新札幌礼拝堂の最新情報 主日礼拝 毎週日曜日 午前10時30分より

今日の礼拝堂の様子をお届けします。礼拝に来られなかった方たちと、遠くにいる友たちと恵みを分かち合うために。

11月6日今日の礼拝堂」

2016年11月06日 | 今日の礼拝堂

全聖徒主日

「今週の祈り:全能の神さま。あなたは信じる者を主キリストのからだ、唯一の聖なる教会に結び合わされました。恵みを注いで、私たちを聖徒たちの信仰と献身の生涯に倣わせてください。あなたの民のために備えられた喜びで満たしてください。あなたと聖霊と共にただひとりの神であり、永遠に生きて治められるみみ子、主イエス・キリストによって祈ります。

   

〇全聖徒主日です。先に召された兄弟姉妹の在りし日の面影とともに、礼拝を守りました。ご遺族の方々と一緒に聖餐も受けました。昨夕、これまでの温暖な11月が急変。20センチの大雪となった朝です。まだ冬タイヤに変えていなかった方も大勢で、それでも公共交通を乗り継ぎ、タクシーを奮発して礼拝に集いました。私たち一人一人がまっすぐ見据えてたどり着く場所、そこに、この礼拝堂からお見送りをした先輩たちが待っていてくれると実感する礼拝です。

      

〇恵み豊かな聖餐式でした。まだ聖霊の恵みに与っていないご親族のかたがたも、牧師から一人一人名前をよばれて、神さまの祝福を受けました。天にめされた愛する方が導いてくださったこのひとときを、きっと忘れることはないでしょう。

〇全聖徒主日説教           日笠山吉之牧師(週報掲載説教要旨)
ヨハネによる福音書16:25-33

「世で苦難があろうとも」

 

喧噪のハローウィンが過ぎ去り、今年も「全聖徒主日」が巡ってきました。英語で、All Saints’ Dayと呼ばれるこの日は、文字通り、神のみもとに召された「すべての聖なる者たち」を記念する日です。それは、信仰のゆえに神によって義とされ、聖とされて召されたすべての信仰者たちのためのもの。それで、この日は「清める」「聖とする」と意味をもった英語Hallowを用いて、Hallowmasとも呼ばれてきました。ハローウィンは、そのHallowmasの前夜。ですから、もともとハローウィンも信仰をもって天に召された人々を覚えるための静かで、厳粛な日なのです。

私たちの教会では、数年前からその月に召された兄弟姉妹たちの写真をボードに張り出し、その方々のことを思いつつ、いつも礼拝に与っています。ですから、いわば毎週の礼拝が「全聖徒の日」。写真は礼拝の時だけでなく、1ヶ月間ずっと掲示していますから、毎日が「全聖徒の日」と言っても過言ではありません。先日、発行されたばかりの宣教100年の記念誌の巻末を開いてみますと、それぞれの礼拝堂から主のみもとへお見送りした方々のお名前が記載されています。本当にたくさんの方々です。こんなにも多くの方々がこの教会に集われ、信仰生活を送られたのかと思うと、圧倒される思いです。先達者たちの熱い信仰と、かけがえのない奉仕の業に、頭が下がります。私たちが、それらをしっかりと受け継いで、次の世代へと繋いでいくことができますように。

 

イエスさまは、言われました。「あなたがたは世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている」と。これは、イエスさまが十字架に架かられる前に弟子たちに語られた一番最後の言葉です。信仰者は、その信仰のゆえに神から豊かな恵みと祝福を与えられています。聖霊を注がれ、主の導きのうちに、主の愛に包まれて、生涯をまっとうしていくことが約束されているのです。しかし、だかといって、その道は平坦で歩きやすいというわけではない。私たちは、しばしばその途上で、さまざまな苦難や試練に立ち尽くしてしまうこともあるのです。然り、信仰を与えられているがゆえの苦難や試練に!主に従う信仰ゆえに味わわなければならない痛みや悲しみや憤りに!だから、いっそのこと信仰さえなければ、もっと気楽に、安穏に、悩むこともなく、この世を上手く渡り歩いて行けるのでは…と思えることも確かにあるのです。それらをすべて承知の上で、イエスさまは言われました。「しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている」と。しかし、それにもかかわらず、勇気を出しなさい!死に打ち勝つわたしを信じて、勇気を出しなさい!と。たとえこの世で苦難に見えようとも、主を信じ続ける者は、決して失望することがないのです。私たちの信仰の先達者たちが、そうであったように)

      

〇20センチの積雪に覆われた教会の表玄関です。レンズも真っ白で何が撮れているのかも分からなかったカメラが、ちゃんとほしい情報をとらえてくれていました。あ~ぁ、玄関横の小さな花壇もすっぽり雪の中です。また新しい春に、元気なエネルギーで私たちを励ましてください。

〇11月13日(日)午前11時  聖霊降臨後第26主日

〇司式:日笠山吉之牧師

〇説教:野口和音神学生

〇奏楽:滝田裕美姉

〇聖書朗読:秋田直枝姉

〇礼拝当番:小川敦子姉
      滝田裕美姉

〇聖書:マラキ書3:19-20・ユダの手紙17:25・ルカによる福音書20:27-40

〇讃美歌:181(1,2)・395・157(1,5,6)・181(3)・252

〇「おにぎり食堂」と「みんなン会」がひらかれます。ご予定ください。そのあと、札幌礼拝堂で役員会もあります。

〇9日(水)にオープンチャーチがあります。今週はこの日だけですのでご注意ください。

 

 

 

 

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