本年度のノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑氏は言ってます。
〈何事も、教科書は疑え、教科書通りにはするな。
医者は、患者に対してだけでなく、希望を与えるべく、努力し、…希望を与えるのが、医者の使命だ。〉
その通り。至言です。
歯医者はどうでしょう?
患者を脅かしてばかりいる。
《歯でも死にますよ。》
等と、患者を脅し透かして
金にかまけて、患者に、歯を抜くように迫る。
《揺れていれば、歯周病だから、抜くと言い…
ヒビがあれば、割れているから、抜くと言い…、
抜く口実がない時は、いずれ、駄目になるから抜くと言う。》
…➰何が何でも抜くと言う……。
まるで、イソップ物語の狐(キツネ)です。
《人間、不安になると、思考力が弱くなります。
特に、不安は、視野を狭め、そのこと、そのもの、以外は見えなくなり、柔軟な思考ができなくなります。
で、焦ります。
そこに、弱くなったところを、更に突かれると、余裕がなくなり、更に、気弱になり、不安になり、思考停止に陥ります。》
デンタルハラスメントと抜け抜け詐欺の合体です。
悪徳政治家でも、スケベな経営者でも、なかなか、詐欺とハラスメントの両方を同時に、いっぺんにはしないですよ。(でもないか?)
【上顎骨というのは、頭蓋骨なのです。
下顎は、顎関節を築いていて、その頭蓋骨に直結しているのです。
➰…そこにインプラントをするのが、…何故、安全で、インプラントは自分の歯だからと、誘導するのですか?!】
素直に考えれば、その自己矛盾が明らかです。
《歯でも死にます。というのなら、
インプラントでも、死ぬんですよ。》
私は、インプラントを全否定するものではありません。
歯では、死にません。
死ぬことはありません。
インプラントも、ひとつの選択肢ですが…その施術には、危険性も含めて、慎重な留意が、必要不可欠です。
[私に言わせると、手術そのものより、特に、インプラントの、後遺症です。]
インプラントでは、ひとり、死んでいますが、(あれは、殺されたようなものです。)
しかし、インプラントの後遺症も、殺された、と同じです。
生殺し、半殺しです。時に、生き地獄です。
とにかく、命に関わらないまでも、日々の日常生活の不具合、日常の苦痛は、人の心を萎えさせます。
頭痛、立ち眩み、耳鳴り、目眩(めまい)、節々の痛み=関節痛、…何よりも、食い縛り(クイシバリ)による、顎関節症。
これらは、インプラントの噛み合わせの不適合がもたらすものです。
何故か、インプラントをする歯医者の多くが、小臼歯の機能がわからず、施術するからです。
[小臼歯の機能の重要性をわかってないのは、インプラントをする歯医者だけではありませんが。
実際、小臼歯が、咬合=噛み合わせの要(かなめ)だとわかってない歯医者は多いのですが。]
動物は、前歯と奥歯だけで、パクパク、食べて、砕いているだけです。
特に、肉食動物は、肉を引き裂いて、ゴクンと飲み込んでいるだけです。
人間が、品良く食事ができるのは、小臼歯のおかげです。
この小臼歯の機能が、損なわれると、(害われる)と、ものが噛みにくく、食べにくく、さらに、食事によっては、しばしば、音をたてて食べることが多くなり、下品になります。
インプラントは、よく言えば、ガッチリ、顎の骨に癒着しているので、
小臼歯の機能が損なわれると、口がなめらかに動かせなくなり、より、パクパクと食べる、食べるだけになり、顎に、顎関節に、顎の骨に、過剰な負担がかかるのです。
で、顎関節は、頭、背骨に直結しているのです。
で、背骨は手に、腰に、腰は…足に…と、繋がっています。
関節を通して、こうして、全身に、噛み合わせ、特に、小臼歯の機能が害された、食い縛りは…悪影響を及ぼし、じわりじわりと、全身を蝕んで(むしばんで)いくのです。
【人間の歯、自分の歯には、歯根膜(しこんまく)という、過剰な力をコントロールする素晴らしい、優れものがあるのです。
自分の歯には、この素晴らしい緩衝、クッション、繊細な感覚器が、歯根膜(しこんまく)が、自分の歯、自分の歯だけにはあるのです。】
だから、小臼歯を失う、抜く(抜かれる)と、さまざまな不都合、不自由が、当然、生じてくるのです。
義歯もインプラントも、自分の歯ではないし、自分の歯なわけがないのです。
当然、自明、明白です。
小臼歯の機能の不勉強、技術(スキル)のなさが、インプラントをはじめ、さまざまな後遺症の大きな要因になるのです。
もちろん、顎関節も、もちろん、関節というものは、素晴らしい緩衝機能を備えているのですが、
ただ、そこに、過剰な、不正な、片寄った=力が加わると……というわけです。
関節にも、もちろん、こうした膜(まく)があるわけです。
(繰り返しますが、自分の歯には、自分の歯だけには、歯根膜(しこんまく)が。……。
私の所には、これら、インプラントだけではありませんが、噛み合わせの不具合の患者さんが、全国から駆け込んで来ますが、
それはそれは、法外な治療費を(特にインプラントには、)取られていても、大半が、泣き寝入りです。
後遺症の医学的証明は困難だし、
(私は、原則、医者、歯医者の味方です。)
医学に詳しい人も、法曹界には、ごく少数ですし。
だから、犠牲者は、後遺症に、日々、苦しんいる患者さんです。
こういう時制です。クレーマーの、酷い、非常識な患者も増えています。
だからまた、真面目な人は、より、気の毒です。
悪い医者はもちろん、悪い患者からも、また、真面目な患者さんは、割りを食っているのです。
こうした、真面目に苦しんでいて、泣き寝入りしている人を、私は、日々、目の当たりに、見て、観て、診ているのです。
接しているのです
相談にも乗っているのです。
全国から、駆け込んでくるのです。
岩澤倫彦というジャーナリストが、2年前に私が教えたネタを、またパクって、週刊ポストに書いています。
曰く、保険でも、(自費でなくても)、いい義歯が、入れ歯はできるというものです。
彼は、2年前には、保険ではいい義歯はできないと、言っていたし、記していました。
まあ、それは、2年前とは、見解が違っているというのは、誰にでもあることです。
しかし、彼、岩澤倫彦というライターは、2年前に私が教えたことを、そのまま、パクっているのです。
2年前には、私の意見に反対して、保険では、いい義歯は、入れ歯はできないと言っていたのに、です。
私は、保険の義歯では、技工士に技工料を払っていると、採算に合わない、赤字になることもあり、…いい義歯ができにくい。
技術(スキル)もあるが、治療技術のある歯科医は、自費でやるし、
技術(スキル)のない歯科医は、自費では、もちろん、保険では、さらに、もちろん、ろくな義歯が作れない。
で、結局、患者は、上手い歯医者に行くが、上手い歯医者は、保険ではやらない。
保険では、手抜きをする。
これは、全て、義歯の保険点数の低さのせいなのです。
保険点数は、義歯も、被せもの等は、全て、歯医者が自分で作るということで、設定されているのです。
つまり、技工料というのは、保険にはないのです。
《技工士の存在は、保険点数からは、除外されているのです。
まさに、技工士はその存在を無視されているのです。》
これを、私は、2年以上前から、技工士の悲哀と呼んでいます。
もちろん、休みを返上して、義歯を、入れ歯を自分で作っている歯医者もいますが、
しかし、それも、
昼間、患者の診療していたら、物理的に限界があります。
全ては不可能だし、
《第一、技工の仕事は、たいへんな労働です。》
人件費も高いし、何よりも、材料費も高騰しています。
どうしても、保険では、いい義歯、入れ歯は作りにくくなります。
苦労して作って、修理したり、調整したり、(苦情を言われたり)…で、やり直ししたりしたら、赤字です。
【これでは、歯医者も萎えます。】
これら、全てが、技工士の存在を無視した、不都合な、不合理な、理不尽な保険点数の設定にあるのです。
これらを今後、解消すれば、保険でも、いい義歯、入れ歯はできるのです
(歯医者の治療技術=スキルは、言わずもがなです。)
しかし、岩澤倫彦というライターは、材料的に、保険では、いい義歯、入れ歯はできない。と、報じておいて、
《今回は、2年前に私が教えたことを、そのまま、2年前のまま、パクって、週刊ポストに書いています。》
彼は、2年前、私のプライバシーを暴こうとし、私に怒鳴られ、私の女房にもセクハラめいたことをして、
謝罪すると言って、しないで。
(週刊ポストの対応は、誠意あるものでした。)
しかし、彼は、あることないこと、週刊ポストにも言っているのでしょう。
あげく、1年以上前に出版した、
私の本、
【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】
のタイトルまでパクリ……節操も、品もない、男です。
今回も、私の、2年前の意見を参考にした、潔く認めてほしかったですね。
で、大学病院やら、その道の権威?やらを見つけてきて、その人たちを、巧みにおだてて、私の2年前の意見を、まるで、自分の意見として、認めてもらっています。
盗人猛々しい(ぬすっとたけだけしい)とは、このことです。
私への、逆恨みからです。
前にも、記しましたが、2年前の週刊ポストの記事を、そのまま、今、発表しても、
その記事は今でも、間違いなく、売れます。2年前よりも、評判になります。
私の2年前云ったことは、古びていないし、歯科界の現状は、今、また、さらに、悪化しているからです。
私の意見は、全く古びていないのです…
【今、今は、また新たなネタも、勉強の成果も、私にはあります。】
岩澤倫彦氏に、言っときます。
プライドを持ちなさい。
潔く、謝りなさい。(私の電話にも、きちんと、対応しなさい。)
今さらですが、自戒も込めて、
【人間、聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥、です。】
技工士の悲哀、それを中心に、私は、岩澤倫彦氏に話したのです。
しかし、彼は、私の意見は違うと、2年前には、断じていたのです。
医者にも歯医者にも、取材をしなおさず、金儲けに勤しむ歯医者の味方をしたのです
彼は、私の意見を録音したはずですが、何より、節操のない小賢しい男だから、どうなっているやら、どうしているやら。
たちの悪いジャーナリストは、たくさんいますからね。
彼も、また、小物ですが、狡さのプロです。
さて、➰
(閑話休題)
食後、すぐ歯を磨くのは、いけません。
歯を磨くな、とは、断じて言いませんが、食後すぐは、いけません。
食後すぐは、唾液が増えているのですから、唾液を増やして、いい意味で食事を味わってください。
唾液は、最良の消化材で、最良の口臭抑制材でもあります。
バイ菌が悪さをするのは、食後、6~8時間くらいから。
だから、寝る前の歯ブラシは大切です。
唾液が減って、口臭が出るのは、朝起きた時です。
まあ、ゆすいだり、お茶やら水やらを飲んで、口をサッパリさせれば、
…リンゴ等々、清掃性食品の、そんなデザート等は、最適、快適ですよね。
…いずれにしても、食後すぐには、歯を磨かないことです。
ガムなど噛んで、唾液を増やす工夫は必要です。
日本人は、欧米人より、体臭はともかく、口臭は強いのです。
【それは、日本人には、キスをする文化がないからなのです。】
アメリカ人がよくガムを噛んでいるのは、キスをするのが、日常だからです。
行儀よくガムを噛むことです。(笑い)。
私の本、
【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】
【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】
電子書籍でも評判です。
よろしくお願いいたします。
出版不況です。
本は売れなくなりました。
改めて、よろしくお願いいたします。
近々、PHP研究所からの、
【PHPからだスマイル】という雑誌に、私が載ります。
一般に、書店でも、コンビニ等でも売っています。
いい意味で、気軽な雑誌です。
しかし、極めて、良心的な真面目な雑誌で、まがい物ではありません。
私の歯肉マッサージ、歯肉の有酸素運動、
歯肉の、口のエアロビクスも載ってます。
医学的評価も得られており、何よりも、医者からも、患者さんからも、好評です。
根本からの、歯周病予防、ひいては、口臭予防です。➰…。