2018年が終わろうとしています。
何年かたって、幼稚園の歴史を記す時に、はずすことのできない大きなことがあった一年でした。
まずは「工事」。最初は新しく01歳児の部屋を作る為の増築工事でした。けれど既存部分との接合部分があったり、騒音の問題があったりで、子どもたちも少し移動。そして、騒音のある工事や電気や水道の接続は土日祝日にすることになっておりました。らんこ先生普段もそんなに出かける方ではありませんが、敷地内にいる生活が続きました。そして、大規模改修工事。こっちはいつもいるところを工事するわけで、子どもたちも、おもちゃ類も本も、書類も移動移動。最初の計画では6-8月の工事でしたが、計画を練り直し、7-10月の工事になりました。
らんこ先生は高校時代なぜかつきあいで演劇部というところにおりました。そこで「舞台設定」を考える習慣ができました。なので、工事期間を4つに区切ってすることになって、「第一幕」はこれ。第二幕はこれと思いながらやっていました。一幕目が始まる前から、なるべく移動を少なくしようと思って考えて計画したのですが・・・。そして、たとえ短期間であっても子どもたちが使うところには絶対必要なものを購入したり・・・。幸い、改築工事は予定通りに進み、予定通りに10月末に終わりました。
子どもたちが普段使うところはもう落ち着いています。でも物置の方はまだ落ち着いていません。さっきも「あれ?なんでこんなところにサンタの帽子があるの?」と見つけてしまいました。まだまだ移動は続きます。おそらく、らんこ先生にとってはこれが最後の大きな工事だと思っています。この工事の後に、いろいろなモノのありかを確定すること、これが来年の課題の一つです。
そして、2018年は「ひよこぐみ」が始まった年となりました。0歳児から入れる幼稚園。今までは2歳が一番小さかったのが、一気に10ヶ月のお友だちが入ってきました。そこで、保育計画、行事の進め方などいろいろ見直しました。でも見直したというより、今まで通りの中にどう自然にひよこちゃんたちも入れられるかという考え方で進んでいきました。ひよこたちも何にもわからない赤ちゃんではありません。やはりいろいろ見ることで学び成長していきます。ひよこぐみの保育はどうあるべきか、うちの幼稚園らしく、以上児の担任たちも巻き込んでかなりの議論をしました。新しい試みがいろいろありました。ひよこぐみができても、教師全員が全員の子どもたちのことを知っている幼稚園であることを続けていきたいと思います。これは案外画期的なのかもしれません。
やり残しで気になっていることは、「100周年の記念文集」。何人かからは文章を預かっているのに申し訳ありません。来年こそ何か形にできればと願っています。またご協力お願いします。