シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

THEスイ

2013年06月19日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温28度 水温23~22度 透明度8~12m

Hyoumondakonotamago130619mKurofuchiumikocyou130619m左:ヒョウモンダコの卵保護(BY sasa)  右:クロフチウミコチョウ(BY sasa)

本日はリサーチダイブにいってまいりました。やや風波はあったものの、1本目は船越に潜りました。オオカズナギは今日もまったくアクションがありませんでした。今年はなんとなく個体数の多いクロフチウミコチョウですが、本日は頭?が2つある奇形の個体も見ることができました。

Sui130619mKinubari130619m左:スイ(BY sasa) 右:キヌバリ(BY miki)

ヒョウモンダコは今日も抱卵中でしたが、抱卵期間は約半年という情報もあるので、ハッチはひょっとしたらまだまだ先かもしれません。しかしこの個体実は2月くらいから同じ場所で確認しております。そして今日嬉しかったのがTHEスイです。クミさんに教えてもらいました。実はヒメスイは今でもこの海域でけっこう見れます。しかしスイは以前は沢山確認できてたのですが、やはりここ4~5年くらいはまったく見ることができませんでした。キヌバリやウバウオも今年は沢山確認できてるので、ちょっと本来の姿に戻ってきた感じでうれしいです。

Kaiasiruinoissyu130619m← カイアシ類の一種(BY miki)

午後からは久しぶりに紫津浦へ入ってきました。浅場はそうでもないのですが、沖に行くにつれてどんどん透明度は悪くなってゆき、すぐに引きかえってきました。立派なハオコゼを沢山確認でき、おそらくペアと思われるカップルもいました。ミヤコウミウシやアカボシウミウシ、ヒカリウミウシ、クロシタナシウミウシなどどれもサイズが大きく、アサヒアナハゼはカイアシ類の一種を体に沢山つけた個体を見ることができました。体の反対側にも沢山ついていて、ちょっと衝撃の数でした。今年生まれた小さなチャガラの幼魚も沢山泳ぎ、立派に成長したキヌバリも登場。シリヤケイカの卵はありませんでしたが、面白い内海でした。


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