抜かない歯医者のひとりごと

歯の健康は全身の健康につながる。渋谷で開業中の保存学認定医が、なるべく歯を抜かない治療にまつわるトピックを語ります。

検察審査会

2010-10-14 | 日記
『検察審査会は、早い話が、ニセ医者である。』 既に多くの人が言ってますが、大衆が人を裁く怖さを、メディアはなぜ訴えないのでしょうか?
私が歴史が嫌いな事のひとつは、人間は歴史に学ばず、愚行を繰り返してる事にあります。
大衆-市民の支持で、ヒットラーは生まれ、スターリン、ポルポト然り。
彼らは、大衆の支持の下、あげく、多くの罪のない大衆を、無辜の人を百万人単位で殺したのです。大衆-市民(素人‐しろうと)に人を裁かせる事の怖さは、歴史が証明してるのに。…多くの評論、小説にもあるのに…。
私自身、確かに凡人ですが、検察審査会を正しいとする人は、歴史から学ばず、本も読まず、今だけを、とりあえず、生きてる人なのでしょう。今、ここに生きてる人は、(私も、勿論)百年後には、大方居ないのです。その人達が大衆であり、その支持を利用するのが、独裁者です。私も含め、多くの心ある人達は、どうか、素人-しろうとが、人を裁く怖さを訴えないといけません。ワイドショーが人を裁いてはいけません。
ニセ医者に手術をさせてはいけません。監視し注意を促しても、ニセ医者にメスを持たせてはいけません。
『検察審査会に裁かせない事』こそがー
私達、少しでも歴史を学び、本も読み、学ぼうとする者の務めでしょう。 大新聞に煽られて、戦争で、殺された事実をまだ知っている人々が、数多く、生きてるじゃないですか。

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