われても、

一旦は、引き下がって、考え直すことです。



インプラントの上に、義歯を、入れ歯を安定させて、よく?噛めるようにする、というやり方があります。

(通常、片顎だけで、2百万~4百万円です。)


それなら、自分の歯の上に、義歯、入れ歯を安定させた方が、…

経済的にも、噛めるだけでなく、(味わえるのですから、自分の歯は、味覚もキャッチできるのですから、)

生理的にも、得策です。


《あとは、患者の自覚と、歯医者の自覚と、治療技術=スキルと…と、ポリシーにかかります。》


人間、結果は、死です。だからこそ、プロセス=過程です。


人生=プロセス重視です。

【いずれダメになるから、骨のあるうちに抜きましょう。ではなく、

できるだけ、歯を長生きさせましょう。が、歯医者の務めでしょう。


癌の患者に、いずれ死にます。早く死なせましょう。と、薦める医者がいますか?

歯医者は、あまりにも、愚かです。

騙されないこと。

その手の口車に乗せられないことです。】


[ドラえもん]を創った、天才、藤子・F・不二雄の漫画に、

《気楽に殺ろうよ》

という作品があります。


こんな話です。

[主人公が、ふと、目覚めると、世の中の価値観が変わっています。


そこでは、食欲は、恥ずかしく、人前にさらすことではなく、食事は、秘め事になっています。

で、反して、性欲は、あからさまに、人前でさらし、セックスも、隠すこともなく、秘め事ではありません。

裸も何者、あっけらかんです。


食欲、性欲という人間の本能の価値観が倒錯、入れ換わっているのです。


性欲、セックスが、日常生活の中で、それこそ、自然に、為されているので、生命=命というものが軽んじられ、殺人も、人を殺す権利も許されています。


反して、食欲は恥ずかしく、食事は、人前ではせず、秘め事になっています。


商店街でも、デパートでも、ビルの中でも、どこでも、レストラン、食堂はなく、食料品売り場はありません。


主人公は、もちろん、最初は戸惑い、家族に、みんなに、狂った、倒錯した世界のおかしさ、価値観の入れ換わった世界の狂気、異常を、訴えます。


正常になれ、正気になれ、正気に戻れ、と。


しかし、狂っているのは、主人公の方だと、病院に行かされ、医者に、倒錯した世界の、今の、この価値観の入れ換わった世界の正常さ、主人公の方がおかしい、狂っているのだ、と諭され、説得されていきます。


食欲をさらけだし、隠さず、恥ずかしがらす、……

性欲を秘め事、隠し事、恥ずかしいと思っている、主人公の方が、異常だと、非常識だと……


医者に、家族に、諭され続け、説得され続けられるのです。


で、やがて、主人公は、その倒錯した世界に馴れ、…洗脳され、マインドコントロールされてしまうのです。


《狂った世界の常識に馴染み、慣れていきます。住み慣れていきます。》


〰……で、ある日、主人公が、その倒錯した世界に馴染み、殺人をしようと、決心して、ナイフを手に、外に出ると、


と、場面が一転し…、

実は、元の世界、通常の世界、食欲は自然に、性欲は恥ずかしく、秘め事の価値観の、倒錯のない世界に戻っていたのです。


しかし、【その主人公は、正常な世界に戻っているのに気がつかず、ナイフを手に…人を殺そうと、自信満々で歩いている……。
気楽に殺ろうと、

ナイフを手に、憎んでいる相手を目指し、笑いながら歩いているのです。➰〰〰…。]


というところで、藤子・F・不二雄の漫画は、巧く、唐突に終わっています。


正直、《気楽に殺ろうよ》

という作品は、おもしろいですが、

藤子・F・不二雄のものとしては、傑作ではありません。

(天才、藤子・F・不二雄の漫画は、もっともっと、素晴らしい作品がたくさんあります。)


人間、価値観が倒錯すると、殺人も辞さない。


気楽に人を殺すこともあるのだ、という、人間心理の危うさ、弱さ、恐ろしさを考えさせ、

わかりやすく、恐ろしく、不気味に、妙に、説得力をもって、描いている作品ではあります。


考えさせられます。


今、歯医者は、金に取り憑かれた歯医者は、
さしずめ、

《気楽に抜こうよ》〰……。

というところでしょうか?


【私は、歯を抜く時は、深刻に悩みます。】

考え、熟慮し…患者の歯を、口を、口全体を見て、観て、診て、…

話も聞いて、


悩みながら、(時には、恥ずかしく、)無念の思いで、私は、歯を抜きます。


因みに、患者さんも言ってくれますが、私は、歯を抜くのも、抜く技術=スキルも上手いです。

(実感として、私は、歯の神経の専門医なので、麻酔が痛くないです。

痛くなく抜くし…

抜いた後も、

…歯を抜かない処置も、手術も、術後も痛くないです。

麻酔も上手いです。)


だから、「何で、歯を抜くのが、そんなにいけないの?悩むの?深刻なの?」

と、しれっと言う、うそぶく、ボンクラな歯医者の気持ちがわからないし…わかりたくもありません。


患者さんなら、まだ、ともかく、…

…歯医者がそう言うのは、恥ずかしいことです。


で、抜かないと酷い目にあうとか、

いずれダメになるから、今のうちに抜きましょう。とか。


患者をおどしすかして、騙し、

不安を煽り、

患者さんを不安にして。

呆れます。


患者に希望を持たせるのが、生きる望みを持たせるのが医者でしょう。


【歯医者も、医者の端くれです。】

歯を抜くのは、医者でもできるのです。

(そこらの凡庸な歯医者より、医者の方が、上手く抜くでしょう。)


【歯を残す治療は、医者にはできません。

医者は、歯を残す治療は学んでいません。

歯を残す治療の、その技術=スキルの授業、修行、実習、修練は、医者は知りません。

全くしていません。


歯を残す治療は、医者にはできません。


歯医者だけができるのです。】


歯を抜くのに、何らの抵抗もなく、悩まないなんて、

バカです。愚かです。恥ずかしいです。呆れます。


よく、歯医者は医者でないと言われます。

【悩まず、歯を抜く、なんていう歯医者は、恥です。

こういう歯医者は、医者でないことは、もちろん、歯医者でもありません。】


第一、治療を、どんな治療にしても、気楽に、悩まずに、何らの抵抗もなく、するなんて、プロではありません。


プロは、結果オーライではないので。

プロは、結果オーライではいけないのです。

【プロはプロセス重視です。】


プロセス重視を、プロフェッショナルというのです。

それを、一流のプロ、優秀なプロというのです。


私は、プロフェッショナルを重んじ、尊敬し…自身、誇りに思います。


私は、頑固な、

時に、つむじ曲がりなプロ、プロフェッショナルな歯医者です。


〈たかが歯、されど歯、です。

不安を持たず、煽られず、

騙されず。〉


[歯では死にません。

大丈夫です。安心してください。


しかして、また、だからこそ、自分の歯を、労り、可愛がり、いとおしく、大切にしてあげてください。

単純に、素直に、シンプルに。


歯は、抜いたら(抜かれたら)

もう、二度と、生えてこないのです。

生き返ることはないのです。]


私の本、

【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】

【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】

改めて、よろしくお願いいたします。


電子書籍、ウェブ、ネットでも、好評です。


私の、医学的評価も得られた、歯肉マッサージを始め、

その治療技術=スキルが評価され、

[日経ヘルス]に続き、

[PHPからだスマイル]に、

私の記事が載ります。


真面目な雑誌です。

取材してくれた編集者も、美人で、素敵な人でした。


セクハラ?あり得ませんが、今、(もちろん、下衆な男もいるからですが、)

女性を誉めるのも、難しくなりました。


政治も悪いのです。


痴漢を擁護したり、強姦をしたジャーナリストが、捕まらなかったり。

(強姦は殺人以上の殺人です。

強姦には、正当防衛はありません。)


私は保守です。

保守は、本来、懐が深く、多様性を尊重するものなのです。


人の口を封じるのは、共産主義はもちろん、むしろ、左翼、革新の方です。


【本来、正当な保守は、言論の自由を最重要視するものです。

今、閉塞感がひどく、政治が、政治家が劣化しました。


どうか、抜け抜け詐欺=インプラント教に、騙されず、洗脳されず、


セクハラならぬ、デンタルハラスメントにも、改めて、注意してください。


歯科の世界は狭いです。

(これは、あらゆる業界にも言えることですが。)


《歯を平気で抜く歯医者も、

平気で抜いても、(抜かれても、)いいと思っている患者も、……

価値観の倒錯した異常な世界に居るのです。》


それが、常識だと、異常が常識だと、視野が狭窄した世界に。


ふと、立ち止まって、別の世界の、世間の、一般常識に、目を向けることです。

照らし合わせるだけでいいのです。

(医学常識でも)


平気で歯を抜く(抜かれる)なんて、異常です。

異常な世界なのです。


《平気に…歯を抜くなんて、平気に、なんて。私に言わせれば、狂気の沙汰です。》

目を覚まして、目覚めることです。


【今、歯科界には、価値観の倒錯した、非常識が常識だと思い込んでいる、…


気楽に歯を抜こうよ。=気楽に殺ろうよ。

という輩が目白押しです。

金儲けに取り憑かれた狂気の歯医者が、いっぱいいます。たくさん居るのです。】


これは、どんな業界にも云えることです。

「おまえの常識は、非常識。」

みたいな。


(自戒を込めて)
人間、時に、他の世界にも目を向けて、視野狭窄に陥らないことです。


目を覚ましてください。


気楽に、歯を抜かない(抜かれない)で、=…➰〰

気楽に殺られないことです。


改めて、私の拙著、

【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】

【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】

読んでみてください。

電子書籍でも評判です。


《人間、異常な世界に馴染み、慣れると、平気で人を殺るのです。殺人をも、平気で犯すのです。》


藤子・F・不二雄は、天才です。………。

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