パリの次は、マルタ島です。
ハーブ・アルパートとティファナブラスの「マルタ島の砂」。
いつ聴いても、こころ軽くステップ踏んで、出かけたくなります。
写真でマルタ島の風景を見ると、明るい陽光と白い砂浜、青い海、石畳の街、日に照らされた石造りの家々、、
ここにも行ったことはありません。
でも、トランペットのメロディーが流れると、私の中には、マルタ島のイメージが広がります。
リラ工房の仕事始めに流したい曲です。
1951年のフランス映画「パリの空の下セーヌは流れる」の同名の挿入歌ですが、アコーディオンの演奏で聴くことも多い曲です。
私は子供のころから聴いていて、この曲がフランスのパリのイメージそのものと思っていました。
その後半世紀過ぎても、私のイメージでは、これがパリです。
一つのメロディーが、文章や言葉や映像よりも、行ったことの無いパリを、より深く鮮明にイメージづけてくれます。
これが虚か実かではなく、音楽の素晴らしさだと思います。
アイドルグループの一人が、飲酒運転でひき逃げとの報道が流れています。
また、高齢者の自動車事故も頻繫に起きてるようです。
いつも思うのは、その時、本当に車が必要だったのか、、、?
別の方法でも良かったのでは、、、?
私は、十数年前に、自分の年齢も考え自転車に変えました。
人生の後半は、クルマの運転に使う神経を、自分にとって一番大事なことに使いたいと思ったからです。
楽器演奏に全神経を集中させても、悲惨な事故とは無縁です。
新潟から、山形県鶴岡市の小学校に転校した小2の頃、授業でハーモニカを吹きました。
簡単なメロディーだと思いましたが、私がまだ吹けてないのに、クラス全員での演奏が始まり、先生も上手だとほめてましたが、私は間違った音を出してました。
そして、新潟にもどった中1の夏、数年ぶりに家に訪ねて来た、親子(母娘)聴かせようと、廊下で得意げにハーモニカを吹きました。
が、まったく無反応でした。(笑)
それ以来、私はハーモニカは吹いてません。
リラ工房は東京の多摩地域にありますが、市内にあった工場地域が、ほぼ、マンションに変わりましたが、製造業(ものつくり)の会社が近隣の市などに、集まりつつあるようです。
繁華街が注目されることが多い東京ですが、ものつくりの息吹も感じられる東京も、イイですね。
リラ工房のホームページも海外の人にも見て頂いてます。
これからも頑張って、楽器・たて琴リラの普及に努めて参ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
(写真は、立川駅前)
今日の夕刊に、学校の塀を国産の木材にするとの記事を見て、とても嬉しい気持ちです。
これで日本の林業が復活し、地方が元気になる一因になってくれたらと思います。
リラ工房で使っている木材はすべて国内で仕入れていますが、原木を国内産ですべてまかなうことは、今は難しいようです。
また、これによって里山の荒廃も防止出来たら、本当に素晴らしいことですね。
一人で弾いて楽しむのもイイですが、人に聴いてもらう時は、とても緊張します。
でも、演奏を通してのコミュニケーションが始まり、これもまた、格別の楽しみです。
一人に聴いてもらおうが、100人の前で弾こうが、演奏家に違いありません。
そこで、演奏家になるためのコツを、独断ですが、お教えいたします。
それは「聴かせてと」言われたら断らない。
その時の演奏力で精一杯弾く。
これはもう立派な演奏家です。
音楽の授業を受けたのは、小中学校のころなので、音名と音階の違いを、すぐに思い出せる人は素晴らしいです。
でも、普通は忘れてます。
そこで、リラのチューニングは音名で行いますが、そのさい、便利な「固定ド」という方法があります。
それは、音名Cをドとして、Dをレ、Eをミ、、、というふうに、調が何であっても、ドレミファソラシドで読みます。
チューニングの際は、教則本に書かれた音名に、ドレミファソラシドと書き入れ、音名と併用します。
なお、楽譜を読む際も、固定ドで読む人はいますので、大丈夫です。
久しぶりにヴァイオリンの古澤巌のCDを聴きました。
とても美しく歌っています。
なかでも、ショパンのノクターン(遺作)は、たて琴リラでも弾いているので、思わず作業の手を止めて聴き入りました。
ヴァイオリンとたて琴は、同じ弦楽器とは言っても、まったく違う楽器です。
また、古澤巌はヴァイオリンの名手です。
大好きなショパンが心に染みる演奏でした。
いつか、たて琴リラの特徴を生かしたショパンを弾きたいものです。
弦楽器のすべては奏者が弦の音合わせをします。(例外があったらゴメンナサイ)
なので、たて琴リラの弦もすべて奏者がチューニングします。
その時、音叉や調子笛やピアノなどの音を聞いて合わせている人は、よほどチューニングに慣れている人です。
今は、チューニング用の機械が2,000円前後から、高額品まで楽器店で購入できます。
その機械があっても、肝心の、音の名前、音名が分からないと、音合わせはできません。
なので、教則本の音名のページを、まず、チェックです。
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