お気楽忍者のブログ 弐の巻

ミニカー収集/お魚採取/動植物フォト/行楽記・・・趣味のごった煮ブログ

トヨタ博物館訪問記(10)現在からMIRAIへ!

2019年02月28日 00時02分00秒 | 行楽・旅行記3

レクサスLFA(2009年、日本)が鎮座するトヨタ博物館本館の3F展示室。

展示車はプロトタイプのLFAですが、2010年からは限定500台せ生産販売されました。定価は3,750万円、一体どんな人たちが買ったんでしょうね。。

さて、トヨタ博物館訪問記第10回目はハイブリッド車や次世代エンジン搭載車を中心に紹介します。

トヨタ プリウス(1997年、日本)

初代プリウスですね~。

ガソリンエンジンと電気モーターのふたつの動力を駆動力の状況に応じて最適に組み合わせるハイブリットシステムを採用した世界初の量産車。

既存のガソリン車と同等の走行性がありながら、およそ2倍の低燃費とCO2半減などを実現し、現在のエコカーの草分けとなった車です。

今のプリウスに比べると随分控え目なデザインですね(笑)

ホンダ インサイト(2004年、日本)

1999年に登場したホンダ初のハイブリットカー。

アイドリングストップ機能を備えたVTECエンジンとDCブラスレスモーターによる電動アシストを組み合わせたハイブリッド車で、発売当時は世界最高の低燃費35km/Lを誇りました。

登場した時はリアホイルスカートにインパクトがありました! 走ってる姿を見たのは1,2回くらいしかありませんでしたが。。

初代インサイトは2006年に販売終了、2代目も2014年に販売が終わりましたが、2018年にはそれまでのハッチバックからセダンに変わったインサイトが再登場しましたね。

三菱 i-MiEV(2011年、日本)

三菱 i のボディを使ってガソリンエンジンの代わりに永久磁石式交流同期モーターとリチウムイオンバッテリーなどを搭載した短距離向けの電気自動車として2009年に登場しました。

満充電状態で一般的な市街地を40-60km/hで走行した場合、航続距離は空調無しの場合で約120km、エアコン使用時で100kmと公表されていました。

あまり一般的な車ではありませんでしたが、役所などの公共施設での広報車などに使われてましたね。

トヨタ MIRAI(2014年、日本)

2014年に発売された世界初の量産型水素燃料電池車のMIRAI(ミライ)です。

燃料の水素と空気中の酸素の化学反応により発電して走行し、走行中のCO2排出量はゼロ。1回の充填で約650kmの走行が可能だそうです。

価格は730万円とこのサイズの車の中では高価で、水素ステーションもまだ少ないのが難点ですが(管理人の地元の滋賀県では1箇所しかありません)、将来のエコカーの先駆けとなる車といってもいいでしょうね。

10回に渡ってトヨタ博物館の展示車をいくつか紹介してきました。

次回は展示スペース以外の博物館内の様子をお届けします!

つづく

過去記事<トヨタ博物館訪問記(9) 裏BEST10!>

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絶版トミカ トヨタ メガクルーザー

2019年02月27日 00時02分00秒 | 絶版トミカ2

本日はミニカーのお話です。

絶版トミカから、No.3-5 「トヨタ メガクルーザー」(2002-2012年)をご紹介。

かつてトヨタ自動車が生産していた多目的自動車メガクルーザーのモデル化でした。

元々は陸上自衛隊向け高機動車で、1996年には民生用としても登場し、2001年まで生産が行われていました。

このスケールでこのボリュームなので、実車もそこそこ大きかったことが分かります。

ボリューム感のあるトミカが好きなので、このメガクルーザーもお気に入りの車種のひとつでした。

赤色灯が付いてて、警察の機動隊仕様のカラーリングってところがイイですね~。

改めて見てもワクワクしちゃいます

バリエーションは20種くらい存在しています。実在する警察仕様やJAF仕様はいくつか登場してますが、残念ながら自衛隊仕様は出ませんでした(イトーヨーカドー特注で迷彩カラーのものはありましたが・・・)。

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トミカ2月の新車 ランボルギーニ ウルス 通常版

2019年02月26日 00時02分00秒 | トミカ新車2

本日はミニカーのお話です。

2月16日発売、トミカ2月の新車No.16-7 「ランボルギーニ ウルス」を入手しました。

2017年に発表され、2018年から販売が開始されたランボルギーニのSUVのモデル化です。

シャープなスポーツカーばかりのランボルギーニの中にあっては異色な感じもしますね。1986年に登場したクロスカントリー4WD車のLM002に続き、SUVとしてはこれがランボルギーニ初のモデルになります。

窓はかなり小さ目ですね。

これは2/3はボディ、1/3はウインドウというランボルギーニのスポーツカーの原則を踏襲しているそうです。

リアのLamborghiniのロゴも綺麗にタンポされててGood

リアバンパーにシルバーの彩色がされていて、これまでのトミカにはない表現に気合いが入ってます。

あとは、ドア開閉ギミックなんかがあればすごく良かったんですけどね~。

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トヨタ博物館訪問記(9)裏BEST10!

2019年02月25日 00時02分00秒 | 行楽・旅行記3

4/7までトヨタ博物館新館で開催されている『お客様が選んだ裏BEST10』!

バックヤード収蔵車の中で展示して欲しい車をアンケートで聞き取り、1位から10位に選出された車が展示してありました。

写真は、第7位のトヨタ 2000GT スピードトライアル(1966年、日本)です。

1966年、現つくば市の自動車高速試験場(現在の日本自動車研究所)で国際記録樹立のためのスピード・トライアルに挑戦した2000GTですね。ただ、スピードトライアル記録樹立車は行方不明だそうで、これはレプリカなんだそうです。。

第1位はトヨタ 2000GT ボンドカー(1966年、日本)。

映画『007は二度死ぬ』のために作られた2台のボンドカーのうちの1台だそうです。

007ジェームス・ボンドシリーズの第5作目で、日本が舞台になった作品でしたね~。

コーギー社製の2000GTボンドカーのミニカーは持ってますが、実物に出会えて感激でした

第2位はデロリアンDMC-12(1982年、アメリカ)。

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でタイムマシンのベースに使われた車で、1980年代を代表するカルトカーですね。

GMの副社長が立ち上げたデロリアンモータースカンパニー(DMC)が唯一生産・販売した車でしたが、会社は8年で倒産してしまいました。。。

以前は常設展示されていたのに、今は収蔵庫に入ってるんですね。。。

ピカピカのステンレスボディとガルウィングのドアが特徴的!映画ファンの管理人にとってはこのデロリアンが収蔵車の中では1番かも(笑)

第4位はトヨタ MR2 (1984年、日本)

35年前の車とは思えないほど、今見ても心惹かれるもんがあります。

日本の自動車メーカーで初の市販ミッドシップ車でもあった初代のMR2です。2代目MR2(1989-1999年)は会社の同僚が当時乗っていたから馴染み深い車ですね。

時代はバブル景気に突入し、MR2はスペシャリティカー、デートカーとして人気を博しました。

第5位のトヨタ ゼブン ターボ(1970年、日本)。

多くのミニカーのモデルともなってる大胆な外観のトヨタ7の実車です。

トヨタ7(トヨタセブン)はトヨタ自動車のワークスチームが使用した二座席レーシングカーで、ヤマハ発動機やトヨタグループ企業の共同開発車でした。

デビューした1968年にデビューし、1969年には全日本富士1000kmやNETスピードカップで優勝しています。

写真は1970年型の5リットルターボ車で、開発最後期のモデルですね。ただ、テストラン中のドライバーの事故死などもがあり、プロジェクトは中止。1970年は実戦投入もありませんでした。。。

第3位に輝いたのはトヨタ セラ(1995年、日本)。

こんな車ありましたね~(笑)

セラはトヨタが1990年に発売した1,500ccの3ドアクーペで、小型車にガルウィングドアを付けちゃうという何とも奇抜な車でした。

個人的には当時、格好イイ車だなぁ~と思った記憶があります。

トヨタがどれほど本気で売ろうとしていたのかは分かりませんが、およそ16,000台の生産をもって、バブル景気の収束とともに消えていきました。。。

第6位はマツダ 三輪トラック(1953年、日本)。

マツダが三輪自動車に参入し、他社に先んじて市場に投入したヒット商品でした。

メカニズムはほとんどオートバイですね(笑) 

1トン未満の車が多かった三輪トラックの中では珍しい2トン積みだったこともヒットした理由でしょうか。

この展示会では他に懐かしいカローラレビン(1972年、日本)、トヨエース(1959年、日本)が第9位、10位にランキングされてました。

つづく

過去記事<トヨタ博物館訪問記(8)70-90年代の国産車

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武将トミカ2019 シビック TYPE R 伊達正宗

2019年02月24日 08時04分58秒 | 限定トミカ3

本日はミニカーのお話です。

2月9日に発売された『トミカ 武将コレクション 2019 いざ!関ヶ原へ!!』の第1弾、「伊達正宗トミカ ホンダ シビック TYPE R」をご紹介。

武将トミカ、御前トミカ、幕末トミカに続いて今年も書店向けオリジナルトミカが販売されました(隔月販売)。

コレクションタイトルの通り、関ヶ原の戦いに参戦した武将がモチーフになるみたいですね~。

 

ベースはNo.76-6 「ホンダ シビック TYPE R」(2016-2018年)。2015年に登場した4代目FK2型 ホンダ シビック TYPE Rのモデル化でした。

サイドの目立つ紋様は伊達家の家紋のひとつ”竹に雀”ですね。

ルーフには伊達正宗のシンボルとも言うべき三日月の前立てがデザインされてます。

カラーも綺麗で、Rを意味する赤いHONDAマークも際立ちますね

第2弾は4月発売で、「石田三成トミカ スバル BRZ」の予定となってまーす!

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アピタ限定トミカ 名古屋消防局2000GT

2019年02月23日 00時02分00秒 | スーパー系特注トミカ1

本日はミニカーのお話です。

2009年に発売されたアピタ/ピアゴオリジナルミカ <トヨタ 2000GTワールド>第4弾から、「消防指令車タイプ」をご紹介。

10年前から2000GT推しのアピタ恐るべし・・・(爆)

まぁ、アピタユニー自体がトヨタのお膝元 愛知県名古屋市の企業ですからね~。

消防指揮車はその名古屋市消防局バージョンとなってます。

このシリーズ、他には覆面パトや警らパト、ラリー化なんかもあって、結構ツボでした(笑)

色んなところにタンポ印刷が施されていて贅沢なデザイン。ナンバープレートの2009年のプリントも嬉しいですね。

ドンキホーテがユニー株を取得して、今年から東海・関西圏のアピタ、ピアゴはドンキへの転換やアピタ/ドンキのダブルネーム業態へと変わっていきます。

アピタオリジナルトミカ取扱い店舗の減少や存続が少し気になります。。。。

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トヨタ博物館訪問記(8)70~90年代の国産車

2019年02月22日 00時02分00秒 | 行楽・旅行記3

トヨタ博物館訪問記第8弾はホンダ シビック CVCC 1200GL 3door (1975年、日本)からスタート!

経済発展やモータリゼーションの急激な進展で大気汚染や交通事故の増加などの弊害が出てきた昭和40年代。

1971年、米国でのマスキー法の成立で日本でも同様の排出ガス規制が実施されました。その大変厳しい規制をホンダ シビックはCVCCエンジンで世界に先駆けてクリアし、世界の自動車業界を驚かせました。

管理人が小学生の頃に登場したこのシビックは今でも強烈に記憶に残ってますね~。

トヨタ ソアラ 2800GT-EXTRA (1981年、日本)

バブル景気に突入する少し前の1981年にトヨタ初の高級スペシャルティ・カーとして登場したソアラ。

裕福な青年層に対してのアピール力は抜群でしたね。

エンジンはトヨタ2000GT以来の6気筒DOHCで、2,759cc、170ps/24kgmと当時の国産車最高性能を誇りました。

当時はソアラ、プレリュード、シルビアなんかがデートに定番な車として後に「デートカー」とも呼ばれるようになりました。

トヨタ カローラ レビン AE86型 (1983年、日本)

FF(前輪駆動)に移行した5代目カローラのなかで、FR(後輪駆動)として存続し、軽快な走りで人気を博したスポーツモデル。

1987年に登場した6代目レビンはFFとなってしまったため、最後のFRレビンとして人気が高く、姉妹車のスプリンタートレノAE86とともに「ハチロク」の愛称で親しまれました。

トヨタ ハイラックス サーフ(1987年、日本)

小型ピックアップトラック「ハイラックス」の荷台にFRP製キャノピーを載せた多目的4輪駆動車として1984年に登場。

多用途に使えるワゴンボディと優れた走破性を持つ4WDの組み合わせで人気があり、ミッドサイズSUVの草分けで、昨今のSUVブームの元祖とも言うべき存在ですね。

そして、ミニバンの草分けとして、ホンダ オデッセイと人気を二分したトヨタ エスティマ (1993年、日本)

1990年、「天才タマゴ」のキャッチコピーで「エスティマ」がデビュー。卵のような丸みのある近未来的なデザインは他のミニバンやワンボックスと一線を画しました。

初めて見た時は衝撃的な外観でしたね

時代はバブル景気の末期・・・スポーツカーやスペシャリティカーからコンパクトカーやファミリーミニバンへと転換していく、そんな時代でした。。

過去記事<トヨタ博物館訪問記(7) 国産スポーツカーの系譜

つづく

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ジャンクトミカ トヨタフォークリフトFD200

2019年02月21日 19時11分17秒 | ジャンクトミカ1

本日はミニカーのお話です。

絶版トミカから、No.12-3 「トヨタ フォークリフト FD200」(1978-2006年)のジャンク品をご紹介。

28年の長きに渡って発売され続けたロングセラートミカのひとつですね。リフトの昇降ギミックが面白い1台でした!

発売当初は黒箱の日本製でしたが、写真のものは発売後期の赤箱 中国製です。

荷揚能力20トンを誇るトヨタの大型フォークリフトFD200型のモデル化です。トミカのスケールは1/120で、実車はかなり大きかったことが伺えますね。

トミカの収集を始めた直前に絶版になったモデルでずっと欲しかったトミカだったので、ジャンク品でも十分満足しています

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ジャンクトミカ ゴリラ運搬車

2019年02月20日 00時02分00秒 | ジャンクトミカ1

本日はミニカーのお話です。

絶版トミカからNo.108-3 「三菱 ふそう 動物運搬車(ゴリラ)」(1989-2002年)のジャンク品をご紹介。

子供のおもちゃになってたので傷や塗装剥がれが目立ちます。。。

荷台の檻の中にゴリラが2頭入った可愛いトミカですね。こういうユル系トミカも結構好きだったりします。

発売初期のゴリラは黒色で、発売後期のものはご覧のように茶色のゴリラになってます。

同時期には檻の中にパンダが入ってるタイプの動物運搬車(No.76-4, 1989-2007年)もありましたね

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特別仕様トミカ クラウンハイブリッド 

2019年02月19日 00時02分00秒 | トミカイベントモデル2

本日はミニカーのお話です。

2002年にトミカイベントで発売された特別仕様トミカから、No.21 「トヨタ クラウン ハイブリッド」をご紹介。

ベースはNo.92-4 「トヨタ クラウン ハイブリッド」(2002-2005年)。

1999年に登場した11代目クラウンの中で、2001年に3.0ロイヤルサルーンにラインナップされたハイブリッドグレードのモデル化でした。

面白いのはサイドに『車イスマーク』が付いていることですね~。

どういう意図なのかはよく分かりませんが・・・。

リアのストップランプの塗りはちょっと雑だけど、メッキ仕立てのヘッドライトのフロントビューは格好イイですね

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絶版トミカ レスキューファイヤーコアサーチ

2019年02月18日 00時02分00秒 | 絶版トミカ2

本日はミニカーのお話です。

2009年に発売されたトミカヒーローレスキュートミカシリーズから、No.RTS-09 「コアサーチ(サイレンタイプ)」をご紹介。

タカラトミーがスポンサーの特撮ヒーロー番組の第2弾『トミカヒーロー レスキューファイヤー』の劇中車のモデル化でした。

前作の『トミカヒーロー レスキューフォース』でも登場し、トミカ化されたコアサーチでしたが、このバージョンでは屋根に赤色回転灯が付いたタイプに変わってます。

ベースはNo.22-5 「日産 ノート」(2009-2011年)ですね。

レスキューフォースバージョンのコアサーチが発売された後にレギュラートミカで日産ノートがラインナップされました。

メタリックレッドの塗装がめっちゃ綺麗で、シルバーのツートンというのも管理人お気に入りのカラーリングです。

レスキューフォース時代のトミカはブリスターパックだったのにレスキューファイヤーになってからは箱入りになったことも嬉しかったですね

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トヨタ博物館(7) 国産スポーツカーの系譜

2019年02月17日 06時36分21秒 | 行楽・旅行記3

ホンダ S500 SA280型(1964年、日本)

トヨタ博物館訪問記、今回は国産のスポーツ系乗用車をメインにご紹介してみます。

S500は2輪メーカーとして名を馳せていたホンダが4輪市場へ進出し、1963年にライトウェイトスポーツ分野に投入した1台。

531ccの超小型4気筒ツインカムCVキャブエンジンで最高速度130km/hという驚異的なパフォーマンスを実現し、軽快なツーシーターオープンボディから若者たちの憧れを一身に集めました。

トヨタ スポーツ800 UP15型(1965年、日本)

当時トヨタが生産していた最小のモデルである大衆車パブリカのエンジンとシャシーを使って1965年4月に登場したS800

空気力学を重視した機能的なスタイルはそのままに、コストダウンによって価格は59.5万円を実現。まさに大衆のためのスポーツカーでした。

ご存知、トヨタ 2000GT MF10型(1968年、日本)

大きなフォグランプは前期型の特徴ですね。

オイルショックや排出ガス規制などに縛られなかった60年代には世界中で魅力的なスポーツカーが数多く誕生しました。

その時、我が国で誕生したのがこのかつてない高性能なグランツーリスモ、トヨタ2000GTになります。

ロングノーズのスタイリングやバックボーンフレーム構造、6気筒ツインカムなどデザイナーやエンジニアが思う存分に腕をふるい、世界水準の高性能車を作り上げました。

ニッサン フェアレディ Z432(1970年、日本)

1969年11月に登場したフェアレディZはデザインの格好良さや装備の充実、割安な価格で人気を博し、その後も日産を代表するスポーツカーとなってますね。

中でもZ432は最高級バージョンとしてスカイラインGT-Rと同じ6気筒DOHCエンジンを搭載し、最高速度は210km/hをマークしました。

管理人も子供の頃はフェアレディがめっちゃ格好イイと思ったものでした

車名の432は4バルブ、3キャブレター、2カムシャフトを意味しています。

マツダ コスモスポーツ L10B型(1969年、日本)

管理人ど同世代の諸兄にとっては『帰ってきたウルトラマン』のMAT Vehicleと言った方が馴染みがありますね(笑)

ドイツNSU社との技術提携で、東洋工業(現マツダ)が1967年に我が国初のロータリーエンジン搭載車としてマツダコスモスポーツの発売を開始しました。

インパクトのある近未来的なフォルムと491cc×2の小排気量ながら、レシプロエンジンの2リッタークラスをもしのぐの出力と高性能性から注目を浴びたスポーツモデルとなりました。

トヨタ セリカ TA22型(1970年、日本)

1970年に登場したセリ力は我が国初の本格的スペシャルティカーとして、それまでのセダンスタイルとはまったく異なったスタイリッシュな2ドアクーペで大ヒットカーとなりました。

上級モデルは高性能ツインカムを組み合わせ、高速安定性やコーナリング性能など優れたトータルバランスを持ち、どんな好みにも対応できるフルチョイスシステムを採用。価格も57万円から100万円まで幅広く設定されていました。

管理人も今でもその後ろ姿が記憶に残ってます。今見てもこのお尻のセクシーさはたまらんもんがありますね。当時のセリカ2000GTの厳ついリアビューも強く印象に残ってます。

つづく

過去記事<トヨタ博物館訪問記(6) 60年代の国産名車2> 

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トヨタ博物館訪問記(6) 60年代の国産名車2

2019年02月16日 09時20分09秒 | 行楽・旅行記3

マツダ ファミリア SSA型(1966年、日本)

愛知県長久手市の『トヨタ博物館』訪問記第6回目は前回記事に引き続き日本の高度成長期1960年代に登場した名車たちを紹介します!

R360クーペやキャロルなどの軽自動車のヒットを受けて東洋工業(現マツダ)が1964年に小型車市場に投入したのがファミリア。

写真はファミリア800の中でSSA型と呼ばれる4ドアセダンですね。

ファミリーカーとして当時は高い評価を受けていて、トヨタもカローラの開発中にかなり焦りを感じたんだとか。。。

トヨタ カローラ KE10型(1966年、日本)

そして、ファミリアに遅れること2年後に満を持して登場したのがトヨタ カローラ。

ファミリアに比べて広い室内スペースを確保して爆発的な大ヒット!軽のスバル360に続き、今度は小型車分野で日本のモータリゼーションを牽引した大衆車といっても過言ではありませんね。

性能、コスパ、快適性など市場のニーズにマッチしていて、新開発のK型エンジン(水冷4気筒1077cc)は“プラス100ccの余裕”として大きな反響を呼んだそうです。

ダットサン サニー B10型(1966年、日本)

昭和40年代は経済成長による所得の上昇と技術力向上による大量生産でコストが低減し、乗用車市場は急ピッチで拡大していきました。

1966年に発売されたサニーはグレードをデラックスとスタンダードの2種類にしたシンプルな商品構成で、トヨタ力ローラと競争しつつ大衆化に寄与しました。

管理人の家では父がサニー派だったので、サニーシリーズはとても懐かしく思い出される車です

ホンダ N360 360型(1969年、日本)

今のホンダのNシリーズのオリジンでもあるのがこのN360。

4輪ではスポーツカーやトラックを作っていたホンダが、先発の軽自動車群に比べて大幅に性能向上を図ったN360は1967年に登場しました。

横置きエンジンのFF駆動式を採用し、全長3mという限られたサイズの中で軽自動車最大の室内スペースを確保、さらに最高速度115km/hという性能も人々を引きつけるアピールポイントになりました。

ニッサン シルビア CSP311型(1966年、日本)

スポーティカーとして注目を集めた初代シルビア。

フェアレディのシャシーをベースに新開発の1600ccエンジンを載せ、定員を2人におさえた斬新なスタイルで登場しました。この独特なフォルムは当時の乗用車デザインとも一線を画してますね。

その後、3代目や5代目のシルビアはバブル景気華やかな頃、デートカーとしても人気を博しました。

つづく

過去記事<トヨタ博物館訪問記(5) 60年代の国産名車1

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トヨタ博物館訪問記(5) 60年代の国産名車1

2019年02月15日 00時02分00秒 | 行楽・旅行記3

我が国のモータリゼーション、自動車の大衆化を牽引したご存知スバル360。

写真はスバル 360 K111型(1958年、日本)です。

航空機メーカーであった中島飛行機の技術を活かしたスバル360は軽自動車とは思えない広い室内スペースと快適な乗り心地を実現。

価格は42万円と当時としては高かったものの、まさに国民車として絶大な人気を博しました。

トヨタ パブリカ UP10型(1961年、日本)

トヨタが通商産業省の国民車構想に合わて発表したパブリ力は大衆向け実用車としての極めて合理的なフォーマットで企画、開発されましたが、当時は実用性だけでなく徐々に高級志向も強まっており、残念ながら世間のニーズを掴みきれず、商業的には失敗してしまいました

三菱500 A11型(1961年、日本)

こちらはその国民車構想に対応して新三菱重工(現三菱自動車工業)が発売した三菱500。

このクラスでは格安の39万円で売り出され、ほぼ国民車構想を満たしていたものの、低価格を実現するために内装やアクセサリーをかなり犠牲にしたようです。展示されていたA11型はその中でも性能や装備を向上させたスーパーデラックスグレードで、1961年8月に追加されたモデルだそうです。

過去にラリーニッポン2012に三菱500スーパーデラックスで出場していた俳優の唐沢寿明さんを見ました!

いすゞ  ヒルマンミンクス PH300型(1960年、日本)

1953年(昭和28年)、いすゞはイギリスのルーツ社と技術提供を結び、ヒルマンミンクスの生産を開始。1964年(昭和39年)までの11年間で67,000台が生産されました。

国内ではスポーティな高性能車として人気があったそうです。

ヒルマンミンクスは旧車の中でも管理人的には好きなデザインで、トミカリミテッドヴィンテージモデルも持ってます。

ニッサン セドリック 30型(1960年、日本)

ライセンス生産していたオースチンA50ケンブリッジに変わり、純国産の中型乗用車の開発を目指し、オースチンの技術を取り入れながらも、にエンジンやシャシー、ボディー等全てを新しく設計して誕生した初代30型セドリック。

縦4灯のヘッドランプは当時かなりスタイリッシュだったことと思います。

71馬力で最高速度は130km/hという高速安定性を誇り、広く親しまれた車となりました。

つづく

過去記事<トヨタ博物館訪問記(4) 三輪自動車の世界

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TMS2001限定トミカ 三菱パジェロ

2019年02月14日 05時51分32秒 | 限定トミカ3

本日はミニカーのお話です。

2001年に開催された第35回東京モーターショーで発売された開催記念トミカから、No.6 「三菱 パジェロ」をご紹介。

ベースはNo.30-6 「三菱 パジェロ」(1999-2006年)ですね。1999年に登場した3代目パジェロのモデル化でした。

2ドアのショートボディタイプで、フロントマスクの形状から前期型であることが分かります。

ブラックとシルバーのツートンカラーがお気に入り。デザインも奇をてらったものでなく、東京モーターショーのロゴとマークがボンネットとサイドにシンプルに描かれてます。

ちょっと分かりにくいけど、ナンパープレートにはPAJEROの刻印が入ってます。

実はこの2001年の東京モーターショーから、トミーは世界で一番小さな自動車メーカー「トミカドリームモータース」というバーチャルカンパニーを立ち上げて出展しています。

当時は今みたいに開催記念トミカがソッコー完売するようなことは無かったんでしょうね。。。

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