股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル

2018年05月07日 12時28分24秒 | 映画評論ア行
製作年:2017年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年5月4日
監督:クレイグ・ギレスピー
出演:マーゴット・ロビー,セバスチャン・スタン,アリソン・ジャネイ
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貧しい家庭に生まれ、厳格な母親ラヴォナに育てられたトーニャ・ハーディング。フィギュアスケートの才能に恵まれた彼女は、血のにじむような努力を重ねて、アメリカ代表選手として1992年のアルベールビル、1994年のリレハンメルオリンピックに出場する。ところが、元夫のジェフ・ギルーリーの友人がトーニャのライバルだったナンシー・ケリガンを襲い、その後彼女はフィギュア界から追放されるが……。
第75回ゴールデン・グローブ賞作品賞(コメディー/ミュージカル)にノミネートされたほか、さまざまな映画賞で評価された伝記ドラマ。五輪代表に選ばれながら、ライバル選手への襲撃事件などのスキャンダルを起こしたフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの軌跡を映す。監督は『ラースと、その彼女』などのクレイグ・ギレスピー。『スーサイド・スクワッド』などのマーゴット・ロビー、『キャプテン・アメリカ』シリーズのセバスチャン・スタンらが出演。

五輪選手に選ばれながらも、ライバル選手への襲撃事件などでスキャンダルを起こし追放されたフィギアスケーターのトーニャ・ハーディングの半生を描いた本作。トーニャの暴走っぷりも凄いが、それ以上に母親のラヴォナの暴走っぷりが強烈!スケートリンクの上で煙草をぷかぷかと…恐るべしです(笑)厳しく育てられた子供は立派に成長すると言うが、トーニャの場合はちょっと違いました。最低なDV男に出会って暴力を振るわれたと思ったら彼女もライフルをぶっ放す。華やかなフィギアスケートのイメージとは全く違っていて、裏側ではこんな事が実際に起きていたのかと思うと…。映画用に脚色しているのかと思いましたが、ラストの本人映像を観て「あっ…これ実話なのか…」と気づかされました(笑)しかし母親ラヴォナの鬼のような教育のおかげでトーニャは2度もオリンピックに出れたわけだし、才能は何があっても才能として残るものかと感じました。最悪な母親、最悪な彼氏、最悪な友達のせいでトーニャも被害者の1人なのかもしれませんが、彼女の性格を考えると自業自得なところもあるのかな。彼女が家庭環境や友人関係に恵まれていたら、伝説的なスケーターになっていたのかもしれない。スケートシーンはリアルで良かったです♪

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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