老人ホームに押し寄せた土石流の惨害は物凄い。
思わぬ災害で亡くなった高嶺者の方々のご冥福を祈ります。
恐ろしいことは、この災害は「思わぬ災害」では無かったことだ。
老人ホームなど公共的な施設は、安価で広い土地が必要である。
そういう条件の場所は、もともと災害が予想されるようなところが多い。
山口の場合でも、土石流危険地域に指定されていた。
今度のベラボウな降雨量は例の地球温暖化の影響とも言われている。
崩落し易く土石流があちこちで発生する国土になった。
こうなったのは「林野庁の林業暴走の結果だ」と繰り返し主張しているブログがある。
九州の林業家平野虎丸さんの「林野庁の林業暴走」です。
しかしこの方の意見は一部の活動家以外にはあまり受け入れられてはいないようだ。
それで平野さんはしばしば怒っておられる。
低山徘徊老人の森生は、このブログを愛読している。
今度の場合、大本の原因は記録的な豪雨による災害であろう。
だが、林野庁を中心に、行政や政治の「暴走」にも大きな原因がありそうだ。
防府市担当者の頓馬な対応も追求すべきではあるが.....。
いずれ施設にご厄介になるかもしれない森生にとって、これは深刻な問題だ。
老衰死は仕方が無いけれど、屋内で溺死はしたくないからね。
ご同輩の方々も、是非、平野虎丸さんのブログを覗いてみて下さいね。
そして平野さんを応援しましょうね。
写真は「SANSPO.COM」、下は「TBS NEWS」から。
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