濃い時代

高校時代に友達がやくざに絡まれたことがありました。大人になった今でもそんな事態になったら慌てて何をしたらいいかわからないのに、まだ半分子供の高校時代の私にとっては判断がつくようなものではなかったです。ただもう少し心がすれていればうまく対処できたのにと強く悔やんでいます。
結局、私のトンチンカンな謝りの仕方でなんとか赦してもらいましたが自分だけ助かればいいみたいな気持ちだったような気がしてなりません。まあ、今だったらもっと賢く対処ができたような気がします。

高校時代の同窓会の冊子が送られてきました。役員として名を連ねる私の同期のメンバーの写真をくいいって観てしまいました。人のことは言えませんが皆あまりにも高校時代と違っていてなんだかおかしくなりました。
私は妻に「俺もこんな年とったのかなー」といいましたが、なんせ30年くらいたっているのだから仕方ありません。
信じられない。あの頃とあまりにもかけ離れてしまった自分もふくめてギャップがありすぎです。

高校の同級会には一度も出たことがありません。距離が離れてしまったのもあるのですが自分にとって暗い過去の部分が多いのも起因しています。
「俺、坊さんになったんだー」
結構、驚くと思います。
「お前がなんでー」
と言われるかもしれません。

いい意味でも悪い意味でも濃い時代だったと思います。私の高校時代は。
だから少しの情報でも本当は知りたくて仕方ないのだと思います。