◇ 第6波は必ず来る = 世界の感染者は累計2億3651万人、この1週間で326万人増加した。死亡者は482万8370人で、5万4178人増えている。この増加数は、前週とほぼ変わらない。ただピークだった8月の感染者461万人、死亡者7万人増加に比べれば、かなり落ち着いてきたことは確かだ。日経新聞の集計によると、世界120か国で感染者が減少傾向を示しているという。
アメリカの死亡者数が、とうとう70万人を超えた。次いでブラジルが59万人台、インドが44万人台、メキシコが28万人台。続いてロシアが20万人台、インドネシアが14万人台、イギリスとイタリアが13万人台、イランとフランスが12万人台となっている。この1週間で死亡者数が前週より拡大したのは、メキシコ・ロシア・フランスだった。
ワクチン接種が進み、コロナの拡大が止まったことから、先進各国で規制が緩和された。その結果、たとえばパリでは人出がコロナ前の8割まで回復、またロンドンではレストランの予約件数がコロナ前を2割上回ったという。しかし感染者や死亡者の増加は避けられない。イギリスの死亡者数は最低だった6月の週47人から、この1週間は788人に。フランスは7月の126人から2675人に増加した。イスラエルやシンガポールの例をみても同様である。
日本の感染者は累計170万8509人、この1週間で7317人増えた。死亡者は1万7860人で、208人の増加。感染者の増加数は1万人を下回り、死亡者も4週連続で縮小した。このため政府は緊急事態宣言を解除、人出も急増している。経済的には喜ばしことだが、フランスなどの例をみても判るように、第6波は必ずやってくる。その山をどれだけ低く抑えられるか。岸田内閣が背負う最大の命題である。
≪8日の日経平均 = 上げ +370.73円≫
【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】
アメリカの死亡者数が、とうとう70万人を超えた。次いでブラジルが59万人台、インドが44万人台、メキシコが28万人台。続いてロシアが20万人台、インドネシアが14万人台、イギリスとイタリアが13万人台、イランとフランスが12万人台となっている。この1週間で死亡者数が前週より拡大したのは、メキシコ・ロシア・フランスだった。
ワクチン接種が進み、コロナの拡大が止まったことから、先進各国で規制が緩和された。その結果、たとえばパリでは人出がコロナ前の8割まで回復、またロンドンではレストランの予約件数がコロナ前を2割上回ったという。しかし感染者や死亡者の増加は避けられない。イギリスの死亡者数は最低だった6月の週47人から、この1週間は788人に。フランスは7月の126人から2675人に増加した。イスラエルやシンガポールの例をみても同様である。
日本の感染者は累計170万8509人、この1週間で7317人増えた。死亡者は1万7860人で、208人の増加。感染者の増加数は1万人を下回り、死亡者も4週連続で縮小した。このため政府は緊急事態宣言を解除、人出も急増している。経済的には喜ばしことだが、フランスなどの例をみても判るように、第6波は必ずやってくる。その山をどれだけ低く抑えられるか。岸田内閣が背負う最大の命題である。
≪8日の日経平均 = 上げ +370.73円≫
【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】