らんこ先生のようちえん日記

能登半島にある幼稚園での小さな出来事の日記です。

突然ですが、チョウチョさんが・・・

2008-07-01 18:40:12 | Weblog
それは今日の午後3時15分頃の事でした。
玄関でカルタ遊びなどをしていた一人の子が突然、「チョウチョ、でてきたよ」というのです。
まさか、と思って見てみると、飼育ケースの中のサナギから、出てきたチョウチョ。背中を割って出てきたまではよかったのです・・・。
前々からちょっと心配だったように、ケースの下の方でサナギになってしまったので、どうもうまくつかまれません。あれ?と思った時には背中(羽の部分)から落ちてしまったのです。
こりゃ大変!羽が伸びきらないうちに下に落ちてしまっては、立派なチョウチョになれません。あわてて、ミカンの枝をさしいれてみたのですが、それは気に入らないようで、結局私の手にしがみついてきたのでした。それはチョウチョさんにとっては、まさに「救いの手」となったわけです。
でも、私も、羽を広げるまでずっとジッとしているわけにもいかず、いろいろしたあげくに、玄関の観葉植物のところにおいてあげたのでした。
そこが気に入って、そこにとまって徐々に羽を広げていったチョウチョさん。子供達には脅かしたらだめだよ、と注意しながらそっとそっと見守っていったのでした。だんだん羽を動かせるようになったチョウチョさん。内側の色も見えるようになりました。年長のRちゃんいわく、「カミナリ色」。(黄色と黒)。
朝までそっとその場所にいるかなと思ったのですが、みんなが目を離したスキにどこかに飛んでいってしまいました。
そんなわけで、今日はその時間にその場所にいたお友達だけの、貴重な経験となりました。今度は飼育ケースの中でうまく羽をのばしてくれるといいのですが・・。
コメント
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