股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ラスト・クリスマス

2020年05月02日 15時28分19秒 | 映画評論ヤラワ行

製作年:2019年
製作国:イギリス
日本公開:2019年12月6日
監督:ポール・フェイグ
出演:エミリア・クラーク,ヘンリー・ゴールディング,ミシェル・ヨー,エマ・トンプソン
映画『ラスト・クリスマス』公式ホームページ

ケイト(エミリア・クラーク)は、ロンドンのクリスマスショップで働いているが、なかなか仕事に集中できず生活も荒れ気味だった。そんなとき突如現れた謎の青年トム(ヘンリー・ゴールディング)が、たちまち彼女の抱えるさまざまな問題点を洗い出し、解決に導く。ケイトは彼に好意を抱くが二人の仲は進展せず、やがて彼女はある真実にたどり着く。
1984年に発表されて以来クリスマスの定番ソングになった、ワム!の「ラスト・クリスマス」に触発されたラブストーリー。『ハワーズ・エンド』などのオスカー女優エマ・トンプソンが原案・脚本を共同で担当し、不思議な青年との出会いを通して成長する女性の姿を描いた。ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズなどのエミリア・クラーク、『クレイジー・リッチ!』で共演したヘンリー・ゴールディングとミシェル・ヨーらが出演。

仕事も私生活も上手くいかない主人公の女性と謎の青年との交流を描いた本作。主人公のケイトは何をやっても上手くいかず、歌手になる夢もあきらめ気味。家族との仲も最悪。そんなときに目の前に現れた謎の青年トムによって日々の出来事が輝き始めるのです。普通の恋愛映画かなと思っていましたが意外なオチが待っていました。強く見せている人でも弱い面がある。素直になれないから強がってしまう。ケイトが抱えていた苦しみを解放してくれたのはトムなのだが、ケイトを変えたのはケイト自身だ。最初は自堕落な生活を送っていた主人公にイライラしましたが、話が進むにつれて応援したくなるほどケイトが素敵な女性に成長していきました。欲を言えば金髪、ヒョウ柄コートなど、服装も変わっていってほしかった(笑)
人種問題、格差問題、LGBT問題、家族問題、多様性の大切さを描いていて色々と考えさせられる場面もありました。上を見ればきっと良いことがあるのかもしれない。まさにワム!の「ラスト・クリスマス」の歌詞がこの映画にピッタリでした♪

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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