まやの部屋

過ぎていく一瞬 
心に浮かんだことや気になることを書きとめる日記

偶然出会った彼女

2013-02-20 18:23:46 | 日常

今日、朝の仕事が終わって○○筋を歩いていたら、背後から「○△さん(私の名前)!」と言う声が聞こえてきたので、思わず振り返ると先日会っておしゃべりした友人が立っていました。

ほんとに偶然で、彼女はすぐそこで午後の仕事があるそうでした。

二言三言路上で言葉を交わして、すぐにお互い別々の場所に別れました。

偶然は必然なのか、そのポイントで出会うということは本当に珍しいこと。

私の仕事は本来なら行く場所とは別の所で、いつもは行かない場所なのです。

私は医療通訳で、彼女は法廷通訳。

そして、今日は寒いながらもきれいに晴れ上がった一日。まして、昼時で少しは暖かいので、電車に乗ろうか歩こうかと考えた挙句、歩くことに決めたのでした。

先日彼女と会ったのは、彼女が教鞭をとっている大学で、その大学が私の家のすぐそばにあるので、クラスがあった時に私がお邪魔したのでした。近所にあるそのキャンパスは歴史が古く女子大の老舗です。近所なのに初めて歩いたキャンパスは私の想像通りの風格を備えていました。

偶然に出会った時は、印象深く心に刻まれます。その時に交わした何気ない言葉、辺りの景色、行き交う人々の様子・・・など、さまざまなものが入り交じって、その時の風景が一枚の写真のように浮かび上がることもあります。

足早に立ち去った彼女が最後に言った言葉、「思い切って声をかけてよかった。多分○△さんだと思ったのよ。また、お会いしましょう!」

いつも会うわけではないけれど、心の温かさは十分に伝わってきます。

ありがとう。