抜かない歯医者のひとりごと

歯の健康は全身の健康につながる。渋谷で開業中の保存学認定医が、なるべく歯を抜かない治療にまつわるトピックを語ります。

今も今後も、インプラントにも、ソーシャルディスタンス=社会的距離を置くことです。

2020-07-02 | 歯科治療



抜け抜け詐欺の横行は、いまだ収まらず、今また新たに、〰➰…

【(たちのわるいことに、)インプラント依存症の歯医者も増えてきました。】

依存症は病気です。


このコロナ禍の中=戦時下の中、白人警官に黒人の市民が殺されました。

このことに際して、敬虔な牧師が、こんなコメントを寄せました。

〈社会が根絶できない構造的暴力に、

自分が、自分の体が当たった時、暴力で抗うことが解決の糸口でもあり、必要になる。〉


日本も、理不尽な格差が広がり、バカな指導者のもと、…

自由の自己破壊が起きています。


かの三島由紀夫は、半世紀以上前に、警告しています。

〈道徳的なもの、宗教的なものを見失い、《物質的必然性》しか信じられなくなった時、新しい狂信が表れる。〰➰行き場の失った道徳は暴力につながる。〉


今のアメリカは、道徳も文化も見失い、そのアメリカのペットに成り下がっている、今の日本も、道徳が行き場をなくしています。


道徳的なもの、宗教的なものを見失うと、当然、文化も見失い、常識を見失うのです。


革新?、駄目です。

ことに、民主主義には、

【健全な保守=理性への懐疑、理性への素直な抵抗が必要不可欠なのです。】


素直にシンプルに、常識に立ち返りましょう。

歯を抜くことに慣れてはいけません。抜く(抜かれる)ことに馴らされてはいけないのです。 


世界の有り様を変える、新型コロナ禍、戦時下の中、

無情の死者が出ている最中(さなか)……、


《治らないけど死なない病気》について

〰私は、またちょっと、病気の原点に立つことにしました。

【慣れることが常識になってはいけません。

学習しながら慣れることが大切です。】


「慣(な)れるより、畏(な)れよ。」

慣れることを畏(おそ)れよ。


慣れることは、警戒しながら、慣れていかないと、そこには、とんでもない落とし穴=罠、極論、地獄に落ちること…取り返しのつかない事態になることも、しばしばあるのです。

とにかく、

「抜いてインプラントにしましょう。」

「抜く以外にない。」

と言われている人が、このコロナ禍中、

この不況の中、

この戦時下の中、

激増しています。

(第二次世界対戦が終わって75年、戦争を体験している人、直接知っている人は、本当に少数になりました。)


このコロナ禍=戦時下は、戦争は、世界中の人が、ほとんど初体験なのです。

私達に、必要なのは、浮き足だたないことです。

新しいことは関係ないのです。

【今は、ある意味、何をやっても新しいのです。】


見失っていけないことは、

これまでの、常識と道徳です。

自身の素直な直感を信じることです。

「抜く以外にない。」

と言われることが常識ですか?…!。


《何事にも、それ以外にない。

…以外にない。と言い切る言い方は尋常ではありません。》

で、「インプラントにしましょう。」と、誘導するのは常識ではありません。非常識です。


患者は、確かに素人です。

しかし、医者も歯医者も、患者も、常識人でなければいけません。


いいですか?
インプラントも入れ歯です。

[インプラントは取り外しでない入れ歯です。

取り外しの入れ歯を義歯というのです。

それが常識なのです。]


「義歯とインプラントの違いは、眼鏡=メガネと、コンタクトレンズのようなものです。」


確かに、コンタクトレンズは、取り外せます。

しかし、直接、目に装着させるものです。

かつまた、インプラントも、その維持と清掃の観点から、インプラントの上部は、原則、取り外し可能です。

(逆に、上部構造の取り外し不可のインプラントは、絶対やってはいけません。…行ってはいけません。)


【メガネもコンタクトレンズも、自分の歯でないのは常識です。】


「入れ歯って辛いですよね。」

という非常識な宣伝を流しいるのは、

本当に恥ずかしいです。

「メガネって辛いですよね。」

って、だから、コンタクトレンズにしましょう。

と、眼科医が言ったら、その眼科医が、正しい、常識的だと思いますか?


私は、20代から、近視がひどく、メガネをしています。

コンタクトレンズで、角膜を傷つけてから、コンタクトレンズはやめました。


メガネもまた、洒落てて、おしゃれでまた、いいものです。

(メガネを辛いと思ったことはありません。)


しかし、もちろん、近視、老眼もやなもの、不便です。

【健康に視力であればいいなあ、とは、つくづく、思うものです。


いいですか!

私は、インプラントを全否定するものではありません。

しかして、また、

歯医者が、

「入れ歯って辛いですよね。」

と言っていいのですか!

ましてや、それを宣伝するのは、非常識ではないのですか!?。


第一、私の患者さんの中にも、

取り外しの入れ歯=義歯でも、辛くないと言っている人がほとんどです。

それが常識ですよ。

《入れ歯って辛いですよね。》というのは、

歯医者として、恥ずかしいことではないのですか?

恥ずかしいもなにも、歯医者も医者の端くれ(はしくれ)です。

医者として、恥ずかしいことです。


【入れ歯って辛いですよね。

というのは、非常識なだけでなく、

歯医者として敗北です。

敗北とは、悪に媚びることです。】


入れ歯って辛いですよね。

という非常識な歯医者に通院するのが常識的なことでしょうか?

〈入れ歯には、取り外しのもの=義歯もありますが、

インプラントもありますよ。〉

と説明するのが普通じゃないですか?


それが常識というものではありませんか。

《悪に媚びている、金に媚びている、敗北した歯医者に、あなたの口を、歯を、健康を、顔を、任せるのですか?

そんな歯医者に通うのですか?

見て、観て、…診てもらうのですか。〰➰!》


あなた自身の常識も疑われますよ。


【こんな時こそ、より、自分を見失わないことです。

こんな戦時下こそ、

騙されないこと、常識に立ち返ることです。】


インプラントに、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を置いて

歯医者に行くことです。

何かしらあったら、歯を抜く(抜かれる)前に、
私の所に来ることです。

急かされず、焦らず、騙されず。


ここで、入れ歯にも通じる、咬合=噛み合わせの話をします。


改めてですが、

上顎(じょうがく)、上の顎(あご)は頭蓋骨です。〰➰動かないのです。

動くのは、下顎(かがく)=下あごなのです。


「自分の歯で何でも食べる」には、上下で噛み合う歯が10組20本必要です。

(要は、10組20本あればいいのです。)

ただ、歯並び、不具合なく、かつ、品よく、心地よく食べるには、

犬歯(前から3番目の歯)の奥2本の歯までが必要です。


つまり前から、中心の歯から、

【前から5番目の歯までが必要で、最重要なのです。】

この、前から4番目、5番目の歯が、小臼歯です。

[小臼歯こそ、歯のリーダー、噛み合わせの騎手・旗手なのです。


世界の中心で愛を叫ぶ、ではありませんが、小臼歯があるからこそ、叫べるのです。

小臼歯が、あなたの歯を噛めるようにし、食べられるようにし、あなたが喋れる、…話せるのようにするのです。

…叫べるのです。


《動物は、前歯と奥歯で、パクパク噛んで、(下品に)肉など食物を裂いて、噛み砕いているだけです。》


「へぼ将棋、王より飛車を大事にし」
ではありませんが、

どうも、多くの患者さんは、奥歯=大臼歯を、過剰に大切にし勝ちです。

何か、バリバリ噛めそうだし潰せそうだし。

将棋で言えば、飛車、角の方が、よく動けるし…王より強そうだ、役に立つ、みたいな。


まあ、これが、素人の浅はかさで。

確固たる王(リーダー)の失った、飛車、角など、ただのボンクラの兵士です。

《小臼歯の支配を失った大臼歯など、戦力外です。

図体のデカイぶん、邪魔で足手まといです。》

リーダー=小臼歯あってこその大臼歯=奥歯であり、前歯なのです


患者さんは素人です。当然、許せます。

許せないのは、
これが分かっていない歯医者が多すぎることです。

で、近頃、更に許せないのは、分かっていて、歯を抜いていく歯医者が増殖していることです。


無能で勉強してなくて、やたら抜こうとするのは、田舎の歯医者がほとんどです。

これは、全国共通で、北海道でもどこでも、全国都道府県、田舎の歯医者は無能の歯医者が多いです。(勉強しなくても、愛想よく、付き合いさえしていれば、やっていけますから。)


都会の歯医者は、経費もかかるし、

(近年は非常に悪い意味で競争が激しく、経費もかさむし、)

どうしても、稼ごうとします。


稼ごうと思うのは、私も同様です。

《しかし、インプラントが通常の保険治療の、100倍以上の収入が入る現状では、使命感が失われます。》

1本、四千円前後の治療が、インプラントにすれば、最低でも、四十万以上です。

目がくらみます。


ここで、極めて恐ろしいのは、

【使命感を失うだけでなく、常識をも失うこと】です。

制度としての法律?を守っていれば、倫理も常識も軽く扱い、…ひたすら、金儲けに邁進してしまうのです。

《インプラント依存症になり、歯を抜くことに邁進してしまうのです。》


落第したボンクラな歯医者ほど、依存症になります。


落第して金を使ったぶんを取り返そうと、(バカなりに)考えるのです。


あと、優秀な歯医者も、使命感が揺らぐと、

優秀だから、自信もあります。(もちろん、実績のある人もいます。)


「抜けば、インプラントにしていけば、100倍の金が入る。」

という誘惑(悪魔の囁き)乗せられてしまうのです。

これに慣れると、悪魔の囁きが、天使の囁きに聞こえてくるのです


勉強不足のボンクラは、論外、問題外ですが、

分かっていて、歯を抜く。故意に抜くのは、犯罪にも通じます。

【いずれにしても、分からないから抜く(抜かれる)

分かっていて、故意に抜く(抜かれる)。】


通常の治療費とインプラントの治療費が100倍という格差の弊害=罪悪というのも否定できません。

[というのも、多くの、地道な歯医者は、やる気を無くしています

儲からない以前に、喰えないのです。]


金に目がくらんだボンクラ、優秀な確信犯、…やる気の失った歯医者。


【治療されるのは、患者さん、…あなたです。】


私もきれいごとは云いません。

金は欲しいし、儲けたいです。


しかし、これもまた、きれいごとでもありません。


[幾ばくかの金と、使命感と、ある種の良心の呵責があれば、使う金にも、時間にも限度あります。

節度が分かります。


「慣(な)れるより畏(な)れよ。
畏(おそ)れよ。」

人間は、やはり、得体の知れない、神か自然か、…を畏れ、敬うことです。

畏敬の念を持つことです。

謙虚に畏敬の念をです。


コロナ禍=戦時下、人間は見事に敗北しました。

傲るな!科学万能などあり得ない!と、身をもって、戒められました。

傲らず、懲りることです。


それでも、金に溺れる依存症は絶えません。

《今、歯科界は、金に取りつかれた、憑かれた、インプラント依存症が蔓延しています。》

依存症は病気です。


【歯科の世界も、世界同様、格差社会の弊害に毒されているのです。】


これからは、AIを使いこなす人材は当然ですが、

【AIに使われない人材を育てることが、より、いっそう、大切です。

それには、自国語、

日本も、国語教育が大切なのです。】

だそうです。


私は、以前、AI研究第一人者の新井紀子さんが、国語教育の大切さを強調していることに、

同意、感動して記したことがありますが、

今、また、国語教育の重要なことが、より叫ばれているのです。


私は、数学が苦手で、今も、数字には弱く、特に算数は苦手です。

私は、国語が出来ましたが、物理の成績も優秀でした。

物理は国語です。

かつまた、優秀な数学者は、なべて、文才があります。


繰り返します。

【歯の要(かなめ)リーダーは小臼歯です。

そして、上顎(うわあご)は頭蓋骨=頭(あたま)です。


上顎は動きません。

動くのは、下顎(したあご)です。

まず、上の小臼歯左右4本、を、定め、下の小臼歯左右4本を定め、前歯を見栄えよく、奥歯を噛みやすく。

で、噛み心地よく。


極力、抜かず(抜かれず)。

噛み合わせの支配者は小臼歯です。


焦らず、急かされず、乗せられず…騙されず。】


歯科の初心は、まずは、あなたの自分の歯を残すことです。

(抜くことも含めて)そこからが治療です。


インプラントも入れ歯です。

入れ歯も義歯も、取り外しもなにも、

[あなたの口の世界の中心にあるのは小臼歯です。

小臼歯が、〈世界の中心で愛を叫ぶ〉のです。]


だからこそ、また、上顎(うわあご)=頭蓋骨=頭(あたま)にインプラントを打つのは、考えものです。

慎重に!


改めて、私の本、

【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】

【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】

よろしくお願いいたします。

電子書籍でも好評です。


【依存症は病気です。歯医者がインプラント依存症になるのも、時代のせいもあるかもしれません。

金は、魅力で魔力です。

殺しさえしなければ、(半殺しでも、生殺しでも、)何があっても、弁護士に丸投げです。


《インプラント後遺症がインプラントのせいだと証明するのは、まず不可能です。》


私は、日々、インプラント後遺症に苦しみ、悩んでいる人達を、直接、見て、観て、診て、面倒をみています。


日頃の肉体的な不具合はもちろん、(私が接していて、不憫なのは、)精神的なものが相当なのです。


年取ると、それがかさみます。やがて、家族関係も悪くなって。

それでも、患者さんは泣き寝入りです。


インプラントは、今や、インペイラントです。

(インプラント業者は、ひたすら、隠蔽に走ります。)


《また、インプラントを施した歯医者も、自分のしたことで苦しんでいる患者さん、その周囲の人達を見てても、慣れてしまうのです。

懲りず、反省せず、学ばず…学習せず、慣れてしまうのです。


やがて、(縁もなくなり、)儲けた金で、憂さ晴らしです。


[私は、ひたすら、尻拭いです。
中には、私に当たる、(非常識な?)患者さんもいます。

しんどいですが、…

〈何故、安易に、大金をはたいて。インプラントにしたのですか。

情けないです。]


自戒を込めて、医者も歯医者も、患者も、…人間、何事にも、

「慣(な)れるより、畏(な)れよ。」


慣れるな、畏(おそ)れよ。です。

畏敬の念を持つことです。


[金は、時に、しばしば、人間を変えます。

金に取りつかれると、非常識が常識になります。]


初心に還り、常識に還ることです。


【正直、何もかも、現政権の腐った隠蔽体質にも起因しています。

安倍首相が緊急事態なのです。

「馬鹿な大将、敵より恐い。」

健全な保守の台頭を、ひたすら望みます。】


7月、新刊が、KKベストセラーズより出版されます。


まずは、電子書籍からです。

引き続き、よろしくお願いいたします。


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