抜かない歯医者のひとりごと

歯の健康は全身の健康につながる。渋谷で開業中の保存学認定医が、なるべく歯を抜かない治療にまつわるトピックを語ります。

留年商法?  それもあるでしょう。 にしても、歯医者のていたらくと歯科大生の無学・無自覚・無教養

2023-04-22 | 歯科治療


まずは、東大出の癌専門医の、里見清一氏が、改めて、はっきり、また記しています。

「新しきもの教の弊害」が、ある。と……!。


そう、《新しもの教=体のいい詐欺です。》

例えば、PET 、検査料金がやたら高額な、癌の早期発見に役立つと言われています。

但し、
優秀な病院は、安易にこれを導入してないし、使いません。

虎ノ門病院などは、そうです。


私の友人のひとりが、

「虎ノ門病院ともあろう優秀な病院が、PETを入れてないかよ。」と、私に言いましたが、

私は、この友人(歯医者です)を、バカか、と思ったものです。


何とか粒子線とか、なんやら? 新しい機器などは、いざ、実際、臨床に使用すると、全く役に立たなかったたり、副作用もあるのです。

5年とか、使用しないと、確実性はないのです。


これら、最新? 機器は、料金も高く、コストが膨大です。

大枚叩いて導入すれば、それを、不要に不用に使いまくります。

使っていかないと、その機器の購入費を償却しなきゃいけないし、リースなら、尚更です。

で、当然、その支払いは、患者さんにかぶっていくのです。
(患者にかぶせるのです。)


里見先生は、詐欺でもある、と言ってます。

「患者というのは、薬には医者を信じて? 調べないけど、

新しい?機器を入れているかどうかは、スマホで、調べたりする。

で、(体よく騙されて)その手の医院に行く。

で、高額な料金を支払って、満足する。


地道な、かつ、名医は、大概、そんなことはしない。

CTがいいか、MRIが、いいか、両方するか、それとも、

通常のレントゲンだけで、あとは、血液検査等々、基礎データを精査し、

あとは、患者に直接、接する。

アメリカでも、コロナ禍でも、そうした直接の患者とのふれあいが、断然、効果をあげ、リモートでは、やはり駄目だ、という正確な、結果が出ているのです。」


医科で、この結果です。 ましてや、歯科で、最新機器?、噴飯ものです。

歯科には、最新機器など皆無です。

(もちろん、視野の明示とわかりやすさは、大切です。

しかしてまた、歯科こそ直接のふれあいです。)


《患者は、決して、愚かではないのですが、スマホには、残念ながら、簡単に騙されます。

ホームページも含めて。》


歯科大学が、学生を不当に(わざと?)留年させて、学費を稼いで、商売している、という告発が、続いています。

鶴見歯科大学などは、学生、父兄などが、試験の採点と評価が、不明瞭で、不当に留年させて、学費を稼いでいるというものです。


鶴見歯科だけではないですが、どこの歯科大学も、とりわけ私立には、通常の6年で卒業できるのは、半分もいないし、

更に、そういう連中は、国家試験も何回も落ちるし、

だから、6年どころか、歯医者になれるまで、10年以上なんてざらです。


私が、拙著でも、新聞でも雑誌でも、再三、記している通り、

私が、神奈川歯科大学に入った時、

《鶴ヶ丘八幡宮》を、《ツルケオカヤワタミヤ》ってなんだよ? という同級生がいたんで、私は、開いた口が塞がらなかったものです。


歯科大学が、留年商法をしている、と言っても、それ以前、(歯科だけでなく)そもそも、基礎的な学力はもちろん、あまりにも、知性も教養もない大学生が、たくさんいるのです。


もっともっと、奨学金を充実させて、というより、

教育費は、原則無料にして、田舎の小金持ちのバカ息子を、医者、歯医者にせず、もっと優秀な、まともな学生を育てることです。

【この時代だからこそ、より、よ国語のできる人材こそが、必要不可欠です。】


歯医者は、ないないづくしです。

知識がない、知性がない。

教養ない。金もない。


【資本主義は、利益配当=利益剰余金の分配主義が基本思想です。〰️-そこには、平等はありません。あるのは、競争です。】


生産活動(生活)は、働いて、利益を出すことです。

働いた限り、利益は、当然です。

要は、利益から余ったもの=剰余を、どう使うか、いかに使う、活用するか、が、経済です。


若き経済哲学の俊英、東大大学院の准教授、斎藤幸平は云っている

〈資本主義というのは、無料のものを商品にすることだ。


「水と土地と盛りは無料だった!」

河川=水、土地、森林=自然は、人類の共有財産、無料だったのです。


で、資本主義というモンスターは、徹底して競争を煽り、それを餌に、肥え太り、巨大化します。

《今、人類は、資本主義をもて余すどころか、資本主義に支配されています。》


といって、共産主義がいいのか。

実際、あるのは、共産主義、平等と称した、権威主義です。


そこにあるのは、共産ではなく、

競争、自由を、権威がコントロールしている、より、悲惨な資本主義です。


[インプラントは、あるもの=自分の歯(無料のもの)を、取って(抜いて)、インプラント=有料のものにして、利益を得る。

資本主義の、基本公式通り。

わかりやすいのです。]


もちろん、原則、すべからく、入れ歯も、被せ物、詰め物、同様ですが、私は、ひたすら、言い続けています。

インプラントは入れ歯だと。


要は、その姿勢、スタンスにあります。(使命と初心と…正義にも。)

【自分の歯は、あなたのもの、そこに有る限り、原則、無料です。


今、歯医者は、極端に、二つに分かれています。

《歯科を歯科業=商売でやるか、歯科を治療としてやるか、です。


【抜くんだったら、(抜かれるんだったらか)…私の所に来ることない。】

なんて、考えないでください。

(悩まず、まずは、私の所に来てください。

来ることです。)


あなたが、その歯を嫌いならない限り、少しでも、まだ、その歯を好きなら、可愛いのなら、

(諦めないで、自分のその歯の為に、諦めないであげてください。


[私は、歯医者です。歯を大切にする人、…というより、歯が、とりわけ、自分の歯が好きな人が、好きです。]


優秀な医者が、身体を大切にする人を好きなように。

私も、優秀な医者の端くれでいたい。

歯を残す治療に、専念したいから。


いずれにしても、抜く(抜かれる)のは、いつでもできるだから、焦らず、のせられず、だまされず、……、ましてや、不ただし要に、40万、100万円等と、インプラントにするなんて、愚の骨頂です。


《インプラントだって、いつでもできるんだから。   但し、55歳位までかな? 慎重に、かつまた、歯医者を選んで、焦らず、のせられず、だまされず。》


「要は、インプラントは、失敗しても、死ななきゃ(殺さなきゃ)いいんだよ。」

これが、彼ら、インプラント業者の姿勢です。

医者の端くれどころか、歯医者でもありません。



医科と保険=商売。

医者は商売になる。命に関わるから。…*生命保険、何より、癌(ガン)保険~…。


で、次々、新薬?  検査漬け。

で、次々、予防の勧め。高額な予防注射、ワクチンの押し付け?。


これだけ、閉塞感が酷く、格差が、酷く、医者と歯医者の格差も酷く、歴然です。

資本主義もやはり、爆発寸前なのでしょうか。

で、先述した通り、『新しもの教』に、患者は騙される。

スマホで、ホームページを閲覧して。尚更、騙される。


私は、大学病院からも、あの人なら、何とか抜かないかも、と言われた人も来てくれて、治療しています。


私は、

銀座で、最新?機器?で検査して、抜いて、インプラントだ、100万円だ、200万円だ、500万円だと、言われた人の歯も治療して、抜かず、残している。

みんな、それまでに、近くの歯医者も含めて、渡り歩いている。(ネットサーフィンもして。)


[ホームページなんか、なんとでも書けます。


不親切です、歯を抜きます、削ります。

丁寧な治療はしません。なんて標榜するわけはありません。

履歴だって、3ヶ月も海外の歯科大学を見学すれば、○○大学留学です。

インプラントも含め、3日も研修すれば、インプラント専門研修医です。


私自身だって、

〔大学院で、保存学を研究して、学位を取得した〕

ぐらいが、まともな履歴かもしれません。


というのは、医科、歯科では、共同研究ということにして、

自分は、働いていたり、開業したりしていて、大学の講師なり助手なりに頼んで、共同研究として、博士号を取る(買う)人も、たくさんいます。


【大学院は、共同研究だけでは、卒業できません】から

大学院出身の学位=博士号は、甲種学位、

大学院でない学位=博士号は、乙種学位とも云います。


但し、共同でも、乙でも、ノーベル賞を取る人もいる人もいるので、所詮、履歴=ホームページなんか、あてになりません。


都知事の小池百合子さんなど、

《カイロ大学、首席卒業。となっていますが、その学部には、小池さんひとりしかいなかったから、首席になるわけです。


第一、彼女の場合、卒業そのものも怪しい?ですが。

でも、また、世渡りも巧く、頭は良いのでしょう。》


まあ、私も、ホームページを検討していますが、所詮、履歴もホームページも、ほんの参考程度で、情報を得る、ということでしょう


食べログも口コミも、あてになりません。]


私の親切は、患者さんを患者様と呼ぶところにはありません。

まずは、歯を残すこと、できるだけ抜かないところに、その使命=親切があります。


だから、私が、断腸の思いで、やはり、抜きましょうという時。…

患者さんの中には、これまでの経緯、前の治療、大学病院も含め、前の歯医者のことは、一瞬とはいえ、忘れてしまう人がいます。

で、中には、
時に、私を悪く言います、私を悪く思ってしまうのです。

(極めて、少数の人たちですが、残念です。…無念です。)


私は、だから、私を信じてくれる人を、ひたすら、信じ、尽くし、誠実に、直に、接します。

治療に専念します


【私のプロとしての、歯を残す、できるだけ歯を抜かないプロ=スペシャリストとしての親切です。】


私の使命です。しかしてまた、そこまでです。


私の本、

【このに歯医者がヤバい・幻冬舎新書】

【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】


【歯医者のホントの話・KKベストセラーズ】

いつもながら、よろしくお願いいたします。


……というわけで、歯科の本は売れないのです。命に関わらないし、医科のように、資本主義では、歯科は儲かりません、


【繰り返しますが、私は、つむじ曲がりで、偏屈で、頑固です。】


私の評価は、良いか悪いか、はっきりしてると思います。

(だから、評判もよくないと思います。)

私は、評判のいいことも、企業努力だと思っています。私も、羨ましい?、とも思います。


しかしてまた、私を良いと言ってくれる人に、とことん、誠意を尽くします。

それ一筋、それが、私の勤め、努め、務めです。


そういう意味では、誰からも好かれる=八方美人というのは、

誰からも好かれない、=実は、【深くは好かれてはない】ということでもあります。


だから、また、

私は、八方美人にはならないというのも、私の座右の銘でもあります。


にしても、ネット社会、SNSは、疲れます。


日本人は、同調圧力Iが酷く、出る杭は打たれるで、意地悪です。

(他人の不幸は蜜の味)

個性を殺します。


医者は、サービス業ではありません。サービス業であってはならないのです。


《患者様ではありません。
患者さん です。》


歯を残す治療、私は半端ではありません。

それが、私のサービス、親切です。

嫌われても、評判が悪くても。

私の評価は、別物です。


前にも、記しましたが、…

私も、ホームページを検討しています。


私の従弟は、東大理三を現役で合格した優秀な眼科医ですが、

(もちろん、勉強もスキルも、一流中の一流です)


彼は、落ち着いたもので、

「特に必要ない。」と、学位=博士号も持っていません。


(いい意味で、さすが、東大理三、現役、ストレートの医者です。


改めて、まずは、上記、
私の本、読んでみてください

 


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