林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

近所付き合い

2007-07-31 | 高麗便り

 

 お隣が高性能エアコンを取り付けた。
ごうごうと一晩中、一日中静かに唸っている。お留守でもブランドシャツを着ているお犬さまがいるから、鳴りっぱなしだ。
使っている方は壁の内側にいてお気付きじゃない。猫額亭は南側の窓を開け放しているので堪らない。

涼しくなるまで泣き寝入りするか、それとも慣れてしまうのか。
これまでずっと友好善隣外交を維持していたが、どうもね........。

向かいのお宅の桜が大きくなって、実は迷惑。
花が見事とはいってもほんの1週間。以後、花びらが迷惑、蘂が迷惑、落葉が大迷惑。
今年も樋が詰まって、また出費。痛いねぇ。

お隣ほか、ご近所の奥さん達から、行け行け、とけしかけられるけれど........。
全く、近所付き合いは、「林住記」を書いてるようにはゆかないのだよ。


つべこべ あべこべ

2007-07-30 | 床屋放談

 
                    ▲ま、再チャレンジ「安倍こべ改革実行力」で。

自民党が惨敗し、民主党が大勝。
マスコミは挙げて原因分析をしている。どれもご尤もであり、付け足すことは無い。

アベ氏は、相変わらずつべこべ喋りまくっているが、どうも全てが安倍こべ。
続投するのは「美しい国」造りに邁進するためとか。結構結構。
美しく責任を取らず、再チャレンジ、ってかい。
民主党は、特にオザワ氏は大歓迎だろうよ。

そのオザワ氏。予想どおり大事な局面で病欠。
口下手の上病弱では政治家の資質は無く、垢まみれ農水相と同じ。
それにこの方、昔から陰で画策をするのがお得意のようで........。

審判は下った。
だが、どうもお後がすっきりとは行かないようで........。


TOGETHER lou

2007-07-29 | 拍手

 

「きよしとこの夜」にルー・大柴が出演した。
この番組、好きです。きよし君、歌が上手いし何でも歌いこなせて、嫌味が無い。
グッチ氏の奇想天外な簡単料理が面白いですね。
ベッキーちゃんのずっこけコメントに、出演者一同目が点になるのも可笑しい。

ルー・大柴はキザとイヤミの極みですが、カタカナ英語連発もここまでやれば愉快爽快痛快です。
番組の中で、ルー氏のブログが若者の間で評判と、ほんの一瞬誰かが言っていたので、覗いてみた。

面白いです。べり・インタレストで、ノミネートします。リトル読みにくいBUTイングリッシュ単語をリメンブランスします。HEはHEなりに、ビッグなタレントでした。

HISブログタイトルIS「TOGETHER lou」。
サンデー毎日オールドボーイに、プリーズ look at him です。
ルー氏公認の奇天烈ホムペ、「ルー語変換」もファニー。例えばアベソーリの就任会見など、マスターピースものです。

この暑苦しいルー氏が、このところNHKにちょくちょく顔を出す。
理由は長寿番組人気曲輩出「みんなのうた」で、「MOTTAINAI」を歌い、子供達の間で流行っており、それに釣られて大人にも評判が良いかららしい。

 

ウィキでは音痴と決め付けているけれど、なかなか、どうしてどうして、です。
ラップのリズムに乗って、地球環境にとって大切な心がけを、歌うというより喋くりまくり、歌詞をメモする暇も無い。
でも、歌はあんまり好きじゃない。わざわざCD買うのはMOTTAINAI。

どんな歌か、右のCDをレッツ・ポチッ、プリーズ。→「

話は変わりますが、「千の風になって」。迫美千代さんの歌がいい。
相方の大沢悠里さんに、売れない歌手とからかわれているけれど、声は良いし歌は上手い。
ただ、やっぱり、この歌、歌詞が嫌い。気味悪い。


木登りあぐり

2007-07-28 | 遠い雲

 「木のぼり」切り絵 滝平二郎

公園で木登りをしている子供たちを見かける。
枝の中には女の子もいて、昔は無かった風景である。

実家の隣の原っぱに丁度良い太さの欅があり、子供たちが蝉のように張り付いたものである。

その中に木登りが上手い見かけぬおかっぱ頭の子がいた。当時、男の子は坊主頭なので、女の子に見えた。
あの頃でもお転婆な女の子はいただろうが、今のように男の子に混じって遊ぶことは決してなかった。

女の子は、実は男の子だったのだ。

その子は少し先の大工のおじさんちの子供だった。
名前は「あぐり」。「あぐちゃん」と呼んでいた。

大工のおじさんちは女ばかり生まれて、新しいおばさんから始めて生まれた男の子。
縁起を担いで女の子として育てられたそうだ。
「あぐり」は、これが最後の女児、次は男児に、という願いを込めて、女児に付ける、古い名前だそうだ。
あぐちゃんの本当の男名前を知ったのはずっと後のことだった。

小学校に入る頃から、あぐちゃんの両親は猛烈な喧嘩を繰り返し、おばさんは子供たちを残して家出。
あぐちゃんはだんだん学校に来なくなり、たまに出席しても字が読めず、やがて全く登校しなくなった。

中学生になって、付き合い始めた年上の不良が、小林秀雄邸に侵入、大先生に説教されて週刊誌に載ったことがあった。
交友関係をみんなで心配しているうちに、大工に弟子入り。町内からいなくなり、一家は離散した。

  あの頃の鎌倉の山と街と海

30を過ぎてから、近所の幼友達に、あぐちゃんが奥さんを連れて帰って来た、と聞いて、訪ねて行ったことがある。
葛原岡神社近くの梶原の山腹の草深いところに一軒家を建て、住んでいた。

奥さんは子連れ再婚。年上の元教師。住宅設計図と諸手続を担当。
あぐちゃんはでっぷりと立派な親方に。酷い貧乏から脱出し、釣り合いはいまいちだが幸せそうに見えた。

ところが森男が定年になった頃には、奥さんが子供を連れて出て行き独り暮らし、と友達から聞いた。
あぐちゃんは親父さん同様のマズイ行動をしたらしい。

去年の春先、深沢の病院に母を見舞った時、懐かしい梶原の山を越え、山ノ内の実家に寄る気になった。
途中、あぐちゃんの家を思い出し、行ってみた。

梶原はまさに滄桑の変。
山は引っ剥がされて高級住宅団地になり、辿り着いた家の辺りには瀟洒な家が何軒も出来ていた。

探し当てたあぐちゃんの家は、作業場を増築して大きくなってはいたが、廃墟だった。
曇ったガラス窓から室内を覗くと、ピアノに埃、蜘蛛の糸。
お隣さんによると、数年前にあぐちゃんは孤独死。
どこに葬られたかは知らない、と。

 

 木登りをする女の子を見て、あぐちゃんのことを思い出した。 


旅の重さ

2007-07-27 | 林住期

 

 昨夜、NHK総合TV、クローズアップ現代。「80歳の青春・日本一周への夢」。
 はじめは寝そべって見ていたが、思わず椅子に座り直してしまった。

80歳の男が、長野の独り住まいの山荘から、単身、自転車で日本一周の旅に出る。
重い野宿用具を荷台に積んで。
目的は、青春時代、共に苦労し、戦死した戦友の鎮魂の由。
旅は80歳の老人にとって苦難の連続だった。

旅の途中、多くの人々に巡り逢い、深い印象を残した。
しかし、長野の山荘まで、あと20キロというところで、交通事故死。

自転車を無料で修理して、料金以上のものを受け止めた自転車屋。
怪我入院時の細やかな気遣いを、日記で感謝された看護婦。
豪雨で泊め、老人の苦難に満ちた旅を知り、粛然とした旅館の女将。
旅の途中、疲労困憊し立ち寄った夫の旅を、敢えて止めなかった夫人。
沖縄の宿で、酒を酌み交わした放浪旅行中の若い男女。

それぞれが、老人から得た深い思いを語っていた。

沖縄での若い男女には、一緒に酒が飲め語り合い幸せだ、と喜んだ。

老人は、明日は早い出発だから、と正座して、

  若い方々にお願いがある。一歩を踏み出す勇気を持って欲しい。

と、言い残し別れたそうだ。
自分探しの旅をしていた二人は、いま、しっかりと定職に就いている模様。

残した物は、多くの写真と何冊もの日記帳。そして重い言葉。

最後に、映画監督大林宣彦氏による感想が、また胸に沁みるものだった。

  ***

以前、「ストレート・ストーリー」というアメリカ映画に感動したことがある。
あの老人は義絶していた実兄の最期を、オンボロトラクターで見舞いに行った。途中、沿道のさまざまな人々との触れ合いを、愉快に、しみじみと描いたものである。

この放送は僅か30分で、あの映画以上のものがあった。
老人はお経は読まないが、現代の空海ではあるまいか。

それで、自分は一体何を残せるのか......。


農水大臣がアブナイ

2007-07-27 | 床屋放談

  

 赤城脳水大臣がまたまたである。
今度は領収書の使いまわしだ。ま、驚かないけどね。

 それより、この絆創膏王子のメンタルヘルスが心配である。

 選挙応援の声が全く掛からないので、皆さんのお供をして中国へ行った。日本産米の販売会に煮干顔を出したのは仕方がないが、今度は下痢と立ちくらみで、帰国を延期だ。

 仮病とは思いませんね。今度はストレスがおつむとおなかに来たわけだ。
いっそのこと、このまま中国に亡命していればいい。でないと、まだ投票日まで2日あり、何が出てくるか分からない。
 ただ、可哀相だから放っておかない方がいい。次は前任者の後を追うしかないもの。

 選挙が終わったら、こっそり帰国して、茨城の農協に勤めればいい。
優しいご両親が後押ししてくれますよ。

▲今朝の朝日新聞記事と「週刊現代」広告。 脳水大臣の話題はどうも画像が薄汚くて.....。


郵便局で何かが起きる

2007-07-26 | 高麗便り

 これは80円シート

 また通販代金の振込みに郵便局へ行ったら、窓口で高嶺者氏が警鐘乱打している。
相対するは、先日の振込窓口ベテラン氏。しきりに頷いている。
何がどうなのか、よく分からないが、高嶺者氏の言い分は、

 10月からそうなるのに、末端の窓口に具体的な指示が無いようだ。
 10月になったら、窓口は、お客が殺到して大混乱になる。
 あと、2ヶ月一寸しか無いのに、官のやり方はのろい。民に劣る。

ベテラン氏、

 その通りです、はいはい。
 中央では色々内々に検討をしているようですが..........。
 はいはいはい。はい。はい。

一体10月から、何があるのか?別に呆けてはいないようだし、森男のような被害妄想でもなさそうだ。
何がどうなるのか教えて貰って、助太刀しようかと思った。
だが、ベテラン氏、恐縮しっぱなし。
数日前に、難儀な振込について散々悪態をついて閉口させたばかりで、また余計な憎まれ口をきいたら、滅多に来ない郵便物を配達してくれなくなって困る。しばらく傍観していたが、一体どうなるのだろうか?

政府自公は何かと高嶺者虐め政策を推進していて、うっかりすると寝首を掻かれかねないご時勢である。
上に政策あれば、下に対策あり、だ。

少なくともこの郵便局はいつもと同じ佇まい。
郵政は10月から何を「改正」するのか、知ってる方、教えて下され。

7月は旧称「文月」。文(ふみ)月。23日は毎月「ふみの日」に決めている、と郵便局は言っている。ふみふみそうかい。
で、記念切手を2種類、1300円、買わされてしまった。
商売は上手くなったようだ。


ある晴れた日に

2007-07-25 | 高麗便り

 

 突然のカンカン照り。真夏日である。
なめくじ化した身体を鍛え直すべく作業服に着替えて地下足袋を履いた。

広大な猫額亭庭園に雑草が元気である。木々はまた新梢を伸ばし始めてキリが無い。
路は蜘蛛の巣だらけ。頭を突っ込んで、ただでさえ薄ぼんやりな前後頭葉がもやもやしてきた。
薮蚊がどっと押し寄せてきた。何日もひもじい思いをしてきたので、その猛攻は凄まじく、迷惑千万だ。

昨年、新聞の「蚊」の特集記事を下敷きに、いろいろ知ったかぶった。薮蚊はカタツムリやなめくじからも吸血する、と書いて、数少ない「林住記」読者に疑われた。一時はガリレオ気分ではあったが、疑いの筋はご尤も。その後、昨日まで、門扉周りで遊弋する連合艦隊をつぶさに観察したが、薮蚊が空爆しているのを見たことが無い。そもそもなめくじに血液があるのかぃ。朝日のウソツキめ。

薮蚊たちはこの長雨をどう耐えてきたのか?気になって今夜は眠れないであろう。

蜘蛛にしても、人間さまを絡め取って、どうするのだ。それより薮蚊を捕まえろ。
道さえ開けておけば、いずれ地獄でお世話になるので見逃すものを、鬱陶しいので殺虫剤で百網打尽にしてやったわい。

去年の今頃も、同じようなことを妄想し、「林住記」に書いたような気がする。
もう何年も変わり映えしない侘び錆び暮らし。ロマンスは無し。万年床でマンネリ生活。
そうそう新しい生き様をご報告出来ないよ。

また、草毟りを始めた。
昼間というのに、星は光りぬ。庭師に熱中すると熱中症の恐れあり。早々に地下足袋を脱いで庵内に退散した。

......それで、西日除けの大簾は。
猛暑が来る前に取り付ければ良かったものを、今年も先延ばし先延ばして今日の猛暑と相成った。
いまやっと付け終わり、扇風機を組立て、大汗をかいてグッタリしている。

毎日ああでもないこうでもない、と雲を動かしている気象予報士の諸君。も少し慎重にお天気を入れ換えておくれでないか。

......と昨夜書いて、今朝。
雨の匂いの曇り空。山百合が一斉に開花して年増の匂い。
簾越しに通る昔娘さん。歩く姿は百合の花。寝不足で目が少しヘン。

高麗は美人の里ですぅ。


査察

2007-07-24 | 床屋放談

 想定外が続々とまだ続いて、東電柏崎原発は危険極まりない。

 東京電力と言えば、東大京大電機大の優等生ばかりが就職し、雲の上の方々の集団かと思っていたら、社長は取締役庶務係長ヅラ。柏崎市長の方がずっと貫禄がある。

 原子力安全保安院は看板に偽りあり。経済産業省のストロンチウム役人なぞ、アマリというか全然信用出来ないが、ここへ来てやっと正しい方針を決めた。窮すれば通じる、とはこのことである。

 それは、「国際原子力機関」の査察を受け入れる、という方針である。

 今まではずっと官・学・民の馴れ合い。大地震で想定外のところまで来てしまっていたことに気付いた。仲良し倶楽部に危ない玩具は持たせられない。
国際原子力機関なら、直ぐそばの北朝鮮にも出張っている。ニッポンの危ない原発を監視監督指導して頂く良い機会である。この際下らぬ面子などササッと捨てて、一切をお任せしようではないか。

 ついでに、ジャポンの総理大臣をシラク前フランス大統領にお願い出来まいか。
アベ氏より日本通らしいし、アメリカを手玉にとって来たし、秘密預金口座まで持っているそうではないか。目が飛び出るような給料が必要かもしれないが、原子力不完全不安院を取り潰せば、問題無し。


海水浴

2007-07-24 | 遠い雲

 

今なら電車とバスで行くが、谷あいの町から鎌倉海岸へ行くのは大変だった。
あの頃は小遣いを倹約するために、行きは2時間近くかけ、歩いて行った。

  1.

戦後暫くは空腹で海水浴どころではなかった。
海水浴に行けるようになったのは、小学校5、6年生になった頃だろうか。
近所のお兄さんを先頭にし、友だちと誘い合わせて行った。

巨福呂坂を越え、八幡様を抜け、若宮大路を歩いて一の鳥居まで行くと、辺りは一面の松林。潮の匂いが強烈だった。
砂丘の先は滑川の河口である。右は由比ガ浜、左は材木座海岸だ。

  2.

荷物は風呂敷で包んだおむすび。洗濯板を担ぎ、それ以外はな~んにも無し。
海水パンツも無く、出かける時から半ズボンの中は小さな黒ふん。帰りは歩いて乾かした。

小食堂をやっていた友だちの食パン1枚は、何と美味かったこと!

洗濯板の用途は、浮き輪の代わり。
親から指定された、遠浅の材木座海岸で遊べばいいものを、少し危ない由比ガ浜で、洗濯板につかまりチャプチャプやっていた。

滑川河口は生活排水で不潔、海流が複雑で危険、と親から厳重注意されていて、近付かなかったものだ。
しかし、河口以外の海水は澄んでいた。

  3.

食堂をやっていた家の子が食パンを持ってきて、みんなに少しずつ分けてくれた。
何もつけず、真っ白な食パンが何と美味かったことだろう。
あれほど美味い食パンに、その後会っていない。

海岸で冷たく甘いアイスキャンデーをしゃぶるのも楽しみだった。
アイスキャンデーを買うと、帰りの電車賃が無くなったけれど。

夕方前に、広告塔の中に隠しておいたシャツと半ズボンを履いて、また歩いて帰った。
行く時にはふざけながら渡った八幡様の太鼓橋も、帰りは横目で通過。長い巨福呂坂を上るのは辛かった。

坂を下り、ようやく円覚寺の前に着いた。
県道沿いの、今は生めてしまった井戸から溢れる水が美味かった。

  4.

一緒に海水浴に行った友だちの内、3人は既に亡くなっている。
何も無く、いつも空腹だったあの頃は真っ平である。
それでも、鎌倉の海は懐かしい。

 1.由比ガ浜の砂丘(子供たちの足跡)  2.滑川河口の木橋(台風のたびに流された)
 3.真ん中の女性はミス鎌倉(当時の海岸風景)  4.八幡様の太鼓橋(大人は渡らない)

「岩波写真文庫・鎌倉」から。挿絵は森生画。


女性の品格

2007-07-23 | 重箱の隅

 

 「国家の品格」以後、品格泥鰌が大発生したようだ。
とうとう「女性の品格」が出て、凄く売れているらしく、ご同慶の至りです。
 しかし、もともとこの手の本は好かないね。
120万部も売れてるなら、少しは世の中変わっていいはずだが、な~んにも、ですよね。
 それに、藤原先生の真似をした坂東先生の品格は如何なものか?

 強く、優しく、美しい女性になるための66の法則が内容らしい。
広告にはその内25の法則を公表している。ご用とお急ぎの方のために、そのまま転記すると、下記のとおり。

 上品な女性は.........

    1.礼状が書ける
    2.流行に飛びつかない
    3.約束をきちんと守る
    4.得意料理をもつ
    5.よい客になる
    6.勝負服をもつ
    7.姿勢を正しく保つ
    8.贅肉をつけない
    9.人に擦り寄らない
   10.仲間だけで群れない
   12.心を込めてほめる
   13.よいことは隠れてする
   14.品格ある男性を育てる
   15.独りのときを美しく過ごす
   16.古典を読む趣味を持つ
   17.恋はすぐに打ち明けない
   16.無料のものをもらわない
   17.プライバシーを詮索しない
   18.過去にこだわらない
   19.思い出の品を大事にする
   20.型どおりの挨拶ができる
   21.愛されるより愛する女性になる
   22.内助の功
   24.花の名前を知っている
   25.長い人間関係を大切にする

.....んだそうだ。
よく分からないところもあるが、な~んだ、です。
 女子大生程度が感心するのはいいが、40、50のオバサンが感動するとすれば、その連れ合いや、職場の同僚たちのこれまでの迷惑はいかばかりか?、ですね。

 この程度の法則で、品格が身に付くと思って本屋に駆け込む女性は、2番の「流行に飛びつかない」に抵触するはず。
 坂東先生は120万部も売って、更に売り込もうとすればするほど、品格の無い女性を増やしてしまうことに、お気づきにならないのだろうか。ちょっと9番じゃありませんか?
 もう面倒臭いから21番はいいが、14番は無礼かつ、余計なお世話だよ。

  

 ま、こんなことを書いている森男は相当品格が無いジジイだ。少しは品格を高めなければならない、と反省します。
 だから、誰か「ジジイの品格」を書いて下さい。そして100円ショップで売って下さい。
但し、法則が66もあったら、守れやしない。
せいぜい、10の法則くらいにして、その法則をどうしたら守れるか、3の法則くらいにまとめて下さいね。

なお、この本の広告はなかなか良く出来ている。「林住期」よりずっとまし。
上記画像は、広告を3つに切って、上は左右を貼り合せ、下は中央を使いました。
ばらばらにしても、品格がありますね。

2/25「《林住期》の効き目」もどうぞ。


その蜩

2007-07-22 | 高麗便り

  「夏休」 切り絵滝平二郎

 蜩(ひぐらし)が鳴きはじめた。
朝、一匹が鳴くと後の蜩が一斉に鳴きはじめる。
昔は、蜩は夕方から鳴くもの、と思っていたが、高麗に移住してから、朝早くから鳴くことに気付いた。
高麗の蜩が働き者なのか、昔はそのひぐらしで記憶がないのか、今は眠りが浅くなったのか......。

台風が通過する前のほんの短い陽射しに、みんみん蝉が一匹だけ鳴きだしたが、後が続かない。
みんみんや油蝉が蜩より先に鳴くはずなのに、順序が違うと思うが.......。

朝早く起こされて迷惑だけれど、蜩の声にはもののあわれがあり、みんみん油より好きである。熊蝉は喧しくて嫌い。
もう何年も、蝉取りに夢中になっている子供を見たことが無い。

毎日が日曜日になってみると、その日暮らしも悪くはない。 

あれっ。この記事投稿しようとしたら、みんみんが鳴き始めたぞ。


めくら三代目

2007-07-22 | 重箱の隅

 

 自分党にめくら三代目が3人揃った。そうしたら、また1人、めくら三代目がいた。
コイズム氏である。

 高槻市での自分党候補者演説会で、現実を見ないのは「めくら」だ、と言った。
直ぐ、差別用語だからと「めくら」を撤回し、「現実を直視していない」、と言い換えた由。 撤回しようが言い換えようが、めくら=現実が直視出来ない人間、と内心考えていることがばれてしまった。

 実はアルツハイマーは少し進むと数の大小が分からなくなるし、めくらは目明き以上に現実を直視しているのである。

 高齢者事務所住居区別不能説の美しいアベちゃん、絆創膏パニックのアカキ脳水傷、アルツハイメスト・アホウ外傷と同じで、言葉遣いや比喩について無神経で、およそ政治家の風上に置けない3流三代目が4人目である。
 こういう「輩」は「頭暗(ずくら)」や「語暗(ごくら)」として差別し、侮蔑してやろうよ。

 さて

 「めくら」という言葉は「差別語」であり、使ってはいけないそうである。
記事では、よく分からないが、コイズム氏は差別語・侮蔑語として普段から使っているのだろう。
 アホウ氏は明らかにアルツハイマーを侮蔑語として使い、講演会出席者は侮蔑語として笑っていた雰囲気。
 「めくら」は「目の不自由な人」とか、「視覚障害者」と言い換えなければならないらしい。余談だがわが日高市役所では「障害者」もダメで「障がい者」としています。笑わせますね。

 森男はめくらの人も、アルツハイマーの人も身近に見てきたので、侮蔑するつもりは全くありません。だから偶には「区別語」として構わず使います。
ただし、健常者(これもヘンな言葉だ)をめくらと言う場合は差別語・侮蔑語として使います。

 なお、念の為「放送禁止用語」を調べた。「頭の中身」という過激で面白いHPの中に集めてあります。HPの中身のいろいろ、賛成です。もっと沢山書いて下さい。


政策政治姿勢図

2007-07-21 | 拍手

 

 昨日の記事で、参院選各候補者の政策政治姿勢図解が分かりやすい、とよいしょして、消費税その他についても図解して欲しい、と書いたら、早速今朝、記事になった。
当落予想よりも、こういう記事に力を入れて貰いたいもの。
記者も分かって来たね、偉い。それで上に転写します。

 さっき、勤めていた頃知り合った知人が、大阪から電話をかけてきた。某巨大信者団体の熱心な活動家である。
団体が支援する党の追従振りが気に入らないので投票するつもりは無いが、10年経っても名前を覚えていてくれたことは、少し嬉しかった。
 推奨する党について苦言を呈したら、知人も認めはしたし、会員にもそういう意見が多い由。
それにしても、この団体、そこまでやるか、と驚いている。