旭社を過ぎ、闇峠と呼ばれる参道に入りました。時刻は7時半で空はすっかり明るくなったのに、鬱蒼と生い茂る木々に囲まれ、ここだけまるで別世界のようです。灯籠や外灯の明かりが闇に浮かんで幻想的、自然への畏怖さえ感じさせられますね。
過去記事<早春の讃岐紀行(8)しあわせさん、こんぴらさん。>
石段785段を登りきり御本宮に着きました。時刻は午前7時35分。雨も強かったし、時間的にここまで来るのは無理かなとも思っていたので、達成感もひとしおです(笑)
本宮の御祭神は大物主神と崇徳天皇で、農業・殖産・医薬・海上守護の神として古来からの御神徳を仰がれています。お賽銭を入れて参拝し、しばし境内を散策です。
本宮の北東側には人工の高台が広がり、讃岐平野や讃岐富士を一望できます。天気が良ければ、讃岐平野の先に瀬戸大橋を見ることもできるそうです。
神楽殿に並んである神札授与所。午前6時から御扉開されてます。
先にブログで書いたこんぴら狗に因んだこんなおみくじもありました。某ケータイ会社の犬かと思ったぜ(笑)
帰路、金刀比羅本教総本部前にある鼓楼から下界を望みます。鼓楼は朝夕時刻を知らせる時太鼓を備えた高閣で、宝永7年(1710年)に建てられたそうです。
お土産もの屋さんもシャッターが開き始めました。
生憎の雨模様の上、駆け足でのこんぴらさん参詣だったけど、色々貴重なものを観ることができました。今度はもっとゆっくりと参詣してみたいですね~。ホテルからの往復で1時間10分、朝食時間のリミット 8時30分にも無事間に合いました。
この後は日本現存12天守のひとつで最も小さい天主閣を持つ丸亀城に向かいます。
※過去ブログ『お気楽忍者のブログ』も2017年3月31日まで閲覧して頂けます。
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