鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

小豆島に行ってきた~1日目~

2016年07月30日 | 香川旅行
短期やけど仕事復帰するということで、復帰前最後の休日は小豆島で過ごしてきました。


大阪から神戸に行く阪神高速神戸線は朝の時間帯、毎回渋滞するので困ります。
以前は神戸空港に行くときも渋滞であわや飛行機に乗り遅れそうになり、
今回は私がトイレに行きたくなってどうしようもなくなり、途中で一旦高速を降りるというアクシデント。

なんとかギリギリでトイレに間に合ってほんまによかった。
間に合わんかったらどうなってたんやろう。と考えただけで恐ろしい。

ピンチを切り抜けたあとは順調に淡路島を通過し、四国に上陸。
香川県の高松からフェリーに乗ります。

予定よりずいぶん早くフェリー乗り場に到着したので、
予約していたフェリーの1本前のフェリーに乗ることができました♪

フェリーに乗船すると、客室の売店周辺ではうどんをズルズルすすっているお客さんが多数。。。
さすがうどんの国・・・

今から行く小豆島は船でしかアクセスできない香川県の離島です。

フェリーに乗ってる時間は1時間ほどなので、ずっとデッキに出て海を見てました。

船旅って楽しいな~。



女木島、男木島、豊島などの瀬戸内の島々を見ながら、約1時間で小豆島の土庄港に到着。



瀬戸内の島々では“瀬戸内国際芸術祭”が開催されていて、
小豆島にもたくさんの作品が設置されてます。

その作品のひとつ。
島の特産品であるオリーブの葉を王冠の形に仕立てた彫刻『太陽の贈り物』という作品。




小豆島にはこどものころにも来たことあるねんけど、
そのときの記憶としては孔雀園に行ったことだけ覚えてるねん。

なんか小高い丘みたいなとこから、何羽もの孔雀がバサバサバサ~ッて飛んでくる
孔雀のフライトショーみたいなのに感動して、孔雀の羽をお土産に買って帰ったという記憶。

30年以上昔のことをずっと覚えてたくらい強烈な印象やったし、
また小豆島に来ることあったら再訪したいと思ってたけど、数年前に閉園してしまったらしい。

また見てみたかったなぁ・・・孔雀のフライトショー・・・

港から車を走らせるとすぐに、その孔雀園の看板だけが虚しく残ってたわ・・・




そんなわけで私の中の小豆島のイメージ1位は孔雀園。
そして2位以下は王道やけど、
『二十四の瞳』、『オリーブ』、『そうめん』、『醤油』かな。

今回の旅でも小豆島の三大名産品といえる『オリーブ』、『そうめん』、『醤油』は制覇しました。



まずはオリーブ。小豆島は日本のオリーブ発祥の地やねんて。

港から車で15分くらい走ったところにあるオリーブ公園。

エーゲ海に浮かぶミロス島と姉妹島になったことをきっかけに設置されたというギリシャ風車。




こうして見ると外国みたいです。




昼食は小豆島産オリーブオイルを楽しむカフェOLIVAZにて、野菜とチキンのパエリアを食べました。
下ごしらえから仕上げまで小豆島産のオリーブオイルを使用してるそうです。



サラダにもオリーブオイルにハーブソルトをかけただけでしたが、とても美味しくいただけました。



古代ギリシャにちなんだモニュメントも。





天皇陛下御手播種のオリーブ。
昭和25年に昭和天皇が小豆島で蒔かれたオリーブの種が、
こんなに立派な木に成長して現存しています。




オリーブ公園の道の駅では上質なオリーブオイルやさまざまなオリーブ製品が売っていて、
いろいろ買いたかったけど、お金に余裕がないので、
小豆島産のオリーブ油とオリーブ葉の抽出液を配合した化粧水だけ買いました。





とある案内書で透明度が高く、小豆島でいちばん美しいと書いてあったダイアモンドビーチ。



確かに透明度高いし綺麗☆肉眼で魚も見える。

なにより素晴らしいのは、こんな綺麗なビーチなのに人が全然いないということだ。

この日はめちゃくちゃ暑かったし、もうこれは泳ぐしかないな。と思ったけど、
着替えれそうな場所がボットンの公衆便所しかない。ボットン便所コワイねん。水着落としそうやし。
他になんの施設もないから、
上がったあとシャワーも浴びずベタベタで観光するのもちょっとイヤやったし、
海に入るのは諦めた・・・




坂手港にて。瀬戸内国際芸術祭作品『スター・アンガー 』。

ミラーボールの上に龍が。ゆっくりと回っていました。
太陽の光にも反射して綺麗でした。





四国在住の友人に教えてもらった生そうめんが美味しいというお店にはるばる来てみたら、
まさかの振替休日だった・・・HPのカレンダーでは休みって書いてなかってんけどな。。。がっかり。
でも確かに月曜が休日の場合は火曜が休みとは書いてあった。あーあ。


でも気を取り直して、ここまで来たら小豆島を一周してやろうじゃないの。と
小豆島一周プランがここで確定。


で、マルキン醤油。
小豆島ではかつて醸造家の数が約400もあった時代があるほどの醤油の島なのです。

駐車場に車を停めて降りた瞬間からすごい醤油臭。




その醤油に香りに包まれながら食べる醤油ソフトクリーム。
天然醸造蔵の木桶で仕込んだ「初しぼり生」しょうゆを使ってるらしいが、やっぱりしょっぱいぞ。








島の東側は海を見下ろせる気持ちのよい道が続きます。

小豆島は上質な花崗岩が採れることでも有名らしく、いろんなところで山の岩が採掘されていました。
こんなに削って小豆島は大丈夫なのか?と思うほど・・・

小豆島の石は大阪城の石垣に使われていて、
切り出されたものの大阪に運ばれることなく残った残石が
道の駅『大坂城残石記念公園』にもたくさん残ってました。









島の北側は島らしいのんびりした景色が続き、大阪生まれ大阪育ちで田舎のない私にとって
お盆やお正月に田舎に帰るという人たちの田舎って、こんな感じなのかな。
ってイメージするような景色でした。



島をぐるりと走って、再び入港した土庄港の近くまで来ました。

世界一狭い海峡の土渕海峡。ただのちっさい川みたい。



ってことは、小豆島って実はふたつの島やってんね。






土庄郵便局舎アートプロジェクトにより、外壁に年賀切手を散りばめられたオシャレなアート郵便局。





今宵のお宿にチェックイン。窓からエンジェルロードが見えるよ!






エンジェルロードは1日2回干潮時にだけ現れる砂の道。




その干潮時だけこの道を歩いて対岸の島に渡れるんです。




4月に鹿児島を訪れた際にも干潮時だけ現れる道を歩いて知林ヶ島という島に渡ってんけど、
知林ヶ島までは片道800メートルほで歩いて結構しんどかってんけど、
このエンジェルロードは小豆島の前島から対岸の中余島の間は長さも短く楽勝で渡れます。
(そういえば鹿児島日記も書いてないなぁ・・・)




映画のロケ地とかにもなったらしく、今や小豆島でいちばんの観光スポットなんだそう。




与島側から見た景色。手前の白いのが宿泊したホテル。





そこら中にできた潮だまりにはちっさいお魚とヤドカリがたくさんいました。






潮が引いた海岸の波打ち際には小さなフグがわらわら泳いでました。





エンジェルロードのすぐ手前にある約束の丘展望台。幸せの鐘鳴らしたよ♥





エンジェルロードって大切な人と手をつないで渡ると、砂州の真ん中で天使が舞い降りてきて、
願いを叶えてくれると言われてるらしい。
どんだけロマンティックやねん。と小っ恥ずかしくなるけど、ステキな場所です♥









このあとエンジェルロードも見える露天風呂の温泉に入浴。

ホテルの夕食は地魚の刺身や阿波地鶏のタタキ、小豆島の手延べそうめんや島野菜などなど、
盛りだくさんで美味しかったです。



つづく・・・









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