林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

里じまん

2010-04-30 | 高麗便り

遠出をしないと、いけないような気分にさせられる今日この頃。......それでも出かけない。 



家の近くに、こんなに空が広く、空気が美味いところがあるからだ。 


巾着田や、日和田山に来る人たちが気付かない、自慢の里。


渋滞予測

2010-04-28 | 知ったかぶり

    

高速道路の渋滞予報が出ている。これ、以前からギモンに思ってます。
日と場所はともかく、渋滞時刻や渋滞キロ数をどういう方法で予測するのか?そして予測は的中したのか?

まさか道路会社傘下企業が、テキトーに予測してるんじゃあるまいね。

........と書き終えたら、今朝の朝日にその答が載った。
              (記事をムダにしたくないので、以下、無理矢理引き延ばしますね)

東日本高速道路会社には「渋滞予報士」の肩書きがある社員がいる由。その人によると、予測の出し方は、

 「過去3年間の渋滞場所や時間の記録に、休日の並び方や沿道の催しを勘案して、渋滞予測をはじき出す」

そうだ。なぁんだ、やっぱりヤマ勘じゃないか。
そして予測的中率は7~8割とか。ほんとかね、だって自己評価だろ?

実は高速道路会社は予測が外れることを期待し、渋滞を分散させる一種の警報として渋滞予測を出しているらしい。
予測が的中することは、渋滞の分散化に失敗したことになる。
ってことは、予測キロ数は大袈裟なものかも。利用者はそれを承知で押しかけて、渋滞予測を的中させていたのだ。

どっちにしても、連休中のお楽しみは近場が一番ですね。

上の表に東名や中央高速が無いのは、朝日新聞埼玉版の記事のためです。
他の高速道路の渋滞予測は、NEXCO東日本による「渋滞予報カレンダー」をどうぞ。
「渋滞予報士」は肩書でも資格でもなく、同社内の「愛称」らしいです。


何回読んでも難解

2010-04-27 | 重箱の隅

     仮想化に抵抗する 両義的な身体

これは話題の「1Q84 BOOK3」について、精神科医が朝日新聞に書いた書評の見出しです。(4月25日朝刊)
どんな本なのか、先ず知りたくて何回も読み直したけれど「.......?」だった。
つまり、知能指数がよほど高くないと分らない小説なのだろう。

それじゃ口惜しいから、飯能駅ビルの本屋へ実物を見に行った。.......売り切れである。

村上春樹は世界的に人気がある小説家だそうな。それにしては売り方があざとく、さもしく、せこい。
乗せられて行列し喜々として買う人たちの知能指数は相当低いのか高いのか。
あんなもの、ゼッタイ買ってやらないからな。

朝日新聞はカタカナをわざわざ多用する。問合せが多いと見え、連続解説記事がある。
24日夕刊では「セレンディピティ」の解説だったが、これがどうもよく分らない。
「偶然に発見する能力」と8文字で済むことを回りくどく2行も使い、その後は何回読んでも分らない。流石、東大大学院教授。分り難いことを一層分り難くする。

しかもこの連載の名前は「わかるカナ」だとさ。


円錐形の正体

2010-04-26 | お節介


谷戸の奥にできた大きな「ちまき」が気になっていた。
多峰主山から下りてくる山道から近付くことにした。

休日のためか、ゴム長靴のお父さんが数人、水路で写真を撮っている。谷戸の対岸にある入口は遠回りだ。下刈をしたばかりの急斜面を用心しながら平地に向かった。

よろよろと見知らぬじじいが降りて行ったので、お父さんたちに少し怪しまれたようだ。そういう時には笑顔が一番。


結局、気持よく迎えて下さった。
水路に東京山椒魚のこどもがいる由。細身のおたまじゃくしのようなモノが何匹も木の葉の下にいた。

ここはNPO「てんたの会」が所有する土地であることが判った。荒れ果てていた谷津田を自費で買い取って、付近を整備している。
ちまきは道具倉庫だった。
泥壁造りの丸太小屋は屋根に草が生えている。ウチに担いできて、書斎にしたい。

天覧山北から東麓に当るこの一帯は、昼なお暗き檜の密林と東根笹の物凄い藪だったが、県が間伐と伐採をした効果で、明るくて形のいい地形が出現した。
高麗峠周辺同様、間伐や下刈の後を放置したままなのが残念ではあるが.......。

てんたの会は、谷津田や水辺にあった多様な生態系の復活に熱心のようだ。
それはそれで尊い作業だが、林床に散乱したままの間伐材を、どう処分するかも考えて頂きたいものですね。
そういう作業に、暇を持て余している高嶺者を動員する仕組みがあればいい。


「てんたの会」の活動場所を以前の記事で、天覧山西麓の谷津田跡、としたのは勘違いでした。
あちらは飯能市と西武鉄道が中心の作業に「てんたの会」が参加しているもので、活動の本拠はここになるそうです。




なお、この谷津田跡から能仁寺東までの荒れた湿地は、別の会が水路や溜池を整備中▼
環境団体は主義主張と趣味趣向が夫々異なり、まとまるのがニガテのようで.......。
因みに高麗峠の植林に参加した多峰主山サミットのじじばばは、この会に距離を置いているように見える。

実は森生も湿地の作業は、どうも......、です。


日本人の知らない日本語

2010-04-26 | 拍手

「日本人の知らない日本語」。原案は日本語学校教師海野凪子先生。
外国人の素朴で奇天烈な質問に振り回され、回答を必死に考えているうちに、日本語の成り立ちや、日本文化が見えてくる可笑しい内容です。

長い文章は殆ど無く、蛇蔵というヘンな名前の人が漫画にした。
漫画だから2冊を笑いながら、な~るほど、と納得しながら、3時間で読み切ることができます。

各巻各章それぞれに「やってみよう!日本語テスト」がある。
これがけっこう難問で、随分間違えました。

日本語を勉強する外国人は敬語に苦労するようだ。
日本人も同様で、「日本語こぼれ話」で、文化庁のHPに「敬語の指針」があるから読んでみて、とある。

ところがやっと辿り着いた「指針」は長い文章でじれったい。凪子先生と蛇蔵氏が、マンガで解説して下さいね。
そういえば、ハトヤマユキオ氏の過剰な敬語はヘンだ。やはりカレは宇宙人なのだった。



マンガは「日本人が知らない日本語」から。


変わる新緑

2010-04-25 | 高麗便り

今日は珍しく、一日中快晴だった。
飽きもせずまた多峰主山に登った。毎日、山の緑が変わり、飽きることがない。

山躑躅が満開だ。この濃い赤は珍しい。
休日の多峰主山は家族連れや二人連れが多い。いつも登ってくるじじばばは留守番をしているようだ。



山中のあちこちから、画眉鳥に負けない子どもたちの甲高い声がしていた。


このあと、天覧山(▲)左下の谷津田に出現した謎のちまき型テントを偵察に。


ないない尽くし

2010-04-23 | 林住期

ゆうべは寒くて早く寝た。
今朝も寒いし、雨がまだ降っている。
それで、遅くまで寝ていた。それでもまだ眠い。

今日の予定は無い。したいことも無い。........書くことも無い。
筍をくれるようなイイ友だちも無い。

退屈しきった先輩から、またみんなに会いたいなぁ、と電話があった。

冷たい雨は上がりそうもない。

日取りを相談するため、友だちに電話した。
全員、いない。
ふんっ、面白くないね。