股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

蜜蜂と遠雷

2020年05月14日 22時25分51秒 | 映画評論マ行

製作年:2019年
製作国:日本
日本公開:2019年10月4日
監督:石川慶
出演:松岡茉優,松坂桃李,森崎ウィン,鈴鹿央士,斉藤由貴,鹿賀丈史
映画『蜜蜂と遠雷』公式サイト

優勝者が後に有名なコンクールで優勝するというジンクスで注目される芳ヶ江国際ピアノコンクールに挑む栄伝亜夜(松岡茉優)、高島明石(松坂桃李)、マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(森崎ウィン)、風間塵(鈴鹿央士)。長年ピアノから遠さがっていた亜夜、年齢制限ギリギリの明石、優勝候補のマサル、謎めいた少年・塵は、それぞれの思いを胸にステージに上がる。
直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸の小説を実写映画化。若手ピアニストの登竜門とされる国際ピアノコンクールを舞台に、4人のピアニストたちの葛藤と成長を描く。キャストには『勝手にふるえてろ』などの松岡茉優、『娼年』などの松坂桃李、『レディ・プレイヤー1』などの森崎ウィン、オーディションで抜てきされた鈴鹿央士らが集結。『愚行録』などの石川慶がメガホンを取った。

若手ピアニストの登竜門と言われる国際ピアノコンクールを舞台に4人のピアニストたちの葛藤を描いた本作。天才であり努力家である彼らが抱えるそれぞれの闇、トラウマ、壁が描かれています。互いに切磋琢磨して頂点を狙う演奏シーンは圧巻です!ピアノに詳しくない僕でも凄いと思えるほど。演奏シーンが多めです。しかしストーリーとしては単調で、正直言ってクラシックに詳しくない人間からすると眠くなるような展開でした。楽器を演奏したことがある人、クラシック音楽に興味がある人以外は受け付けない映画かもしれません。幼少期のトラウマ、貧乏だけど音楽を楽しむ少年、完璧にこだわる青年、最後のチャンスに懸ける青年。演奏シーンを減らしてでも4人それぞれの背景や葛藤がもっと深く描かれていれば良かったと思います。何なら互いに嫌がらせをして蹴落とすくらいの展開があっても…いやっ原作を無視しちゃダメですよね(笑)松岡茉優の演奏シーンでの表現力、良かったです。だからこそラストの結果発表のテロップが…!?ってなりました。

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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