らんこ先生のようちえん日記

能登半島にある幼稚園での小さな出来事の日記です。

思い出の水族館

2024-01-31 22:42:00 | Weblog
いつも年長さんの卒業式に渡す、マグカップ。自分の描いた絵をカッププリントしてもらうモノです。

いろいろあったので、ギリギリまで締め切りを待ってもらいました。

絵のテーマは「幼稚園で楽しかったこと」。運動会、よさこい、クリスマス、遠足。いろんな思い出を描きました。

Iくんが描いたのは、ジンベエザメの水槽。のとじま水族館です。
それを見たKくんが「ジンベエザメ、死んじゃったんだよね」とポツリ。

来年の秋までに水族館が元のようになるだろうか?
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コマで遊ぼう

2024-01-30 23:43:00 | Weblog
先日、茨城県在住のwさんから届いたにもつ。その中には折り紙で折ったコマがありました。

早速、まずは先生たちのコマ対決。

そして年少さんにやってもらいました。

コマのデザインによって回し方も違うので、コマ選びから戦いが始まります。

楽しいコマ遊び時間。園児だった彼だからこそ、最適なプレゼント。
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赤ちゃんといっしょに

2024-01-29 23:56:00 | Weblog
7月から産休育休になっているT先生(いまはM先生だけど)が幼稚園に来ました。
今日は久しぶりの登園のお友だちもいたので、なんだか再会を喜びあう時になりました。

あの時どこにいたのか、大人も子どももお互いに話します。

大事な人が無事であったこと、また会えた事、それがいつもに増して嬉しいのです。

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書き初めごっこ

2024-01-24 22:11:00 | Weblog
1月1日の能登半島地震で、お正月が全部とんで行ってしまいました。

楽しい事がいっぱいのはずだったお正月。それを少しだけとり戻そうと思い、書き初めごっこをしました。例年ですと年齢ごとにするのですが、今日は来ているお友だちみんなで。年長さんのを見てするので、年中さん年少さんもなんだかうまくできました。

書き終えると手にちょっとついてしまった墨。ここのところの断水生活で、子どもたちも流水で手を洗うよりペーパータオルで拭き取ろうとしました。でもそれでは墨はおちません。ハンドソープをつけて泡あわにして、上水をかけて洗いました。

けっこう水を使った書き初めごっこ。今まで考えなかった事を大人はいっぱい考えないといけませんが、子どもたちにはいつもと同じような楽しみをあげたいと思います。

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日常を戻そう

2024-01-22 22:30:00 | Weblog
断水が4月まで続くという厳しい現実の中で、ちょっとしたことでも日常を戻そうと決意。

ささやかだけど、子どもたちにとっては大事な日常。それは幼稚園に登園した日にシールを貼ること。

久しぶりのシールが嬉しい子どもたち。

少しでも少しずつでも日常を日常をとり戻そう。

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冬休みの宿題

2024-01-18 21:12:00 | Weblog
ようやく明日から七尾市の小学校も再開。遅い3学期のスタートです。

冬休みの宿題といえば、書きぞめ。

これがなかなかできなかった子が多いのでは無いでしょうか?

12月に書き初めをするわけにはいかない。1月1日にといっても、朝早くからするとは思えない。だからきっとあの地震の前に書き初めをした子はすくなかったと思うのです。
(もししていたとしても地震でぐちゃぐちゃになったかも)

断水が続いて、子どもたちも水を使うことに神経を使っています。学童に来ている小学生たちも。節水、節水。墨や筆を使うのには水がいる。片付けるにも水がいる。ふだんなら考えもしない事を考える。

春まで待てとはちょっと厳しい。一日も早く水が出ますように。
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突然ですが運動教室。

2024-01-12 23:03:00 | Weblog
フィットネスクラブの先生から「今日の運動教室どうしますか」というお電話がありました。

きょうが運動教室の予定日である事をすっかり忘れていました。
先生もきっと無いだろうなという感じで話しておられたのですが…

いや待てよ。

先生の都合が良ければ今日来ている子だけでもしてもらおう。

3歳児から5年生までいることをお話しして、それでできるものをしていただくことになりました。

どうなることかと思いましたが、小さい子も大きい子も
楽しそうに体を動かしていました。

あ、まだ断水中なので、あんまりあせをかかないようにお願いしておきました。

早く水が流れるといいですね。

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よきサマリア人

2024-01-09 06:37:00 | Weblog
らんこ先生は毎年卒業式近くのホールの時間に、よきサマリア人のたとえとよばれるお話をホールの時間にします。

ある人が旅をしていたら強盗にあって、持ち物を全部取られて、お洋服も取られて、いっぱいなぐられて、傷だらけになって、大きな声も出せない体で道に倒れていた。

あんまり人が通らない道。やっと一人通りかかった。ところがその人は知らんぷりして通りすぎる。しばらくしてまた一人通りかかったけど、近くによらないようにして行ってしまう。3人目の人は、近くに行って、その人を助けて自分の泊まる宿屋さんまで連れて行って傷の手当てをしてあげる。

大人の人に話すならもっといろいろなメッセージを含んでいるたとえ話なのだけど、幼稚園の子どもたちがわかるように、困っている人がいるのに知らんぷりする人になっちゃいけないよというメッセージに絞っている。

今回の大地震の日、地震の後で、津波が来るかもしれないとビクビクしながら、寒さにふるえ、そして遠くに避難するのも難しい人たちがいるのを知った。

幼稚園の建物は他の建物より丈夫だし、もし津波が来ても屋上まで上がればいい。

だからいつも幼稚園の子どもたちが遊んでいるホールにその人たちを入れてあげることにしました。

その時は無我夢中でとっさにしたことだけど…

今思う。もしあの困っている人たちを受け入れなかったら、蘭子先生は子どもたちの前で
良きサマリア人の話を語ることはできなくなっただろう、と。3番目の人じゃなくて、知らんぷりした1人目2人目の人になっちゃう。

困っている人がいたら助けてあげようね。そう言えなくなっちゃう。

ちなみに3番目の人はずっとおケガした人のそばにいたわけではなくて、次の人にお願いして、自分はふだん通りの生活に戻っていく。

そのように今日から幼稚園はふだん通りの幼稚園に戻ります。
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卒業生たち

2024-01-05 22:51:00 | Weblog
1月1日の大地震。
いろいろな経緯があって、ご近所の人に避難する場所を提供したり、井戸水をおわけしたり、トイレを貸してあげたりしています。

初めてお会いするかたもおおいのですが、「実はずいぶん前にここの園に〜」という人に出逢います。

創立107年。いろんな卒業生がいます。こんな時ですが、その出会いに感謝。
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