抜かない歯医者のひとりごと

歯の健康は全身の健康につながる。渋谷で開業中の保存学認定医が、なるべく歯を抜かない治療にまつわるトピックを語ります。

インプラントは抜け抜け詐欺(ヌケヌケサギ)か?

2015-06-28 | 歯科治療



 現在、歯科は、医科に比べて、技術的な、テクニックの進歩は、

ほとんどありません。


   遠い将来はともかく、展望もなく、見通しは暗いです。


  歯科で進歩しているのは、一部の材料と、器具と、薬剤だけです。

   あとは、医科に追随しているだけです。


  だから、国も歯科の医療費を増やそうとしません。

   ところが、昨今の歯医者の過剰です。
 (コンビニと郵便局を合わせても、それより多い地域もたくさんあります。)


   それでいて、歯科の医療費の占める割合は、全医療費の1%以下なのです。

   国の医療費に関わらない自費診療に頼らないと、かなり苦しい、歯科の台所事情があります。
(歯医者の平均年収は、医者の3分の1以下です。)


  しかし、とにかく、医科に比べ進歩のない歯科の予算を国は増やそうとはしません。


  《歯医者を減らそうとするのです。》

   一理はあります。
 《国は、(特に役人は)どの業界に対してでもですが、もちろん、医科に対しても【性悪説】で臨みます。》


  もちろん、現場、個人個人は見てません。


 《だから、数字だけ見て、治療費を削ろうとするので、
     時に、真面目に、地道に診療している医者、歯医者が煽りを喰らいます。》

   で、原則、国の医療費に関わらない自費診療に走ろう、儲けようとする輩が出てきます。


   歯科で言えば、当然、インプラントになります。

   改めて、言います。
 《歯医者は、五段階評価で、1、2のレベルが多すぎです。》


   古今東西、名医は少ないのですが、

【医者は、やはり、五段階評価で、3が、普通のレベルの人が、やはり、1番多いです。】


  低レベルだと、医科は患者は死にます。
患者を殺してしまうのです。


  【ところが、歯科は、歯医者は、低レベルでも、患者は死にません。】

  {歯の病気の9割以上占める、虫歯や歯周病では死にません。}


 【歯を抜いても(抜かれても)死にません。】


   だから、善からぬ連中は、

「抜いて、インプラントにしましょう。」

「歯でも死にます。」


 「早く抜かないと、癌(ガン)になりますよ。」
 と、デタラメ言って、インプラントにしようとするのです。


   【詐欺ですよ!まさに、抜け抜け詐欺です。】

  治療もせず、レントゲンだけ見せて、

 抜こうとする。

 CTまで、見せて、適当に言いくるめる。


   大学病院すら、ろくに治療もできない研修生が、偉そうに煽る、オドカス。


 通常、医科では考えられないことです。


   レントゲンは、CTだって、白黒写真です。

  色は分からないし、腫れ具合も、熱感も分かるわけないのです。


【私は、直接、見て、観て、嗅いで、触って、

 聴いて、診て、診察、診断します。】


   レントゲンは不可欠ですが、あくまでも治療への第一歩です。


 (もちろん、必要なレントゲンも撮らないで、ろくな説明せず、治療をする歯医者など、論外です。通ってはいけません。)


  《歯医者の医療費が、保険が、〈医者の半分〉という制度上の問題もありますが、

  歯を抜いても 死なないことをいいことに、あまりにも、安易、酷いです。》

   歯医者と同様に、低レベルの医者が多い精神科も、

 やはり、まあ、死にませんからね。(患者さんに自殺されることはあっても。)


 ただ、精神科医も医科ですから、歯科よりは、国の庇護が厚いのです。


《まあ、精神科医も、詐欺師まがいが多いですが。》


医者には、時には嘘もハッタリも必要です。

 【患者さんに希望を持たせることが大切だからです。】


患者さんを心身共に、生かすのが、何よ医学の基本、医者の初心です。


(歯医者だって、医者のはずなのですが……。)

 かのキルケゴーレは言っています。

   〔死に至る病(やまい)― それは絶望である。〕と。


  私は、あえて、言います。

  私は、歯科治療では、嘘は言いません。         (相性はともかく、)正直に患者さんと接します。


  何故か? 自明です。

 歯の病気では死なないからです。

  【歯の病気は、〔死に至る病=絶望〕ではないからです。】


  歯は大切です。非常に優れた感覚器であり、

 唯一、物理的に食物を砕く消化器です。

 快楽にも直結します。

   しかし、断じて、歯の病気は、死に至る病(やまい)ではありません。

 (生殖器を失っても死にません。)


   歯の病気で、希望を失ったり、暗く、マイナス思考になることはありません。


  それをどうでしょう?
 「歯でも死にますよ!」とか、

 「早く抜かないと癌(ガン)になる…」とか、

 「インプラントは、自分の歯です。安心です。気持ちよく噛みましょう… …」
  等々…。


繰り返します!

歯の病気ではダイレクトには死にません。


 たとえ、歯を抜いても(抜かれても)死にません。


  《ましてや、早く抜いても(抜かれても)


焦って抜かなくても、(抜かれなくても)

癌(ガン)にもなりません。なるわけないのです。》


  【いいですか!
しかし、《インプラントでは、ひとりとはいえ、死人が出ているんですよ。!》

インプラントにしなくて、生きてた方が良かったしょう?当然でしょう。

歯の病気で死ぬなんて…。 】



 私は、抜いて、インプラント1本50万以上と言われた歯を、

  なんとか、できるだけ、抜かず、残す治療に、それこそ、命懸けで臨んでいます。


 30分で抜くことができる歯を、1時間、時に2時間かけて、残すのです。

  それが専門、(ウリ・取り柄)とはいえ、正直、しんどいです。


 【しかし、そこには、金に換えられない、何か、ある種、達成感もあります。】


 「…曖昧なものに耐えうる能力と情熱がなければ、生きている価値がない… …。」
 という哲人のいう通りです。


  ただでさえ、私は、歯科治療以外では、家族にも従業員にも友人にも、笑われ、叱られる、不器用な男です。


  私は、極力、嘘は言いません。

  レントゲンはもちろん、直接、見て、観て、診て、触って、聴いて、嗅いで、

 (歯が残らない《残せない》ことも含め、)
正直に説明します。



《時に、前の先生の(悪口?と思われるくらい)、批判もします。》


私の所には、私の診療所が、(大学病院も含めて)2、3軒目というのは、ざら、10軒目という人もいますが、


 私は、(原則、プライベートには、一切関わりません。)



  衛生士等というなくてもいい職業と、グルになって患者さんを騙すのです。

 私は、衛生士をなくして、その分の予算を、

看護師や、介護補助者の育成に配分した方がいいと確信します。

(多くの真面目な歯医者の方にも。)


 私の診療所に14年いる二人の私を支えてくれている従業員は、もちろん衛生士ではありません。

 私が、鍛えに鍛えました。(よく、こんなつむじ曲がりについてきてくれました。)


私の診療所には、関東圏、関西圏はもちろん、(セカンドオピニオン、相談も含めて)


 全国から来てくれています。
(新幹線が開通したせいか)北陸からの人も増えました。


 遠く、ハワイからも。

 【本当に恐縮します。
  身が締まる思いです。】


  まあ、とにかく、酷いのは、(東京でも名古屋でも大阪でも)
  田舎の歯医者ですね。
 《治療ができない、というより、分からないないんじゃないか? としか思えない、低レベルの歯医者が、田舎には多いですね。》


  まあ、地方の名士?で、医者になれなかった人や、


   都会で潰れた歯医者が、少なからずいますから。

   で、まあ、会合やら、付き合いやら、ゴルフやら、釣りやら…にかまけているんですね。


   もちろん、ストレス解消、気晴らしは絶対必要です。

 ゆとりも遊びもない人間など、信頼に値しません。

   まあ、そうは言っても、都会に出て、学会なりなんなりと、勉強もしないと!(その時、気晴らしもして…。)


 しかし、田舎の人は人がいいんでしょうね。


  コロッと言いくるめられて、

  安易に、レントゲンだけで(なかには、レントゲンすら撮らず、)

 治療もせず(されず)、安易に歯を抜いて(抜かれて)しまうんでしょうね。

ひょっとして、
  治療も出来ず(分からない)歯医者に、
  抜かれても、

 で、金のある人はインプラント、ない人はちゃちな入れ歯に、と。

 (インプラントも入れ歯ですからね。)


  だって、私は目の当たりに、見て、観て、診てますから。
 …!


  想像できるんです。
 《おそらく、人のいい多くの人が、安易に、

 歯を抜いて(抜かれて)  騙されてるんだろうな。
     抜け抜け詐欺(インプラント詐欺)に……。》


  【相性、信頼は不可欠です。

    私も、患者さんを選びます。】


 しかし、とりわけ、田舎の人は、騙されないでください。


 田舎の名士と都落ちした歯医者に。

  大方の歯医者は、もちろん、真面目な地道な人達です。

 ただ、こう過剰だと…。

   真面目な地道な多くの人は、いい意味で目立ちません。(悪い輩の煽りを喰らうばかりで。)


   ネットは、過信せず、直接、確かめることです。

    《良い材料と薬剤と機器の鎧の中は、
   空っぽ(カラッポ)

実体も実態のない中身のない歯医者が増えました。


    昔は材料、薬剤、機器で誤魔化せない分、

技術(スキル)・テクニックを高めないとやれないこともあったのです。

 (まあ、昔も、結局、分からない歯医者は、抜いて決着を着けてたのですが。)


   今は、それに加えて、苦しい台所事情と、インプラントというドル箱です。


    抜け抜け詐欺(ヌケヌケサギ)が、横行しやすい状況です。


  {もちろん、歯を抜くことも、大切な重要な治療の一環です。}


  インプラントも、全否定するものでもありません。

 《インプラントは、しかし、最終兵器です。》



繰り返し、繰り返し、言います。

 【歯科の初心は、まずは、その歯が残るか、残せるか。】


    そこから、(抜くことも含めて)治療が開始される、

  治療を始めるのです。

  くれぐれも、抜け抜け詐欺(ヌケヌケサギ)に気をつけてください。


    とりわけ、人のいい田舎の人は。

  【歯の病気は、死に至る病ではありませんが、

   但し、歯は大切な優れた感覚器であり、消化器です。

   見てくれはもちろん、快楽にも直結します。


  私は、ある種、無駄?だからこそ、
  歯を大切にします。】

 いとおしく思います。


  【自分の歯も、人の歯も、大切にしてほしいと、真摯に、紳士に、切に、願います。】


  【私は、歯に誠実にありたい。】と、
  治療に臨みます


 私も患者を選びます。

 誰からも好かれることは、人生、世の中あり得ません。

   しかし、私は、こと治療、とりわけ、できるだけ歯を抜かない治療に関しては、嘘はつきません。
[つむじ曲がりの凡人ですが、まただからこそ。]

 〔相性もあります。
相性は大切です。

まずは、信頼です。〕


【歯科の初心は、まずは、その歯が残るか、残せるか、です。

何事も、初心不可忘です 。】


 私は、自分の患者さんには、誠意、全力を尽くします。

 正直、日々、クタクタ(笑い)です。


  改めて、家族、従業員、私の患者さんに感謝します。

   遠くから、来院してくれる人、本当に恐縮の至りです。
(セカンドオピニオン、相談も含めて。)


だからこそです。

  直接、自分の眼で確かめることです。

    とりわけ、地方の、(それも田舎の人ほど。)
私の幻冬舎新書、改めてよろしくお願いいたします。

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気持ち良い(咬める=快)と 気持ち悪い(咬めない=不快)

2015-06-01 | 歯科治療

気持ち良い(咬める=快)と 気持ち悪い(咬めない=不快)は、表裏一体、ほんの紙一重です。


 【「痛い!」というのは、「抜かないでくれ!」という合図、

サイン、

   警告ではなく、願い、懇願、だと思ってください!】


  【盲蛇に怖じず(メクラヘビにオジズ)】
  という諺(ことわざ)があります。

  意味は、
《無知な者は無知であるがゆえに、物おじせず無鉄砲な振る舞いをするというたとえ。》
  です。


  私は、この諺(比喩)の通り、

   ある意味、歯医者は盲(メクラ)だと思い、
  身をもって確信しています。


  そうです。歯医者は目暗(メクラ)です。
《今さら、肉体的云々とは無関係と、ことわることないでしょう。》


   【目明き(メアキ)の歯医者が少なくなりました。…居なくなりました。

    目明きの歯医者は、今や、絶滅危惧種です。】

    いいですか?
 友人も含めて、優秀な医者は、みんな云います。
  「歯医者は、まあ、よく大胆にインプラントをやるよなあ。

   やる方(歯医者)もやられる方(患者)も、怖くないのかよ。」

とくに、上顎のインプラントは、要注意、怖いです。


   【上顎(ウワアゴ)は、頭蓋骨です。 目と鼻と耳に直結しています。

 《そこに、自分の歯のように、とソソノカレて、インプラントを打ち込むなんて、… …。》


  医者は絶句します。    医学的には、ためらうのが常識です。


   インプラントの死亡事故が起きたのは下顎(シタアゴ)ですが、(舌の動脈の破損の事故)ですが、解剖学的には、上顎の方が危険です。


 インプラントが一般的になって、まだ10年はたっていません。


   特に、インプラントが増えたのは、リーマンショックがあった、2008年(平成20年)以降です。


  ただでさえ、平均年収が医者の3分の1以下。
  歯医者も景気が悪くなり、ますます、生活が苦しくなりました。

   民主党政権の無策も加わり、倒産、廃業する歯医者も増えました。


   そこで、インプラントに活路、救いを求め、インプラントをする歯医者が増えました。


   《インプラントを希望する患者が増えたのではなく、

    インプラントを希望するように、勧め、インプラント攻勢を、マスコミも利用し、広告し、宣伝したのです。》


  政治家にも献金したりで、たいへんでした。   (今も若干問題になっていますが。)


  まあ、歯医者は、しかし、医者ほど力もありませんし、重んじられません。


   だから、ここ数年です。

  【私の所にも、インプラントの尻拭い、後始末、相談が、
  目に見えて増えました。】


  《しかし、私が悲しいほどの罪悪感すら、覚えるのは、

   明らかに残る歯を、抜いている現実です。》

   インプラントにするために、まず、歯を抜いてしまう現実です。

  《時に、大学病院までグルになっていることです。》


  では、これほど医学的に問題がある、

   医者もわかっているインプラントの危うさを、何故、みんな、医者も含めて、警告しないでのでしょうか?


 それは、インプラントでは、まず、死なないからです。

  インプラントの失敗、神経障害などは、それはそれはたくさんあります。

   報告されたトラブルだけでも、年間300件以上あります。


  しかし、(幸い?)、インプラントで、ダイレクトに死んだ人はひとりです。


  しかし、私は身をもって実感し、目の当たりに見て、観て、診てます。
【明らかに残る歯が、抜かれているのを!

  私が抜かず、救っているのを!】


   医者もそうですが、歯医者も材料と先端機器はよくなりました。

   私も、もちろん、助かってます。


   しかし、その技術(スキル)が、伴っていないのはもちろん、

   材料と先端機器に頼って、技術(スキル)を磨かない、勉強しない医者、歯医者も増えたのです。


  ただ、医者の場合、失敗が、ダイレクトに死につながります。

 直結します。

   (昨今の腹腔鏡手術の死亡事故は、皆の知るところ、明らかです。)


   昔の歯医者は、技術(スキル)がないと、治療ができなかったのです。
  上手くできなかったのです。


   それが、(もちろん、いいことですが、)
  材料と、機器、薬の進歩で、

    その技術(スキル)を、ずいぶん、フォロー、補うことが可能になったのです。


  だから、ろくに、歯を残すのはもちろん、抜く技術も、未熟な奴が、インプラントもするようになってしまったのです。

   歯はなくなっても死にませんからね。


   究極、インプラントが失敗しても、(歯はないですが、)死にません。

  皮肉な言い方かもしれませんが、ある意味真実です。


著名な作家が書いてました。

「私は、歯がなくなって、入れ歯(取り外しの義歯)にしてよかった。

 歯がないから、歯が痛くならない。

 口も臭くなくなった。


   何より、清潔だ。     義歯はきれいに洗えるし、修理もできる。


  もし、歯医者に行けなくなっても、訪問治療が入れ歯なら可能だ。

  私は、義歯にしてよかった。せいせいした。    … …。」


  こう考えると、狭い口の中にインプラントを埋めて、

複雑にして、臭くして、不潔にすることもない気もします。


  ましてや、断じて、自分の歯ではない、

インプラント= 異物を骨に埋め込んで、
  痛みを誘わなくても。


  医科と歯科は交流はあまりありません。

 医学部・歯科にしなくてはいけないのです。


   まあ、私は身をもって実感し、
 努力して見聞きしてますが、


   今や、《材料と先端機器、薬剤、薬という鎧を取ったら、
  歯医者は、屍、骸(ムクロ)、抜け殻です。》


   {歯を抜くのも、インプラントも、
  やらせれば、医者の方が勉強しているし、上手いのです。}


  医者は、わかっているのです。


 医学的に問題があっても、バカらしいし、歯の病気で死にはしないし、


   胃でも腸、心臓でも、骨折でも、手術をすれば、どこか、違和感、不具合は残るし、

  ケア、メンテナンスは必要だし、

   命に直結することに通じている医科では、自分達のことで手一杯です。

  【歯も内臓ですよ!
  それはそれは、繊細な、大切な感覚器です!】

   《介護になったら、ましてや、認知になったら、インプラントのケア、後始末はどうするのでしょう?》


  噛む力も衰えて、何よりも、肺炎(口の中は肺炎菌の宝庫です!)の危険が増大しているのに、
   インプラントで口の中を不潔にするのは、考えものです。


   まあ、いずれ、死ぬし、その時は、医学に頼って、入院して、インプラントの後始末をすればいいか?
  ですかね?……。


 私はインプラントを全否定するものではありません。


  ただ、【とりわけ、上顎(ウワアコ)へのインプラントは、重々、留意することです。】



 私の【幻冬舎新書・この歯医者がヤバい】が、中国版に続いて韓国語版も出る報告はしましたが、

  韓国では、美容整形が盛んで、

 歯科も稼げるので、日本とは全然違い、医科に負けない位、歯科の学力も優秀だそうです。


  《韓国は日本とは比較にならないくらいの超学歴社会ですから。

 格差も。》

  日本もずいぶん格差社会になりましたが。


   まあ、とにもかくにも、日本は、本当の歯医者は、絶滅危惧種になり、
(医者も古今東西、名医は少ないですが、)


歯科は、屍累累(シカバネルイルイ)ゾンビだらけです。


歯科はなくなり、
インプラント科=牙(キバ)科ばかりになりました。


  いつも通りです。

 【歯科の歯医者の初心は、良心、使命は、まずは、その歯が残るか、残せるか、です。

  そこから、抜くことも含めて治療が、始まるのです。】


 《抜いて、1本50万円のインプラント。》

  それを、残すのに、同じ時間(時にそれ以上の時間)をかけて、

 労力とストレス、プレッシャーは、正直、たいへんなものです。

  【しかし、そこには、人間には、倫理と品と、そして金には替えられないものがあるものです。】


  私は、本当につむじ曲がりの欠点だらけの凡人です。


  相性も、あります。
 遠くからも来てくれる人、本当に恐縮します。

 有難いです。


  だからこそ、(私に限らず、)直接、来て、接することです。

 確かめることです。


 敢えて、云います。

 電話で何もかも聞こうとするのは、非常識だし、不誠実。

 (決して無礼な対応はしませんが、物理的な問題もあるのでしょうが…

 何もかもというのは、電話では不可能、非常識、無礼、不誠実です。)


 【私も患者=人間を選びます。】

  欠点だらけのそこらのどこにでもいる凡人です。

  【私は、しかし、自分の患者には、トコトン、誠意、全力、親切を尽くします。】


 最近、また、有名人の来院も増えました。


 有名人といっても、案外、たくさんいるんですね。

 政界、経済界、芸能、文化、スポーツ… 犯罪者(笑い)等々… …。


 雑誌、新聞、テレビ、ラジオなどで、後で気が付いたり。


   自戒を込めて云うと、有名、無名に関わらず、謙虚な人は、やはり素晴らしいですね。

学ぶところだらけです。


 私も、日々、謙虚に接しなければ!と、


 疲れて、至らない時は、ご容赦ください。


 【歯医者の初心=良心は、まずはその歯が残るか、残せるか、です。】


 (抜くことも含めて、)そこから、治療が始まるのです。


 改めて、それが、私の使命です。

   謙虚に誠実に。

  《インプラントは、本来、医学的常識から云うと、危険なのです。》


 〔優秀な医者は、みんなわかっているのです。

 重要視しないだけです。〕


  [医者も、歯医者も、患者も、どこかで、歯科を軽く見ているのです。]

 【しかし、それと、歯を大切にしなくてもいい、というのとは、全くの別問題です!】


 歯は、素晴らしい、大切な繊細な感覚器です。


  インプラントは、断じて、歯ではありません。(改めて、当然のことです!)

 入れ歯の一環、異物です。

 歯に替わるものではありません。


  取り外しの方が、よっぽど清潔で、食い縛らないだけ、年齢に相応しいこともあるのです。


   要は、噛み合わせ(咬合)と、


 如何に、食い縛らない(クイシバラナイ)、…

  食い縛り(クイシバリ)をなくすか、なくしていくか、に尽きるのです。…
…。なのです。…です

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