空き箱の山に感謝。

もうそろそろ年長さんの共同制作が始まります。なにせ工作好きぞろいのクラスなので、先生が決めたものを作るというのではダメだろうということで、先にいろんな材料を集めてそこから子供達に考えてもらうのにしようと言うことになりました。ちょうどおひなさまの制作も始まるので、両方に使えるように「空き箱」を大募集しました。
おととい「おしらせ」を配ったのですが、昨日と今日、どんどん集まる空き箱。予想以上の反響に嬉しい悲鳴となりました。お家の方が幼稚園の事に関心を持っていて下さるのだなぁと感謝の気持ちでいっぱいです。
というわけで、玄関にできた箱の山。
その横を通るたびに「この箱ほしいなぁ・・・」という子供達。特に年長男子は恨めしそうなお顔をしています。共同制作でどんな箱を使うかが決まっていくと、自由遊びにも箱をどんどん出すので、ちょっとまってね、Ｔくん＆Ｋくん。
子供達の顔を見ていたら、どれだけあっても使いそうなので、まだまだ箱は募集中です。

７５円ってなんえん？

園内でずっと続く「お金ごっこ」。時々、刺激を与える為に「あたり」だけではなく「大当たり」をつくったり、あたりの中身を変えたりしています。
今週から「こばん」が登場。それをきっかけにして新たにお金ごっこに加わったり、久しぶりに始めたりするお友達がいます。
こばんは「おおあたり」の中にはいっているので、ただでできる一回目だけではなかなかあたりません。（まあちょっとズルして出す子もいないわけではないのですが・・・）
そんな訳で有料になる２回目にトライしなくてはならないわけです。ところが２回目の金額が毎日同じではありません。クラスによっても違うのです。（これはいろんな金額をマスターする為のもの。年少さんなら、お金の種類がわかる程度の金額なのですが、年長さんになると、数種類のコインをまぜての金額になるわけです）
今日の年長さんの２回目は７５円。
小判がほしくてたまらないＴくんは、「７５円ってなんえん？」と困った様子。
年中さんは３１円。やり方がわかったＭくんは何度もくじをひいて、小判を３つゲット。「ポケットの中には、小判がひとつ、もひとつたたくと小判が２つ～」と替え歌も飛び出すゴキゲンぶり。その横で、「７５円」を考え続けるＴくん。やっとわかった時にはもう自由遊びの時間がおしまい。
さあて、明日はいくらにしようかな？

小さな王子様とお姫様

毎年恒例の、「変身ごっこ」。今日は小さいクラスのお友達がドレスやスーツを着てみました。といっても今年は小さいクラスのお友達が例年に比べて多いので、全員ではないのですが。
もともとは卒業生のお父さんから、お店で貸衣装などにしていたドレスなど（少し汚れちゃったもの）をたくさんいただいたのがきっかけで始まったこのお遊び。まあ、要するに、ドレスを着てみるというだけなのですが、小さい子にとっては一大事。どのドレスにしようかなぁと選ぶところから始まって、どうやって着るのか苦労したり・・・。着てみた後は、すっかりお姫様気分の子もいれば、恥ずかしくって照れくさくって・・・という子もいます。写真を撮るのにもバッチリポーズだったのはＣちゃん。ドレスのすそをひらひらさせて気分はすっかりお姫様。王子様？のはずのＳくんは、なぜか仮面ライダーみたいなポーズ。
王子様とお姫様をペアで撮影しようとすると、子供達なりに「・・・ちゃんとがいい」というのもあったりして、小さな恋心？も感じた写真撮影でした。
お洋服一枚でなんだか大変身した気分になる子供達。変身ごっこはまだまだ続きます。そしてこれが「劇遊び」へと続く流れになります。

こども番組の改編期

数年前から、こども向けのアニメは１月末や２月初めに入れ替わるようになりましたね。わたしなりに理由を考えてみました。きっとオモチャが一番売れるクリスマスの後で、学用品（ノートや鉛筆）が売れる新年度の前をねらっているに違いない。物語が一番盛り上がっているところでクリスマス。新しいキャラクターが浸透したところで、新年度。子供達がほしがりそうな時をねらっている！これが本当の理由かどうかはわかりませんが・・・。
理由はともあれ、子供達にとっては最終回や新番組は関心の高いもの。明日の子供達の会話の中にテレビの事が出てくる事は間違いないのです。
アニメやキャラクターの事を園の中でお話するのを全面否定する考えの園もあるかとは思いますが、わたしとしては子供達の興味のあるものはそのまま生かしたいと思います。（あんまりヘンなものはもちろん避けますが・・・。）興味のあるキャラクターを用いつつ・・・。いつもはあんまりおしゃべりをしない子も、大好きなアニメの事だと目をきらきらさせてお話ししたりしてくれるのですもの。
そんなわけで、教師もこども番組の事を知らねばなりません。といってもさすがに朝からアニメを見るのはつらい！ちらっと見ただけではわからん！こんな時に有効なのはなんと言ってもインターネット。その番組のホームページをみればキャラやストーリーが出ているのです。便利ですよ。

今日はちょっぴり甘えん坊

昨日とはうってかわって、普通の土曜日。
昨日の同じ時間には、新しいお友達をお迎えしててんやわんやの幼稚園でした。そんな日から一日たって、今日はいつものお友達とゆっくりと過ごす土曜日でした。
「ねえ、だっこ」と先生によってくるのは、年長の女の子達。昨日の一日入園では、ミニ先生として小さいお友達のお世話を一生懸命してくれた子達です。「おんぶして～」「だっこしてお二階につれてって・・・」
年少さんや年中さんの子達もなんとなく、先生にすりすり・・。
みんな昨日はがんばってくれたんだなぁ。よくわかってくれてたんだなぁ。
小さいクラスの子も新しいお友達を迎えるということで、「お手本」になろうと、先生のお話をよく聞いて、しっかり並んでくれたりしていました。「・・・くんがね」「・・・ちゃんは」と昨日の様子を報告しあった教師達。一つ一つが子供達の成長を感じさせるいい話でした。
そんないつもと違う日の後だから、今日はちょっぴり甘えん坊。

写真の枚数

園長先生が撮影したデジカメ写真の枚数は、４３２枚でした。見るだけで疲れそうです。
お天気が良かったので園舎全体を写したり、お手伝いしてくれた在園児の写真もいっぱい写して下さったのです。
でも４３２枚。いっぱいです。

小さいお友達がいっぱいきました！

今日は「一日入園」。世の中では「少子化」が叫ばれている中、今までで一番多い２１名の小さなお客様をお迎えしました。何度か一時預かりに来たことのあるお友達もいれば、本当に今日が初めてというお友達もいました。４月から入園する子もいれば、実はお引っ越しが決まっていて、入園しないことになった子もいます。
幼稚園の中を縦横無尽に楽しむ子もいれば、一緒にいるお母さんから離れない子もいます。弟や妹が幼稚園にやってきて張り切ってお世話をする子もいれば、ちょっと困った顔で距離をとる子も・・。いろいろです。どちらがいいとか悪いとかではなく、その子の性格ですねぇ。それを見ているのは楽しいものです。
準備万端！で迎えたつもりが、いくつか忘れていた事があって少々あたふたしたこともあったらんこ先生。今日は裏方さんなので、バタバタ動き回っておりました。いつもにも増して落ち着きのないらんこ先生だったかも・・・。大きい子供達の協力もあって、無事終えることができました。また、４月からのお部屋に移動した年少さんや年中さんも、とてもスムーズにそのお部屋で過ごすことができました。途中ちょっとだけ、K先生と過ごしている年少さんの所に行ってみると、初めてするゲームを楽しそうにやっていました。
今からは、園長先生がいーっぱい撮ってくれたデジカメ写真の整理です。どうも３００枚近く撮影したらしい・・・。

忘れ物にはご注意

今日の３時のバスが出る少し前の事でした。年中クラスのMちゃんが、先生のところにやってきて、「Mちゃん、絵本バッグ忘れていったよ」とお友達の絵本カバンを持ってきてくれました。それはたった今お母さんがお迎えに来て帰ったばかりのお友達のものでした。「まだ駐車場にいるかもしれないから先生届けてくるね」と言って駐車場まで行ってみると、まだ車の中にいたので、お届けすることができました。幼稚園に戻って、「気がついてくれてありがとう。喜んでいたよ」とお話しすると、お友達の役に立ったのが嬉しかったのかニコニコ笑顔になりました。
さて、そんな事があった後、今度は４時バスが出る直前の出来事です。お帰りのお支度をして玄関でバスを待っているお友達に、K先生が声をかけました。
「みんな、プールバッグ持ってる？」
「はーい」と言いかけてふと止まった子供達。「プールバッグ？」
おいおい、今日は絵本バッグの日だよ。言った本人も気がついて、あわてて「絵本バッグ」と言い直した後で、顔を真っ赤にしておりました。
言い間違いにも注意！

激励の手紙

明日は「一日入園」。とてもうれしいことに去年よりたくさんの小さいお友達をお迎えすることになりました。先週からいろんな準備をしているのですが・・・。その途中にも参加の申し込みがあったりしてちょっとうれしい悲鳴です。
今朝も朝からいろいろな準備をしているらんこ先生のところに、年長のＣちゃんからお手紙がきました。
「らんこせんせいへ　いちにちにゅうえんもがんばろうね」。
「がんばってね」ではなくて、「がんばろうね」というところが、嬉しかったらんこ先生。先生ただけががんばるのではなくて、今いる子供達も一緒に小さい子をお迎えするのだというお気持ちを持っていてくれる。きっと明日は大活躍してくれることでしょう。たよりにしてるよ、みんな。

戻ってきた途端に

お休みの間、職員室の入り口に貼り紙をしておきました。帰ってきた途端、わたしの顔を見るなり、書き換えてくれました。