抜かない歯医者のひとりごと

歯の健康は全身の健康につながる。渋谷で開業中の保存学認定医が、なるべく歯を抜かない治療にまつわるトピックを語ります。

私の歯肉マッサージは、古びた通説ではなく、新たな勉強の結果 、成果、評価です。

2018-12-04 | 歯科治療

〔私の歯肉マッサージは、熟れたトマトを、若返らせます。歯肉が、キュッと締まり、熟れたトマトが、ピンク色になり、若返ります。口臭も消えます。〕



よく、きれいな女優などで、歯は白くきれいなのに、歯肉が、熟れたトマトのように、赤く腫れている人がいます。


歯の方は、セラミックかなんかを、被せているのでしょうが。

歯と歯肉の境目が、赤黒い人もいます。


これは、(歯だけを磨くのではなく、)豆に、しっかり、歯肉マッサージをすることで、解消されます。

おそらく、口臭もあると思われます。

これも、また、歯肉マッサージで、解消されます。


芸能人というのは、生活も不規則だし、見た目より、歯の悪い人が多いです。

(正直、口が臭い人も多いです。)


モデルは、歯も気にしますが、…歯肉の腫れ、赤黒さに悩んでいる人も、数多く見受けられました。……、口の臭い(におい)にも。


私が、

「歯だけを磨くのではなく、しっかり、豆に、指を併用してでも、歯肉のマッサージも、やりなさい。

出血してもやりなさい。悪血は出してください。


歯間ブラシもフロスも、使っても、何でもいいから、

とにかく、ダマサレタと思って、しっかり、歯肉マッサージをやりなさい。やってみなさい。」

と、指示、指導すると、(真面目にやっているほど、)


…やがて、実感です。

感謝の声を、私に、多く、本当に数多く、届け、連絡してくれます。

(ありがたいです。嬉しいです。)


{多くの歯医者から、何故、歯だけを磨くことを、強調されるのか?!}


後述しますが、


それは、【医学部・歯科】でない弊害もあるのと、


歯科と歯医者の、視野のなさ、歯医者の、木を見て森を見ざるの、

まさに、

《歯医者の頭の悪さ、頭でっかちな認識と見解が生み出した、歯医者の愚かな思い込み》

の弊害の結果なのです。


〰…後述します➰〰!。


[人という人のこころに
一人ずつ囚人がいて
うめくかなしさ

石川啄木]


自分の足を、失って、義足にします。

義足も、良い、優れたものが、できました。


自分の歯を失って、インプラントにします。

インプラントも、良い、優れたものができました。


でも、義足も、自分の足ではなく、

インプラントも、自分の歯ではありません。


最近、よく、テレビ等で、

「入れ歯って、辛いですよねー!

私達は、患者様に合ったインプラントを、提供しています。云々➰〰……。」

なんていう、能天気な、インプラントの宣伝をしている歯科医院がありますが、

《バカ言うな!インプラントも、入れ歯じゃないか。


入れ歯って辛いですよねー…

インプラントだって、辛いです、と、言っているんじゃないか。》


まあ、取り外しの義歯はやめて、インプラントにしましょう、と、宣伝してるのは、わかります。


でも、取り外しの義歯でも、何でも、きちんと作れば、辛くないですよ。


私は、インプラントを全否定するものではありませんが、インプラントも入れ歯です。


間違いなく、インプラントは、入れ歯です。

取り外しの義歯同様、インプラントは、入れ歯の一環です。


私が、大好きで、尊敬している、妖怪の友達?でもあり、妖怪研究家でもある、漫画家の水木しげる氏は、言ってます。


「伝説・伝承、言い伝えには、その根底には、事実がある。」と…。


それは、科学に限りませんが、何事も、原点を見失わず、初心を忘れず、…常時、時に、原点に還って、研究、研鑽を重ね、継続し、進めてゆくことです。


【ここで、原点回帰を怠ったり、面倒がったり…諦めたりしたら、絶対に、正しい結果も、成果も得られません。】


音楽は、最初に音があったのであり、音符が最初にあったのではありません。


言語は、最初に言葉があったのです。

文法があったのではありません。


[創に言葉ありきです。]


【群盲象を評す。】という成句、優れたことわざがあります。


週刊ポストが、歯みがきについて、群盲の報道をしています。


多くの目の見えない人が、それぞれ、個々に象を撫でて、象を評すと、象の一部を触るだけでは、…

象は硬い壁だとか、

ざらざらしている、とか、

しっぽに触れれば、固い細いものと言い、


その鼻に触れれば、象というものは、太く、長いものだとか、

柔らかい管だとか、云々………、

象の全体が、それでは、分からない、理解できないという、戒めを込めた成句です。


週刊ポストは、歯に関する報道を、それなりに、良心的に、一生懸命なのですが、


売らんが為に、若干、スキャンダラスにタイトルをつけるのは、どこの週刊誌にもありがちなことですが、


どうも、近頃、歯の報道に関しては、見解が古く、蒸し返し、の、繰り返しが多く、


患者さんへの取材がなく、大学病院等の、権威?の取材に、偏っていて、いささか、中身が古臭いし、薄いのです。


勉強不足、視野狭窄、

この、郡盲の象の例えに陥っているのが、最近の週刊ポストです。


週刊ポストは、小学館というメジャーな出版社のもので、全国で売られているので、


ささやかで、微力ですが、

ここで、私が、真面目に、間違い、誤りを正しておきます。


[たかが歯、されど、歯、です。]


週刊ポストでは、日本歯科大学の教授に取材して、…


とにもかくにも、歯周病は、細菌が原因だから、

ひたすら、歯を磨け、マッサージ云々ではない、と報じています。


日本歯科大学は、鴨居久一先生という、歯周病の権威がいて、歯周病の研究には、レベルの高いものがあると思います。


確かに、歯周病の原因の大きなものは、細菌です。


しかして、また、歯周病の原因は、ほんの?50年前には、まだまだ、よく分からなかったのです。

(今も、不明な点、多くあるのですが。)


分かってきたのは、虫歯の菌と違って、歯周病の菌は、酸素を嫌うということです。


【酸素を嫌うので、その培養が難しく、歯周病の菌は、その特定と判明が、困難だったのです。】


だから、昔、といっても、60年前以上は、歯の病気は、虫歯も歯周病も、ごちゃごちゃだったのです。


それを、歯周病の概念に突破口を開いたのが、

檜垣麟三先生という人で、歯槽膿漏という、銘々者です。

[この、檜垣麟三先生という人は、東大出の医者で、歯医者ではありません。]


で、日本歯科大学の鴨居久一先生は、歯槽膿漏=歯周病の研究を、継続して、深めていきました。


ただ、昔から、理屈より先に、

人間は、理屈云々てなく、歯だけを磨かずに、歯肉マッサージも、経験的に、していたのです。


経験的に、歯だけを磨くのではなく、歯肉マッサージの効果も、身に付けていたのです。


しかし、歯肉マッサージをして、血行をよくしても、

とにもかくにも、細菌の除去=ひたすら歯を磨くことに努めねばならない、と、歯医者は、深い考えもなく、


歯を磨くことだけが、科学的に、医学的に、強調、流布され、…

歯肉マッサージが、軽んじられ、


あげく、歯肉マッサージは、効果がない、と、

頭でっかちな、

木を見て、森を見ざる、という、視野の狭い見解が広まってしまったのです。


《歯槽膿漏=歯周病の正しい、効果のある伝統的な歯ブラシが、排除され、


……科学的の名の元に、歪んだ、ねじ曲げられた、誤った、認識が、常識的な、見解、認識になってしまったのです。》

医者の、医学的な裏付けを取らず、歯医者は、歯みがきの伝統的なやり方を、愚かにも、切り捨ててしまったのです。


細菌も、なにも、古今東西、昔から、人間は、(動物だって、)経験的に、歯の為に、口臭予防の為に、


歯だけを磨いているのではなく、歯肉マッサージもして、いたのです。


理屈や、頭ではなく、体が、歯みがきと歯肉マッサージの効果を知っていたのです。


【体が、きちんと、歯肉マッサージの効果=歯肉の血行をよくしておくことの効用を、知っていたのです

体は自然に覚え、経験的に、(経験知です。)

知っていたのです。理屈ではないのです。】


実際、歯肉マッサージは、理にもかなっているのです。


歯周病の菌は、酸素を嫌うのですから、

血行をよくして、有酸素運動(赤血球が酸素を体に巡らすのです。)
をすれば、歯周病の菌は、酸素がやなんですから。


酸素は、消臭効果もあるのです。


[私が、繰り返し、提唱している、歯肉の有酸素運動=歯肉のエアロビクスです。]


これは、医者も、その効果を認め、薦めています。

何よりも、理屈抜きです。


理屈なんかではありません。


理屈ではないのです。


何よりも、患者さん自身の、その、歯肉マッサージの気持ち良さの実感です。


口臭もなくす、その効果、予防効果もです。

患者さんの実感です。


それを、科学だ、医学だ、と、歯だけを磨くことに、偏ってしまったのです。


大学病院の、変な、偏った権威?で、歯肉マッサージの効果が、軽んじられ、あげく、まるで、間違い?のように言われてしまうこともあるのです。


週刊ポストも、歯肉マッサージは、NGと記していますが、

中身を読むと、やり過ぎると、歯肉を傷つけるから、という、それだけです。

歯だってて、磨き過ぎれば、傷つきますよ。


何事も、やり過ぎは、NGです。


偉大な漫画家、妖怪研究家の水木しげる氏が言っているように、

【伝統、伝承、言い伝えには、その根底には、事実がある。】のです。


経験知、から、「何故?」が生まれ、

仮設から、科学の芽を育て、研究が始まるのです。


それには、頭でっかちでは駄目なのです。

理屈先行では、何事も、新しい発見も、進歩もないのです。


音符より、音が先にあり、

文法より、文章が先にあり、


何よりも、人間は、言葉があり、しゃべったのです。

それが、進化であり、進歩です。


今、歯周病には、遺伝が、免疫が、大きく関わっていることも判明しています。

(ああ、分からないことだらけです。)


でも、歯周病は、生活習慣病です。


日々の歯ブラシ、歯肉マッサージは、必ず、効果があります。

もちろん、個人差はあり、まだまだ、不明です。


しかし、どの分野でも、科学で解明されていることなんて、ほんの一部、ほんの少しです。


エジプトのミイラの研究家は、記しています。

〈歯が悪いと思われるミイラには、リウマチの痕跡がある。

エジプトの、その昔からの、習慣から、歯を磨き、一緒に、歯肉マッサージの習慣もあったことも間違いない。〉と。


水木しげる氏は、改めて、強調しています。


「見えるものの存在なんて、ほんの少し。

見えないものの方が、{見えなくて、在る}ものの方が、はるかに、多いのだ。


ワカラナイことが、大切、偉大、値打ちなのさ。」

と。➰〰…!


さすが、偉大な漫画家、妖怪、幽霊、あの世の研究家、水木しげるです。


インプラントも入れ歯です。

義歯もなにも、

「入れ歯って辛いですよねー。」

って、

おかしいでしょう。


「インプラントって、辛いでしょう。」

って、言っているのと、全く、同じです。


自己矛盾以前、

噴飯ものです。

勉強不足。

まがいもの。


騙されないことです。


きちんとした義歯ができない歯医者に、きちんとしたインプラントができるわけがないのです。


素直に考えれば、ちょっと、頭を冷やせば、誰にも、分かることです。


[歯を残すことが、歯医者の使命であり、初心。


歯を抜くのも、インプラントも、医者はできます。上手いです。


しかし、歯を残す治療、=歯の神経の治療は、

医者は習っていません。医者は、歯の神経の勉強はしていません。

歯の根=歯の神経の授業は、医学部には、ありません。


医者は、だから、原則、歯を残す治療は、できません。

できないのです。


医者は、歯の根の治療はやりません。やれないのです。


医者は、歯を残す、歯根(しこん)治療=歯の神経の治療=歯内療法(しないりょうほう)は、できないのです。]


私は、(改めてですが、)

その、歯内療法の専門医です。


日々が、その治療技術(スキル)の、研鑽です。


私は、その道のプロです。


〈だからこそ、また、医学部・歯科でなければならないのです。〉


私の本、

【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】

【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】

読んでください。


電子書籍でも、好評です。


PHP研究所の雑誌、「からだスマイル」

に続き、


雑誌、「プレジデント」にも、

私が、掲載されます。


改めて、よろしくお願いいたします。


《繰り返しますが、恐怖と、脅しと、威嚇と、上から目線で、閉塞状況におくのが、詐欺師の手口です。

焦って、自分の歯を抜かない(抜かれない)ことです。


頭でっかちな輩にに騙されない、踊らされないことです。

自身も、頭でっかちにならないことです。


理屈より、少し、頭を冷やし、

立ち止まって、理屈抜きの、経験知、

実感を、見直してみる、


経験知と、実感を見直すのが、大切なのです。


歯は再生はしません。

歯は、再生できないのです。


改めて、

むやみに、自分の歯を、削らない(削られない)

自分の歯を、抜かない(抜かれない)ことです。


インプラント教の、抜け抜け詐欺師の金の亡者達に、断じて、貢いではいけません。……〰!。

くれぐれも、彼らの餌食(えじき)に、ならないことです。

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